
キラキラ透明感であか抜ける!クリア素材花器を使った「装花」実例集
結婚式の装花に“クリア素材”の花器を取り入れるのがブーム!キラッと輝く透明感は、華やかさと今っぽさの両立を叶えてくれます。小ぶりな小瓶や大ぶりな円柱型など、バリエーション豊かな装花の実例とともに、人気フローリストの新井りえさんによるワンポイントアドバイスをご紹介します。
[Style1]@高砂席
高砂席の装花にクリア素材の小瓶を取り入れ、抜け感を演出。テーマカラーであるピンク、オレンジ、白の花を使用し、可愛くて優しい雰囲気に。ぴょんぴょんと動きのある生け方がお花畑のよう♪
どのようにオーダーした?

小瓶のお花やキャンドルで高砂席のテーブルを埋めてほしいとリクエスト。言葉だけでは伝わらないと思い、イメージ写真を印刷して持参しました。(kana.@wedding_0609さん)

【fromフローリスト・新井さん】
ぴょんぴょんと飛び出す花やキャンドルの組み合わせがトレンド感満点!
装花DATA
主な花材:カラー、ガーベラ、アンスリウムなど
装花の費用:高砂席 約8万円
挙式月:6月
[Style2]@高砂席&ゲスト卓
大きな窓に囲まれた会場に高砂席を配置。つぼ型や四角いガラス花瓶に生けられたカラフルな花々がカジュアルな抜け感を出しつつ、しっかり華やかな印象を与えてくれます。ゲスト卓との一体感も◎。
どのようにオーダーした?

春の結婚式に似合うパステルカラーの花がメイン。お色直しの和装にもなじむようにクリアの花瓶と白い陶器の花瓶をミックスして取り入れてもらいました。(saoringoさん)

【fromフローリスト・新井さん】
高砂席の奥に向かって高さのある花を配置し、より華やかに仕上がっています。
装花DATA
主な花材:サクラ、スプレデルフィニウム、カラー、アンスリウムなど
装花の費用:高砂席 約15万円、ゲスト卓 丸テーブル約1万円・流しテーブル約4万円(各1卓あたり)
挙式月:3月
[Style3]@高砂席&ゲスト卓
披露宴会場は淡色から濃色までのピンク、ブルーでコーディネート。装花にはグリーンの花材を使用しない分、クリア素材の花器からのぞくグリーンの茎をアクセントカラーに取り入れて抜け感を演出。
どのようにオーダーした?

洋館スタイルの会場のクラシカルな木目調の椅子などに映える装花を目指しました。テーマカラーのピンクやブルーの花、キャンドルがポイントです。(ぴょんさん)

【fromフローリスト・新井さん】
流しテーブルに小ぶりな花器を2~3個ずつセットにして配置、キャンドルがバランスよくおしゃれ。高砂席は高さのある花でも、クリア素材の花器なので圧迫感がありません。
装花DATA
主な花材:ダリア、ガーベラ、バラ、アリウム、アンスリウムなど
装花の費用:高砂席 約15万円、ゲスト卓 約15万円
挙式月:5月
[Style4]@高砂席&ゲスト卓
スタイリッシュなハイチェアを使った高砂席。カラーやスイートピーなどの装花は、脚付きの花瓶や布を組み合わせて特別感を演出。スモーキーカラーの小物が大人っぽくロマンチックな雰囲気を後押し。
どのようにオーダーした?

クリア素材の花器は花びらの色が映えるところがいい。ゴチャゴチャしすぎないようにお花のボリュームは抑え、小物で高低差をつけて華やかに仕上げてもらいました。(chiiさん)

【fromフローリスト・新井さん】
小物選びやメリハリのある花の取り入れ方がおしゃれ!高低差のある配置で写真映えもばっちりです。
装花DATA
主な花材:カラー、スイートピー、アンスリウム、オンシジュームなど
装花の費用:高砂席 約14万円
挙式月:3月
[Style5]@高砂席
可愛い雰囲気になりすぎないようにするため、花材も花器も大ぶりなものをセレクト。クリア素材の花器にすることでカジュアルな抜け感を出しつつ、花の魅力を一層引き出しています。
どのようにオーダーした?

フワフワな花材を選びつつ会場の雰囲気に似合うよう甘すぎないデザインに。冬の結婚式だったので「雪が降っているみたいに」とオーダーしました。(chihiroさん)

【fromフローリスト・新井さん】
高砂ソファの足元やサイドに飾る際、クリア素材の花器なら背景にすんなり溶け込んでくれます。
装花DATA
主な花材:コチョウラン、アンスリウム、ラナンキュラス、カスミソウなど
装花の費用:高砂席 約35万円
挙式月:12月
[Style6]@高砂席&ゲスト卓
“森の中のウエディング”をテーマにしたグリーンが主役の装花。透明感のあるガラス製の花器を使用することで、茎や枝まで見えるのでより自然な雰囲気を演出できる。シンプルな小物選びでスタイリッシュに。
どのようにオーダーした?

ガラスやストーン、ダークウッドなど、落ち着いた小物を選んで大人っぽくしたいとオーダーしました。花材はプロの意見を聞きながらイメージがぶれないようにセレクト。(umiさん)

【fromフローリスト・新井さん】
複数のサイドテーブルを配置した立体感のある装花が華やか。大ぶりの枝ものを設置し、メリハリをつけているのもポイント。
装花DATA
主な花材:アンスリウム、アセビ、モカラ、ユーカリなど
装花の費用:高砂席 約8万円
挙式月:10月
[Style7]@高砂席&ゲスト卓
クリア、ピンク、ブルーなど、カラフルなクリア素材の小瓶、マットカラーの陶器をたくさん並べた華やかな高砂席。ゲスト卓にも高砂席と同じデザインの花器を取り入れて会場の統一感をアップ。
どのようにオーダーした?

あえて異なるフォルムや高さの花器をランダムに取り入れて華やかにしたいとオーダーしました。花器や布など、装花に使用した小物は会場提携のフローリストさんが用意してくれました。(ryokoさん)

【fromフローリスト・新井さん】
小ぶりなクリア素材の花器を使うことでにぎやかな雰囲気に仕上がります。カラフルな色合いやぴょんぴょんとした動きのある花材も相性◎。
装花DATA
主な花材:カラー、ガーベラ、アンスリウムなど
装花の費用:約20万円
挙式月:4月
[Style8]@高砂席
クリア素材の花器に、愛らしい淡色の花を飾ってロマンチックな高砂席に。ソファの横のサイドテーブルやアーチは、パステルピンクの布を組み合わせることで華やかさも倍増。大人可愛い世界観を表現しています。
どのようにオーダーした?

大人可愛くて多幸感のある高砂席を目指しました。花の色はピンク、オレンジ、パープルを中心に使用。グリーンは少なめにしたこともポイントです。(mitoさん)

【fromフローリスト・新井さん】
クリア素材の花器に、布やアーチの小物を組み合わせることで目を引くコーディネートになっています。写真映えもばっちり。
装花DATA
主な花材:チューリップ、カーネーション、ダリア、アンスリウムなど
装花の費用:高砂席 約20万円
挙式月:3月
From 編集部
クリア素材の花器は幅広いテイストに対応!
クリア素材の花器を使った装花では、高砂席はチェアやソファ、ゲスト卓は流しテーブルが目立ちました。大小の花器や台座を組み合わせて“見せ場”をつくるのが華やかさを出すポイント。色味がなくシンプルなぶん、ナチュラルからモダンなスタイルまで、幅広いテイストに対応できるので、コーディネートの参考にしてみてください。

新井りえさん RaQue ディレクター・フローリスト
東京・目黒にアトリエスタイルのフラワーショップ「RaQue」を立ち上げる。個性豊かな花材を取り入れたセンスあふれるアレンジメントが人気を集め、一般の方の結婚式をはじめ、ブライダルやアパレルの広告、イベント装花などで活躍中。
構成・文/岸田雅子 D/mashroom design
※費用に関しては、ご本人のお話に基づいて編集しており、時期や内容によって変わることがあります
※掲載されている情報は2025年3月時点のものです
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