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[ホテル・ゲストハウス・レストラン]”理想の会場に出合うまで”体験談

「結婚式どうしようかな?」と考えている皆さん。先輩花嫁たちがどのようにして会場を決めたか、気になりませんか?今回は最終的に「ホテル」「ゲストハウス」「レストラン」を選んだ3組が登場。それぞれが最初に抱いた結婚式のイメージから情報収集、会場見学と進んでいく過程で思ったこと、悩んだこと、決断したことを語ってくれました。

[Episode1]理想の会場は
あえて避けていたホテルだった

友紀子さん夫婦/7軒のゲストハウス・専門式場・ホテルを見学

ふたりのスタートライン

新郎新婦

ふたりとも食べることは好きでしたが、「結婚式の料理って変わり映えしないし、長いスピーチを聞くのも退屈…」。そんな固定観念があり、結婚式に対して前向きではなかったのですが、「憧れ」はありました。(友紀子さん)

最初の会場選びの条件はただ1つ。披露宴会場とキッチンが近いこと

キッチンと披露宴会場が近いところが理想的と思う新郎新婦

「もし結婚式をするなら、親しい人だけ招こう。ゲスト数は職場の親しい人や友人含めて30~40人。会場タイプは問わないけれど、料理の温度とおいしさにはこだわりたい!」と思っていた。
会場の条件は「披露宴会場とキッチンが近くて、出来たての熱々な料理をサーブできるところ」。

情報収集をして他の条件や好みの会場の雰囲気、やりたいことが浮かんできた

結婚式の情報を集めて思ったことは

・料理はもちろん、立地やアクセスの良さ、コストパフォーマンスの良さも重要
・木の緑や空の青などが映えるナチュラルな会場に魅力を感じる
・やりたいのは折り鶴シャワー、鏡開き、装花の代わりに地元・広島産のレモンを飾る

ジャンルを問わずさまざまな会場を見て検討しようと思い、気になった会場を端から見ることにした。

1~6軒目は決め手に欠けたが、「会場選びで重視すべきこと」がはっきり

今時の結婚式は自由であることを知って感激した新郎新婦

●1軒目のゲストハウス
「今どきの料理は実家で採れた野菜を使ってくれたり、ローカルフードをプラスできたりして自由なんだ!」と気付き、「婚礼料理はどこも同じ」という固定観念が覆されてがぜん式を挙げる気になった。

●2~6軒目の専門式場
駅から徒歩圏内でも実際は坂道がきつくて断念したり、「ペット同伴可」に一瞬惹かれたが、「蛇はダメ」で諦めたり…。

いずれの会場も決め手に欠けたが、見学を重ねるうち以下のことを重視していると気付いた。

・自分たちの衣裳はお金をかけなくて良い
・広くて豪華な会場でなくても良い 
・ゲストのアクセス良好は必須
・料理に地元食材を使える 
・やりたい演出の持ち込み料がなるべくかからない

7軒目ですべての条件をクリアし、スタッフも費用も◎の会場に出合えた

7軒目のホテルに決定

●7軒目のホテル
実は「ホテルはキッチンが遠い」という先入観があり、6軒目まであえてホテルを避けていた。でも、このホテルは披露宴会場内にキッチンがあって、出来たての料理を提供できる!

以下の点も決め手となってこのホテルに決定。

・アクセスも理想的
・遠方ゲストが多く、宿泊もできる
・見積りはゲスト宿泊を入れても他式場の初期見積りと同程度でコスパが良い
・やりたい演出や持ち込みたい物をOKしてくれた上、持ち込み料を減額してくれた
・見学後の数々のメールにも丁寧・迅速に対応してくれて信頼感を持った

【式当日】ふたりのやりたいこと、好きなものを詰め込んだ結婚式に

人前式で、プロポーズをしてもらった
ふたりにゆかりのある地のぬいぐるみをブーケの代わりに持つ花嫁
料理

リングピローもブーケも挙式後にトスした物も魚のぬいぐるみ。装花は広島レモンと柿にグリーンをプラス。挙式中、プロジェクションマッピングで両家の親に感謝を示すなど、自分たちの好きな物、やりたいことを詰め込んだ。こだわりの料理は、最高の物を最高の状態で食べてもらいたくてコースをランクアップ。

[写真1枚目]挙式では新郎に赤バラを差し出してプロポーズしてもらうなど、オリジナリティーあふれる人前式にした

[写真2枚目]ふたりが学生時代を過ごした高知の水族館は思い入れのある場所。そこのブリとサバのぬいぐるみをブーケの代わりに手に持った

[写真3枚目]オードブルは和テイスト。瀬戸内産のタイ、広島牛など地元の高級食材を取り入れた和洋折衷のコースが大好評

「理想の会場選び」アドバイス

先入観を捨ててタイプが違う会場も見てみて
花嫁

先入観なく、いろいろなタイプの会場を見学することで、思いも寄らない自分のニーズに合った会場と出合える確率がUPすると思います。私たちの場合、最初の2軒はふたりで行きましたが、3軒目からは私1人で見学。そして、ここぞと思った7軒目だけ改めて彼と行きました。おかげで最初から契約を強く勧められることもなく、安心して検討できました。(友紀子さん)

[Episode2]最初に思った本命式場より
良いゲストハウスがあった

あやかさん夫婦/本命を最後にして、ゲストハウスと専門式場4軒を見学

ふたりのスタートライン

新婦

私は何度も友人の結婚式に参列した経験から、「結婚式はお金がかかる」というイメージを持っていました。彼は結婚式に参列したことがなくて式のイメージが湧かず、関心がなかったんです。(あやかさん)

結婚式を挙げるかどうか迷っていたが、『ゼクシィ』を見たら心境が変化

もし結婚式をするなら、親の援助を受けず、自力で挙げたい。新生活にもお金がかかるところで、貯蓄を削ってでも式を挙げるべきかどうか迷っていた。

その一方で婚約してふたりとも気分が高揚。「結婚決まったら『ゼクシィ』でしょ!」「買ってみる?」とコンビニで目にした『ゼクシィ』を購入。ペラペラめくっているうち、「式場に行ってみるのもありだね」と心境が変化した。

情報収集をして「駅近で海が見えて非日常が味わえる」を会場選びの条件に

海の眺めがよいゲストハウスと式場を会場の候補に

本格的に情報収集をしているうち、結婚式のイメージや会場の条件、やりたいことも固まってきた。

この時点でのふたりの希望は

・ゲストは30人くらい
・ゲストとの距離が近い結婚式にしたい
・駅近で海も見えて非日常が味わえるところがいい
・ふたりで大階段を歩きたい

「自分たちにとってもゲストにとっても特別なシーンにしたい」という思いも生まれ、結婚式に特化していて他のゲストに鉢合わせしないゲストハウスと専門式場の中から4軒のフェアを予約。本命の会場を最後にした。

3軒見た中では会場の雰囲気もスタッフも好印象だった2軒目が気に入った

1軒目から3軒目のうち、2軒目のゲストハウスに好印象

●1軒目のゲストハウス
新郎新婦の気分になってブーケを持ち、ふたりの好きな曲をBGMにガーデンから入場する体験ができて、「結婚式がしたい!」とスイッチが入った。ところが希望日が埋まっていて断念。

●2軒目のゲストハウス
海が見え、全体に非日常感があって1軒目よりも雰囲気が好き。予算内でできることを提案してくれたり、後から増額しないように最初から衣裳代を高めにするなど、現実的な見積りを出してくれたのも良かった。他会場を尊重しつつ提案するスタッフの姿勢も魅力的に見えて好印象。

●3軒目のゲストハウス
料理が評判だったのに試食がなく、良さが分からなかった。

ブライダルフェアに参加しているうち、だんだん「予算内はマスト。予算内でどれだけやりたいことができるかが重要」と思うように。

本命だった4軒目は眺めがイマイチ。他の要素も比較して、2軒目に決定

4軒目の本命会場は眺めがイマイチで、2軒目に決定

●4軒目の専門式場
チャペルが印象的で一番気になっていた本命会場。他の会場と比較できるように見学を最後にした。

比較してみると

・チャペル……2軒目の方が好み
・眺め……4軒目も海は見えるが、眺めはイマイチ
・見積り……2軒目が一番リーズナブルで、後々オプションや演出を加えやすい(実際、後日衣裳をランクアップ、前撮り衣裳を追加、バルーンリリースを追加)
・スタッフの対応・アクセス……2軒目に軍配

2軒目は1日2組で、他の結婚式と時間帯が重ならないことも決め手に!

【式当日】天候も良く、すがすがしい景色に包まれてイメージ通りの式を実現

挙式後、階段を下りながらフラワーシャワー
リゾート風の会場
披露宴会場にも階段があって、披露宴冒頭は階段から入場

当日は天候にも恵まれ、会場の雰囲気と相まってリゾート気分たっぷり。念願だった「階段を下りる」は2度できた。

[写真1枚目]挙式後は眼下に瀬戸内海が広がる大階段を下りながらフラワーシャワー

[写真2枚目]白一色で統一された館内にはヤシの木。水の流れを感じる爽やかな空間もあり、招待した34人のゲストにも非日常をたっぷり味わってもらえた

[写真3枚目]披露宴冒頭の新郎新婦入場はバンケットルーム内の階段から

「理想の会場選び」アドバイス

結婚式のイメージを話し合ってから見学へ
花嫁

見学前に「どんな結婚式にしたいか」をふたりでなんとなくでも話しておくといいと思います。「それが叶う式場かどうか」「より良い提案をしてくれるスタッフがいるかどうかか」を見極める助けになります!(あやかさん)

[Episode3]程よい広さで料理が売りの
レストランの方がしっくり

美穂さん夫婦/ブライダルフェスタで情報収集してから3会場を見学

ふたりのスタートライン

新婦

最初はフォトウエディングにしようと思っていたのですが、同僚から式場を見に行って即決した話を聞き…。その同僚は親族婚、後輩は親族+親友のみの少人数婚で、「そういう式だったら、やってもいいかな」と興味が湧き始めました。(美穂さん)

結婚式のことは分からないけれど、まずはブライダルフェスタに行くことに

ある日、いろいろな会場の話が1日で聞けるブライダルフェスタのポスターを見かけた。フォトウエディングのコーナーもあると分かって彼を誘うことに。もし結婚式に興味を持ったら、会場のブースも回ることにしたが、この段階で会場に関する下調べは一切なし。やるとしたらホテルで10~20人くらいかな?と思っていた。

5つのブースで話を聞き、興味を持った2つの会場のブライダルフェアを予約

つのブースで話を聞き、興味を持った2つの会場のブライダルフェアを予約

フェスタに行ったら、たくさんのブースがあって就活時の合同説明会みたい(笑)。ドレスを着ての撮影会など幅広く出展されていて、式への関心が一気に高まり、会場のブースに入ってみた。

●1つ目のホテル
豪華で夜景もきれいでいいけれど、職場に近すぎて非日常感がなく断念

●2つ目のホテル
華やかで可愛いお城のよう。もう少し話を聞きたくてブライダルフェアの予約を入れる

●3つ目のゲストハウス
地元で人気だけど、少人数に対応していなくて断念

このあたりで、「ホテルは格式があってしっかりしている」「ゲストハウスは今風で自由度が高い」と気付く。

●4つ目のレストラン
少人数婚ができると聞き、フェアの予約を入れる

●5つ目
フリープランナーのブースだったが、ちょっと違うかもと感じた

この他、フォトウエディングと食事会ができるホテルのフェアの予約も入れ、3軒を見ることに。

1軒目のホテルは一番狭い披露宴会場でも広く感じて違和感

ホテルを見学に行ったが、広すぎるという印象

●1軒目のホテル
実物もキラキラしていてとっても素敵。アクセスも良く、大手ホテルという安心感もあった。想定内の見積りも◎。ただ、一番狭い部屋でも収容人数60人。思っていたよりも広く、ゆったりテーブルを配置してもスペースが余りそう。

この時点で明確にやりたいことがあったわけではないが、少人数婚の魅力と感じていた「ゲストとの距離の近さ」とは懸け離れる?「大事な人たちと一体感を感じながら時間を共有する」というイメージとも違い、ここでは私たちが求めている結婚式ができないかもしれないと思った。

理想的な広さと今まで食べたことがない料理にほれ込んだレストランに決定

広さも料理も挙式会場も申し分がなかった2軒目のレストランに決定

●2軒目のレストラン
広さもちょうどいいし、料理も挙式会場も魅力的だった。具体的には…

・披露宴会場……20~30人向けで、角卓をバランス良く配置。広さもレイアウトの自由度も◎

・料理……ゲストが前菜から肉料理まで自由に選べるプリフィックスコースで、食材の希望も聞いてくれる。結婚式では珍しいパスタ・リゾットなどイタリアン要素が入ったメニューもあり、オリジナリティーがある。試食したら「こんなにおいしい料理は初めて!」「この料理をみんなで食べたい!」と思った

・挙式場所……本物のプロテスタント教会。街並みを一望できるロケーションも素晴らしい

2つの会場を見比べて「求めていたのは“華やかさ”ではなく、“温かさ”。ゲストと一緒に食事をして一緒に笑って過ごす結婚式がいい。その理想にぴったりの会場がここ。この会場に出合えたことが幸せ!」と思った 。

●3軒目のホテル
2軒目には及ばず、2軒目に決定。

【式当日】装飾や料理には結婚式のテーマの一つ「北海道らしさ」を表現

エントランスの雪だるまとおそろいのケーキトップをのせたウエディングケーキ
ゲストとの距離が近い結婚式を実現
魚や肉料理は2種類から選べるプリフィックス

ゲストとの距離がない結婚式にするため、堅苦しいスピーチはなし。新郎新婦も各卓でゲストとの会話を楽しみながら料理を完食した。料理が素晴らしかったこともあって、結婚式が幸せな思い出に。

[写真1枚目]エントランスの雪だるまとケーキトップはお揃い。12月挙式だったので、冬ならではの北海道の良さを感じる演出を随所に取り入れた

[写真2枚目]新郎新婦が座るメイン卓を中心に4~6人掛けのテーブルを6卓配置

[写真3枚目]魚料理は羅臼産のキンキのポワレか、蝦夷アワビとアンコウのフリット・ウニソース。プリフィックスの料理には北海道の食材を存分に使ってもらった

「理想の会場選び」アドバイス

さくっと見られるブライダルフェスタを活用!
花嫁

結婚式をするかどうか迷っていて「各会場のブライダルフェアはハードルが高い」と思っている人に複数の会場が一気に見られるブライダルフェスタはおすすめ。さくっと参加でき、結婚式に乗り気でない彼も連れ出しやすいです。無知だった私たちはここで情報収集ができ、収穫の多い1日に。フェスタ参加がきっかけで式を挙げることに決まりました。(美穂さん)

From 編集部

最初は「ノーアイデア」でも大丈夫。少しずつ理想の会場に近づいていきます

今回の3組は皆「結婚式をしようか迷う」という状態からスタート。情報収集や会場見学の過程でだんだん結婚式のイメージが固まり、最後は理想の会場に出合えています。そのためには「自分たちにとって重要な会場選びの条件」をはっきりさせ、納得いくまで見極めることが大事。あなたも素敵な会場に出合えますように。

構成・文/渡邊博美 イラスト/タテノカズヒロ
※掲載されている情報は2025年3月時点のものです

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