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前撮り写真が”映える”! フォトグラファー直伝・裏ワザ集

前撮り写真が”映える”! フォトグラファー直伝・裏ワザ集

前撮りフォトには、「ポーズがぎこちない」「思ったより太って見える…?」なんて悩みも実は付きもの。そこでプロのフォトグラファー直伝“映え確定”の裏ワザを大公開! ポーズ一つで写真の印象が変わる理由や、自然に見える手や体の動かし方、さらにはスタイルアップして見えるコツまで、実例と共に徹底解説します。あなたの前撮りをワンランクアップさせて。

今回教えてくれるのは

フォトグラファー 原田 航太朗(はらだ こうたろう)さん
原田航太朗(はらだ こうたろう)さん

前撮り・ウエディングフォトを中心に、“自然体なのに映える”写真を生み出すスタイルが人気。光や風、ロケーションを生かしたドラマチックな表現を得意とし、新郎新婦の魅力を引き出すポージング提案にも定評がある。独自に考案した前撮りポーズがSNSで話題となり、インスタグラムでは数万「いいね」を記録したことも。

ウエディングの前撮りは、ほんの少しの工夫で写真の雰囲気が大きく変わるもの。何げないポーズでも、意識するだけでグッとこなれた印象に!ここでは、仕上がりをワンランクアップさせる4つのポイントを紹介します。

写真を撮るとき、真正面からガチっと立つと、どうしても硬い印象になりがち。そんなときは、ほんの少し肩を前に入れてみて。そうすると体のラインに自然な奥行きが生まれ、柔らかでしなやかな雰囲気に。全身で撮影する際は、ドレスのシルエットも美しく見えて、一気に洗練された印象に仕上がります。

一般的に、新郎新婦は横並びで立つことが多いですが、あえて花嫁が一歩後ろに立つと、写真に奥行きが生まれてドラマチック!ふたりの関係性がより引き立ち、特別な一枚になります。

写真を撮るとき、ついカメラ目線になりがちですが、ふたりとも目線を外して少し遠くを見つめることで、ナチュラルな雰囲気が生まれてスタイリッシュなカットに仕上がります。また自然の中での撮影では、風景と溶け込むようなアートな印象に。

きちんとポーズを決めるのも素敵だけど、おすすめなのが“何気なく立つ”こと。新郎新婦それぞれリラックスした姿勢でいると、ふたりらしい空気感が伝わります。例えば、新郎が衣裳を直したり、花嫁が裾を軽くつまむだけでも、ぐっと自然な雰囲気に!いつものふたりらしさを大切にすることが、最高の一枚を生む秘訣(ひけつ)なんです。

写真提供(すべて)/原田航太朗

1.「顔の角度と位置」でスタイルアップ見え!

POINT:彼の肩を“台”にして、角度をつける
顔を真正面に向けると、平面的に見えてしまいがち。少し角度をつけることで、立体感が生まれスッキリした印象に。ほんの少し傾けるだけでも、輪郭がシャープに見えるので試してみて。

2.「腕の組み方」でスタイルアップ見え!

POINT:新郎の奥に腕を入れて“細見え”を狙う
腕を体の前に出すと太く見えがち…。そこで、新郎の奥に腕を“隠す”ように入れ込むことで、よりスッキリした印象に。

3.「寄り添い方」でスタイルアップ見え!

POINT:彼の後ろに“体のライン”をうまく入れ込む
正面を向くと、横幅が広がって見えがち。そんなときは彼の後ろに少し体を入れ込むことで、スタイルアップが狙えます。

4.「肩の入れ方と位置」で小顔見せ

POINT:肩に顔を寄せると、華奢&小顔見え効果◎
特に花嫁のソロショットでは、片方の肩を少し前に出しながら顔を寄せると、首が長く見えて小顔効果!

写真提供(すべて)/原田航太朗

前撮りで押さえておきたい「定番ポーズ」も、角度や動きなどちょっとした調整で、雰囲気はガラリと変化。「ちょっとしたコツ」を取り入れて、定番ポーズを一気に格上げして!

新郎が新婦を抱き上げる抱っこポーズは、簡単そうに見えて実はバランスが重要!何も考えずにやるとぎこちなくなったり、素敵に見えなくなることもあるから、ポイントを参考にふたりの息を合わせて臨もう。

あか抜けPOINT
1.振り向く側の足に重心をのせ、反対側の足はひざを少し中に入れる
2.カメラ側の肩を少し下げ、顔は振り向きすぎないよう意識

前撮りの定番、振り向きポーズをあか抜けた印象に仕上げる鍵は、姿勢のバランス。ポイントを押さえれば、自然で美しい振り向き姿が完成!

写真提供(すべて)/原田航太朗

SNSでバズった話題のポーズ。見た目は普通の抱っこなのに、片手で花嫁を持ち上げているように見えるキャッチーさがポイント!

・定番のお姫様抱っこより、ナチュラルで今っぽい
・シンプルだけど、写真で見たときのインパクトが抜群!新郎がかっこよく見える!
・私服でもOK!カジュアルフォトにも取り入れやすい!

コツ:
□“腕の力”じゃなくて“足の位置”がポイント。持ち上げる前に新婦の裏ももと、新郎の前ももを密着させておくと、力を入れなくてもスムーズに持ち上がる
□お互いの足が離れていると、腕だけで支えることになり、バランスが崩れるので注意

食べ物を取り入れたウェディングフォトは、ポップでカジュアルな雰囲気を演出できる大人気のスタイル。ドーナツやハンバーガー、ポテトなどのファストフードを小道具にするだけで、楽しくおしゃれな一枚に仕上がります。

・カジュアル&ユーモラスだから、かしこまりすぎず、自然体な写真に
・ドーナツの丸い形やカラフルな色がアクセントになるので、アイテムとして映える
・食べる瞬間の笑顔が引き出せて、リラックスした表情に

コツ:
□基本は自然体でOK!普通に食べているだけで可愛く、自然な表情が残せます。
□ドーナツだったら穴から目をのぞかせたり、ポテトを顔周りに添えるだけで、ユーモラスな雰囲気に

新郎がシンプルに立っているだけのポーズなので、写真が苦手な新郎でもOK。花嫁は新郎の背中に寄り添うようにポーズを取ることで、全体のラインがシャープに見えてスタイルアップ効果も!

・自然でリラックスした雰囲気をつくれる
・新郎の背中だけでも十分に魅力的な写真に

コツ:
□新郎は特別なポーズを取る必要はありませんが、手をポケットに入れるなどするとさらにリラックス感がアップ
□花嫁は、背中に寄りかかることで、体のラインがシャープ見え。少しだけ体を斜めにすると、肩のラインがより美しく

普通じゃない、ちょっと不思議でキャッチーなポーズ!ふたりの顔がぴったりくっついているのに、体はそれぞれ別の方向へ曲がる…この“アンバランス感”が可愛さのポイント。

・普通のツーショットじゃない違和感がキュート
・シンプルな背景でも絵になる
・遊び心たっぷりで、カジュアルにもフォーマルにもハマる
・街フォトやフリースタイルの撮影にもぴったり

コツ:
□顔と顔は“ギュッ”と密着。中途半端な距離はNG!思いきってピタッとくっつけよう
□腰から大胆に“くねっ”と曲げると、よりキュート見え
□ふんわりほほ笑むとナチュラルな雰囲気に、にっこり笑うとポップで楽しい印象に
□新郎は下のポジションにするとバランスが取りやすく、花嫁のヘアセットが崩れにくい

・動きが少ないシンプルなポーズながらも、つながりを強調できるビジュアル
・上からのアングルで撮影することで、顔が寄り添っているふたりの存在感が際立ち、インパクト大!

コツ:
□座ってポーズを取ることで、体の重心が安定し、ぐっと顔が近づけやすい
□顔を少しだけ内側に向け、角度をつけることで立体感がアップ。顎のラインが引き締まり、しわなども目立ちにくい
□目を閉じるなど、愛情を感じる表情をつくるとさらに魅力的に

写真提供(すべて)/原田航太朗

From 編集部

簡単な裏ワザを使って前撮りをグレードアップさせて

今回ご紹介したプロ直伝のコツさえ取り入れれば、前撮り写真のクオリティーはぐっとアップ。ほんの少しの工夫でポーズや表情、動きが自然に見え、スタイルまで美しく変化します。ただし一番大切なのは、リラックスしてふたりらしさを表現すること。ぜひ撮影自体も楽しんで、後悔のない前撮り写真を残してくださいね。

構成・文/滝 紀子 D/mashroom design
※掲載されている情報は2025年2月時点のものです

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