
【前撮り】結婚報告から式当日まで使えた!「撮ってよかった」ショット9

特別な瞬間を残す前撮り写真。撮り忘れや後悔は絶対に避けたいもの。実は、前撮りは「使うシーン」から逆算して計画するのが成功のひけつ。今回は、人気3大アイテム別に「撮ってよかった!」と絶賛されたショットを徹底調査。先輩カップルの実例を参考に、最高のカットを残して。
結婚報告は「誰に」報告するのかを意識
結婚報告用の写真は伝えたい相手が誰なのか?を大事にするのがポイント! 親族には温かみのある写真、友人にはオシャレで楽しい写真など、相手を思い浮かべることで写真の仕上がりもぐっと特別なものに。
相手を知らない人も安心!顔がはっきりわかるショット
結婚報告のタイミングでは、相手の顔を知らない人も多いもの。そんなときは、顔がはっきりとわかるショットを選ぶのがおすすめ。初めて見る人に親近感を与えられるだけでなく、安心感もプラス。お互いの魅力がしっかり伝わる写真で、より温かい祝福を受けられるはず。
POINT

お互いの友人が顔を知らないことを考え、ふたりの顔がはっきりわかる正面の写真をセレクト。韓国フォトならではの華やかな花を背景にした写真は、見栄え抜群なので、写真選びの重要なポイントになりました(優奈さん)
親族や目上の方の好感度アップ!フォーマルなショット
結婚報告の写真を、親族や会社の上司など目上の方へ送る場合、相手に与える印象も大切。フォーマルなショットなら丁寧な気持ちがしっかり伝わり、「きちんとしてるね」と好感度アップ間違いなし。
POINT

年上の方から友達まで幅広い層に見られることを考え、落ち着いたポーズの写真をセレクト。特に目上の方の印象を意識して、はしゃぎすぎない写真にしたことで、みんなから褒められました!(マヤさん)
SNS用だからこそ個性全開で!自分の「好き」に振り切ったカット
結婚報告もSNS上なら、個性全開で自分らしいカットにするのがポイント。SNSは気軽に見られる場所だからこそ、他の人とかぶらないオリジナリティーを出すことで、より印象に残りやすくなって◎。自分の好きな場所やポーズを思い切り反映させ、ふたりらしい魅力を伝えて。
POINT

SNS用の報告写真は見るのが友達のみなので、自分の好きなカットをセレクト。海が大好きな私らしい、沖縄の海でウエディングドレスを着てダイブした一枚を選びました(みきぽんさん)
ウエルカムボードは「会場に飾ったイメージ」から逆算
サイズも大きく目立つアイテムだからこそ、会場の雰囲気やテーマに合った写真を選ぶことで、全体のコーディネートが美しくまとまり、洗練された仕上がりに。特に会場装飾や装花、テーブルセッティングとの調和を意識すると、統一感が出て◎。
文字を載せる前提で、すっきりシンプルな背景のショット
ウエルカムボードは大抵、テキストを載せて完成させるもの。背景にいろいろなものがあると文字が目立たず情報が伝わりづらくなるため、すっきりシンプルにすると文字が読みやすく、視覚的に心地よい仕上がりに。
POINT

あまり複雑な背景だと、文字が見えにくかったり、全体のバランスが崩れそうだったので、背景がガヤガヤしすぎていないカットを撮影。実際すっきりとした印象になり、ゲストにもスムーズにメッセージが伝わると思いました(ぱんさん)
結婚式の雰囲気やテーマに合わせたショット
雰囲気やカラーなど、式とのリンク感がある写真を選ぶことで、会場全体のコーディネートが華やかにグレードアップ!ゲストも思わず目を奪われ、記憶に残るウエルカムボードになるはず。
POINT

結婚式の雰囲気がナチュラル系だったので、写真も堅苦しくない自然体のカットをチョイス。ラタンチェアにラフに置いただけで、会場の雰囲気にもぴったりのウエルカムボードに。(wd___kkさん)
式を挙げる時季の季節感を取り入れたショット
写真にシーズナル感を取り入れることで、今日その瞬間だけのスペシャルな雰囲気がプラス。季節に合った色やアイテムを使えば会場全体のコーディネートもまとまり、「これから始まる素敵な一日」を感じられて、ワクワク感もアップ。
POINT

冬婚だったので、季節を感じられるようイルミネーションのカットをセレクト。フォトグラファーさんには、キラキラした背景になるよう、イルミネーションがいっぱいに広がるような構図を依頼したのも正解でした。(千春さん)
プロフィールブックはちょっとした「仕掛け」を仕込んで
挙式と披露宴をつなげたショット
挙式と披露宴を自然につなげるようなカットを選ぶことでストーリー性が生まれ、ゲストの期待感が一気にアップ!披露宴での演出や衣裳のチラ見せを取り入れることで「次にどんな展開が……?」とワクワクできる効果が生まれるのが◎。
POINT

使用写真をあえて加工して少し暗めに仕上げ、当日披露宴で着る衣裳のシルエットや雰囲気だけをチラ見せ。ゲストにどんな衣裳で来るのかな?と楽しみに思ってもらえるよう工夫しました(ゆみさん)
式のテーマカラーを取り入れたショット
ゲストが直接手にするアイテムだからこそ、式のテーマカラーを写真にもしっかり取り入れることで、式の雰囲気が一貫して伝わるのがGOOD。1日を通したウエディングの統一感も強調され、スペシャルな雰囲気が増すのもポイントに。
POINT

プロフィールブックは、グリーンを基調とした装花や会場ディスプレーの雰囲気と合わせて、統一感をつくれたのが◎。特に表紙はテーブル上でも目立つので、ナチュラルなふたりの表情やスタジオの緑も、会場の雰囲気にぴったりのアイテムに。(ナツミさん)
お色直しのヒントをさりげなく見せるショット
ゲストにサプライズ感と期待をお届けできるのが、お色直しの予告編となる写真を使うこと。ちょい見せすることで衣裳チェンジが待ち遠しくなり、会場の盛り上がりも倍増! 特別感が演出できる。
POINT

お色直しで使う予定だったマフラーを前撮りにも取り入れ、予告の意味を込めてプロフィールブックに掲載し、ワクワク感をON。事前に使うカットを決めておくと、撮影当日もスムーズ。(友紀子さん)
注意!先輩花嫁が撮り忘れて後悔したのは??
「こんなカットを撮っておけば…」先輩たちのリアルな声から、後悔しがちな撮り忘れ写真をリサーチ。後悔しないために、今のうちにチェックしておきたい「撮っておくべきショット」をご紹介します。撮り忘れゼロで最高の思い出を残して。
撮り忘れて後悔したショット

【ナチュラルなショット】
表情をつくっている写真が多かったので、いつも通りのふたりがわかるナチュラルなショットがもっとあればよかったです。(智子さん)

【ソロショット】
SNSのアイコンやプロフィールムービーなどに使えるソロショットが、お互い1枚ずつしかなかった…。もっとたくさんのパターン撮ってもらえばよかったです(ゆいさん)

【趣味に関連するショット】
夫婦共通の趣味であるアニメ風のポーズショットを撮り忘れました……(涙)。写真を見た友人たちにこの2人といえばこれ!と思ってもらえるカットになったのにと思うと残念。(みかんさん)

【さまざまなポーズのショット】
プロの撮影はポーズの提案をしてくれるのですが、セルフ撮影だったので、照れくさくてあんまり良いポーズがとれなかったのが残念。もっといろんなポーズで撮ればよかったな~!(彩奈さん)

【左右の向きが違うショット】
ソロショットが同じ向きの写真が多く、受付サイン用に写真を準備した時に、新郎新婦どっちも同じ向きになってしまった……。左右それぞれの向きをもっと意識するべきでした。(あゆかさん)
From 編集部
使うシーンを今から想定し、理想のカットを手に入れよう
単に思い出写真ではなく、しっかり式当日も活躍するのが前撮り写真。今回紹介した「撮ってよかった!」ショットを参考に、シーンやアイテムに合わせた構図で後悔のない撮影を実現して。
取材・文/滝 紀子 D/mashroom design 構成/金子朱里(編集部)
※記事内のコメントは、2024年11月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー77人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2025年1月時点のものです
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