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お金・常識
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結婚式の「予約金・内金・申込金」いつ・いくら払う?キャンセルしたら?

結婚式会場を決定して申し込む際、一般的にはお金が必要になります。予約金や内金などとも呼ばれるこのお金については、どんなものなのかよくわかっていない人も多いのでは?結婚式会場の予約金(内金)について、ウエディング ナビゲーターの清水恩さんにお伺いしました。

正式契約をする際、お金を支払うことが多い

結婚式会場を決めるときには、ブライダルフェアや下見などで会場をチェックしてから、申し込む(予約する)のが一般的。いくつかの会場を比較検討している場合は、その場ですぐに申し込むことは難しいでしょう。

ただ、人気の結婚式会場の場合、比較検討している間に希望の日時の予約が埋まってしまうことも。そのようなことを避けるために、会場によっては仮予約ができることがあります。期間は1週間程度が多く、その間はその会場に他のカップルの予約を入れず、キープしてもらえます。一般的に、仮予約の際にはお金は必要ありませんが、会場によってはお金の支払いが必要なこともあります(下記コラム参照)。

いよいよ会場が決まり、正式に申し込む(予約する)際には、会場と正式に契約することになります。このときに、お金を支払うのが一般的です。

仮予約はあった?なかった?

花会顔写真

<仮予約あり>
仮予約は1週間で、その際は支払いは必要ありませんでした。その後、正式に予約する際に予約金として20万円を払いました。(絢子さん)

花会顔写真

<仮予約あり>
会場を仮予約するときに10万円をクレジットカードで支払いました。仮予約で支払ったお金はそのまま申し込み(正式契約)のお金に充てられました。(ナツコさん)

顔アイコン

<仮予約なし>
私が申し込んだ会場には仮予約システムはありませんでした。予約の際に契約書を交わし、銀行振り込みで20万円の予約金を支払いました。(nanaさん)

仮予約でお金が発生するケースが
増えている

仮予約は基本的にはお金は発生しないものですが、お金が発生するケースが増えています。アンケートによれば、仮予約と正式契約で併せて2回、お金を払ったという人が51%にも上りました。

もし、仮予約の際にお金が必要な場合は、いわゆる仮予約ではなく、正式契約にかなり近い状態といえます。お金を払う際は、仮予約をキャンセルした場合、そのお金がどうなるか、キャンセル期限なども含めてしっかり書面で確認するようにしましょう。

会場によって呼び方が違うので、しっかり確認を

結婚式の予約金とは、正式契約(申し込み)の際に支払うお金のこと。このお金は最終的な支払いに充てられるのが一般的です。内金や申込金などと呼ばれることもあり、会場によって呼び方が違います。

会場側が「○○金」と呼んでいるお金が、何を示しているのか、支払いの際にはきちんと確認するようにしましょう。特に、仮予約の際にお金が発生する場合は混乱しがちなので、念入りに確認してください。なお、正式契約の際に、予約金が発生しない会場もあります。

10万~20万円くらいが一般的

予約金(内金)をいくら支払ったのか聞いたところ、仮予約の際に支払った金額の平均が12万2000円、正式契約の際に支払った金額の平均が16万6000円、正式契約までに支払った総額の平均は15万円という結果になりました。

支払いの金額は10万円や20万円など切りのいい数字がほとんど。仮予約で一定のお金を支払っている場合は、それがそのまま正式契約の際の予約金にスライドされ、正式契約の際には支払いがなかったり、仮予約金にプラスして正式な予約金(内金)としたりするケースが多いようです。

※金額平均値は支払った人の平均値となります。

現金やクレジットカードなどで。会場によって異なる

予約金(内金)は申し込みをした日に現金やクレジットカードで支払うほか、指定日までに銀行振り込みをするなど、支払い方法やタイミングはいくつかあります。支払い方法やタイミングは会場によって異なるので、早めに確認することが大切です。

銀行振り込みの場合は、申し込み日から1週間~10日以内の振り込みとするところが多いようです。また、いつが契約日になるか(申し込み日なのか予約金を払い込んだ日なのか)をしっかり確認しておきます。

予約金(内金)は支払いに充てられる

予約金(内金)は基本的には支払金に充てられます。

一方、新郎新婦側の理由で会場をキャンセルした際には、キャンセルの時期にもよりますが、予約金(内金)は戻ってこないことが多く、さらに予約金(内金)にプラスしてキャンセル料が発生することもあります。当日成約特典を用意している会場が多く、すぐに申し込みたくなりますが、よく考えることが大切です。なお、予約金(内金)はクーリングオフの対象外です。

正式な契約(申し込み)の際に大切なのは、契約内容を書面でしっかり確認することです。キャンセルや日程変更の規定や料金は特に念入りに見てください。また、サービス料の範囲や料率(10%とは限らない)も会場によって異なるので、こちらもしっかり確認を。

予約金、どうなった?

花会顔写真

正式申し込みの際に支払った予約金はデポジットとなり、後から戻ってきました。そこから追加の支払いや宿泊代などが出せてよかったです。(KASUMIさん)

花会顔写真

最初に契約した会場をキャンセルしようとしたのですが、キャンセル料が発生することが判明。別の会場で挙式・披露宴をしたかったので、その会場ではフォトウエディングを行い、キャンセル料を回避しました。(ゆちゃさん)

支払いタイミングは2~3回が一般的

一般的には、正式契約の際に予約金(内金)を支払い、結婚式の1週間~3日前頃までに費用の全額から予約金(内金)を引いた額を支払うところが多いようです。打ち合わせの途中で、「中間金」などの名称で費用の一部を支払う必要がある会場もあります。また、当日、ゲストの着付け代や飲物代などの追加があった場合は、結婚式後に追加分を支払うことになります。

なお、それぞれのタイミングでの支払い方法は、すべて同じとは限りません。例えば、予約金(内金)はカード払いができますが、その後の支払いは銀行振り込みのみなどといった会場もあります。こちらも事前にしっかりと確認しましょう。

From 編集部

契約書はしっかり確認。あいまいな理解で支払わないように

結婚式会場に支払うお金は、契約書をしっかり確認し、どのような場合に戻ってくるのか(あるいは戻ってこないのか)を把握しましょう。その上で、納得して支払うことが大切です。予約金(内金)については、会場側とトラブルになりがちなところでもあるので、慎重に対処したいものです。

顔写真
Profile

清水 恩 ウエディング ナビゲーター

専門式場やプロデュース会社でウエディングプロデュースの経験を積み、2004年に独立。フリーウエディングプランナーの先駆けとして活動を始め、「しっくりと心になじむ結婚式」をモットーに結婚式を幅広くサポートし続けている。結婚式の専門家として、『All About』のオフィシャル・ガイドなどメディアでの執筆や監修も多数。
プリーマ ウェディング
https://prima-wedding.com

構成・文/粂 美奈子 イラスト/moeko
※記事内のコメントは、2024年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー99人が回答したアンケートによるものです
※記事内のデータは、2024年11月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー99人が回答したアンケートと、2024年10月に20~40歳の既婚男女109人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2024年12月時点のものです

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