【結婚指輪選び】20代花嫁の最新事情~相場・人気デザイン・重視ポイント~
今どきの20代花嫁は、どういう結婚指輪を買っているのか、価格や人気デザイン、重視したポイントを大調査。今回は調査結果を、20代前半(20~24歳)と、20代後半(25~29歳)に分けて紹介するので、年齢によって差があるのかなども、ぜひ参考にしてみてください。
【第1章】20代花嫁は結婚指輪にいくらかけてる?
二人分のボリュームゾーンは20万~25万円未満
「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」(※)によると、20代が購入している二人分の結婚指輪の価格帯は、20代前半・後半共に「20万~30万円未満」が最多。
内訳で一番多いのは「20万~25万円未満」で、その次に多いのは「30万~35万円未満」。20万円くらいか30万円くらいと、キリの良い価格を予算として考えているようです。
平均で見ると、20代前半が約28万円、後半が約30万円と、20代後半の方が多いことが分かります。20代後半の約2割が40万円以上の指輪を購入していて、平均金額を引き上げています。
妻だけの指輪の購入価格の内訳では、20代前半・後半共に1位は「10万~12万円未満」、2位が「14万~16万円未満」、3位が「12万~14万円未満」となっていて差はありません。
【第2章】20代花嫁は何を重視して結婚指輪を選んでいる?
見た目や手に似合っているかなどデザインを重視
同じく「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」(※)によると、結婚指輪選びの際に重視したポイントの1位は、20代前半・後半共に「デザイン」で90%以上の支持がありました。やはり、気に入ったデザインの指輪を着けたいという意見が多く、見た目のデザインだけでなく、手に似合うかなども含めて、重視するポイントになっているようです。2位の「価格」についても、20代前半と後半では変わりがありませんが、20代後半の方が、ブランドや品質、素材にもこだわる人が多いようです。
私が重視したのはココ!
【デザインを重視】
普段着けるので自分が気に入るデザインが良かった。(あおりんごさん)
【価格を重視】
一生の買い物ではあるが、高すぎないものが良かったから。(かえるさん)
【ブランドを重視】
ある程度有名で信頼がある国内のブランドにしたかったから。(茶ロンさん)
デザインは「シンプルで流行り廃りのない、ダイヤモンド付き」
前の調査(※)の重視ポイントで、一番重視されていた「デザイン」。ではどういったデザインが支持されているかを細かく見ると、「シンプルで清楚」なデザインが人気でした。毎日着けるものなので、いろいろなTPOに対応できるシンプルなデザインが好まれています。
2位の「流行り廃りのない」デザインというのも、永く着ける結婚指輪だからこそ。そして、最近は婚約指輪との「重ね着け」を重視している花嫁も多いようです。また、シンプルが好きだけど、何も付いてないのは寂しいと思っている花嫁も多く、ダイヤモンドが付いているかも重視するポイントになっています。
5位は、20代前半には「細身である」ことが選ばれています。手が華奢な花嫁も多く、細身の指輪が好まれる傾向があります。20代後半の5位は「プラチナである」こと。前出の「何を重視して選んだ?」でも「リングの素材」を重視する人の割合が20代前半より多いので、やはり20代後半は、素材にこだわる人が多いようです。
私はこんなデザインにしました!
いろんなテイストの服やアクセサリーと合うようにプラチナのシンプルなデザインにしました。手を動かした時にキラキラしている方がテンションが上がるためダイヤモンド付きに。(ぽにさん)
4分の1周にメレダイヤが入っており、シンプルと華やかの両方のテイストが入っているプラチナのウエーブリング。手の形に合っていて指が長く見えたのと、婚約指輪も同じタイミングで購入したので、セットリングにしました。(カナさん)
【第3章】20代花嫁に選ばれている結婚指輪は?
プラチナ素材でダイヤの入った結婚指輪が人気
【選んだ素材】
さらに同じ調査(※)で選ばれている素材を見ると、1位は「プラチナ」(20代前半68%、後半73%)。加工がしやすくデザインも豊富で、時間がたっても変質しにくいので、毎日着ける指輪の素材として多く選ばれています。また、プラチナの上品な白い輝きも人気で、ブライダルリングといえば「プラチナ」と思っている人も多いようです。
【石の種類】
続く石の種類についての調査(※)では、「ダイヤモンドを入れた」が1位(20代前半80%、後半77%)で、何も付いていない結婚指輪より、「ダイヤモンドが入っている結婚指輪」を選ぶ花嫁が多くなっています。シンプルなデザインにさりげなくダイヤが入ったリングにして、手元を少しだけ華やかにしたいという声もよく聞きます。
私が選んだのはこれ!
【選んだ素材:プラチナ】
腐食などに強い素材が普段も心配せずに使えるなと思ったため。(Ikukoさん)
【選んだ素材:ゴールド 】
普段からゴールドのアクセサリーを身に着けるため、重ね着けなどのバランスを考えてゴールドにしました。(Remiさん)
【入れた石:ダイヤモンド】
3石が等間隔で付いています。シンプルが良かったけどダイヤは欲しかったので。(ぱんさん)
20代前半は海外ブランド志向高め。20代後半は国内ブランド志向高め
【ブランドのタイプ】
2024年10月に実施したマクロミル調査によると、国内ブランドと海外ブランドで大きく分けると、20代前半と後半共に国内のジュエリーブランドの割合が多いですが、内訳を細かく見ていくと、20代前半の1位は「海外の有名ブランド(27%)」、2位が「国内のブライダル専門ジュエリーブランド(17%)」となっていて海外の有名ブランド志向が高いことが分かりました。逆に20代後半は、1位が「国内のブライダル専門ジュエリーブランド(27%)」、2位が「海外の有名ブランド(25%)」と順位が逆になっていて、年齢が上がるほど、国内ブランド志向になることが分かりました。
【デザインのペア感】
また同じ調査で、ふたりの結婚指輪のペア感(お揃いにしたか)を聞いたところ、20代前半では約7割、後半では約6割のカップルが、ブランドの出しているペアの結婚指輪を選んでいることが分かりました。結婚指輪はペアにするものだと思っていたという声の他に、ふたりで着けるものなのでお揃いが良いという意見が多数。ブランドだけ揃えたという人からは、ずっと着けるものだから、それぞれ好きなデザインにしたかったという声が。20代後半になると、地金だけ別々にするというカップルも。
私が選んだのはこれ!
【ブランド:海外の有名ブランド】
銀座に路面店がある、誰もが知っている憧れの有名ブランドだった。(かかさん)
【ブランド:国内ブライダル専門ジュエリーブランド】
種類が豊富で接客が良く、アフターサービスが全国どこでも受けられる。(まゆここさん)
【ペア感:ブランドが出しているペアリング】
結婚指輪はペアにするものだと思っていたのと、やっぱり同じにしたかったから。(はるなさん)
【ペア感:ブランドは同じだけど別シリーズ】
同じシリーズだとリングの太さが微妙だったので、似たシリーズにした。(Rinaさん)
From 編集部
20代花嫁には、王道のシンプルなデザインが人気
今回の調査から見えてきた、20代花嫁に選ばれている結婚指輪は、「プラチナ素材のダイヤモンドが入った、シンプルで清楚なデザインのペアリング」でした。20代前半と20代後半には大きな差はなく、永く身に着けるものだから、シンプルでどんな生活スタイルに合うデザインが選ばれていました。
構成・文/富谷瑠美子 イラスト/寺澤ゆりえ D/ロンディーネ
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」(※印)、および2024年10月に過去2年以内に結婚指輪を購入した20代の女性220人が回答したマクロミル調査によるものです。記事内のコメントは、2024年9月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー102人が回答したアンケートおよび、前述のマクロミル調査によるものです
※%表示のデータは、小数点以下を四捨五入しています
※掲載されている情報は2024年11月時点のものです
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