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[全文掲載] 花嫁の手紙vol.43~幼い頃、親を見て感じていたことを伝える~

花嫁が親や家族への思いをつづった手紙を読む「花嫁の手紙」は、結婚式の定番演出。普段言えなかった素直な気持ちを伝えられる良い機会ですが、何をどう書いていいかわからない…なんて悩む花嫁さんもいるのでは?そこで卒花の実例から、あなたが花嫁の手紙を書くためのヒントやコツを見つけてみませんか?

「結婚式で親に感謝を直接伝えたいと思った」

人前で手紙を読むことに少しためらいがあったというRさん。でも、これまで参列した式で友人たちがみんな読んでいたことや、「親に感謝を直接伝えたい」という思いが後押しとなり、結婚式で手紙を読みました。

■2023年5月27日挙式
■招待ゲスト数…52名(家族、親族、職場関係、友人)
■花嫁の手紙を書き始めた時期…約2週間前
■花嫁の手紙を書くのに要した時間…約3時間半(下書き~清書)
■式で花嫁の手紙を読んだ時間…約4分間

Rさんの「花嫁の手紙」

花嫁の手紙を読む新婦
花嫁の手紙前半
花嫁の手紙を聞く新婦親
花嫁の手紙後半

【GOODポイント&感動ポイント】

数々のウエディングで司会という枠にとらわれず、たくさんの花嫁さんの結婚式の演出や「花嫁の手紙」の相談にも乗ってきた優月さんにコメントを頂きました。(優月りなさんInstagram/@ mc_yuzuki_rina)

簡潔でシンプルに感謝の気持ちが伝わってきてGOOD

今回のお手紙は、簡潔に気持ちを凝縮したお手紙だなと思いました。お手紙は長く書こうとしなくても十分に思いを伝えることができます。新たな決意と感謝がストレートに伝わってきました。

【A】の部分では、お父さまの愛情深さ、優しさが伝わり、その姿をしっかり新婦さまが感じながら生きてきたことがわかりました。【B】では、お母さまの明るさ、優しさ、笑顔にたくさんのパワーをもらってきたことが伝わりました。【A】【B】どちらもラストの一文にかわいらしいお願いが書かれており、心が温かくなりました。

【C】では、新郎さまの親御さまへも感謝と未来への憧れの気持ちを伝えられており、両家を大事にしていきたい新婦さまの思いがくみ取れました。(優月さん)

花嫁の手紙「読んでどうだった?」「受け取ってどうだった?」

今回のお手紙を書いたRさんとお手紙を受け取ったお母さまにお話を伺いました。

手紙を読んでどうだった?

読んだことに後悔はありません
新婦

最初はためらう気持ちもありましたが、実際に読んでみて良かったです。日常で感謝を伝える場はほとんどないですし、録画したビデオを見ると、手紙を聞いているときの親の表情が嬉しそうだったので、読んだことに後悔はありません。共働きで大変だったと思うけれど、何不自由なく元気に育ててくれてありがとう、これからも元気でいてね。という思いを込めました。

書く前後で気持ちの変化は?

今まで以上に会える時間を大切にしたいと思うようになりました
花嫁

手紙を書く前は照れくさい気持ちが強かったのですが、下書きを書いている中で、「こんなに大事に育ててもらったのか」と思うと書きながら泣いてしまいました。もともと、両親とは仲が良かったのですが、今まで以上に会える時間を大切にしたいと思いました。

苦労&工夫したポイントは?

書きたい内容をうまく文章にするのが大変でした
花嫁

ゼクシィアプリの先輩花嫁の手紙やネットで手紙の書き方を調べながら書き進めました。苦労したのは、書きたい内容をうまく文章にすることです。そのため、父・母ともに何を最優先で伝えたいのかを箇条書きにし、それぞれ3つずつ絞り込むことでボリュームが偏らないように文章を書いていきました。

後輩花嫁さんにアドバイスを

一生に一度なので後悔しないように伝えてほしいです
花嫁

手紙を書くことで、両親の偉大さを感じることができました。手紙を書いて読むことが照れくさくて苦手だという方も、一生に一度なので後悔しないためにも伝えてほしいです。
エピソード探しに困らないためには、親の好きなことや思い出などささいなことでもいいので箇条書きにしておくのが良いと思います。また、昔の写真を早い時期から見返しておくと、伝えたいいろいろなエピソードが出てくるかもしれませんよ。

お手紙を受け取ったお母さまより

とっても感動しました
花嫁母

普段あまり口にしないことを言葉として伝えてくれてとても感動しました。日頃の思いや、「娘がそんなふうに思ってくれていたんだ」という知らなかったことを聞けてうれしい気持ちと、言葉を詰まらせることなく手紙を読めていた娘を「すごいな」と思いました。

From 編集部

親の姿を見て学んできたことを手紙に書いてみよう

「具体的なエピソードを入れるというよりは、小さな頃から親を見ていて感じたことを手紙に書いた」というRさん。

小さな頃に見ていたお父さまについて、その時のお父さまの行動を自分も大人になって、「どれだけ家族のことを考え行動していたか」と尊敬の気持ちがわいたこと、お母さまからは、「なんとかなるさ!」の言葉にいつも勇気づけられ、つらいときこそ笑顔でいることを自然と学び、「頑張るところ、笑顔でいること、両親それぞれが得意なことを小さい頃から教えてくれた」とのことでした。

子どもの目線から親がどんなふうに見えていたか、それを伝えることで、親御さんは、懐かしさと喜び、そして子の成長の証しを感じられたことでしょう。

監修優月さん
Profile

優月りなさん MC・司会者・ナレーター・ラジオDJ

ウエディング業界歴17年で、関東・関西など幅広いスタイルの結婚式で司会やMCとして活躍。ブライダルモデル育成の経験から花嫁さんへの立ち居振る舞いや音楽、お手紙の相談なども幅広く行っている。司会者育成講師としても10名以上輩出。

構成・文/RIE☆ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2024年9月時点のものです

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