♯ケーキ♯リングピロー …和風にアレンジ！アイテム＆演出実例SNAP

01．和モチーフのプロフィールパンフレットと席札

挙式した由緒ある神社の縁結びの末社をモチーフに、結婚式のコンセプトとロゴを作ったふたり。プロフィールパンフには、そのロゴとふたりらしい前撮り写真、和のモチーフを取り入れつつも、洋風のフォントを選んで和洋ミックスに。

席札も、英字と和柄のタイルシールを組み合わせたデザインで印象を統一。クリップで留めてゲスト卓にセットした。

和テイストにした理由＆こだわり

お式は由緒ある神社での人前式、披露宴は茶寮で行ったので、アイテムを和テイストで揃えたいと思いました。
また、ふたりとも美術系の学校出身で仕事もクリエーティブ系なので、自分たちらしさも出したく、すべてオリジナルで制作したのもこだわりです。（えりなさん）

02．和の色のエスコートカード

和の色紙をカードに貼り付けて、はと目で留めてエスコートカードを作成した。ベースとなる名刺サイズのカードも凹凸加工がされたエンボスカードを使い、ゲストの名前も、真っ黒ではなくグレーでコントラストを弱めて和の印象に寄せたのもポイント。

さりげなく和の要素を取り入れつつ、和ならではの落ち着いたトーンの色合いが窓からの景色やグリーンとも好相性。

和テイストにした理由＆こだわり

披露宴会場は洋の雰囲気でしたが、館内全体に和の要素が取り入れられていたので、エスコートカードに和テイストを取り入れました。

もともとキラキラしたものが好きなので、ゲストは驚きとともに、「オシャレ！かわいい！」とたくさん褒めてくれました。（まいさん）

03．伝統色をテーブルナンバーに

ゲスト卓のテーブル名を日本の伝統色に。筆で塗ったような伝統色の色と共に、伝統色の名前や由来を添えて、ゲストに豆知識として楽しんでもらいたいと思ったそう。

テーブル装花に色を添え、ふたりの好きな和の雰囲気をさりげなく演出した。

和テイストにした理由＆こだわり

お色直しが色打ち掛けだったので、何を着るかわからないゲストへの伏線として和の要素を取り入れました。また、ふたりとも和の雰囲気が好きで、装花にサクラを取り入れていたので、さりげなく和テイストを添えたいと思ったのも理由です。（しおりさん）

04．サクラ柄の金襴素材で

妹作のリングピローは世界遺産でもある神社にふさわしい和のモチーフを優しい色合いで。

サクラ模様が入った金襴（きんらん）生地に、「幸福」という意味のある吉祥結びの組ひもをあしらった正統派デザイン。

和テイストにした理由＆こだわり

世界遺産の神社で神前式を行うこと、サクラの装花を取り入れること、私がピンクが好きなことを考慮して、このデザインにしてくれたようです。

組ひもの結び方一つまで思いが込められていて、とてもうれしかったです。（みっこさん）

05．巻物スタイルの宣誓書

挙式の誓いの言葉を、巻物に書いて読み上げた。せっかくなら面白く！と名字のあいうえお作文形式で家訓として作ったそう。

ふたりともサクラが好きなので、サクラ模様の巻物に。

和テイストにした理由＆こだわり

和装人前式だったので、私たちらしい誓いの言葉にしたくて「家訓！」とふたりで声を合わせて読みました。ゲストからは初めて見た！と珍しがられました。

筆文字に自信がなかったので、ネットのスキル販売サイトで筆耕を依頼しました。（美紀@minori_wdgさん）

06．千代紙の折り鶴シャワー

和モダンな会場を選び、挙式では和装姿で紅差しの儀や誓杯の儀など古式ゆかしい和のセレモニーを行ったsakuraさん。

アフターセレモニーも、ふたりで夜な夜な折った折り鶴を小さなかごにセットし、折り鶴シャワーをゲストに行ってもらった。

和テイストにした理由＆こだわり

和テイストの会場で和装姿での挙式や披露宴を行いました。和のテイストの挙式に参列したことがないゲストばかりだったので、「珍しい」と喜ばれました。（sakuraさん）

07．だるまのウエルカムドール

高崎だるまと、とある工房で作られている姫だるまを、ふたりに見立ててウエルカムドールに。

高崎だるまは事前に片側に目入れをしておき、結婚式当日にゲストの前でもう片側に目入れをしたそう。

和テイストにした理由＆こだわり

テレビでこのだるまのカップルを見たことがきっかけで、取り入れたいと思いました。優しくほほ笑む姫だるまの隣で、高崎だるまもにっこりしているのがお気に入りです。（まどかさん）

08．和装姿を刺しゅうしたウエルカムボード

ふたりの和装前撮りの写真をモチーフにした刺しゅうのウエルカムボードでゲストをお出迎え。

繊細な刺しゅうが引き立つように、受付サインはシンプルに装飾はミニマムにしたのもこだわり。

和テイストにした理由＆こだわり

高校時代の友人が手掛けてくれた刺しゅうだったので、ゲストにしっかり見てもらいたいなと思って、ウエルカムボードとして取り入れました。

「刺しゅう素敵だね！手作り？」と、写真を撮ってくれたゲストが多く、うれしかったです。（@st__wd04さん）

09．扇形の木製受付サイン

和装での結婚式に憧れがあり、会場も和モダンな雰囲気をセレクト。アイテムも細部まで和で統一し、木肌の美しい木製の扇形の受付サインを用意した。

デザインも水引の和テイストとアルファベットを組み合わせた、和洋折衷スタイルに。

和テイストにした理由＆こだわり

あらゆるアイテムを和のテイストで揃えました。受付サインは、彼が勤める宮大工の会社にオーダーしたこだわりのアイテムの一つです。（sakuraさん）

10．だるまのケーキに目入れ

朝ドラで見た正統派の和婚に憧れて、アンティーク着物で結婚式を挙げたえんさん。

料亭での披露宴では、いくつかケーキセレモニーの選択肢がある中でも、ケーキのおいしさも味わいつつ、伝統的な和の儀式にもリンクした、だるまのケーキへの目入れセレモニーを行った。

和テイストにした理由＆こだわり

料亭で用意されているみたらし団子のドロップや子持ちまんじゅうへの入刀、京都らしい和菓子ビュッフェなどさまざまな選択肢がある中で、みんなケーキが食べたいのではないかと思ったのが理由です。

だるまのケーキを初めて見たゲストが多く、「見たことない！」「かわいい！」などとても好評でした。（えんさん）

11．まんじゅうケーキへ箸入れ

伝統的な神社での挙式を行い、料亭での披露宴を行ったえりなさん。何か和婚らしいセレモニーがしたいということで行ったのが、ウエディングケーキではなくまんじゅうへの箸入れのセレモニー。

鮮やかなグリーンに、サクラモチーフをあしらった、目にも美しいまんじゅうは窓からの景色や空間にもマッチ。まんじゅうへの箸入れの儀とファーストバイトは、和婚のハイライトになった。

和テイストにした理由＆こだわり

和婚ならではのセレモニーをやりたいと思っていたところ、プランナーさんから素敵なご提案がありました。和婚らしさと珍しさがゲストに好評で、みんなが私たちの周りに集まって見守ってくれて、披露宴の中でも特に盛り上がりました。（えりなさん）

12．ふたりの和装姿を刺しゅう

刺しゅうのブライダルハンカチの作家が、ふたりの和装姿をイメージして作り上げた一枚。披露宴中はメイン席にセット。

ふたりの姿だけでなく、名前や水引きも表現された和洋ミックスデザインがオリジナリティにあふれて、ゲストからも注目を集めたそう。

和テイストにした理由＆こだわり

和装が大好きということもあり、夫婦の思い出を形に残したかったので、オリジナルのハンカチを作っていただきました。会場の方からゲストの皆さんまで、こんなステキな刺しゅうのハンカチがあるんだね！と珍しがられました。（Konatsu__1031さん）

13．サクラを組ひもで束ねたクラッチ

春の挙式で、結婚式のテーマカラーがピンクだったこともあり、サクラの枝に見立てたブーケをオーダー。

縦のシルエットにリボン代わりの組みひもを合わせた様子が、程よい和テイストに仕上がって、抜け感のある白無垢姿に！

和テイストにした理由＆こだわり

サクラの時期の挙式だったので、白無垢に合わせて和のテイストにしたく、サクラの枝に見立てたブーケをオーダーしました。周囲からも「かわいい！」と好評でした。（ryokoさん）

構成・文／小松ななえ　
※掲載されている情報は2024年８月時点のものです

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