最近の「二次会」余興＆演出、みんな何してるの？～2022-24年婚の実例集～

１．新郎新婦とピンポンで対決

二次会のメインイベントとして、ピンポンのトーナメント戦を開催したAiさん夫妻。ビンゴ大会で景品を贈るのは定番ですが、そこからひとひねり。ビンゴになった人が先着順で新郎新婦と対決するピンポンのトーナメント戦の参加権を得る仕組みとすることで、ビンゴになった人も、見ている人も白熱して盛り上がるのでは、と考えたそう。

ビンゴで10人選出し、いざ対戦！（写真１、２枚目）となりましたが、スポーツ万能の新郎が強くて敗退者が続出という展開に。急きょビンゴを再開し、参戦者を追加するなどしたおかげで盛り上がりは後半まで続きました。勝利したゲストには新婦から景品が授与され（写真３枚目）、イベントは大成功となりました。

やってみてどうだった？

ゲストの視線が一気に卓球台に集まるので、全体に一体感も生まれ、その後のフリータイムでもゲスト同士が卓球対決したりと終始和気あいあいでした。「最近で一番盛り上がってるパーティでしたよ！」と二次会会場のスタッフさんからも言われて嬉しかったです。（Aiさん）

２．ペアカード探しゲーム

独身の友達から「二次会を出会いのチャンスのある場所にしてもらえたら嬉しい」と言われていたmanamiさん夫妻。新郎側のゲスト、新婦側のゲストが話すきっかけづくりになるようなゲームを企画することに。

「シンデレラ」と「ガラスの靴」のようなペアを考え、カードにして印刷しておき、ゲストには受付時に１枚ずつカードを取ってもらっておきます（写真１枚目）。ゲームがスタートしたら、自分のカードと対になるカードを持っている人を探して話しかけ、カードを確認。ペアを見つけたら、ふたり揃って、新郎新婦からプレゼントを受け取ることができるという仕組み。

自分から人に話しかけるのは苦手という人でも、話すきっかけが作りやすくなるとあって、ゲームは大成功。事前のウエルカムスピーチの際にmanamiさんから、ゲスト同士が声をかけやすくなるようにスピーチして（写真２枚目）、会話しやすい雰囲気づくりをしたのも功を奏したよう。このゲームをきっかけにデートをした人もいたそうです！

やってみてどうだった？

みんな楽しそうに『このペアってこれ？』など話して盛り上がっていました。ただ、あっという間にペアが見つかってしまったので、もっと難易度を上げたり、プレゼントの数を増やしたりしても良かったかもしれません。（manamiさん）

３．エピソードビンゴ

ふたりの自己紹介も兼ねた結婚式らしさのあるゲーム、エピソードビンゴを取り入れたharukaさん夫妻。まず、ふたりのエピソードにまつわるクイズを作成、答えは選択制にし、通しナンバーをつけます（写真１枚目）。ゲストには選んだ答えのナンバーをビンゴ用紙の好きな場所に書き込んでもらいます。正しい答えがビンゴのナンバーとして発表されるので、クイズに当たるほどビンゴに近づく、という仕組み。

harukaさん夫妻は、スムーズに進むように、プロジェクターで動画などの画面を映しながらクイズを進行。操作は新郎が行い、司会は新婦が務めて場を盛り上げました（写真２枚目）。また、動画を見ないと答えられないクイズや、ゲスト参加型ゲームによって答えが決まるクイズを入れて、最後まで盛り上がるプログラムに。豪華景品もたくさん用意。ゲストみんなに楽しんでもらえるイベントになりました。

やってみてどうだった？

エピソードビンゴを初めてやるゲストも多く、『すごく楽しかった』という感想をたくさんもらいました。答えを考える段階から盛り上がってくれて、特にゲスト参加型ゲームは、参加者の意気込みを聞いた上で予想してもらうのも盛り上がりましたし、その後の応援にも熱が入ったので、企画して良かったです。（harukaさん）

４．ブーケトス

結婚式ではやらなかったブーケトスを、二次会で導入したmanamiさん（写真１、２枚目）。実はブーケトスに憧れがあったそう。友人や同僚が集まる二次会なら、カジュアルな雰囲気でにぎやかにブーケトスが楽しめて、結婚式本番よりもむしろ盛り上がるかも！なお、ブーケトスを取り入れる際は、二次会会場の天井の高さが十分にあるか、スペースが十分あるか、周囲に壊れやすいものがないかなど、安全面を確認して、お店の許可を取っておきましょう。十分なスペースがない場合はブーケプルズにする方法もあります。

やってみてどうだった？

投げたブーケは高く飛んだものの、距離が出なかったのですが、憧れていた演出ができて楽しかった！ブーケトスをやってみたい方は、一度、ゲストとの距離感をつかんでから実践するといいかもしれません。（manamiさん）

５．二次会直前のヘアカット

披露宴終了後、美容室で伸ばしていた髪を15～20cmカットしてもらい、雰囲気を変えて二次会ゲストの前に現われたyurieさん（写真１枚目after、写真２枚目がbefore）。入場と同時に披露宴にも出席していたゲストからは「え？髪切った？」との驚きの声があちこちから上がりました。

実は披露宴後に髪を切ることは、新郎にも内緒にしていたそうで、普通のヘアチェンジだと思って美容室に付き添った彼は髪を切ってもらうyurieさんにびっくり！

行きつけの美容師さんには半年ほど前から相談し、ヘアのイメージ、到着予定時間と出発希望時間、カット後のタクシーの手配のお願いなど、打ち合わせを進めていたそう。準備を万端に整えて当日を迎えたyurieさん。新郎とゲストへのサプライズは大成功でした！

やってみてどうだった？

元々、結婚式後に、髪を切りたいと思っていたため、どうせなら夫やみんなをびっくりさせるタイミングで、と企画しました。二次会会場と行きつけの美容室が近くだったのにも縁を感じ、美容師さんに相談したところ、喜んで引き受けてくださって実現しました。夫にも内緒だったため、うまくいくか不安でしたが、披露宴後もワクワク感が途絶えなかったので楽しかった。やって良かったです！（yurieさん）

６．友人の余興ダンスに新婦も参加

余興として、西野カナの『トリセツ』に合わせたダンスを親友に依頼した新婦のyuma_n09さん。プロのダンサーでもある親友のmadon_chanさんには振り付け、メンバーの取りまとめをお願いするとともに、サビで一緒にサプライズで踊らせてほしい！とお願いしていたそう。

二次会当日、余興に入ると、新郎新婦の前に、新婦の同期や後輩のダンサーたちがずらっと並び、ウエディングの定番ソングに合わせた圧巻のダンスが始まりました。そして、サビに入ると、ここからがサプライズ！新婦は友人たちに手をとられ、中央へ。揃った振り付けで友人たちと一緒に踊るyuma_n09さん（写真１、２枚目）に新郎や他のゲストは驚き、サプライズは大成功！と思いきや、これだけでは終わらず、曲の終盤になると、新婦の先輩たちもダンスに参加。この流れを事前に知らなかった新婦。自分にも用意されていたサプライズに思わず涙。新婦と親友、ダンサー仲間たちとのつながりが、ゲストたちの感動を呼ぶ一幕となりました。

やってみてどうだった？

参加者や人数、構成などはダンスを依頼した親友にお任せし、私が踊るところだけ親友と個人的に一度に会って振り写ししただけだったので、具体的なメンバーは本番で知りました。後輩と同期のみの参加と思っていましたが、最後に先輩方が入ってきて一緒に踊ってくれた時は鳥肌と涙が止まりませんでした。親友から私への素敵なサプライズでした。（yuma_n09さん）

７．新婦がしょいこビールでサーブ

野球場などで使われるビアショルダーこと「しょいこビール」を背負って登場したyuma_n09さん（写真１、２枚目）。披露宴のテーブルラウンドで新郎が背負って登場するアイテムとして人気のあるビアサーバーですが、新婦が背負うのはちょっと珍しい光景で、ゲストも驚きつつ大喜び！「新郎新婦がビアサーブしていると、ゲストからもふたりに話しかけやすい空気をつくれると思います」とyuma_n09さん。事前の打ち合わせでは、スタッフさんにとにかく重いことを伝えられていたので、無理だったら新郎に変わってもらう約束をしていたそうです。17～20kgくらいあるので、体力に自信のある新婦さんはチャレンジしてみて！

やってみてどうだった？

球場のしょいこのお姉さんはかわいい子の象徴というイメージがあり、憧れていたので、この日くらいはとやらせていただきました！それに、新婦から注がれたら、みんな断れないだろうと思いました（笑）。実際にやってみたら、最初は泡しか出て来ず、それはそれでゲストの皆さんにつっこまれて場が和みました。（yuma_n09さん）

８．受付で撮影するひと言お祝いムービー

「受付担当の子が気を利かせて、ひと言お祝いムービーを録画してくれたサプライズが最高でした！」とAiさん。開場から二次会のスタートまで、受付を訪れるゲストの様子をずっと撮影し（写真１枚目）、みんなからの「おめでとう」「（お祝いメッセージの録画に）素敵な演出ですね」などのコメントを、５分ほどの動画（写真２枚目）に編集して新郎新婦にプレゼントしてくれたそう。

当日会場内でスタンバイしている新郎新婦は見ることのできない、受付でのゲストの表情が見られたり、一人一人からのメッセージが残せるgoodアイデアです！

やってみてどうだった？

ムービーを見ながら、この子もこの人も来てくれたんだよな、という幸せな気持ちでいっぱいになりました。受付の子の心遣いを感じるサプライズに、夫婦で嬉しくなりました。（Aiさん）

９．新郎から新婦へのサプライズの手紙

二次会終盤、新郎からサプライズで手紙を受け取った新婦のmanamiさん（写真）。イベントが全て終わって、集合写真を撮ろうとゲストが集まったタイミングでのサプライズでした。新郎の思いのこもった手紙に、新婦は感涙。ゲストが見守る中での感動的なフィナーレとなりました。

やってみてどうだった？

「手紙は書かない派」と言っていた夫が初めてくれたお手紙。いつもの数億倍、丁寧な字で書いてくれた手紙は愛おしくて宝物入れにしまってあります。（manamiさん）

構成・文／河内千春
※掲載されている情報は2024年7月時点のものです

●会場によって映像の持ち込み、および使用する音源に制限があるため、事前に会場に確認をしましょう。
●会場によって音源の再生タイミングの指定など、オペレーションの制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。

• 演出・アイテム
• 二次会
• 打ち合わせ開始期
• ワイワイ