結婚式に「ふたりらしさ」を!【挙式演出】最新リスト20
次々と新しいスタイルが生まれる結婚式の「演出」。ゲストが驚くような目新しいものにもチャレンジしてみたいけれど、そもそもどんな演出があるのかよく分からない……という人もいるのでは。ここでは「挙式の演出」について簡単に解説していきます。興味を持ったものは、ぜひ詳しくチェックしてみて。
1|ウエルカム演出
ウエルカムミラー
鏡にゲストへのメッセージやふたりの名前、日付などを入れて飾る演出。ウエルカムスペースを華やかに彩るほか、ゲストが鏡越しのセルフィーを撮って楽しめるフォトブースに、挙式後はふたりの新居のインテリアにと大活躍です。
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ウエディングツリー
葉っぱのない木の枝だけが描かれた紙に、ゲストの指で押したスタンプと名前を書いてもらい、スタンプが枝を彩る一本の木を完成させるというもの。ゲストと一緒につくる結婚証明書として、挙式後は新居に飾る人も多い演出アイテムです。
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2|式直前演出
ファーストミート/ファミリーミート
挙式前、新郎新婦がお互いに婚礼衣裳を着た姿で初めて対面するファーストミート。それまでどんな衣裳を着るのかを秘密にしておくことで感動のセレモニーになります。これを新郎新婦の家族に対して行う、ファミリーミートも人気です。
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チャペルムービー
家族やゲストへの感謝の気持ちを伝える映像を挙式前に流す演出。幼少期の思い出写真とメッセージを音楽とともに流すことで、このあと新婦が歩くことになるバージンロードの一歩一歩を感動的に演出します。
3|入場・退場演出
ベールダウン
これからバージンロードを歩く新婦のベールを、新婦の母親などがそっと下ろすセレモニー。愛情いっぱいに育ててきた新婦の身支度を最後に整える感動のセレモニーであり、 新婦を災いから守る魔よけの儀式でもあります。
アイルランナー
アイルランナーとはバージンロードに敷く長い布のこと。ふたりの今までの軌跡を記せば、一歩一歩がふたりの思い出を振り返るような印象的な演出に。
ジャケットセレモニー/ブートニアセレモニー
新郎の身支度の最後を親などに手伝ってもらうセレモニー。ジャケットなしで入場した新郎に、親などがジャケットを着せて晴れ舞台へと送り出します。ブートニアセレモニーは、同様の意味で新郎の胸ポケットにブートニアを挿すセレモニーです。
クロージングキス/クロージングハグ
挙式が終わり、ふたりがバージンロードを歩いて退場するとき、扉が閉まりかけた瞬間にキスをするという演出。映画のワンシーンのような写真が残せます。キスはちょっと、というふたりには、キスをハグに変えたクロージングハグも人気。
4|ゲスト参加演出
スイッチングレター
新郎新婦が入場する前、ゲストへの手紙を一斉に開封して読んでもらう演出。スイッチングという言葉通り「気持ちを切り替える」のが目的で、これから始まる挙式に向けて気持ちを高めてもらうことで、よりドラマチックな挙式になります。
ダズンローズ
ダズンローズとは12本(1ダース)のバラのことで、新郎が新婦に12本のバラの花束を贈り、ゲストの前でプロポーズをする演出のこと。12本のバラには、それぞれ愛情、感謝、誠実、幸福などの意味が込められています。
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リングボーイ/リングガール
小さな男の子/女の子に結婚指輪をのせたリングピローを持ってもらい、バージンロードを歩いて新郎新婦の元に指輪を運んでもらいます。リングベアラーとも呼ばれます。一般的には親戚や友人の子どもなどに依頼します。パパママ婚では我が子にリングボーイ/リングガールをお願いするのも素敵。
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サプライズリング/リングセレモニー
結婚指輪を新郎新婦の元に運ぶ役目を、その場のくじで決める演出。ゲストにランダムに配っておいた箱の中に指輪が入っていたら、その人が指輪を運びます。ゲストもワクワクする演出です。
リングリレー
長いリボンに結婚指輪を通し、バージンロード沿いに座ったゲストにリボンを持ってもらい、後ろの席から前へと指輪をリレーしていき、新郎新婦の元に運ぶというセレモニー。結婚指輪にはゲストからの祝福の気持ちが込められます。
5|誓いの演出
エンゲージカバー
結婚指輪をした新婦の指に、婚約指輪を重ね着けする演出。セレモニーとしては、結婚指輪の交換をした後、新郎がゲストの前で行うのが一般的です。結婚指輪の上に婚約指輪を着ける形となり、永遠の愛に封をするという意味があります。
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水合わせの儀/植樹セレモニー
本来、水合わせの儀とは、ふたりの実家からくんできた水を注ぎ合わせて飲むことで、新たな家庭を築くことを表す儀式でした。最近はスタイルが多様化し、ふたりで植えた木に合わせた両家の水を注ぐというセレモニーもあります。
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サンドセレモニー
さまざまな色の砂を容器に流し込むことで、世界に一つのアートが完成する演出。もともとは新郎新婦が色付きの砂を入れてアートを完成させるものでしたが、最近はゲスト参加型も人気。ゲストの手による作品は、新居に飾る楽しみもあります。
ウエディングキャンバス
ゲストと一緒にキャンバスに色を付け、世界に一つの結婚証明書を完成させる演出。挙式前に新郎新婦が一筆目を入れておき、受付の際などにゲストがどんどん筆を加えていきます。挙式後は新居のインテリアとしても重宝します。
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6|アフターセレモニー
スパイダーシャワー/コンフェッティシャワー
ゲストがふたりに向かってゴールドやシルバーの紙テープを噴射する、華やかな演出です。コンフェッティとは、日本語で紙吹雪のこと。コンフェッティシャワーとは、ゲストが新郎新婦に花びらをまくフラワーシャワーのように、紙吹雪をまきます。
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バルーンリリース/ドロップ&フライ
バルーンリリースは、ヘリウム入りのバルーンを空へ飛ばす演出。その進化系として注目されているドロップ&フライとは、バルーンを飛ばすのではなく、プールの中に浮かばせ、そこから次々と空に飛んでいくという演出です。
コスメトス/お菓子トス
定番演出のブーケトスを応用して、最近はさまざまなものをトスする演出が登場しています。ブーケの中にコスメギフトを仕込んだコスメトス、お菓子の詰め合わせをブーケのような形にして投げるお菓子トスなども人気です。
From 編集部
ふたりの結婚式のスタイルに合うものを取り入れて
上で紹介したように、挙式の演出にはさまざまなものがあるけれど、たくさん取り入れればいいというものではなく、自分たちのスタイルに合うものを取り入れることが大切。どんな結婚式にしたいかをふたりでじっくり話し合い、これはよさそう!と思うものがあれば、先輩の実例なども参考にしつつ、ぜひ取り入れてみて!
文/前川ミチコ イラスト/moeko 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2024年5月時点のものです
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