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[全文掲載] 花嫁の手紙vol.39~家族の魅力を盛り込み「ごめんね・ありがとう・大好き」を伝える~

花嫁が親や家族への思いをつづった手紙を読む「花嫁の手紙」は、結婚式の定番演出。普段言えなかった素直な気持ちを伝えられる良い機会ですが、何をどう書いていいかわからない……なんて悩む花嫁さんもいるのでは?そこで卒花の実例から、あなたが花嫁の手紙を書くためのヒントやコツを見つけてみませんか?

「結婚式では、しっかり目を見て思いを伝えたいと思っていた」

人前で話すのは得意ではないし、人前で泣くことに少し恥ずかしさも感じていたという愛梨さん。「普段、両親に感謝の気持ちを伝える機会がないため、結婚式の際には手紙で思いを伝えようと決めていました」と、自身の思いを手紙にしたため、式で読みました。

■2022年10月10日挙式
■招待ゲスト数…33名(家族、親族、友人)
■花嫁の手紙を書き始めた時期…約3カ月半前
■花嫁の手紙を書くのに要した時間…約1カ月
■式で花嫁の手紙を読んだ時間…約5分

愛梨さんの「花嫁の手紙」

花嫁の手紙を読む新婦
花嫁の手紙前半
花嫁の手紙を聞くゲスト
花嫁の手紙後半
花嫁の手紙を聞く親

【GOODポイント&感動ポイント】

2000組以上のウエディングをサポートし、多くの花嫁さんから「花嫁の手紙」の相談を受けている、ウエディングプロデューサーの澤さんにコメントを頂きました。

ご家族の魅力が伝わり、愛情を感じられるお手紙でGOOD

愛情をしっかりと感じることのできる優しい文章で、ご家族の魅力が最大限に伝わるお手紙ですね。【A】の部分の「幸せな時間」や「愛情込めて付けてくれた私の名前」の表現が素敵で、温かい気持ちになりました。「ありがとう」と同じくらい、思いの伝わる表現だと思います。

【B】のお母さんに向けてのメッセージで「チャーミーグリーンのCMのような……」という表現は、ゲストを惹き付けるキラーワードとしてとても魅力的で、聞いているゲストも様子が頭に浮かぶので、イメージの共有ができたと思いました。【C】では、妹さまにも親御さまと同じくらいの分量のメッセージがあり、姉妹の仲の良さがうかがえました。

「チャーミーグリーンのCMのような……」以外にも、ところどころにちりばめられた下線部のキラーワードの表現がとても素敵で、心がじんわり温かくなりました。(澤さん)

花嫁の手紙「書いてどうだった?」「受け取ってどうだった?」

今回のお手紙を書いた愛梨さんと、お母さまにお話を伺いました。

手紙を書いてどうだった?

しっかり目を見て感謝を伝える良い機会になりました
新婦

両親にはたくさん迷惑をかけてきたので、その時のごめんなさいと感謝の気持ち。妹には、大好きだよという気持ちを伝えられたらいいなと思って手紙を書きました。手紙を読みながら泣かないようにいっぱい練習しましたが、やはり当日はすぐに泣いてしまいました。それでも、普段あまり会うことのない両親に今まで伝えられなかった感謝の思いをしっかり目を見て伝えられたので、良い機会になったと思います。

書くことで気持ちに変化は?

これまでの振り返りや自分の気持ちが整理できました
新婦

手紙を書きながら、これまでの振り返りや自分の気持ちを整理することができました。両親と妹に手紙を通じて気持ちを共有できたことで、住んでいる所は違っても、互いにもっと会う機会を増やそうという気持ちが強くなった気がします。

苦労&工夫したポイントは?

わかりやすく文章をまとめるのに苦労しました
新婦

時間が長すぎると間延びしてしまうので、文章をわかりやすくまとめるのが難しかったです。手紙は、ゼクシィアプリやインスタグラムで先輩花嫁さんが実際に読んだ手紙を参考にもしました。自分の書いた文章を客観視できるように、日にちを変えて手紙を読み直したり、タイマーで時間を測って読んだりして文章の流れや読む時間を確認していきました。

後輩花嫁さんにアドバイスを

早めに書き始め、時には彼に添削してもらうのもおすすめ
新婦

手紙は書くのに意外と時間がかかります。文章をまとめるのが苦手な方は早めに取りかかったり、彼に添削してもらったりするのがおすすめです!当日、伝えたいけれど時間的に直接伝えられないエピソードや思いがあったら、それも含めて別の手紙を書いて渡すのも良いと思います(私は妹にそうしました!)。

手紙を受け取ったお母さまより

このまま楽しみながら、幸せに暮らしていってね
新婦母

式中は、幼かった頃や反抗期だった頃の娘を思い出し、いつの間にこんなに大きくなったんだろうと、少し不思議な感覚でした。人前で笑うのが苦手だったのに、心から笑っている姿を見て、いい人たちに恵まれて幸せなんだなとうれしく思っていました。手紙を通じ、彼女もいろいろ考えていたんだなと知りました。嫌な思いもさせて後ろめたい気持ちもありましたが、それでも一緒にいて楽しかったと言ってくれたのは、うれしかったです。

From 編集部

花嫁の手紙を通じて、家族の歴史をゲストと共に振り返ってみて

「家族はもちろんのこと、みんなのことを大切にする人になってほしい」との願いを込めて付けられた「愛梨」という名前。そんな名前を付けてくれた感謝から始まった愛梨さんの手紙は、幼かった頃の気持ちや当日の情景が思い浮かぶような表現で書かれていました。「ごめんね」「ありがとう」「大好き」を伝える手紙を読む時間は、家族の歴史をゲストとともに振り返ることで、みんなが温かい気持ちになる時間となったことでしょう。

澤 智子さん
Profile

澤 智子さん 株式会社NEO FLAG.
ウエディングプロデューサー

ウエディング業界歴18年で通算2000組以上のカップルをプランナーや司会者としてサポート。花嫁から手紙の相談をされることが多く、親やゲストにしっかり伝わる手紙の書き方をアドバイスしている。

構成・文/RIE☆ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2024年5月時点のものです

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