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「撮りたい!」が見つかる【前撮りフォト】#ロケ撮影×ドレス編

前撮りで事前に考えておきたい大事なポイントは、どこで撮るか?だけど、実は同じくらい重要なのが衣裳選び!今回は多くの先輩たちが撮影している人気のロケーション、海、緑、岩場、夜景などに合わせた、ベストな衣裳の組み合わせ方を実例でご紹介。どんな場所にどんな衣裳がマッチするのか?各花嫁たちが語る、細かなポイントもぜひチェック。

1:森/公園

前撮り

明るい緑の中ではナチュラルで軽やかなドレス、深めな森の中ではエレガントなデザインのドレスなど、背景の色彩とマッチしたドレスを選ぶことで、写真全体の完成度が変わってくるのがグリーン系ロケーションでのフォト。緑の雰囲気は季節によっても変わるから、撮影前にチェックしておくと安心。

写真上:mayuさん
<新緑にぴったり!軽さと華やかさを兼ね備えた刺しゅうドレス>
色づく前の鮮やかなグリーンが美しいイチョウ並木。初夏らしい爽やかなロケーションには、デコルテをふんわり包む透け素材や、刺しゅう使いが軽やかでベストマッチ。彼の衣裳も、ナチュラルなロケーションになじむブラウンカラーにしたのがさらにGOOD。

写真中:AYUMIさん
<自然の木々と曲線美のコントラストで魅せる>
緑深い森の中での撮影だったため、存在感も出しつつスタイリッシュな花嫁姿に仕上げたいと、ラインの綺麗なマーメイドドレスをチョイス。直線的に伸びる木々の中に、女性らしい曲線を強調するデザインでたたずむことで、コントラストを生かした存在感を発揮した。

写真下:Yukaさん
<意外!?緑に馴染むテラコッタカラー>
カラードレスで人気のテラコッタオレンジは、土や花など自然の色みに近いから、実はグリーン系ロケフォトとの相性抜群!自然光を浴びるとふんわりと輝きを放ち、肌のトーンをアップさせて、花嫁の美しさを引き立てる役割も。

2:海/崖・岩場

前撮り

前撮りロケーションの定番になりつつあるほど昨今人気の崖や岩場系フォト。他にはないダイナミックで迫力ある風景だからこそ、衣裳はボリュームレスでガーリーすぎないドレスを選ぶのがGOODバランス。撮影当日は、海風が吹く岩場の上を歩くことになるため、自然状況を気にせず撮影に臨めるよう、素材感や動きやすさも重視するとさらに◎。

写真上:梨沙さん
<タイトドレス×ロングベールがドラマな絵をつくる>
荒々しさが残る、岩場の壮大なロケーションには、シンプルマーメイドをセレクトし思いっきりスタイリッシュな雰囲気に。ドレスのボリュームを抑えた分、潮風に美しくなびくロングベールが際立ち、さらにドラマチックなシーンが完成。

写真中:麗加さん
<自然と調和するシンプルドレスが景色と花嫁の美しさを引き立てる>
巨大な崖にふたりが包まれたかのようなロケーションに好相性なのがプレーンなドレス。シンプルで飾りが抑えられているデザインだからこそ、自然の美しさになじみ、壮大な景色と相まって絵のような一枚に。

写真下:wd___kkさん
<撮影時の動きやすさと花嫁らしい華やかさのバランスが最高!>
ダイナミックな岩場での撮影だったため、よじ登るなどの動きを考え、すとんとしたシルエットのAラインドレスをセレクト。ラフでヘルシーな印象ながら、スカートに施されたディテール感で、花嫁らしい華やかさも演出しているのが◎。

3:海/ビーチ・リゾート

前撮り

どこまでも続く青い海に空、白く輝く砂浜が魅力のビーチ撮影は、開放的な雰囲気やリゾート感に合わせ、軽くて透け感あるデザインが◎。太陽の光で引き立つ刺しゅうやビジュー、潮風にふわりとなびくチュール素材など、ビーチならではの自然の演出にハマるドレスを選ぶと、引きでも寄りでも映えるカットに。

写真上(2点):もこさん
<カジュアルドレスで思いきりダッシュがかわいい>
足場の悪い砂浜での撮影では、アクティブさを重視した軽めのカジュアルドレスが正解。おかげで、思いっきり動きのあるキュートなコマ撮りショットが完成した。風をはらむスカートが醸し出す表情にも注目!

写真中:makoさん
<セルドレスなら汚れも気にせずストレスフリー!>
新婚旅行先の沖縄でのセルフフォトでの一コマ。ビーチでは汚れやしわなど気にせず撮影を楽しめるよう、ネットで購入したシンプルドレス、花婿は自前のスーツを着用。動きのあるポーズにとろみのあるサテン地が好相性♪

写真下:采佳さん
<強風&波にも負けないスレンダーラインの購入ドレスで安心>
ビーチ撮影は意外と海風が強いので、風に吹かれてドレスの形が変わってしまわないよう、スレンダーなデザインをセレクト。波打ち際まで近づいた際、海水や砂で汚れてしまっても気にならない、リーズナブルなセルドレスで臨んだのも正解。

4:街中/夜景

前撮り

都会の夜景がつくり出す幻想的なシチュエーションには、思いきりロマンチックな衣裳を選ぶのが相性良し!しっかり主役感の出るプリンセスドレスで華やかにまとめたり、イルミネーションの光に反射して美しい輝きを生み出すグリッターなどでディテールにこだわるのも◎。ポイントは昼間の撮影よりも少し華やかさをプラスすること。

写真上:はなまる◎さん
<タイト×ハリ感ドレスの佇まいが夜景の中で輝きを放つ>
丸の内でのイルミネーション撮影は、モダンで大人っぽいイメージにしたいとマーメイドドレスをチョイス。タイトラインならではのエレガントで洗練された雰囲気が、都会的な雰囲気と調和して華やかさもアップ!意外と風が強いスポットという認識もあり、柔らかい素材を避けたのも成功の鍵。

写真中:づきさん
<グリッタードレスで夜景に負けない存在感を発揮>
港のイルミネーションに負けないよう、スカートまでグリッターがきらめくプリンセスラインの薄緑のカラードレスをセレクト。光に反射して美しく透ける素材感とキラキラと輝くビジューが、イルミネーションと相まってロマンチックで華やかな一枚が完成。

写真下:香菜子さん
<ボリュームドレスとビルの夜景。煌びやかな相乗効果>
ゴージャスな都会の夜景には、プリンセスドレスの豪華なデザインとボリューム感がまさにぴったり!ライトアップされたビルの夜景に、存在感のある白ドレスのコントラストで、花嫁が優雅に浮き上がるように見えるというドラマチックな効果も。

5:自然/花々

前撮り

色とりどりの花々が優雅に咲き誇り、季節感あふれる一枚を残せるのがお花畑や花木が背景のフォト。思いっきりロマンチックなロケーションだからこそ衣裳もクールに決めすぎず、ふんわり大人かわいい雰囲気のデザインがおすすめ。自然の美しさを引き立て、柔らかな光をまとうようなチュール素材も、花々の中で優雅な佇まいをつくってくれる。

写真上:あいりさん
<桜の美しさとクラシカルドレスが穏やかに調和>
シンプルで優雅なデザインのAラインドレスが、桜の花の優美さと調和し、春らしいふんわりしたビジュアルに。あえて目立つアクセサリーなどは着けず控えめコーデでまとめたことで、美しい桜の景観になじみ、柔らかで上品な雰囲気に仕上がった。

写真中:AYUMIさん
<自然光に包まれた、夢見るようなコスモス畑フォト>
鮮やかなコスモスが辺り一面に広がる、ドリーミーなロケーションには、胸元でビジューが輝くスイート系ドレスをセレクト。美しい光が差し込む時間帯の撮影だったため、柔らかなチュール素材も透けて輝き、ロマンチックな雰囲気を演出。お花畑の雰囲気にしっかり溶け込みながらもドレス姿を際立たせた。

写真下:香菜子さん
<動きやすさも重視。軽素材のドレスで幻想的な一瞬を逃さない>
手前には桜、奥にはパステルカラーの花々が広がり、THE春!を感じさせる幻想的なカット。エアリー素材のドレスを選んだことで、柔らかな光をまとったかのような佇まいに。撮影中は移動が多いため、動きやすさと軽さも重視して選び、絶景ポイントを逃さなかったのもさすが。

From 編集部

場所とドレスを併せて検討することで映え度がアップ!

写真映えする素敵なロケーションと、自分に似合う映えドレス。一見別々に探しがちだけど、最高のロケフォトを残したいなら両方の似合わせを考えて検討するのが正解!「この場所に合う衣裳は?」「この衣裳に合う場所って?」のどちらでもOK。事前に考えておくことで、前撮り写真の完成度が格段に変わります!

取材・文/滝 紀子 D/ロンディーネ 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2024年4月時点のものです

※撮影申請が必要な場合や時期ごとに利用条件が異なる場所があるので、撮影前に必ず確認をしましょう。また撮影時は自然を傷めないよう最大限の配慮を

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