ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚準備
  4. 結婚準備全般
  5. 卒花も慌てた!式直前の【アイテム搬入(持ち込み)】をスムーズに行うコツ
コラム・連載
Share on>

卒花も慌てた!式直前の【アイテム搬入(持ち込み)】をスムーズに行うコツ

搬入をスムーズに行うコツ

DIYや自前の装飾品など自分たちで用意したアイテムは梱包(こんぽう)し、直接会場へ運ぶ必要があります。そして、この準備終盤に行う搬入作業は意外と大変……!今回は忙しい中でも、計画的&スムーズに「搬入」できるコツを、先輩花嫁の実例&ウエディングプランナーの声と共に紹介していきます。

アイテム搬入(持ち込み)の基本的な流れ

搬入の流れ

搬入の方法やタイミングは会場によって異なりますが、式の2週間前~前日までというケースが多く、自分たちで持ち込むほか、宅配でも受け取ってもらえます。特にDIYアイテムは指定の搬入日時までに仕上げ、梱包まで済ませておく必要があるので気を付けて!

先輩花嫁の中にも、大変な思いをした人が……。

私たち、バタバタでした><

花嫁

少しずつ準備をしていたDIYアイテム。なかなか終わらず、完成したのが搬入前日の夜遅くになってしまいました。(yuzuさん)

花嫁

ギフトがものすごい量になってしまい、彼も私もペーパードライバーだったのですが、やむを得ず車で搬入。超怖かった~!(光保さん)

花嫁

直前で欠席するゲストが出てきて、自作の席次表の搬入が予定日に間に合わず。さらに搬入後、備品が足りないとの連絡が入って焦りました。(ももゆさん)

花嫁

完成直後のムービーを実際に投影してみると、文字が見切れていたり、画像の解像度が悪いことが分かり大慌て!指定の納期を過ぎてしまいました。(ゆりちゃんさん)

結婚式準備が佳境な時期だからこそ、想定外の事態が発生したり見通しが甘かったりして、納品期日に間に合わないケースも。

次からは「慌てず、スムーズに」搬入できるコツをステップごとに紹介していきます。ウエディングプランナーさんからのアドバイスも要Check!

アドバイスをくれたのは……

プランナー

ウエディングプランナー
小森山唯奈さん
☆ーーーーーーーーーーーー☆
「浦安ブライトンホテル東京ベイ」在籍。ホテルの宴会部門を経てプランナーへ。現場で身に着けた知識を生かしながら、新郎新婦の思いに寄り添ったアドバイスやフォローを心掛けている。

1「梱包前の事前準備」をスムーズに行うコツ

搬入の流れ

アイテムを指定された期日までにきちんと搬入するためには、事前の準備が大切です。まずは会場側との行き違いを防ぐために、搬入方法や日時を再度確認し、何を持ち込むのか、プランナーさんにリストを提出しておきましょう。

ウエルカムアイテムなど会場装飾をお任せする場合は、梱包時に同封する指示書の準備を早めに済ませて。自宅で実際にレイアウトしたものを写真に撮っておく方法もあります。

こんなところも意識して

花嫁

【小分けにするための紙袋を用意】
開封時にアイテムの用途を分かりやすくするため、アイテムごとの小分け用紙袋を用意。さらに何が何個入っているのかを記入するため、メモ用紙とペンをまとめてセットしておきました。(いーちゃんさん)

花嫁

【チェックリストで大量のアイテムを管理】
持参する予定だったのはウエルカムボード、装飾用アイテム、DVD、結婚証明書、スタンプ、折り鶴シャワー、演出アイテムなど盛りだくさん。抜けや漏れがないよう、チェックリストを作っておきました。(まどかさん)

花嫁

【搬入アイテムにナンバリング】
リストアップした搬入アイテムをナンバリングし、ダンボール箱にも中身が分かるリストを貼付。プランナーさんにも事前に共有しました。(なおさん)

花嫁

【アイテムが迷子にならないよう夫婦で共有】
プチギフトとウエルカムスペースの装飾アイテムを持ち込む予定でしたが、搬入時に混乱しないよう、どの箱に何を入れるか夫婦で事前にしっかり共有!(ゆみさん)

Advice「会場貸し出しや持ち込みNGのものは事前に確認を」

持ち込もうと思っているアイテムの中には、会場での貸し出しが可能なものがあるかもしれません。用意する前に確認してみましょう。また、装飾アイテムについてはサイズや内容(結婚式の装飾品として適しているかどうかなど)の確認を。大きすぎるものや細かすぎるもの、貴重品など、持ち込みがNGというアイテムもあるので、具体的に尋ねておくと安心です。

搬入リストや指示書は、会場専用のフォーマットが用意されているケースが多いので、あればそちらを使用しましょう。
(ウエディングプランナー 小森山さん)

2「梱包」をスムーズに行うコツ

搬入の流れ

せっかく作ったDIYアイテムなのに、開けたら壊れてた!なんてことが起こると大変。移動中や到着後の保管のことも考えながら、梱包はしっかりと行いましょう。また、ギフトの贈り分けなどをする場合には、詳細を記したメモを添えておくことでミスを防ぐことができます。

こんなところも意識して

花嫁

【保管時の注意点を目立つように記載】
梱包用の箱や紙袋には、アイテムの名前を記載。中に入っているものの上下や、「壊れやすい」など、それぞれの特徴を書いた紙も貼っておきました。(えりかさん)

花嫁

【使用する場所ごとに分類して手渡し】
搬入・搬出時にすぐ分かるよう、アイテムを入れる箱や袋には、何が入っているのかを明記。さらに使用する場所ごとにまとめた状態で渡しました。(野依さん)

花嫁

【箱の中身と何に使うかを明記】
箱の中に入っているもののアイテム名と、どこで使うものかを記した紙を梱包の際に同封しました。(佑美さん)

花嫁

【壊れやすいものは丁寧に梱包】
割れやすいアイテムは、緩衝材で巻いたり個別包装したりして、破損しないよう気を付けました。(すずらんさん)

Advice「用途に合わせて、分かりやすく”分類”を!」

段ボールでアイテムを搬入する場合、壊れやすいものは1つずつエアパッキンなどで包みましょう。組み立てが必要なものは、どこまで自分たちで組み立てておけばいいのか事前に確認しておくと、式当日慌てずに済みます。

持ち込みアイテムが複数ある場合は、何をどこで使用するのか、シーンごとに分類しておきましょう。アイテムに付箋を貼る方も多いと思いますが、ものの素材や形状によっては剥がれてしまうことがあるので注意が必要です。また、使用済みの段ボールや紙袋は会場で処分できる場合もあるので、返却が不要ならその旨も伝えておきましょう。
(ウエディングプランナー 小森山さん)

3「発送・引き渡し」をスムーズに行うコツ

搬入の流れ

持ち込むアイテムが複数ある場合は、何を自分たちで搬入し、何を宅配するのかを検討した上でプランナーさんに伝えておきましょう。また、マイカーやレンタカーで搬入する場合は、一度で運べる量かどうかも把握しておく必要があります。

宅配の場合は、荷物が指定の日時にきちんと担当者の元へ届くよう、宛名や配送希望日の記載は明確に。外部ショップから直送してもらう場合も同様です。発送元であるふたりの名前(両家の名前)と挙式日のほか、受取先の部署・担当者名などを明確に伝えておくことをお忘れなく。

こんなところも意識して

花嫁

【前日慌てないよう、搬入は早めの時間帯に】
式前日はゆっくり過ごせるよう、搬入は早めの時間帯にしました。予想以上に時間がかかったので、休みを取っていてよかったです。(R1さん)

花嫁

【引き渡しはリスト&口頭で】
作成しておいたアイテムのリストを持参し、口頭で説明しながらプランナーさんに預けました。(なおさん)

花嫁

【トリプルチェックで受け渡し!】
搬入する前に、預けるアイテムがきちんとそろっているか、まずはふたりで確認を。その後、会場到着後にプランナーさんと再度確認をしました。(すずらんさん)

花嫁

【外注先からの配送も忘れずに連絡を】
前もってプランナーさんに伝えた上で、ウエルカムスペースに使用するパネルは、外注先のショップから直接会場へ届くように手配しておきました。(hitomiさん)

Advice「”持参”と”直送”では、注意点が異なるので気を付けて」

ふたりが直接持ち込む場合は、会場に到着してからの搬入方法や経路のほか、台車を借りられるかどうかなどを事前に聞いておきましょう。アイテムごとに確認しながら預かるため、多少時間がかかることがあります。「席札」などは数が多いので、席順&テーブルごとにまとめて渡すことをおすすめします。

ショップや業者さんから直送する際には、きちんと担当者の手元へ届くよう、宛先を確実に伝えておくことが必要です。取扱説明書なども忘れずに担当プランナーへお渡しください。
(ウエディングプランナー 小森山さん)

Moreアドバイス!
搬入後の「飾り付け」を理想通りにするには?

ウエルカムスペースなどのディスプレーは、ただプランナーさんにアイテムを預けるだけでなく、実際に装飾コーナーを見ておくことが大切!会場の雰囲気やテイストとの相性もあるので、迷ったらプランナーさんへ相談してみましょう。

私たちはこんなことを実践!

花嫁

【自宅のテーブルでシミュレーション】
自宅のテーブルの上で飾り付けをした後、会場でも同じようにレイアウト。それをプランナーさんに見てもらった上で、装飾をお願いしました。(美世子さん)

花嫁

【装飾用テーブルのサイズを事前に確認】
会場の装飾用テーブルの大きさを測らせてもらい、自宅で同じサイズのスペース内に並べてみてさまざまな角度から撮影。写真にメモを添え、その通りに飾ってもらえるよう頼みました。(もこさん)

花嫁

【プランナーさんのアドバイスも取り入れる】
理想の会場装飾を目指すなら、ザッとしたイメージではなく小さいところまでしっかり決めておくと◎。素敵なアイデアをたくさん持っているプランナーさんからのアドバイスにも耳を傾けましょう。(おうちゃんさん)

Advice「譲れないポイントは絞り、アイテムの状態は事前に共有を!」

装飾については「絶対にこうしたい」という希望があっても、スペースなど物理的に難しい場合があります。“譲れないポイント”が分かれば、できる限りイメージに近い飾り付けをしますので、ある程度会場に任せてくださいね。

もう一つ気を付けたいのは、お預かりする装飾アイテムの状態です。思い出の品など、もし最初から破損しているようなものがあれば、「端が欠けているが、そのまま飾ってほしい」とあらかじめ教えてもらえると安心です。
(ウエディングプランナー 小森山さん)

From 編集部

スムーズな搬入の鍵は”入念な準備”にあり!

結婚式当日を気持ちよく迎えるためにも、アイテムの搬入はスムーズにしたいところ。最後の山場だからこそ、忘れ物をしたり大事なアイテムが破損したりしないよう、きちんと準備をして結婚式に臨みましょう。

取材・文/南 慈子 イラスト/moko. 構成/間宮 愛(編集部)
※記事内のコメントは2023年12月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー64人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2024年2月時点のものです

  • 演出・アイテム
  • 結婚式準備全般
  • 式直前1カ月前
  • きちんとしている
  • 細やかな気遣い
  • 安心したい
Share on>

pagetop