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両家顔合わせ婚約食事会はどうなってる?【アフターコロナの最新事情】

2023年5月8日に新型コロナウイルスが第5類に移行されるまでは、結婚式はもちろん会食等にもさまざまな制限が。それらが取り払われた今、両家顔合わせ食事会はどのように行われているのでしょうか?実施エリアや参加人数、会場選びや服装など、両家顔合わせ食事会の最新情報をレポートします。

実施エリアについて

女性側の実家エリアで実施する傾向が多い

表データ

今回の調査では、互いの実家が離れている場合(特急、新幹線、飛行機などでの移動が適した距離)での食事会実施エリアは、“新婦の実家寄り”を選んだケースが多数という結果に。経緯としては男性側からの申し出を受けて、そのように落ち着くパターンが多いようです。
また“新郎新婦の居住地・同居エリア”が選ばれるのは、“ふたりの暮らしぶりを見てもらう”という目的を兼ねられるほか、ふたりの同居エリア(=新居エリア)が新婦の実家寄りにあるケースが少なくなく、新婦側家族への配慮もなされた上での決定でもあるようです。

実施エリア決定の経緯は?

花嫁さんプロフィール画像

【新婦の実家エリアで】
彼の親御さんから「私の実家の県の方に行きます」と言ってきてくださり、決定。彼の実家から私の実家までは車で5時間をかけて来てくれました(珠奈さん)

花嫁さんプロフィール画像

【新郎新婦の同居エリアで】
互いの実家が離れており、両家の間を取る形で私たちが同居する東京がいいのでは、と決定。新郎実家からは特急列車で2時間、新婦実家からは新幹線で3時間の距離でした(NAOさん)

出席者について

新郎新婦とその親のみ、あるいは家族全員が出席

表データ

最も多かったのは6人で、内訳は新郎新婦とその父母であるケースが大半。これは全体のほぼ半数を占めていますが、6人以上のデータに注目すると7人で13%、8人で9%、9人で3%との結果が出ており合計すると25%に。つまり食事会に兄弟姉妹、祖父母なども参加するケースも全体の4分の1に及び、決して少なくはありません。
新郎新婦と親で行う理由としては、費用の理由で、人数調整が困難ほか“親同士でゆっくり話せる機会にしたいからシンプルに”という声が挙がっています。家族揃って実施するケースでは、“互いの家族を知ってほしいから、全員参加で”という希望があるようです。

出席者決定の経緯は?

花嫁さんプロフィール画像

【6人が参加】
新郎新婦と両父母の計6人で実施。家族全員参加とすると、新婦側は弟2人を含め5人、新郎側は祖父母やおいなども含め8人。総勢13人になるため、最小限の人数にしました(Rさん)

花嫁さんプロフィール画像

【6人が参加】
私たちとその父母の計6人で実施。互いの家族の人数差がありどこまで出席してもらうべきか判断しづらく、人数バランスを揃えたいこと、さらに自分たちが費用を支払うことも考えこの人数になりました(木村 舞さん)

花嫁さんプロフィール画像

【8人が参加】
新郎新婦と両家父母、姉たちと計8人で。そもそも両家全員が会えるのは機会的に少ないため、全員で会うことに。両家それぞれの雰囲気も分かるため良かったです(ryokoさん)

実施会場、服装について

楽しい会を目指し、リラックスできる会場や服装選びを

表データ

食事会に求める雰囲気に関する調査結果を見ると、フォーマルさより、柔らかさや楽しさを希望する傾向の強さが分かります。その上で会食会場として選ばれているのが料亭等ですが、選択理由としては“和やかに過ごしたいからこそ、場所には程よい落ち着きを求めた”という意見が多く見られました。
また料理内容は、実施会場1位の結果を受けて和食のコース料理が65%を占め、次いでフレンチのコースが13%と続きました。実施時間としてはランチタイムを選ぶケースが7割を超えています。
服装も “きれいめカジュアル”を選ぶケースが多く、新郎新婦とその父母共に半数近い割合。服装は両家で揃えるためそれぞれのテイストが同一であることは当然ともいえますが、セミフォーマルの選択割合は、新郎を含む男性陣と新婦を含む女性陣ともに20~30%。一方フォーマルでは女性陣は5~12%、男性陣は11~16%と割合は低く、全体的にカジュアル志向が強いことがうかがえます。

実施会場、服装決定の経緯は?

花嫁さんプロフィール画像

【料亭で】
雰囲気が固くなり過ぎないように、行ったことがあるお店を選びました。初めてではないので雰囲気も良く分かり安心できるので。内容は、コースでお願い。アラカルトだとその場では決めづらく話が進まなくなることも考えられたので(AYUMIさん)

花嫁さんプロフィール画像

【ホテル内和食レストランで】
雰囲気はフランクであっても、きちんと感も保ちたかったため。料理は和食のコースを選びました。親世代にも喜ばれるジャンルかなと思ったので(ゆかさん)

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【服装はきれいめカジュアルで】
会場は料亭を選択。フォーマル過ぎないようにしようと話し合い、ジャケットやネクタイはせずきれいめな私服にしました(もりちさん)

花嫁さんプロフィール画像

【服装はカジュアルで】
互いが気を使わずにお付き合いしたいとの思いで、カジュアルな食事会を希望。服装もカジュアルな普段着で行おうということに。ただ多少の落ち着きも欲しく、会場は百貨店内のレストランを選択し個室を利用しました(木村 舞さん)

会食費、支払いについて

1人あたりの飲食費平均は2万5200円、支払いは新郎新婦がほぼ半数

表データ

会場タイプを問わず全体としての1人あたりの飲食費平均は2万5200円でした。ボリュームゾーンは2.5万円以上が26%、1万~1.1万円未満が23%、2万~2.1万円未満が11%と広がっています。
食事代のみの場合は1万~1.1万円未満が19.6%、次いで2.5万円以上が12.5%で、また5000~6000円未満、8000~9000円未満がそれぞれ10.7%。飲物代は3000円未満がほぼ4割に達し、次いで1万~1.1万円未満が19%という結果でした。金額帯の幅広さをみると、それぞれが考える食事会の雰囲気や規模に基づき、納得する内容が決められているようです。
そして食事内容とともに金額の決定権は新郎新婦にあるようで、会場への相談やおすすめプランから選定されています。
また、支払った人で“新郎新婦”の割合が5割に達しているのは、「ふたりが親を招いて食事会を開く」と考えるカップルが多いから。となると会場及び、料理内容と価格の検討・決定は、親に相談・確認しつつもふたりの意向が反映された内容であることが考えられます。

費用、支払い決定の経緯は?

花嫁さんプロフィール画像

【新郎父が負担してくれた】
お店側に利用目的を伝え、おすすめされた1人5000円のコースに決定。新郎家族には遠くから私の実家まで足を運んでもらうため、私と彼で、あるいは新婦側で負担する予定でしたが、「絶対にこちらで出す」と事前に新郎父からおっしゃっていただいたので、お願いしました(もりちさん)

花嫁さんプロフィール画像

【新郎新婦で負担】
結婚情報誌等で相場をチェックし、1人5000円の内容に。費用は招待する側である自分たちが出すべきだろうと、当日に彼が全額を支払った後、私が後日折半しました(ぽんさん)

当日の内容について

新郎新婦がホストとなり、家族との和やかな時間を楽しむ

表データ

手土産は、用意している場合は“お菓子”が最もポピュラーといえます。価格は、新郎側・新婦側共に5000~6000円未満がボリュームゾーンです。また、手土産を用意していないというケースも新郎側・新婦側共に35%ずつ存在。“双方で気を使わないように”と、親の同意も得ての配慮が多いようです。
食事会の進行を担うのは、基本的には新郎新婦であるとの結果が。ふたりが費用負担している割合の多さを考えると理にかなっているといえます。
また取り入れた内容として家族紹介はマストであり、写真撮影も両家の大切な思い出に。ちなみに4位以降は顔合わせのしおりの用意で15.5%が実施、さらに婚姻届へのふたりの署名が8.2%と続いています。限られた時間の中で食事と歓談を楽しむのであれば、プログラムは絞る方がゆっくり過ごせるかもしれませんね。

実施内容と、良かった点は?

花嫁さんプロフィール画像

【写真撮影】
当日はもちろん後日も楽しめます。記念撮影写真のほか、その日のスナップをデザインソフトで編集し、額縁に入れてプレゼント。両家祖父母に贈ったところ嬉しいと大事に飾ってくれていたので良かったです(Rさん)

花嫁さんプロフィール画像

【婚姻届の証人サイン】
両家にとっての正式な場で記入してもらい、その様子を写真に残せたし、セレモニー感があって良かったです(AYUMIさん)

花嫁さんプロフィール画像

【しおりの用意】
話しやすいように、また顔合わせに来ていない家族の名前と写真も入れ、新郎新婦のプロフィールを載せたしおりを作りました。それを見ながら話が進むこともあり、両親にも喜んでもらえました(木村 舞さん)

新型コロナウイルス感染予防について気を付けたことは?

新型コロナウイルスが5類に引き下げられる前は、会食にはいくつかの制限が。それらが解除された今、感染予防対策として気を付けることはあったのでしょうか。
今回の調査では、全体の85%が特に配慮をしなかったと回答。そもそも顔合わせ食事会では個室利用が多いため、それ以外の特別な感染対策は不要とも考えられます。

From 編集部

親の意向を聞きつつ、新郎新婦主体で和やかな食事会を!

今回の調査から見えてきた“両家顔合わせ食事会”は、新郎新婦が主宰するものでした。「両家でリラックスして楽しく過ごしたい」というふたりの気持ちから会場や料理、服装などが決まっているようです。
カジュアルさを出すのも、フォーマルさにこだわるのもどちらもあり!新郎新婦と家族が納得し心地よく過ごせる、温かな食事会を開いてくださいね。

構成・文/弘中栄美 イラスト/田中麻里子 D/mashroom design
※記事内のデータ及びコメントは、2023年12月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー62人が回答したアンケート、2023年6月以降に両家婚約顔合わせ食事会を実施した20~30代の女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2024年2月時点のものです

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