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「コレ、家計からって不公平…」新婚生活でパートナーにモヤりがちな費用5

共働き家庭が増え、家計を公平に分担するスタイルが多い今、家計をめぐって「コレ、不公平じゃない?」と思っている人があちこちにいるとのうわさが。そこで結婚して3年以内の新婚カップルにアンケート。「コレ、家計から?」とパートナーに対してモヤモヤしている出費について聞いてみました。自分たちはどういうルールにすればうまくいくのか、参考にして。

【モヤモヤ出費1】お酒代

「私は飲まないのに、お酒も家計からなの?」

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アンケートの結果、「コレ、家計から?」とモヤモヤしている人が最も多かったのが、お酒関連の出費。特に片方しか飲まない場合、ふたりの飲む量やペースが違う場合、もう一方が不満を持つ、という傾向にあるようです。

ところが実際、お酒は食料品などと一緒に買う場面も多く、買うタイミングで分けるのが難しいという声も。そんな時は家計簿を数カ月付けてみて、どちらが何割くらい飲んでいるのか平均を出し、たくさん飲む方にその分多めに負担してもらうというのも一案です。

モヤモヤ出費~わが家の場合

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一緒に食料品の買い物に行くと、なんとなくお酒も買う流れになり、食費に含まれてしまう。私が飲まないから、最初のうちは彼がお酒代だけお小遣いから出してくれたけど、次第にうやむやになってモヤモヤ……(なっちさん・女性)

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自分が飲みたくて、レモン酎ハイやワインを自分で買っているが、勧めれば妻も飲むので、たまには出してくれたらありがたい(ベルドーモさん・男性)

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スーパーに行くとお酒を必ずまとめ買いしているけど、その費用がなくなれば食費が浮くのになぁと思う(あきはママさん・女性)

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妻がすべてお金を管理していて、自分は自分のお金で外で飲んで帰るのに、妻は食材と一緒に食費で買って家で飲んでいるから、モヤモヤした気持ちになる(ワタルさん・男性)

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お酒を箱買いしてシェアするときがあるのですが、飲むペースが夫の方が早く、平等ではないのがモヤッとします(チョコバナナさん・女性)

【モヤモヤ出費2】美容代

「オレの5倍の美容代が家計からってマジか!」

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次に「コレ、家計から?」とモヤモヤしている人が多かったのが、美容代の出費。そもそも家計に含めていないという人も多い一方、定期的にかかるものだから家計からとしている人も一定数いるようですが、だいたい女性の方が多めにかかる傾向にあり、男性側からの不満が多い項目です。

中には、美容代はそれぞれで負担し、ドラッグストアやスーパーなどで買うものは家計から、と支払い先によって変えている人も。個人差の大きい項目なので、ふたりで話し合って決めましょう。

モヤモヤ出費~わが家の場合

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妻が美容室から帰ってくると、2万円近くかかっていることがある。自分の5倍だけど?と聞いてみたら「かわいい妻でいてほしいなら仕方ない」そうだ(わらびーさん・男性)

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美容代は必要経費。妻に美しくいてほしいというのであれば、美容代は毎月それなりにかかるものなので夫も負担するべき(ゆんさん・女性)

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こちらはボディソープとシャンプー、洗顔料くらいしか買いませんが、妻はその3倍くらい毎月購入しています。でも怖いので何も言えません(きりんさん・男性)

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お風呂・洗面室で使うものは家計から出すことになっているけど、最近、彼が抜け毛対策で別のシャンプーを買うようになり、桁が1個違う。お小遣いから出してくれないかな(さえさん・女性)

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ドラッグストアで購入するものは、生活費から出すことにしているが、妻の化粧品もちょいちょい入っていることを指摘すべきか、やめておくべきか……(くまさん・男性)

【モヤモヤ出費3】食費

「自分が食べたい贅沢品も家計から?」

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お酒と同様、食費も「コレ、家計から?」とモヤモヤする人が多かった項目。選ぶ食材の値段や、食べる量の違いによって不満を引き起こすこともあれば、一方がリモートワークで家で食べる回数が多いなど、今どきな事情も加味されています。

家で自炊する際の食費と、外食費をどうするかは、ふたりのライフスタイルの違いによって決めるのが一番。ライフスタイルが変わったら、その都度見直しをかけ、不公平感のない分担方法に変えていきましょう。

モヤモヤ出費~わが家の場合

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家賃は夫、食費などの生活費は妻、と費用ごとに分担しているけど、夫と一緒にスーパーに行くと、夫がおすしなど値の張る食料品をホイホイと買い物かごに入れてくるのでモヤモヤする(はにたんさん・女性)

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自分はお菓子を食べないのに、妻がお菓子を「食費」に入れている。買い物かごに平気で入れるたび、モヤッとする(ケロオさん・男性)

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家での食費は折半、外食はそれぞれとしているけれど、夫は基本リモートワーク、私は職種的に毎日出勤しなければならず、お弁当を作る時間もないので外食。夫に多めに出してもらえたらと思う(よっちゃんさん・女性)

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外食代は代表して自分が負担していて、本当は妻と折半にしたいが、言いにくい(だし巻きさん・男性)

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夫の方がたくさん食べるのに折半は不公平。特にお米はほとんど夫が食べているのに(いちごさん・女性)

【モヤモヤ出費4】タクシー代

「タクシー代は乗りたい人が出せばよくない?」

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タクシー代も「コレ、家計から?」とモヤモヤしがちな項目。そもそも交通費を家計から出すのかどうかもありますが、タクシーに乗る「理由」によって、家計から出すことを許せる・許せないが変わってくることもあるようです。

どちらかが不満に思うなら、タクシー代を家計から出す・出さないだけでなく、どんな理由なら乗っていいのかどうかまで話し合っておくと安心です。

モヤモヤ出費~わが家の場合

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終電に遅れたとか、夜遅くなったら仕方ないけれど、「疲れる」「足が痛い」とかの理由でタクシーに乗るのは、家計から出すのイヤだな(ハヤトさん・男性)

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交通費は家計から出してもいいけれど、朝、遅刻しそうだからといってタクシーに乗るのはお小遣いの中でやってほしい(むーたんさん・女性)

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近場で飲むなら、タクシーじゃなくて歩いて帰ってくればいいのにと思う(かなさん・女性)

【モヤモヤ出費5】車の維持費

「贅沢なメンテナンス代はお小遣いでお願い」

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車の維持費も「コレ、家計から?」とモヤモヤしがちな項目。生活の足でもあるけれど、ガソリン代が高くつく、洗車などのメンテナンスにこだわりすぎる、乗らないのに愛着だけで所有しているなど、特に一方の趣味の要素が強い場合において、もう一方の不満が起こっているようです。

生活に必要なのはどのレベルなのかを話し合い、それ以上にこだわりがある場合はお小遣いから出してもらうなど、線引きを考えると不公平感をなくせそうです。

モヤモヤ出費~わが家の場合

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生活のための車なら家計から出すのも納得だけど、夫の場合は趣味の要素が強い。洗車でもオプション付けまくりで維持費が結構かかる。お小遣いの範囲でやってほしいな(ももさん・女性)

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妻は結婚を機に車で通勤しなくなり、休日は自分(夫)の車で出かけることがほとんどで、妻の車にはほとんど乗らないのに、愛着があるのか手放すことに抵抗があるらしい。駐車場代も税金も家計から出ていくのでちょっと考え直してほしい(そーたさん・男性)

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夫の車は独身時代に買った輸入車で維持費が高い。ガソリン代も上がった今、ハイオク満タンはキツい。私も乗せてもらうけど、私は乗れればなんでもいいので、家計から出ていくのはちょっと……(もーりーさん・女性)

From 編集部

細かすぎるルールを決めるより、お互いがチェック役に

夫婦の間で「不公平」と思う出費はたくさんあるよう。だけど、本当に不公平感なくやろうと思うと、ルールが細かくなりすぎて、また新たなストレスが生まれそう。ある程度の基本ルールは決めた上で、それ以上はお互いがチェック役になって「飲みすぎじゃない?」「その理由でタクシーはないんじゃない?」などのように注意し合っていく方が、無駄な出費を抑えられる近道かもしれません。新婚の時だけでなく、ライフスタイルが変わるたびにお金のルールについて話し合い、強い家計をつくっていける夫婦になりましょう。

構成・文/前川ミチコ イラスト/沼田光太郎
※記事内のコメントは、2023年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー77人が回答したアンケートおよび、結婚して半年以上3年以内の20代~30代前半の男女220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年12月時点のものです

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