ゲストの顔が思わずほころぶ、笑顔が溢れる定番演出アレンジ
「ゲストに楽しんでもらえる演出をしたい!」。けれど、どんなものが喜んでもらえるかな?そんなお悩みの花嫁さんにおすすめしたいのが、「定番演出のアレンジ」。見慣れた演出も、ちょっとした工夫でゲストの笑顔をもっと引き出すことができるんです!そんな、気負わず取り入れられて、満足度の高かった先輩花嫁たちの定番演出アレンジを大公開します♪
【ほほ笑ましい姿】に
笑顔が生まれるアレンジ
ふたりが行うファーストバイトは、ゲストの笑顔を引き出しやすい演出。この演出に「ゲストによるスプーン選び」をプラスしてアレンジ。大中小3サイズのスプーンからゲストが選ぶサイズ、選ばれたスプーンでのファーストバイトと、会場全体がワッ!と盛り上がるタイミングが二度訪れる笑顔演出に♪
ファーストバイトで笑顔を
<ふたりが楽しむことでゲストもノリやすいものに>
演出中はいつものにぎやかな私たちらしくいることを意識。スプーンを選ぶ役はサプライズ指名で、ケーキ入刀のときに近くまで来てくれた新婦友人にお願いしました。(omaru さん)
ケーキバイト演出を3本まとめて実施し、メイン演出に格上げ!したアレンジ。父母によるお手本バイトに新郎新婦のファーストバイトが続き、締めにはサプライズで恩師へのサンクスバイトを。親から子へ、そしてお世話になった人へ……ストーリー性のある見せ方に、思わずゲストの顔もほころぶ!
ケーキバイトで笑顔を
<披露宴のメイン演出にして正解!>
余興などを行わない披露宴にしたので、ゲストも一緒に楽しめる演出をと考えました。ゲストが笑顔で見守ってくれたり、シャッターチャンスが多くとても盛り上がる演出に。(miyakoさん)
一般的に牧師や神父など、司式者からの問いかけに答える結婚式の誓いを、ふたりならではのキャスティングでアレンジする方法。牧師役を務めたのは、新郎の2人のおいっこ。バージンロードから登場、そして自己紹介、ふたりへの誓いの問いかけまで。新郎新婦が考えたせりふを完璧に読み上げるほほ笑ましい姿に、会場中ににこやかな笑顔があふれる。
牧師役で笑顔を
<形式にとらわれないせりふもポイントに>
一生懸命大役を務める子ども牧師を、どのゲストも笑顔で温かく見守ってくださいました。“〇〇にぃに”など、普段の新郎の呼び名や少し大人びた言葉にも会場が和んだと思います。(しおりさん)
【ドキドキする意外性】に
笑顔が生まれるアレンジ
お色直し後の再入場は、最初の入場と同じ場所からがスタンダード。だけど、司会者や照明スタッフなどと連携し、ガーデンから登場するサプライズ感のある演出にアレンジして、ゲストの笑顔を引き出すことに成功。美しいグリーンの木々があるガーデンの景色も、ゲストに喜んでもらえる仕掛けに。
お色直し入場で笑顔を
<ガーデンに映える衣裳もこだわり!>
再入場はドレスの色当てクイズを兼ねていたので、より注目が高まったと思います。ゲストから「屋外から登場すると思わなかった!」という声も。(こころさん)
視線が集まる再入場は、ゲストのビックリ笑顔を引き出す絶好のチャンス!スタンダードなふたり並んでの入場ではなく、ポーズを工夫することで笑顔を呼ぶアレンジに。お姫さま抱っこなら、仲の良さをアピールしつつ、笑顔とともに大きな歓声も呼ぶ再入場演出が叶う。
お色直し入場で笑顔を
<BGMも笑顔を引き出す一役に>
プランナーさんから「25cmの身長差のあるおふたりならではの再入場にしましょう」と、提案いただき挑戦。学生時代に大ヒットしたラブコメ映画のBGMを合わせたことでより盛り上がりました。(愛子さん)
シンプルになりがちな新郎挙式入場に、ゲスト参加型演出を加えてアレンジ。同様演出としては12本のバラを使った「ダーズンローズ」が代表的ですが、こちらは花の種類も本数も自由な「ブーケストーリー」と呼ばれるもの。さまざまな花を使うことで生まれる程よいカジュアルさと、新郎との和やかなコミュニケーションに会場中が自然と笑顔に。
挙式新郎入場で笑顔を
<堅苦しさのない朗らかな時間に>
なかなか入場のときにじっくり新郎の顔を見て声をかけたりできるチャンスがないので、珍しくてよかったと言ってもらえました。新郎が束ねたブーケを受け取ることができたのもすてきな思い出に。(圭奈さん)
【参加するワクワク感】に
笑顔が生まれるアレンジ
再入場時の人気演出・カラードレスの色当てクイズに、お色直し衣裳を彼にお披露目するセカンドミートをプラス。新郎はクイズにも参加し、みんなでワクワク感を共有する会場一体型演出に。クイズは「正解者」に加え、「新郎と同じ回答者」にも抽選で景品を用意し、ゲストの笑顔を増やすアイデアも。
ドレス色当てクイズで笑顔を
<細かな当選者振り分けでも盛り上げて>
当選者は偏らぬよう男性、女性、親族から各2人ずつに選定。うまくテーブルごとにバラけたことでより盛り上がりました。セカンドミートは、ゲストの前ということもあり、普段よりテンションが高い彼の姿を見られたのもよかったです。(maiさん)
ブーケトスの参加者を全ゲストにアレンジし、ゲストみんなを笑顔にするものに。トスしたのは、ブーケではなくやわらかいボールで安心安全に楽しめる工夫も。新郎新婦それぞれで「新郎賞」「新婦賞」を用意し、お菓子をはじめ、カップ麺などの景品をキャッチしたゲストに贈呈。老若男女、どのゲストも楽しめるイベント性の高い演出に!
ブーケ(ボール)トスで笑顔に
<ゲストタイプ別の景品選びも喜んでもらうカギに>
老若男女、誰でも参加できるようにと考えました。誰が当たっても使ってもらえるものとして、カップ麺などを景品に盛り込んだのも正解でした。お菓子をゲットした友人からは、子どものお土産になったと喜びの声が!(りっぽんさん)
中座演出の定番、エスコート役の「サプライズ指名」。こちらはその役割を、「抽選式指名」にするという一歩先行くアレンジ。新郎の中座エスコート役は、招待状の返信はがきを使ったくじで2名を選出。選ばれたゲストは、新郎と乾杯を交わし全員揃って退場を。くじ引きにしたことで、誰が選ばれるかわからないワクワク感を会場中で共有!
新郎中座で笑顔を
<お手軽なのに盛り上がる!>
特に準備をする必要がなく、簡単に取り入れられる演出です。中座の相手にこだわらない、にぎやかに中座したい人におすすめ!みなさん笑顔ですごく盛り上がりました。(友映さん)
ゲスト卓をまわりながらあいさつや歓談をするテーブルラウンドは、景品が当たる抽選会を加えてワクワク感をUP。あらかじめメニュー表に4色のシールを貼っておいて、お色直し入場後、ゲストの前で抽選して当たりの色を発表。テーブルラウンドをしながら、当選者にプレゼントを手渡した。
テーブルラウンドで笑顔を
<全テーブルが楽しんでもらえるように配慮>
テーブルごとに必ず1人は当たるように調整しました。「〇〇色引いて~!」と盛り上げてくれたり、歓声が上がったりして楽しい雰囲気でした。(まゆさん)
【ふたりの温かい気持ち】に
笑顔が生まれるアレンジ
披露宴のフィナーレの鉄板といえる花嫁の手紙を、家族写真をまとめたスライドショーと、そのBGMとしてふたりからの演奏披露にアレンジ。新婦はクラリネット、新郎はピアノを担当。温かい気持ちのこもった写真の数々と演奏に、見守るゲストから優しい笑みが。
花嫁の手紙で笑顔を
<ギャップのある組み合わせにも注目が>
両親からのリクエストもあり、演奏披露を準備。新郎側のゲストは、彼がピアノを弾けることを知らない人が多かったようで、その意外性にも喜んでもらえる演出になりました。(ここさん)
文字のみとなることが多いペーパーアイテムに、ゲストの似顔絵をアレンジすることで特別感を演出。似顔絵は、席次表には名前とともに入れて、席札には式中付けられるようバッジに仕立てて。ふたりからのおもてなしの気持ちが伝わる、温かさを感じられる一品が完成!
ペーパーアイテムで笑顔を
<ゲストの喜ぶ顔に大満足!>
少人数婚ならでのおもてなしをしたいと、さまざまなアイテムに使える似顔絵を自作しました。似顔絵を使った席次表もバッジもすべて手作り。妥協せずに作ったかいあって、イメージ通りに仕上がり、想像以上に驚き、喜んでもらえてうれしかったです。(杏子さん)
From 編集部
無理しないひと工夫で、ゲストにさらに笑顔になってもらえるように
会場問わずに取り入れやすく、失敗が少ないところも「定番演出アレンジ」の魅力。先輩花嫁のアレンジをそのまま参考にするもよし!ふたりらしい工夫を考えてみるもよし!みんなの笑顔のためにふたりで考えてみませんか?成功のために押さえたいのは事前確認。やってみたい演出&アレンジがあれば、早めにプランナーさんに相談してみて!
取材・文/岸田雅子 D/mashroom design 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2023年12月時点のものです
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