新郎たちの指輪選びSTORY。それぞれのこだわりや想いって?
ふたりの結婚指輪選び、「彼もちゃんと選んでくれるかな?」とちょっぴり不安な花嫁もいるのではないでしょうか。でも、実際に結婚指輪選びをした花婿に話を聞いてみたら、それぞれこだわりや想いを持って指輪を選んでいることを教えてくれました。今回は、そんな新郎の結婚指輪選びのストーリーを紹介します。
STORY1 翔平さんの場合
最初は乗り気ではなかった彼。でも、指輪を知るとこだわりが見えてきて
ー最初、結婚指輪に対してどんなイメージがありましたか?
「普段アクセサリーを着けないので、指輪に対して希望もあまりなくて正直ちょっと面倒くさいなと思っていました。ただ、彼女と有名ブランドを回ったとき、『このデザイン見たことある』『これは人と被りそう』と思い、自分が着けたい指輪はシンプルでありつつも人とかぶらないデザインであることが分かったんです。」
ー自分の理想の指輪にはどうやって出会いましたか?
「ふたりが納得する指輪に出会えなくて、途中僕が『もうこれでいいよ』と言ったら険悪ムードになってしまった日もありました(笑)。そんな中で彼女がオーダーメイドをしているショップを見つけてくれたんです。そこでビビっときました!ここなら、人と違う指輪をゼロベースから作れると思い、かなり乗り気で選べました。」
ーオーダーメイドでこだわったところを教えてください。
「僕の希望であるマット加工、彼女の希望であるミル打ち、ふたりの“したい”をすべて入れたところです。また、僕はプラチナが手になじんで、彼女はゴールドが好きだったので、同じデザインだけど素材を変えられたのも良かったです。」
ー実際に結婚指輪を着けてどうでしたか?
「人と会話しているとき、指輪に目線が行って「結婚されたんですね」と気付いてくれる人が多くて、それで結婚を実感しました。指輪は2日で慣れて、今はもう着けているのが普通ですね。」
指輪選び、ここを楽しもう!
ショップに行って、実際に見て!これに尽きます。知識がないとどんな指輪が欲しいのか希望も出てこないと思います。僕みたいに最初は面倒くさくても、実際に行くと指輪の知識が増えて、テンションも上がってきますよ。何よりふたりで納得した指輪を選べたことが良かったです。(翔平さん)
STORY2 快さんの場合
こだわりや想いが強い彼。後悔しない指輪選びのためにとった行動は
ー最初、結婚指輪に対してどんなイメージがありましたか?
「せっかくの結婚指輪なので、ブランドやデザインなど妥協はしたくありませんでした。ファッションが好きで、普段から私服では指輪を着けていることも大きかったですね。」
ーどうやって結婚指輪を探していきましたか?
「結婚式もですが、彼女より僕の方がこだわりが強く率先して動くタイプだったので、まずは友人夫婦と銀座へ下見に行きブランドの歴史やデザインの特徴を勉強しました。ちなみに、デパートでのポイント割引もしっかり確認しました。そして、彼女と実際に行ったときは、ショップごとに彼女に全力でプレゼン!ふたりで話し合って納得した指輪を探せました。」
ーそうして決めた結婚指輪のこだわりを教えてください。
「憧れのブランドだけどそれが分かりにくいデザインであること、赤い糸の神話をイメージした指輪でストーリー性があったのも決め手でした。人とかぶらないのもポイントです。」
ー結婚指輪が手元にやってきたとき、何か特別なことはしましたか?
「婚姻届の提出日に合わせて買ったので記念に『おうちフォト』をしました。これも僕が企画しました。」
ー結婚指輪を着けてから変わったことはありますか?
「指輪を着けるまでは結婚した実感があまりなかったのですが、着け始めると一気に湧いてきました。仕事中にふと薬指を見て『本当に結婚したんだなぁ』と思うのが嬉しいんです。」
指輪選び、ここを楽しもう!
結婚指輪はずっと身に着けるもの。仕事中などで彼女と離れているときでも、彼女を感じるものだと思うんです。だから、ふたりでじっくり悩んで考えてほしいです。お互いの意見が少し食い違って不機嫌になったこともありましたが、それも含め特別な思い出になるはずです。(快さん)
STORY3 正人さんの場合
ファッションブランドの結婚指輪に込めたふたりの想い
ー最初、結婚指輪に対してどんなイメージがありましたか?
「結婚指輪はプラチナのイメージが強かったのですが、同僚がゴールドを着けていて良いなと思っていました。また、僕は普段シルバーのごつっとしたリングを着けることが多いので、結婚指輪は逆に普段つけないゴールドで特別感を出したいと考えました。あと、着け心地はマストでしたね。」
ーどうやって結婚指輪を探していきましたか?
「2軒で決まったので、結構スムーズだったと思います。まず、どのショップに行くかふたりで話し合ったときに、ジュエリーブランドよりファッションブランドが良いねとなりました。ファッションブランドなら今後も記念日で別のアイテムを買い足せて、思い出が重なっていくのが良いなと思ったんです。」
ーそうして決めた指輪のこだわりポイントは?
「1つ目は色みです。イエローゴールドは肌の色的に似合わなくて、ピンクめのゴールドが肌なじみがよくてしっくりきました。他には、このブランドであることがさりげなく伝わるデザインなのもポイント。あとは着け心地ですね。僕は結構料理をするので、料理中でも気にならないことが大事でした。」
ー実際に結婚指輪をつけてどうでしたか?
「左手の薬指に指輪を着け始めたときは『ついに結婚したのか』と思ったりもしましたが、正直あまり変化はなく、もう着けていることが当たり前になっていますね。」
指輪選び、ここを楽しもう!
自分で気に入ったものを選ぶことが本当に大切だと思います。また、ファッションリングと違ってこれから何十年も着けるものなので、指輪選びをしているときは、将来自分が着けいている姿を想像しながら選ぶのがおすすめです。(正人さん)
STORY4 知秀さんの場合
特別なデート気分で指輪選びを楽しんだふたり
ー最初、結婚指輪に対してどんなイメージがありましたか?
「結婚指輪を選ぶことが楽しみでした。シンプルで着け心地が良いものであるほか、彼女の婚約指輪と重ね着けして似合うものが良いなと考えていました。」
ーどうやって指輪選びをしていきましたか?
「最初、婚約指輪を買ったショップに行ったときに結婚指輪の知識を教えてくれたんです。そこで、華奢なデザインの多い国内メーカーの方がふたりに合っていると思い、国内メーカーを中心に4軒回りました。ショップを回っているときはいつもと違うデートをしている感じで特別感がありました。」
ー結婚指輪探しデートはどんな特別感がありましたか?
「店員さんに話しかけられると『この度はおめでとうございます』と言ってくれて、本当に結婚するんだという実感が湧きました。シャンパンやチョコを出してくれるお店もあって、新鮮なデートでした。」
ー結婚指輪の決め手を教えてください。
「一番はこの指輪が仮に壊れたとしても、図面がずっと残っているので作り直せる点です。結婚したときに決めたデザインをずっと着けられると思ってこのショップに決めました。他には飽きがこないデザイン、ちょうどよい指輪の幅、アフターケアが充実している点です。」
ー結婚指輪を着けて、何か変わったことはありますか?
「婚姻届の提出日まで着けないと決めていたので、いざ着けたとき結婚した実感が一気に湧きました。」
指輪選び、ここを楽しもう!
表面のデザインもですが、指輪の内側のデザインにもぜひこだわって下さい。僕の場合は、相手の誕生石と、記念日を刻印しました。また、結婚指輪選びは「初めての共同作業」と言えます。この時しかできない経験なので、面倒くさがらず楽しんで、納得して選んでほしいですね。(知秀さん)
From 編集部
結婚指輪への想いは十人十色。ふたりだけの指輪選びのストーリーを紡いで♪
4人の指輪選びに対するこだわりや想い、いかがでしたか?想像以上に結婚指輪に対する想いが強いと思った花嫁も多いのではないでしょうか。きっとあなたの彼も心の中には指輪に対する考えがあるはず。まずはふたりで話し合って、そして楽しんで結婚指輪選びをしてくださいね。
構成・文/田原奈奈 撮影/石田翔平 デザイン/mashroom design
※掲載されている情報は2023年12月時点のものです。
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