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花嫁220人が選んだ「花嫁ヘアスタイル」人気ランキング

卒花さん220人に結婚式や前撮りなどで取り入れた花嫁ヘアについてアンケートを実施。その中で上位5スタイルをご紹介します。お手本にしたい実例と人気傾向、それぞれのスタイルごとの旬の情報をヘア・スタイリストの金子真由美さんにお聞きしました!

卒花が選んだヘアスタイルは?

ランキング

花嫁ヘアで人気ナンバーワンだったのは、例年と変わらずローシニヨン。挙式で取り入れる人が多いため、ダントツの1位でした。続く2位は、昨年に比べてグッと順位を上げたハーフアップ。昨年は2位だった編み下ろしが3位となっています。

ハーフアップヘアは韓国風アレンジのタイプが多く、今年のトレンドを反映した結果とも言えそう。次からランキング順にスタイル別の傾向をご紹介します。

お話を伺ったのは……

ヘア・スタイリスト/金子真由美さん
ヘア・スタイリスト/金子真由美さん

数年前までは、ヘアもヘッドドレスもナチュラル系が大人気でした。今の花嫁ヘアは、カールならしっかり巻き、逆にストレートは真っすぐとした質感で、メリハリが利いたスタイルが多いです。ピン、金箔(きんぱく)といったシンプルなあしらいやノーアクセが増えていて、華やかさはヘッドドレスではなく、ヘアのボリュームや毛流れで見せている印象です。

1位.ローシニヨン

ベールに合わせやすいまとめヘア

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ローシニヨンは特に挙式で選ばれるスタイルです。卒花さんのコメントでは「王道だと思うから」「挙式だったので正統派のスタイルに憧れた」といったコメントが見受けられました。

ベールを合わせるのにもちょうどいいシニヨンの位置で、ボブ以上であれば髪の長さを問わないスタイルであることも、多くの人が取り入れた理由と言えるでしょう。

2023年のローシニヨンは?

ツヤと束感が肝!
金子さん

少し前のように「ゆるふわ」にまとめるスタイルは減ってきており、後れ毛などは出さずキレイにまとめた中でも、ツヤのある髪の毛流れをしっかり見せるのがトレンド。カールを生かしたタイプもふわっと崩さず、巻いた髪の束感を出すスタイルが人気です。

2位.ハーフアップ

顔周りはすっきり、挙式との変化も楽しめる

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挙式ではまとめ髪をする人が多く、お色直しで変化のあるスタイルとして選ばれるハーフアップ。顔周りはすっきりさせているのできちんと感がありつつ、ふんわりとさせたダウン部分では披露宴にふさわしい華やかさを演出できます。

卒花さんからは「挙式と違う雰囲気にしたかった」「華やかな感じになると思った」「かわいらしいヘアでカラードレスに合うと思った」といった声がありました。

2023年のハーフアップは?

耳上にボリュームも持たせて輪郭補整
金子さん

韓国花嫁風のハーフアップが増えています。顔周りは両サイドのヘアをねじって後ろでまとめるツインアップ。耳上の部分を少したるませてヘアがかかるようにして、輪郭をカバーしている例も多いです。ダウン部分は崩し過ぎずツヤのあるしっかりとしたウエーブで、毛流れを見せるスタイルが人気。

3位.編み下ろし

特別感のある凝ったアレンジで、カジュアル感も

デザイン
デザイン

髪を編んだりねじったりして、毛先をまとめず下ろしたスタイルが編み下ろし。凝ったアレンジが人気で、「背中が開いているドレスだったので、編み下ろしにして背中にも注目を集めようと思った」などのコメントも。

「カジュアルな印象」「かわいらしい」といった点も支持されていました。

2023年の編み下ろしは?

ランダムなねじりが主流
金子さん

最近はアレンジの幅が広がり、ほどけるようにルーズなタイプやすっきりミニマムにまとめたスタイル、毛束をツインにしたタイプなどさまざまです。三つ編みや編み込みのようなタイプよりも、ランダムにねじるようなアレンジが人気です。

4位.アップシニヨン

かわいらしさと華やかさを叶える

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髪の毛の引き出し具合で頭の形をキレイに見せられるアップシニヨン。特に高めにまとめるおだんごヘアは丸顔の人の輪郭補整にもなり、そのかわいらしい雰囲気も人気。

一方、シニヨン部分を小さめにすっきりまとめたタイプは、挙式で選ぶ花嫁さんも多く、シニヨンの高さやボリュームによっては、「王道」「上品」との声もありました。

2023年のアップシニヨンは?

束感を出してふんわりと
金子さん

ミニマムやモード系のヘアが人気ですが、アップシニヨンについては、かわいい雰囲気の人が選んでいる印象です。以前との違いはやはり「束感」。しっかりカールさせた毛流れを見せるのはローシニヨンと変わらず、シルエットや後れ毛でラフに仕上げるイメージです。

5位.ダウンヘア

細身シルエットのドレスにも映える

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ハーフアップと同じく、挙式のシニヨンヘアとのギャップを出せるのが人気の理由。他のヘアに比べてボリュームも出せるので、マーメイドラインや体にフィットした細身のドレス姿との相性がいいスタイルです。

「大人っぽくしたかった」というコメントや「夜の披露宴だったから」という声も多く見受けられました。

2023年のダウンヘアは?

しっかり巻くかストレートか
金子さん

今のトレンドが最もわかりやすいスタイルと言えるでしょう。以前はふんわりボリューミーな巻き髪が主流でしたが、最近はコテやカーラーでしっかり巻いて毛流れを見せる韓国風のカールが人気。またストレートのダウンは、もともとストレートヘアの人が酸性ストレートパーマをかけて、究極的に真っすぐにする傾向も。いずれも大切なのは「ツヤ」です。

From 編集部

人気のスタイルに旬を取り入れて自分らしいヘアに

花嫁ヘアでは王道スタイルがやっぱり人気ではありますが、そこには質感やボリューム感など絶妙なトレンドが取り入れられています。旬のアレンジを参考にしつつ、ドレスとの相性や好みを反映することで、あなたらしいスタイルが完成するはず。ランキングを参考に、ぜひ満足のいく花嫁ヘアを形にしてくださいね。

金子真由美さん
Profile

金子真由美さん ヘア・スタイリスト

「BOTTOMS」所属のヘア・スタイリスト。インスタグラムでは「#かねこアレンジ」が話題を集める。ウエディングヘア本『#かねこウェディング 』(amzn.to/2vmHFDg)をはじめ、現在までに5冊のヘアアレンジ本を出版。

構成・文/小松ななえ D/ロンディーネ
※記事内のデータおよびコメントは、2023年10月に過去2年以内に結婚式を挙げた20~30代の女性220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年11月時点のものです(2024年11月更新)

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