プロが提案！【髪の太さ別】似合う花嫁ヘア３Style＆ポイント解説

今回教えてくれるのは……

2017年独立、ROI所属。トレンドを取り入れた旬なヘアメイクに定評があり、エッジーでこなれたメイクを得意とする。多くの女性誌をはじめ、さまざまな分野で活躍中。

【髪質：細めさん】の特徴

「細い毛」は柔らかい分ぺたんとなりやすく、巻いた髪も元に戻ってしまいがち。でも柔らかな雰囲気づくりが得意で、ふんわり系のアレンジが似合います。（甲斐美穂さん）

【髪質：太めさん】の特徴

「太い毛」は硬めで丈夫。ボリュームが出やすい分、乾燥しがちでまとまりづらいのですが、ウエット＆タイトなスタイルが決まるのは太い毛さんの特権です。(甲斐美穂さん)

細い毛さんは、ふわふわ感やニュアンスを簡単に出せるのが大きな魅力。シースルーバングや束感を生かしたエアリーなスタイルが似合い、透明感や繊細さを醸し出せます。(甲斐美穂さん)

【STYLE１】シニヨン

毛が細いと頭の形が表れやすいため、全体にニュアンスを付けてシルエットに丸みを持たせることが大切。表面の髪は束感を付けたまま引き出して空気をはらませ、ゆるバング＆後れ毛で顔周りにもふんわり感を。

【STYLE２】まとめヘア

髪を結ぶ際にサイドを引っ張り上げると、地肌が見えたり幼く見えることも。耳上をかすめるようにL字の毛流れにし、ミドル位置でお団子にすることで、品良くフェミニンな雰囲気に。シースルーバングも◎

【STYLE３】ダウンヘア

前髪を上げてカチューシャで押さえるときは、ぺたんこに見えないようほんのり引き出して盛るのがコツ。巻く前にカールキープスプレーを仕込み、巻いた後に速乾性のオイルをつけると細い束感がきれいに揺れます。

髪にハリがありボリュームが出やすいからこそ、ストレートやタイトにしても様になるんです。質感でいうならゆるめやふわふわより“ツヤ”が似合います。（甲斐美穂さん）

【STYLE１】シニヨン

シニヨンヘアは頭が大きく見えないよう、コンパクトにまとめるのが肝心。左右をねじりながら襟足でまとめたら、シニヨンも編んで立体感を。表面は毛束を細かく取って巻くことで“ニュアンス風”の動きを付けて。

【STYLE２】まとめヘア

ふわふわよりタイトにまとめてツヤを出すスタイルが向いているので、玉ねぎヘアもスリムに仕上げるのがおすすめ。メタリックなシルバーアクセをランダムに添えると、ツヤ感もアップして一段とおしゃれ見え。

【STYLE３】ダウンヘア

強めに巻いたらブラシでほぐし、ツヤを与えてからボリュームのあるヘアアクセで押さえるとメリハリのあるダウンヘアが完成。片側は耳を出してすっきりと、逆サイドは自然に下ろしておくとより大人っぽい印象に。

取材・文／大平美和　撮影／藤原 宏（Pygmycompany）　スタイリング／浦住弥也子　ヘア＆メイク／甲斐美穂（ROI） モデル／上西星来、鈴木友菜　イラスト／EccO　D／mashroom design　構成／山川眞侑（編集部） 装花協力／LAND
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2023年11月時点のものです

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