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ドレス
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【試着SNAP36着】“会場映え”する花嫁姿を実現!ドレス選びレポート

結婚式のドレスを選ぶ上で、会場との相性の良しあしはしっかりチェックすべきポイントです。そこで、今回は結婚式会場の雰囲気やスケール感を考慮しながら、とっておきの一着をセレクトできたおしゃれな卒花さんの試着レポートをお届け!会場タイプによって変わる視点をぜひ押さえてくださいね。

※試着写真の☆マークは、花嫁さんの「ときめき度」を表します

【CASE1】
正統派チャペルのあるクラシカルなホテル

マヤさんのウエディングドレス選び

会場は、正統派のキリスト教式に憧れ、ステンドグラスの美しいチャペルやクラシカルなバンケットに引かれて決定。

花嫁姿も、大聖堂のような雰囲気のチャペルに合う上品なスタイルであることを意識。チュールやレースがふんだんにあしらわれたドレスにはあまり興味がなく、シンプルなドレスが好み。地味になりすぎないように裾にデザインがあるタイプから検討し始めたそう。

【ドレス選びDATA】

■挙式月 8月
■回ったドレスショップの軒数 6軒
■試着したウエディングドレスの着数 約50着

design

試着してわかったことは?

ハリや光沢のあるドレスで理想の姿に
マヤさん

レースやビジューのないドレスを着る前は、寂しい印象になることが心配でした。実際に着てみると、ハリや光沢のある素材と上品なデザインでシックなスタイルに!ティアラを着けたかったので、シンプルな方がバランスよくまとまることもわかりました。

design

大聖堂のようなチャペルには、クラシカルなドレスの中でもウエストから広がるデザインが合うと思い始めたそう。中でもロールカラーのドレスを試着したら、ロイヤルウエディングのようなシックかつ華やかな雰囲気がとても素敵で、ティアラとのコーディネートもしっくり。試着中に、バージンロードを歩いている姿がイメージできるドレスであることもセレクトポイントに。

デザイン

レースなどの華やかで凝った装飾は施されていないけれど、生地に程よい光沢があることと、ウエストから広がりのあるシルエットで、上品に見える一着。ロールカラーの幅が、太すぎず細すぎないところも、クラシカルな雰囲気を出すことができてとても気に入っているそう。

どこから見ても自分が一番キレイに見えることや、憧れていた『マノロブラニク』のハイヒールとも合うデザインだったことも決め手になった。

ドレス選びで大切にしたこと

たくさん試着すること!!
マヤさん

自分の好きな雰囲気や結婚式のイメージを固めてから試着に行くのがおすすめです。着る前はどれも素敵に見えましたが、なかなかしっくりくるドレスに出合えませんでした。たくさん試着することで、自分に合うドレスを着た瞬間にフィットする感覚があるので、諦めずに探してほしいです。

【CASE2】
眺望の美しい高層階ゲストハウス

@wd_mufさんのウエディングドレス選び

会場はみなとみらいの景色を見渡す、ニューヨークのペントハウスをテーマにしたスタイリッシュな雰囲気のゲストハウス。

海外のウエディングのようなシンプルだけれど一癖ある、空間にマッチしたカッコイイドレスを検討。また、ゲストと距離の近いパーティを意識していたので、カジュアルさを感じさせる、スレンダーやマーメイドラインのドレスを候補に。

【ドレス選びDATA】

■挙式月 6月
■回ったドレスショップの軒数 5軒
■試着したウエディングドレスの着数 18着

@wd_mufさん

試着してわかったことは?

ストレートカットがしっくりくる
@wd_mufさん

ハートカットやVネックのデザインは、気にしていたデコルテの骨っぽさが強調されてしまうことがわかりました。そこからストレートカットのドレスをメインに試着。その中でも、袖やバックスタイルにポイントのあるドレスが自分にしっくりくるように感じました。

@wd_mufさん

みなとみらいの景色を一望できる抜け感のある会場だったので、装飾はあまりきらびやかではない方がしっくりくると思ったそう。そこで、シンプルながら洗練されたデザインに絞り、さらに季節感も意識。初夏らしい爽やかな印象になる、軽やかな素材に着目した。

@wd_mufさん

ひと目見た瞬間、一癖あるスリーブのドレスに心をつかまれたそう。体にピッタリフィットしすぎないマーメイドラインで、デコルテの骨感が気にならなかったのも決め手に。シンプルながらも洗練されたデザインが、都会の景色やニューヨークのペントハウス風の会場とも相性抜群だった。

ドレス選びで大切にしたこと

結婚式全体のイメージを固めることが先決
@wd_mufさん

理想の会場や結婚式の雰囲気をまずはイメージすることが大事だと思います。私はSNSなどで画像を集め、イメージシートを作って、なりたい姿を固めていきました。そこからさまざまなドレスを試してみて、イメージと自分の体形に合うドレスを絞っていくのがいいのではないでしょうか。

【CASE3】
歴史的建造物が生まれ変わったゲストハウス

かなさんのウエディングドレス選び

会場は、歴史的建造物をリノベーションして誕生したゲストハウス。緑が多いロケーションであることと、木目調のチャペルが決め手になったそう。

王道のチャペルではなかったので、ふわふわとしたシルエットのドレスではなく、華やかすぎずキレイめな中にかわいらしさのあるドレスを探した。

【ドレス選びDATA】

■挙式月 9月
■回ったドレスショップの軒数 3軒
■試着したウエディングドレスの着数 10着

かなさん

試着してみてわかったことは?

ストラップの位置や胸元が重要!
かなさん

SNSで見ていて憧れていた、装飾レスのサテン生地は、私の顔には合わないことがわかりました。また、ストラップの位置や胸元のデザインが、顔の印象やスタイルの見え方にすごく影響することがわかりました。

かなさん

挙式会場が光の入り方がとてもキレイなので、自然光によってよりキレイに見える素材感やデザインがいいなと思うように。また、せっかくの結婚式ということで、いかにもドレスらしいデザインやバックスタイルにこだわりたいという気持ちが芽生えたそう。

かなさん

もともと着たかったサテン生地のドレスが諦められなかったところ、上半身がレース素材、スカートがサテン生地の一着に出合った。しかもすでに試着回数が上限に達していたため、着られないと言われていたが奇跡的に試着に空きが出て着られたことで運命を感じたそう。

上下の素材違いに加え、カッティングレースに縁どられたバックスタイルなど、誰ともかぶらないデザインであることも決定のポイントになった。

ドレス選びで大切にしたこと

まずは「着たい!」気持ちが大事
かなさん

まずは、着たいドレスから試着するのがおすすめです。しっくりこなかった場合は、サロンの担当の方に自分に合うドレスを選んでもらうとスムーズだと思います。自分が似合わないと思っていたドレスが、意外に似合うこともけっこうありました。

【CASE4】
自然に包まれたアンティーク感漂うリゾートホテル

@ake_shun_wdさんのウエディングドレス選び

軽井沢の大自然に包み込まれているリゾート感と、アンティークの装飾が美しい世界観のリゾートホテルが舞台。

屋外を歩くことも想定し、動きやすいことや軽井沢の自然と相性のいいナチュラルな形と素材感を重視。また、ベルギー産のクラシカルな装飾が施されたアンティーク感漂うパーティ会場にマッチする、華やかで凛とした雰囲気のドレスを探し始めた。

【ドレス選びDATA】

■挙式月 10月
■回ったドレスショップの軒数 4軒
■試着したウエディングドレスの着数 15着

@ake_shun_wdさん

試着してみてわかったことは?

似合う色みや袖のデザインが明確に!
@ake_shun_wdさん

肌が黄色みが強いので、真っ白すぎるドレスは肌になじまない印象がありました。ノースリーブやロングスリーブは似合わず、フレンチスリーブやビスチェの方が二の腕の太さが気にならず、骨格に合っていると感じました。また、マーメイドドレスの中でも、メリハリが強調されすぎるものは似合わないことにも気づきました。

@ake_shun_wdさん

秋の軽井沢に合う凛とした雰囲気と夜の披露宴でも映えるという2点がポイントになりました。また、お色直しも白のドレスにしたので、ガラリと印象が変わる全く違うデザイン2着を選ぶことも意識しました。

@ake_shun_wdさん

1着目は、挙式会場の木の温もりや自然が引き立つシンプルで洗練されたデザインのマーメイドドレスをセレクト。胸元のチュールやトレーンの形などディテールもお気に入り。

2着目は、ビジューや刺しゅうが美しい憧れのブランドの一着。アンティーク照明や装飾のキャンドルによってキラキラと輝くビジューが、夜のパーティ会場に映えてロマンチック!と感じたのも決め手に。

ドレス選びで大切にしたこと

会場との相性や式の雰囲気を軸に
@ake_shun_wdさん

直感だけでなく、会場との相性や自分がイメージした式の雰囲気を優先させた上で着たい形やデザインを選びました。どんな式にしたいかを事前にイメージしておくことで、軸がぶれずに選ぶことができるはず。骨格とドレスの相性もあると思いますが、目で見ると実際着るのとでは全く印象が異なるので、気になるものはぜひ着てほしいです!

From 編集部

会場との相性はシルエットや素材から。その上でディテールを吟味して

卒花の皆さんが答えてくれた、会場との相性を考えたドレス選びからわかるのは、スカートのシルエット、素材感が大切なこと。シルエットは会場のスケール感とのバランスでとても大切ですし、素材感は会場の雰囲気や照明との相性が反映されやすいポイントです。そこに加えて、体形や好みに合うかなどデザインのディテールにもこだわりながら、吟味している様子。特に細かいポイントほど実際に着てみてこそ良しあしがわかるようですので、ぜひ早めに試着を始めて、満足のいく一着に出合ってくださいね。

構成・文/小松ななえ D/mashroom design
※掲載されている情報は2023年11月時点のものです

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