できあがった結婚式フォトを見て、花嫁がちょっぴり後悔したこと
できあがった結婚写真を見ると、思っていたのとちょっと違う……!そんな卒花たちのフォトに関する後悔エピソードをご紹介します。撮り直しできないからこそ、失敗を防ぐポイントもチェックしてください。
テイストが違ってちょっぴり後悔
「結婚報告に使えそうな写真がないかも!?」
「かっちりとした決めショットばかりで自然な表情がなかった」、逆に「目線を外したナチュラルな写真ばかりでカメラ目線の写真が少なかった」という体験談が多数。「きちんとした写真」「ナチュラルな写真」どちらかに偏っていると、結婚報告はがきやSNSにアップできる写真が少なく、「思っていたテイストやイメージと違った!」という後悔につながってしまいます。
ちょっぴり後悔
新郎新婦メインの写真よりも、外し気味の角度で撮るパターンが好きなフォトグラファーさんで、あまり好みではありませんでした。せっかくの結婚式なので、主役の新郎新婦をもっと撮ってほしかったです。(ぱるかさん)
カジュアルなテイストの写真が多かったけれど、もっとキラキラしてドラマチックな、お姫さまのような雰囲気でも撮ってほしかった……。(あっこさん)
会場全体の雰囲気がわかるように遠くから撮ってる写真が多くて、「THE 新郎新婦!」という王道ショットが少なく、ふたりの結婚式っぽくなくて残念でした。(MMさん)
澄ました表情ばかりで、もっと家族や友達と会話しているときの自然な写真も撮ってもらいたかったです。(ATさん)
好みのテイストと「押さえておいてほしい」ショットを伝えて
雑誌、インターネット、SNSなどで好みのテイストの写真を集めて、事前にフォトグラファーさんに渡しておきましょう。また、得意な分野もそれぞれなので、好みのテイストに撮ってくれそうなフォトグラファーさんを指名するのも一つの方法。
そして、「かっちりした写真」「ナチュラルな写真」ばかりにならないように、「ゲストとの会話など自然な写真も撮ってほしい」「乾杯やケーキ入刀などプログラムの決めショットは押さえておいてください」と伝えておくと安心です。
アイテムの撮り忘れでちょっぴり後悔
「イメージ写真も撮っておいてほしかった」
結婚式の様子だけではなく、お気に入りのアクセサリー、ウエディング小物、DIYアイテムなどのイメージカットも素敵ですよね。撮ってくれているはずと思っていたのに、できあがった写真にないとちょっぴりショックです。
ちょっぴり後悔
誰もいない披露宴会場の写真や新婦の足元の写真がなくてちょっとがっかり。(みさみささん)
ひと目ぼれして選んだおしゃれな会場だったので、披露宴会場や外観の写真はたくさん撮ってもらえるように伝えたけれど、装花や装飾のアップが少なくて寂しかったです。(ももさん)
ゲストがフラワーシャワーを持っているところや、席札のメッセージのアップも撮ってくれていると思っていました。(あおさん)
ウエルカムコーナーをおしゃれに飾ったのに、コーナー全体を写した2~3枚しかなかった。ウエルカムボード、思い出フォト、花、プレゼントボックスも1点1点撮ってほしかった。小さなことですが、ぬいぐるみの目線がカメラに合ってなかったのも残念。(ジマーさん)
撮影イメージや撮ってほしい小物リストを作成
手作りして思い入れのある小物でも、伝えておかないと写真に残っていないことも。「こんなふうに残したい」というイメージ画像や、撮っておいてほしいリストなどを事前に渡しておくと、撮り忘れを防げます。
ブライダルシューズ、きれいに並べたアクセサリー、ハンガーにかけたドレスなどのビューティ小物も伝えておかないと、ブライズルームで撮影する時間を取っていないかもしれないので、事前に希望を伝えて撮ってもらいましょう。
集合写真しかなくてちょっぴり後悔
「新郎側、新婦側、それぞれの家族写真を残したかった!」
集合写真や親族写真はあっても、新郎側、新婦側それぞれの家族だけの写真や、きょうだいとの写真は意外と撮る時間がないもの。「家族との写真が欲しかった」「新郎新婦はたくさんのゲストに囲まれて、家族は遠慮するから意外と撮影できない」の声が多かったです。また、あまり写真に写っていないゲストがいたという後悔コメントも。
ちょっぴり後悔
バージンロードを歩いたので父と写真は撮ったけど、母との写真はありません。母との写真も、父母や妹との家族写真も撮っておけばよかったです。(みちさん)
家族との写真が少なかったです。テーブルラウンドと集合写真はあるけど、それぞれのきょうだいとも写真を残したかったし、挙式前に家族で写真を撮ってもらえばよかった!(なつさん)
ゲストのナチュラルな写真をお願いしていましたが、テーブルラウンドではみんな同じポーズを取らされていてその人らしさが出ていませんでした。写っている人物にも偏りがあり、集合写真以外に写っていないゲストがいるのも残念でした。(みーさん)
家族との撮影時間は事前に確保して
家族との写真は意外な盲点。結婚式当日は分刻みでスケジュールが詰まっているため、新郎新婦は忙しく家族もゲストへのあいさつなどであまり時間が取れません。事前にプランナーやフォトグラファーに話しておくと、お支度やお開き後などに時間を取っておいてくれるので相談してみて。
こだわりドレス&アクセが写っていなくてちょっぴり後悔
「細部のデザインが素敵だったのに(涙)」
ドレスは全体のシルエットだけではなく、繊細なレースやきれいなレース、ビジューやトレーンなど、細かいデザインもチェックして選んでいますよね。でも、遠目から撮った全身だけや、入退場など動きのあるカットだと、デザインの細部がわからなかったというコメントも。お気に入りのアクセサリーも、角度によってはきれいに写真に残らないことがあるようです。
ちょっぴり後悔
ドレス全体が写っている写真がものすごく少なかったです。ブーケで隠れていたり、高砂席で隠れていたり、もっと事前に指示しておけばよかった!(まみさん)
背中が大きく開いてきれいなドレスだったので、フォトグラファーさんに背中からのショットをお願いしていました。確かに背中からのショットはあったのですが、披露宴時のものはなく挙式時のものばかり。挙式時はベールが着いていたので背中のデザインが隠れてしまっているんです。残念でした……。(絵莉子さん)
ブーケを高い位置に持つようにいわれて意識していましたが、写真を見たら、カラードレスのウエスト部分にあるビジューが隠れて写っていませんでした。(えぃみぃさん)
髪飾りを右側に着けていましたが、左側から撮った写真が多くほとんど写っていませんでした。(なーごんさん)
ドレスのお気に入りポイントを伝えて
「全身カットを押さえて」「トレーンの長さがわかるバックショットを」「背中のレースを撮ってほしい」など詳しく伝えておくのがおすすめ。高砂席に座っているときや会場内を歩いているときはテーブルなどが写り込んで撮りにくいので、お支度直後や再入場前などにドレスをきれいに撮影してもらいましょう。
From 編集部
ちょっぴりでも後悔しないように打ち合わせを
説明しなくても、結婚式の流れや家族、ゲスト、こだわりのアイテムやドレスも全部撮っておいてくれるはず!と思いがちですが、欲しいショットは伝えておく方がベター。イメージに近い写真や撮ってほしいポイントをまとめて、フォトグラファーやプランナーに伝えておきましょう。後悔なしのウエディングフォトを目指して!
構成・文/竹本紗梨 イラスト/黄身子
※記事内のデータおよびコメントは、2023年8月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー44人が回答したアンケート、2年以内に結婚式を挙げた20~30代の女性110人が回答したマクロミルアンケートによるものです
※掲載されている情報は2023年10月時点のものです
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