\こんなの初めて!/ゲストの記憶に残る♪挙式演出11選
ゲストが「こんなの初めて!」と思わず驚くような演出なら、参列者全員にとってふたりの結婚式がさらに素敵な思い出に。大好評だった、驚きと新鮮さのある披露宴演出の記事に続いて、今回はゲストの記憶に残る【挙式演出】に絞ってご紹介します。演出タイプ別に、先輩花嫁の最新実例をチェックしていきましょう。
1.「シャワー演出」
ゲストの祝福に応える、ふたりらしい工夫を
私たちのシャワー演出♪
<ゲストからの祝福に、ふたりからも感謝のシャワーのお返しを>
コロナ下、大切な人に会えなかった日々を経ての結婚式。集まってくれたゲストと一緒にお祝いをと、ゲストはふたりに折り鶴と紙風船を、新郎新婦はお返しとしてゲストに白い折り鶴をシャワーし合い、喜びを共有した。
「シャワーのお返しをすることで、お祝いしてもらうだけでなく私たちからの感謝の意も持たせられたと思いました」
写真1/佐々木まどかさん
<会場や土地も意識し、葉っぱの選定を>
沖縄挙式のふたりは、会場のモチーフでもあり、当地でなじみ深いフクギの葉をシャワー演出で採用。
“福”木とも書き、幸せを招くハッピーツリーといわれていることも決め手に♪白いチャペルにつややかなグリーンが映えた。
「リーフだと少しヘルシーな印象で、甘くなりすぎないところも◎。珍しさと共に沖縄らしさも感じてもらえる演出になりました」
写真2/Hiroさん
【演出データ】
●佐々木さん分
準備期間:1カ月/費用:約2000円
2.「ブーケセレモニー」
ゲストとのつながりも感じられる参加型で
私たちのブーケセレモニー♪
<手紙演出と組み合わせ、盛り上がりもある人前式に>
挙式入場前、ゲスト各人に宛てた手紙を一斉に読んでもらう「スイッチングレター」という演出を行いました。その手紙のうち12人にリクエストカードを同封し、サプライズでダズンローズを依頼。指名されたゲストは驚きながらも喜んでくれたそう。
「カードには朗読してもらう誓いの言葉を添えて。ゲストを困らせないように工夫をしました」
写真1/宮本愛弓さん
<新郎から受けてきた数々のサプライズへの感謝をゲストと共に形に>
これまでふたりの特別な日を彩ってきたバラで、新婦が新郎に仕掛けたサプライズ!新郎友人5人に協力してもらい、リアリティ番組風に1人2本ずつのバラを新郎に。“最後の1本”は、新婦が渡して気持ちを伝えることができた。
「彼の驚いた表情が印象的な、忘れられない思い出になりました」
写真2/山内諒子さん
【演出データ】
●宮本さん分
準備期間:2カ月/費用:約4000円
●山内さん分
準備期間:2カ月/費用:7000円
3.「レターセレモニー」
神聖な場だから、より心に響く演出に
私たちのレターセレモニー♪
<新郎新婦が入場する前の高揚感が高まる演出に>
ふたりの登場前に各ゲストに宛てた手紙を読んでもらう、スイッチングレター。レターはエスコートカードに同封し受付に設置。つづられたメッセージに心が揺さぶられてからのふたりの登場に、ゲストも思わず感動!
「式に合わせてエスコートカードの飾り方にもひと工夫。ラフに窓にマスキングテープで貼って、見た目でも楽しんでもらえました」
写真1/misakiさん
<「涙は挙式に置いていこう!」とクライマックス演出は挙式で>
親への手紙演出は、披露宴の締めに行うことが一般的。しかし「披露宴はワイワイ楽しい時間に」と、新郎新婦がそれぞれ挙式中に朗読。親にサプライズで喜んでもらいたいという願いも叶った、感動のシーンになった。
「結婚式に決まりはないと実感。演出の場所やタイミングもふたりの思いに沿う方が、よりよい時間になるなと感じました」
写真2/松尾晴圭さん
<自分の言葉でしたためたレターで、思わずグッと来る誓いに>
ゲストの前で結婚を誓い、承認してもらう人前式。ふたりはそれぞれオリジナリティのある自分の言葉で誓いを手紙にし、互いに向けて朗読した。ふたりの人柄が伝わる内容に、見守るゲストも温かい気持ちに。
「誓いの言葉を朗読する間、彼、そしてゲストへの感謝の気持ちでいっぱいに。人前式だったからこそできた演出になりました」
写真3/寺坂佳歩さん
【演出データ】
●misakiさん分
準備期間:2カ月/費用:約1300円
●松尾さん分
準備期間:1日/費用:0円
●寺坂さん分
準備期間:2週間/費用:約1000円
4.「ファミリーセレモニー」
互いを想い合う家族の姿が感動を呼ぶ
私たちのファミリーセレモニー♪
<感謝を伝え、これからへの思いを宣言する“身内だけ”の時間に>
新郎新婦と親が言葉を交わし合うファミリー演出。前半には親への感謝を伝える感謝式、後半には義理の親へ「これからよろしくお願いします」とあいさつをする家族式と2回に分けて実施。見守るゲストの胸にも強く響く、思わず感涙の演出に。
「式の最中、親や義両親と面と向かって話す時間はほぼなく。貴重で特別な時間になりました」
写真1/おがちさん
<両家、新郎新婦。3つの酒を合わせ、家族の一体感を>
家族のみの沖縄挙式。親と共に印象に残る演出をと、日本伝統の水合わせの儀を酒にアレンジして取り入れた。オリジナルラベルを貼ったつぼに両家親、新郎新婦の順で注ぎ入れ、ふたを締めて完成。新しい家族の誕生をみんなで祝えた。
「親には演出直前に、“新しい家族を築く”という儀式の意味を説明。感動してくれていたのがうれしかったです」
写真2/神開愛彩さん
【演出データ】
●おがちさん分
準備期間:0日/費用:0円
●神開さん分
準備期間:3カ月/費用:約3万円
5.「クロージング演出」
幸せな余韻が続く、挙式の締めくくり
私たちのクロージング演出♪
<最後の最後までゲストの記憶に残る挙式にと>
退場の扉が閉まる寸前、ふたりが抱き合うクロージングハグ。仲の良さが伝わるだけでなく、厳かな式をカジュアルに締められる、思わず歓声が上がる演出になる。シャッターチャンス、最後の見せ場としても◎。
「彼が変顔をしていたこともあり、笑いに包まれる最後に。理想どおり、印象的だった!とたくさん声をかけていただけてうれしかったです」
写真1/makiさん
<2度目のキスはふたりだけで。映えるクロージングを>
退場の扉が閉まる瞬間に、サプライズでキスを披露するクロージングキス。まな娘と共に挙げた結婚式で、誓いのキスは3人でだったこともあり、ふたりだけのキスをとクロージングで。ブーケで顔を隠して、おしゃれで映えるキスシーンに♪
「特注したブーケも映える写真に仕上がったのも大満足!ゲストに驚き、楽しんでもらえる演出になりました」
写真2/植垣陽菜さん
【演出データ】
●makiさん分
準備期間:0日/費用:0円
●植垣さん分
準備期間:0日/費用:0円
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From 編集部
ふたりらしい工夫でゲストの心に残る挙式に!
ゲストの記憶に残る挙式演出のポイントは「感謝の気持ちを伝えたい」「驚かせたい」など、目的が明確になっていること。どんなことをしたいのか、じっくり考えて演出に盛り込むことで、ゲストにもふたりにも大切な思い出になるはず。まずは会場に相談してみてくださいね。
取材・文/岸田雅子 D/mashroom design 取材協力/アクアデヴュー佐賀スィートテラス(新郎新婦の手紙演出分)、ヴィラルーチェ(顔隠しクロージングキス演出分)、 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2023年8月時点のものです
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