[全文掲載] 花嫁の手紙vol.30～自分の決断をいつも優しく後押ししてくれた感謝を伝える～

■2021年10月挙式
■招待ゲスト数…46名（家族、親族、友人）
■花嫁の手紙を書き始めた時期…１日前
■花嫁の手紙を書くのに要した時間…約２時間
■事前練習の有無…無
■式で花嫁の手紙を読んだ時間…約２分

お父さまへの感謝がぎゅっと詰まった温かい手紙でGOOD！

【Ａ】では、大変だったであろう当時のことを振り返られていますが、そんな時期の親御さまの姿を新婦さまが覚えていて、一生懸命な姿を見ていたことが今の大きな感謝に繋がっていることが伝わりました。

【Ｂ】では、どんな時でも娘を信じる父親の姿が浮かび上がってきました。素敵な親子関係が伝わり、大切に育てた一人娘が結婚する際も、優しく送り出してくれたエピソードには涙が出ました。

そんなお父さまの姿を見て育った新婦さまのお気持ちが【Ｃ】に書かれていますね。お父さまがこれまでしてくれたことが結婚することで改めて実感されたとのこと、とても素敵だと思いました。お父さまへの感謝がぎゅっと詰まった温かいお手紙で私の気持ちも温かくなりました。（澤さん）

From 編集部

結婚式は今まで伝えられなかった気持ちを伝えるチャンス

日常生活で「ありがとう」と言葉にすることはあっても、過去を振り返りつつ「あの時はありがとう」と伝える機会はなかなか無いと思います。結婚式での花嫁の手紙はそんな「あの時はありがとう」を伝えられる絶好のチャンスです。今回紹介したROCHIさんのように手紙を書くことを通じてより相手への思いや感謝が深まるのも、花嫁の手紙の良さですね。

Profile

澤 智子さん 株式会社NEO FLAG.
ウエディングプロデューサー

ウエディング業界歴18年で通算2000組以上のカップルをプランナーや司会者としてサポート。
花嫁から手紙の相談をされることが多く、親やゲストにしっかり伝わる手紙の書き方 をアドバイスしている。