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検討タイミングはまさに“今”!新婚夫婦が考えるべき「保険」って?

結婚を機に考えたい保険の内容

突然ですが、皆さんは保険に入っていますか?実は結婚したての今こそが、保険のことを考える絶好のタイミングなんです。ちなみに、結婚後に訪れるリスクを大きく分けると「死亡」「病気やけが」「老後」の3つ。そこで今回は、新婚カップルがどのような保険に加入し、月々いくらお金をかけているのかを大調査!保険のファイナンシャルアドバイザーにもじっくり話を聞いてみました。

※ファイナンシャルアドバイザーとは、取扱商品やコンサルティングに関する研修を受け、厳しい接客基準をクリアしたゼクシィ保険ショップの接客スタッフの呼称です

結婚を機に、保険について彼と話し合った?

「話した」というカップルは4割足らず

結婚を機に、「保険」について彼と話したのかの割合

アンケート結果を見る限りでは、保険についてしっかり話し合いができていないカップルの方が多いようです。さらに「独身時代に入った保険を結婚後もそのまま継続している」という人たちが意外といるのも気になるところ。今までの保険は、受取人や保障内容などが結婚後の生活を見据えたものではないため、この機会にどんな保険がふたりにとってベストなのかをよく話し合ってみましょう。

次からは「検討ポイント」として、具体的な保険の中身をご紹介します。

【検討したい!その1】医療保険

加入は、健康状態や収入と要相談。妊活に備えるならその 1 年前がベター

入院中のイラスト

「医療保険や医療保障は、病気やけがに備えるための保険です。結婚後は配偶者や子どもが加わることにより、健康面でのリスクも増えるため、加入することをおすすめします。加入するタイミングについては、健康状態や世帯収入などを考慮して、慎重に検討することが重要です」(ファイナンシャルアドバイザー)

医療保険に関しては受取人が自分自身になるため、独身時代に加入した保険をそのまま継続する人も少なくありません。ただし結婚すると妊娠・出産をはじめ、年齢と共に高まる健康リスク、家族の病気・けがについても考える必要が出てくるので、今が最初の見直し時と言えそうです。

保険の適用タイミングに注意!

医療保険は、出産時のトラブル(帝王切開や切迫早産やつわりがひどいときの入院など)に備えてぜひ加入しておきたいもの。ただし、保険に加入して 1 年は保障対象外で適用されないことが多く、妊娠が分かってからだと間に合わない場合も。いつから適用されるのかきちんとタイミングを確認した上で、早めに入っておくと安心です。

新婚カップルの「医療保険」の加入状況は?

医療保険加入割合

医療保険の加入率は約6割で、やや高め。とはいえ、加入していない人が4割近くもいる状況にも目を向ける必要があります。

今はまだ若くて病気になったときのことがイメージできない人も多いと思いますが、事故などのけがは年齢に関係なく誰にでも起こり得るし、予期せぬ感染症に見舞われることもあります。長期入院で働けなくなったら?とイメージしつつ、まずは加入の是非とタイミングなどをふたりでじっくり話し合ってみましょう。

新婚花嫁Voice

加入理由やきっかけは?支払額はどのくらい?
花嫁

保険はしっかり入っておくべきだと思い、保険料は夫婦それぞれ月々5000円~1万円程。結果、昨年コロナに罹患した際にも保障を受けることができ、備えておいて良かったと思いました。(miyumimiさん)

花嫁

気胸で入院したことをきっかけに、月2500円の医療保険に加入。私の場合は、不妊治療も保障の対象になったので助かりました。(minaさん)

花嫁

妊娠・出産は何が起こるか分からないので、万が一に備えて妊娠前に加入。実際に切迫早産になってしまって保険のお世話になることに。月々の保険料は夫が3500円、私の分は4500円です。(R.Yさん)

【検討したい!その2】死亡保険

できれば、結婚後はなるべく早めの加入がおすすめ

死亡保険のイメージイラスト

次に検討したいのは「死亡保険」。結婚するとお互いに支え合いながら生活していくことになるので、大事な家族を守るためにも万が一に備えておく必要があります。

保険のファイナンシャルアドバイザーいわく、「家族や相続人の将来に大きな影響を与えるため、できるだけ早く検討することをおすすめします。何かあっても配偶者や子どもが安心して生活していけるよう、十分な保障を備えた保険に加入しておきたいものです」とのこと。

家族構成のほか、ふたりの働き方や職場の環境などによっても必要な保障額は変わってきます。また、死亡保障額が高いほど月々支払う保険料も上がるので、万が一のときに必要なお金と、日々の生活費とのバランスもよく考えながら検討しましょう。

新婚カップルの「死亡保険」の加入状況は?

死亡保険の加入者割合

「死亡保険(生命保険の死亡保障)」とは、被保険者が亡くなった場合にまとまった金額を受け取れるもので、家族が安心して生活をしていくためには欠かせない保険です。まだ結婚したばかりで夫婦ふたりという家庭も多く、必要性を感じないためか今回のアンケート回答者の加入率はわずか29.1%という結果が出ました。

新婚花嫁Voice

加入理由やきっかけは?支払額はどのくらい?
花嫁

会社の福利厚生で入っている保険は月々1000円。死亡保険金を最低限にしているため、保険料も低いのですが、今後出産を予定しているので見直さなくてはいけないと考えているところです。(K.Hさん)

花嫁

元々、両親が私のために加入してくれた保険。結婚後はそのまま私が継続して月々5000円ずつ払い続けています。(ゆりちゃんさん)

花嫁

死亡保険の掛け金は月々7000円。自分が亡くなったときに1人分の収入が途絶えてしまうので、家族が途方にくれないようにしたいと思って入りました。(ねねさん)

【検討したい!その3】貯蓄型保険

長期的な契約のため、結婚後できるだけ早め、もしくは若い時期の加入を推奨

貯蓄型保険のイメージイラスト

「定期預金型保険、教育費用支払い型保険、個人年金保険などの『貯蓄型保険』は、将来の資産形成を目的としたもので、ライフプランに合わせた資金計画が立てられます。貯蓄型保険は投資商品とは異なり、一定期間定期的な保険料を払い込めば、将来のリスクに備えた資金を貯めることができます」(ファイナンシャルアドバイザー)

ほかの保険と比べると多少掛け金は上がるものの、掛け捨てではないので満期になればまとまったお金が戻ってくる上、病気やけが、死亡などもニーズに合わせて保障されるのが嬉しいところ。長い目で見るとありがたい保険ですね。

新婚カップルの「貯蓄型保険」の加入状況は?

貯蓄型保険の加入状況

金利が低い今、貯蓄にも付加価値を求める人が増えています。貯蓄型保険もその一つですが、加入率は意外と低く2割を切っていました。最近は「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」などを利用して資産形成をする人も多く、選択肢が広がったことが影響しているのかもしれません。

とはいえ保険という視点で見ると、保障もしてもらえてお金も貯まる「貯蓄型保険」のメリットは大。表面的な掛け金の高さだけで敬遠せず、一度検討してみてはいかがですか。

新婚花嫁Voice

加入理由やきっかけは?支払額はどのくらい?
花嫁

掛け捨てに抵抗があったので。貯蓄型の保険に加入しておけば、老後も少し安心できると思いました。月々の掛け金は1万円です。(えぃみぃさん)

花嫁

親が幼少期から掛けてくれている、月1万3780円の貯蓄型保険をそのまま継続中。ほかに公的年金の受取額が見通せないこともあり、貯蓄型だと、個人年金保険(月1万円)にも加入しています。(愛さん)

花嫁

貯蓄が苦手なので、貯蓄型のスタイルを選びました。月々の掛け金は2万5000円ですが、将来の資産になると思えば決して高くはないと思います。(沙矢佳さん)

そのほか、結婚のタイミングで検討する人が多い保険は?

働けなくなったときの「就業不能保険」、「がん保険」、「3大疾病保険」が、結婚時に検討する人が多い保険です。また、車を購入する際の「自動車保険」、家を購入するタイミングでは「家財保険」なども。健康状態や収入など、人それぞれで事情が異なるため、気になる方はプロに相談してみると良いでしょう。(ファイナンシャルアドバイザー)

From 編集部

ふたりに必要な内容と、家計に応じた保険料を見極めて

保険は絶対に入らないといけないものではありません。人それぞれ事情が異なるため、保険会社や専門家にも相談し、慎重に検討することが大事です。中には「保険料の低さに飛びついたものの、適用期間がかなり短いことが判明」というような不安の声も。保険は途中で見直すことも可能なので、加入時だけでなく、定期的に内容を確認するようにしましょう。

取材・文/南 慈子 イラスト/あなみなお D/mashroom design 監修/ゼクシィ保険ショップ札幌店 構成/紺矢里菜(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは、2023年4月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー109人が回答したアンケート、および結婚して1年以内の女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年6月時点のものです

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