[結婚指輪に大満足の6組に聞いた] 指輪選びでやっておいて良かったこと
結婚指輪は、ずっと身に着けるものだから、ふたり共に納得のいく選び方をしたいですよね。今回は、結婚指輪に大満足している6組のカップルに、お店に行く前の準備段階や、お店で実際に選ぶ際に、やっておいて良かったと思ったことを教えてもらいました。賢い指輪の探し方をした先輩カップルの準備ノウハウ、ぜひ参考にしてください。
[前準備]取扱商品のデザイン、値段の下調べをしておいた
Case1.下調べのおかげでお店でもめたりせず、スムーズに決まりました
「ショップで彼とデザインや値段でもめたりするのは避けたいと思っていました」とゆりちゃんさん。どのブランドの指輪にするかは先に決めてあったので、あらかじめブランドのホームページを見て、どのデザインにするかをふたりで大まかに決めておき、価格帯も把握した上で、お店に足を運びました。
デザインを決めておいたおかげで、お店の人とのやりとりはとてもスムーズに進んだそう。唯一、下調べの時から迷っていたのは、女性用を男性と全く同じシンプルなタイプにするか、同じデザインのフルエタニティにするかでしたが、試着して、同ブランドの婚約指輪との重ね着けも試し、結局「一生着けるならゴージャスな方を」ということでフルエタニティに。値段もふたりで事前に調べて金額差は織り込み済みだったので、来店時に本当に気に入った指輪を選ぶことができました。
お気に入りポイント
夫婦感を出したくて、お揃いのデザインを選びました。このブランドならではのシグネチャーデザインが指をきれいに見せてくれるところが気に入っています。女性用はフルエタニティのゴージャス感も素敵なんです。(ゆりちゃんさん)
ふたりの結婚指輪データ
【素材】ホワイトゴールド
【ダイヤモンド】女性用のみあり
【価格】女性用:約47万円 男性用:約24万円
【回ったショップ数】1軒
[前準備]指タイプ診断をして、似合うデザインを探しておいた
Case2.指タイプ診断で、ふたりに共通して似合う指輪を見つけました
「指の細さや長さによって、合うアームライン、合う細さがあるため、指タイプ診断を参考にしました」とRicoさん。お揃い感のある指輪が欲しかったふたりは、指輪を探し始めた時に、彼が検索してくれたWebサイトで指タイプ診断をしたそう。
ふたりとも指は長いタイプという診断結果を参考に、さらに彼の指は細め、Ricoさんは少し太めと特徴が違うことから、どちらにも似合う指輪として、ウエーブラインで、シンプルすぎないデザインの指輪が良さそうとふたりの意見が一致しました。そこからはWebでさまざまなブランドやショップの人気デザインを調べ、ウエーブラインで気になる指輪がある店を4軒絞り込みました。
来店時は本命のデザインの指輪だけでなく、他のデザインも1ショップにつき1つは試着し、ふたりの好みを絞っていったそう。最終的に選んだ指輪はやっぱりウエーブライン。どちらの指にも似合うお揃いの指輪を選ぶことができました。
お気に入りポイント
ペアデザインでお揃い感があることにこだわって選びました。アームラインはウエーブ、プラチナ素材でつやあり。女性用にはダイヤモンドが1石。どちらの指輪にもミル打ちが1周施されているため、ダイヤモンドとはまた違う控えめなキラキラの輝きが素敵なところが気に入っています。(Ricoさん)
ふたりの結婚指輪データ
【素材】プラチナ
【ダイヤモンド】女性用のみあり
【価格】女性用:約15万円 男性用:約15万円
【回ったショップ数】4軒
[前準備]それぞれが好きな指輪について本音で擦り合わせをした
Case3.好みを確認し合った結果、デザイン違い、お揃い素材の指輪に
指輪のデザインは、彼から絶対お揃いが良い、といわれていたぼにさん。ところが、デザインを選んでいる際にふたりの好みが違っていることに気が付きました。指をきれいに見せてくれそうなV字のリングが気になるぼにさんに対し、彼の好みは、アームが太めで存在感のあるリング。
そこで「どちらかに合わせず、好きなデザインにしない?」と思い切って提案。彼の「色は統一したい」という希望を踏まえて、同じプラチナ素材の中からお互いの好きなデザインを選ぶことで解決しました。
「結婚指輪は毎日着けるものなので、自分の服装や好みに合うかどうかも大事」とぼにさん。ふたりで話し合って納得したものを選べたことが大満足につながりました。
お気に入りポイント
女性用は、柔らかい雰囲気の甲丸アームにV字のデザイン、中央にはダイヤモンドが1石。裏面はブランドロゴと両側にダイヤモンドが1石ずつで、リバーシブルで表裏2種類のデザインを楽しめます。男性用は、平打ちアーム、2本ラインが入っていて、太さがあり存在感がある指輪。機械的なデザインが気に入っています。(ぼにさん)
ふたりの結婚指輪データ
【素材】プラチナ
【ダイヤモンド】女性用のみあり
【価格】女性用:約25万円 男性用:約25万円
【回ったショップ数】4軒
[選ぶ際]知らないお店も含めて、たくさんのお店を回った
Case4.気になったお店は絞り込まずに見て回り、本命の店を決めました
「自分の知らないお店で良いものが見つかる可能性もあるので、行きたいと思ったショップを心残りがないように絞り込まずに巡りました」というIkukoさん。たくさんのブランドショップが入っている百貨店でお店巡りをしたり、webで見たお店や、通りがかりに気になったショップを訪ねたりと、7軒ものお店を見たそう。その中から「いいな」と思った本命店には何回も足を運んで、気に入ったデザインの指輪に出合うことができました。
多くのお店を見て、いろいろな種類を試着したことで、各店の指輪の特徴がわかったり、店員さんからためになる話を聞くことができたというIkukoさん。「あちこち回りましたが、彼も率直な意見を言ってくれて、自分だけで選んでいるわけではなくふたりで選んでいるのだなと思えて、良い時間だったと思います。彼とも、指輪探しの旅は楽しかったね、と今でも話したりしています」
お気に入りポイント
少し太めで、かくかくとした波のような独特のデザインが気に入って選びました。女性用にはダイヤモンド1石が配されています。先に購入していた婚約指輪にも合うようなデザインを選びました。(Ikukoさん)
ふたりの結婚指輪データ
【素材】プラチナ
【ダイヤモンド】女性用のみあり
【価格】女性用:約20万円 男性用:約17万円
【回ったショップ数】7軒
[選ぶ際]さまざまなデザインの指輪の試着を重ね、似合う一本を探した
Case5.気になった指輪はすべて試着し、理想の指輪に出合えました
yunyanさんが予約訪問したのは、多様なブランドを取り扱うブライダルリングセレクトショップ。品揃えが非常に豊富な店で、可能な限り多くの指輪をチェックし、気に入ったものはすべて試着してみたそうです。
「かわいいと思っても着けてみると自分の指に合わなかったものもあったので、実際に試着するのは大事だと思いました」とyunyanさん。事前にInstagramや雑誌で婚約指輪と重ね着けできる結婚指輪のデザインを研究してきた成果を生かし、「婚約指輪と重ね着けするとかわいさが倍増」とほれ込む、個性的でフェミニンなデザインの指輪に出合うことができました。
お気に入りポイント
女性用はピンクゴールドで細身、中心に3石のダイヤモンドが付いており、男性用はプラチナ。男女で色みや雰囲気が異なる個性的なデザインのペアリングです。同じ色にするというこだわりはなく、それぞれの好きな色みだったので選びました。色みが違うのにデザインにほんのりペア感があるところもお気に入りポイントです。(yunyanさん)
ふたりの結婚指輪データ
【素材】女性用:ピンクゴールド 男性用:プラチナ
【ダイヤモンド】女性用のみあり
【価格】女性用:8万円 男性用:12万円
【回ったショップ数】1軒
[選ぶ際]お店を絞り、試着はじっくりと。着け心地の細かい違いを確認した
Case6.目当てのブランドの店でデザインや太さをじっくり試着して確認
結婚指輪を探すに当たって、彼が希望しているブランドから指輪を探すことにしたねこさん。お店に行く前に、Webでそのブランドのデザインを確認したものの、いくつかのシリーズがあることはわかりましたが、一つ一つの違いは写真を見ただけではよくわからず、どのデザインにするのか、決め切るところまではいきませんでした。
来店当日は、担当スタッフからサイズをきちんと測ってもらい、太さやデザインが違う、さまざまなタイプの指輪を持ってきてもらったそう。じっくりと指輪を試着させてもらうことで、細かい違いが確認でき、着け心地、デザイン共に納得のいく指輪に決めることができました。
お気に入りポイント
太すぎず細すぎず、着けていても気にならない絶妙なサイズ感の指輪です。部分的に斜めデザインになっていて、女性用にはダイヤモンドが8石付いています。男性用も同じ斜めデザインが入っていて、女性より少しだけアームが太く、ダイヤモンドはなし。着け心地とデザインが本当に気に入っています。(ねこさん)
ふたりの結婚指輪データ
【素材】プラチナ
【ダイヤモンド】女性用のみあり
【価格】女性用:約13万5000円 男性用:約14万円
【回ったショップ数】1軒
From 編集部
お互いの好みを話し合って長く愛せる結婚指輪を
結婚指輪に大満足している6組の皆さんに共通していることは、お互いがどんなデザインを好むのか、事前に話し合ったり、あるいは、ショップで指輪を試着しながら、意見を出し合っていることです。
結婚指輪は、男女そっくり同じデザインのものももちろん多いのですが、男性用と女性用で、各自の指や個性に合うように、あえてデザインを変えているタイプもたくさんあります。自分の好み、相手の好みを擦り合わせて、どんな指輪ならふたりらしいかを楽しんで探ってみてくださいね。
構成・文/河内千春 イラスト/タテノカズヒロ
※掲載されている情報は2023年6月時点のものです
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