[親あいさつ・顔合わせ] 花嫁の後“怪”談vol.21~あいさつというドラマ~
この世には親あいさつや顔合わせといった人生最大の大事な瞬間に、失敗をさせようとひそかに動く恐ろしい存在がいるとかいないとか……。これは先輩花嫁たちが語る、当時の様子を忠実に再現した後悔……ならぬ後“怪”談。信じるか信じないかは、あなた次第です。
もっとさらけ出して
歴史的大作でした
古風な田舎出身の私。同郷の同級生が親あいさつをした際「お嬢さんと結婚させてください」とはっきり言わず父親が不満を持ったという話を聞いたので、私も慌てて親に言ってほしい事を紙に書き出し彼に渡しました。「親は私の〇〇な部分を誇りに思っているからそこをちゃんと褒めて」「家に上がった段階で”結婚を認めてください”と言って」とタイミングやセリフまで全部書きました。(M.Kさん)
今回出没した妖怪はおそらく……
ひと言ひと言に重みや、思いを乗せることが何よりも大切な親あいさつ。そんな親あいさつの場を感動のステージに仕立てたいと頼んでもいないのにやってくる監督風の妖怪。彼が現場に入るとスイッチが入り、所作、セリフ、タイミング、演出、カメラワークまで……あらゆるものを巻き込み最高のシーンを撮るための下準備や役者(花嫁・花婿)への追い込みが始まる。
From 編集部
気持ちを込めて感動のひと言を!
最初は緊張していても打ち解けてくると会話が弾んだり、お酒の力を借りて気を許してもらったり、良い雰囲気になると、しっかり結婚を宣言せずとも「良かったね~」となあなあで終わってしまうことも。しかしここは当人たちの結婚の意気込みを見てもらう親あいさつという場。ビシッとしたセリフで結婚を宣言、そして許可をもらうドラマチックなシーンがあれば、親としての感動もひとしお。ぜひこの妖怪に助けてもらって、心を動かすワンシーンを演出して!
※実際に妖怪が来るとは限りません。
構成・文/YUCO イラスト/平井さくら
※記事内の漫画・コメントは2022年12月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー54人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2023年5月時点のものです
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