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[顔合わせ&結婚式]親との意見の違い、卒花はどうすりあわせた?6Episode

結納や両家顔合わせ食事会、結婚式……。これからいろいろなことを決めていく中で、スムーズに決まらないこともあるかもしれません。今回はふたりと親との間で顔合わせ食事会や結婚式について意見の食い違いがあった6組の事例をご紹介。意見の違いをどう解決したか、卒花の解決までの道のりも参考にしてくださいね。

[Episode1] 食事会での服装について、母から希望が

新婦が着ようと思っていた服と、新婦母の希望が異なって……

意見の相違
結果どうした

[きれいめの洋服を着るつもりでいたら、母から振り袖のリクエストが]
婚姻届提出後に行なった両家顔合わせ食事会。ホテルレストランで開催するので、かしこまり過ぎないワンピースやオフィスカジュアルに近いセットアップを着ようとふたりで決めていた。
食事会の詳細を伝えたところ、新婦母から「もう今後、文早子がこの振り袖を着る機会はないから着納めしたらいいんじゃない?出席する私やおばあちゃんも合わせて訪問着を着たいから……」と振り袖を着てほしいとのリクエストが。

[振り袖は母から譲り受けた大切なもの]
振り袖は母が成人式や結婚前に着ていて譲り受けたもの。成人式以降着る機会がなかったので、振り袖を着ることに前向きな気持ちもありつつ、婚姻届提出後のため世間的に振り袖を着ていいのか……と迷ってしまった。

[結婚式のコンセプトに立ち戻り、振り袖を着用することに]
彼に「私たちの結婚式のコンセプトは『家族やお世話になった人に感謝の気持ちを伝える』なので、母の気持ちに応えたい」と相談したところ「うちの家族はそういうことは気にしないよ」と後押しがあり、食事会で振り袖を着ることに。当日、振り袖姿を見た新婦母は「やっぱりきれいだね。よく似合っているよ、着てくれてありがとう!」と大喜びだった。

食事会を終えてどうだった?

思い出の振り袖を着る選択をして良かった
花嫁

母の希望を叶えることができ良かったです。家族が気にしなければ婚姻届提出の後であっても振り袖を着てもいいと思っています。思い出の振り袖は、もし将来私に娘が生まれたら着てもらいたいと思って大切に保管しています。ご家族はきっとふたりの幸せを一番に願っていると思うので、意見の相違があったときは、率直に相談したり気持ちを伝えると良いと思いますよ。(文早子さん)

[Episode2] 食事会の場所、彼母から強めのリクエストが

知人のお店での食事会開催を、彼母が強く希望して……

意見の相違
結果どうした

[会場のレストランでの顔合わせ食事会を希望するふたりへ、彼の母からリクエストが]
ふたりの希望は、会場のレストラン。一方、彼の母が希望したのは、知人のお店での開催。親戚が食事会で利用したことがあり、雰囲気が良いからとの理由だった。

ふたりで決めた会場も、後から「決定前に相談してほしかった」と言われたため、それを挽回するために食事会で会場の紹介を兼ねようと思ったが、彼の母の機嫌を損ね、出席を渋られてしまった。

[彼が間に入って説得]
「ふたりで決めていいよ」という言葉をそのまま受け取り、相談なく会場を決めてしまったことをわびると同時に、「会場を勝手に決めて申し訳なかったので、遅くなったけれど、その会場を気に入った理由も実際に見てもらいながら説明したい」と彼を通して伝えてもらい、彼も「僕は彼女を愛しているんだ!出席してくれないなら親子の縁を切る!」と説得。2カ月ほどたってようやくふたりの希望の場所で顔合わせを行った。

[顔合わせ食事会当日]
「ピリピリした雰囲気になるのでは」と、新婦親含め緊張して迎えた当日。皆で話題には細心の注意を払い、地雷を踏まないように彼の母の好きな話題を中心に場は盛り上がった。参加していた彼の母も終始笑顔で、最終的には会場も気に入ってくれた。

食事会を終えてどうだった?

思い入れのある場所で食事会ができて良かった
花嫁

これからの人生、ふたりで話し合って決めていくことが多いため、親の言いなりにはなりたくないという反発心が私の中にありました。最終的に私の思いばかりを通してしまったのかもしれませんが、ふたりの思い入れのある場所で食事会ができて良かったです。親と意見の違いがある場合は、彼としっかり話し合って、(私みたいに意固地にならずに)親を立てつつ話を進めてみて。(ぷるめりあさん)

[Episode3] 食事会、彼親がアクセス重視の場所を希望

候補のお店ではなく、義実家からアクセスの良いお店をリクエストされて……

意見の相違
結果どうした

[費用を考慮して場所を選んでいたが、彼の親からアクセス重視のリクエストが]
費用面も考慮し1人当たり約8000円のお店を選んでいたふたり。顔合わせ食事会の1カ月半ほど前にお店を提案した際、彼の親から「違う店が良い」との意見が。それは、義実家からのアクセスが抜群のお店。すすめられた店へ実際に訪問してみると、料理の内容が値段に見合ってなくいまいち……。

[費用面で悩んだが、大事なスタートの場なので彼の親の意見を受け入れた]
結婚式に向けて出費を抑えたいタイミングだったため費用面が気になったが、一生に一度の顔合わせであり、大事なスタートの場でもあるのでゴタゴタすることは避けたい気持ちもあった新婦。
ゴタつくことと、意向を聞くことを比較すれば、意向を聞き入れる方がすっきりとまとまると考え、彼が間に入って1週間ほど掛かって調整した。

[顔合わせ食事会当日は、終始和やかに進んだ]
当日は終始和やかに進行。親同士も親睦を深めつつ、ふたりの今後の生活について話が膨らんだ。
料理の値段は1人当たり1万2000円と予算をオーバーしたが、スタッフの雰囲気も良く、皆が満足してもらえる食事会となり、今後に向けて良いスタートとなった。

食事会を終えてどうだった?

彼の親の意見を尊重したお店にして良かった
花嫁

彼の親の意見を尊重してお店選びをして良かったです。顔合わせ食事会の場所以外にも今後たくさんの決め事をする場面が出てくると思いますが、絶対に譲れないポイントや強い思いがあるものでなければ、ある程度自分たちが柔軟に対応しても良いのでは。いざこざが起こることより、場がスムーズに運ぶことの方が価値があると思います。(ちょこれーとさん)

[Episode4] 花嫁の結婚式衣裳についての意見の相違が

純白のドレス1着で考えていた新婦、新婦母はお色直しを希望……

意見の相違
結果どうした

[ドレスは1着にするつもりが、母からお色直しのリクエストが]
「お色直しは時間や費用がかかるイメージがあり、ゲストと一緒にいられる時間が少なくなりそう……」などの理由から、挙式・披露宴を通じて純白のウエディングドレス1着で過ごそうと考えていた新婦。
「お色直しはせずに、小物だけ変更しようと思う」と母に話したところ、「せっかくの結婚式なのだから、お色直ししないなんて寂しいよ。私カラードレス姿も見たいな」と言われた。
「じゃあ小物だけチェンジするのはどう?リボン付けるとか」(新婦)、「間違い探しより難しい気がする……」(新婦母)とふたりの間で話し合いが続いた。

[バランスの良い解決策としてオーバードレスを選択]
お色直しをするとなるとそれなりに費用もかかるし、費用を抑えつつ母の願いを叶える方法はないかと考えた新婦の選択は、オーバードレスを着ること。

[披露宴の途中でドレスを重ねて印象チェンジ]
新婦が選んだのは、ラメが付いた鮮やかなブルーのオーバードレス。挙式と披露宴前半は白いドレスで、母との中座後にブルーのオーバードレスを重ねて再入場した。オーバードレスのクオリティーが予想以上に高く、新婦母も大喜びだった。

式を終えてどうだった?

母の希望も叶えつつ、予算も抑えられる解決策を見つけられて良かった
花嫁

予算を抑えつつ、母の希望も叶えるバランスの良い解決ができて良かったです。試着は母も同行したのですが、「娘のドレスを一緒に見に行けてよかった。息子の結婚式とは違う関わり方ができて幸せ者だね」と後日言っていました。親と意見が異なったときは、譲れないものは譲れないと自分の意見を貫いてもいいと思います。誰の結婚式なのかを今一度考えてみるとよいのでは。自分たちも親御さんもハッピーなのが一番!(千聖さん)

[Episode5] 花嫁の手紙演出、母から「いらない」と申し出が

花嫁の手紙を読もうと考えていた新婦に「いらないよ……」と新婦母

意見の相違
結果どうした

[母から花嫁の手紙と花束はいらないよと言われ……]
結婚式の定番演出「花嫁の手紙」。新婦は手紙を通じてこれまでの感謝やこれからの抱負を伝えようと思っていたが、「披露宴の最後に花嫁の手紙を読むのと、私たちへの花束はいらないよ~」と新婦母。その言葉に新婦もびっくり。

[その言葉の真意とは?]
「どうしてそう思うの?」と理由を聞くと「せっかく楽しい披露宴。最後に自分たちへの手紙でしんみり終わらせてほしくないし、もっとゲストに楽しんでもらいたい」という気持ちから出た言葉だと分かった。

[ファミリーミートで花嫁の手紙を読むことに]
とはいえ、感謝を伝えるせっかくの機会だしどうしよう、と考えた新婦は、家族だけが会するファミリーミートで手紙を読むことに。チャペルの扉が開くと、待っていたのは名前の由来やメッセージが書かれた「ウエディングレター」を持つ両家の親。「ウエディングレター」のサプライズを親から受け取り、新婦は手紙を読み、新郎からはひと言感謝を伝えた。手紙を読みながら新婦は大号泣。新婦の母は穏やかな表情で、時折笑顔も見せながら手紙の内容を聞いてくれ、感謝の思いとファミリーの笑顔があふれる温かい空間となった。

式を終えてどうだった?

一番大切にしたかった「ゲストへ楽しんでもらう式」になって良かった
花嫁

手紙を読んだ後の式では、泣かずに楽しく過ごせました。ゲスト一人一人の顔を見ながら、結婚式を楽しむことができたので、「とにかくゲストに楽しんでもらいたい」という、私たちの一番大事にしていたことが実現できて嬉しかったです。迷ったり意見の違いがあった時は、周囲の意見を聞きつつ自分の思いを伝えてみては。最終的には自分たちがどうしたいかという気持ちを大切にしてくださいね。(Yurikaさん)

[Episode6] コロナ下での結婚式開催。親から中止の進言が

コロナの影響で度重なる延期……。「中止したら?」と新婦の母から意見が

意見の相違
結果どうした

[コロナの影響で結婚式を何度も延期することに]
2020年12月に行う予定だった結婚式が、コロナの影響で2回の延期を余儀なくされた。「大切な人に囲まれて、感謝の気持ちを伝えたい」と結婚式への理想を描いていた新婦は、実現できないのではと不安で苦しい毎日が続いた。

[「これ以上延期なら中止した方が」と新婦母から提案が]
2回目の延期が決まった時、新婦母から「次に延期となったら式は中止にした方がいい。コロナが落ち着いてから仕切り直したら?」とアドバイスが。新婦は「“落ち着いてから”というけどそれはいつになるか分からないし、もしかしたら一生できないかもしれない。緊張状態を保ったままでは精神的に持たないし、人生設計を考えると結婚式を実施したい」「感染対策を講じた上で、出欠はゲストに委ねて実施したい」と説得。
どのような感染対策をすればゲストが安心できるかを、新婦母とも協議を重ね万全の感染対策を講じることで結婚式を行うことに。

[当日は笑顔あふれる結婚式となった]
当日はゲスト39人が参加。ゲストから「準備も大変だったと思うけど、結婚式をしてくれてありがとう」と声をかけられた。新婦親も楽しんでくれ「大変な思いをしたと思うけど、それもいい思い出になって良かったね、心がこもった結婚式だったと思うよ」と言ってくれた。

式を終えてどうだった?

親の意見を聞きつつ、自分の思いを伝えて式が実現できて良かった
花嫁

「“会いたい人に会いたいタイミングで会えない今”だからこそ、大切な人に感謝の気持ちを伝えたい」との思いで式を挙げましたが、やって良かったです。大切な人と過ごす時間がどんなにいとおしいかを再確認できました。親は子どものことを思って意見をしていると思うので、相違があってもまずは意見をしっかり聞き、その上で、自分たちの思いを伝えることが大切だと思います。(みさみささん)

From 編集部

ふたりにとって後悔の少ない結果になるよう、彼とも話し合って

結婚準備に当たって親や周囲からいろいろ意見をもらうこともあるかもしれません。それは「ふたりのことを思って」のアドバイスであることも多いでしょう。判断基準として大切にしてほしいのは「ふたりにとって後悔のない結果となるか」ということ。人生の先輩からのアドバイスを参考にしつつ、良い解決方法を彼と話し合っていってくださいね。

※構成・文/RIE☆ イラスト/pai
※記事内のコメントは、2023年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー76人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2023年4月時点のものです

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