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[再婚・借金・年齢差…etc.] 婚約者の秘密、親に伝える?どう話す?

結婚を決意したものの、もしも彼が「自分の親に言えない事情」を抱えていたら?逆に、自分自身についての「彼の親に言えない秘密」はありませんか?ストレートに話せたらそれが一番いいけれど、伝え方やタイミングを間違えると結婚そのものに難色を示される恐れも。中には時間をかけて解決しなくてはならない話もあるので、まずは彼とよく話し合って対策を練りましょう。

結婚を決めたとき、私の親に言いづらかった彼のプロフィール

結婚はふたりの意思でできるとはいえ、親が反対している状態のまま押し切ってしまっては今後の結婚生活もぎくしゃくしたものに。まずは彼のプロフィールについて、「これは自分の親に言う前に何か対策を練った方がよさそう」という実例を見ながら、みんながどうやって乗り越えたのかを探ってみましょう。

[Case1]彼、実は再婚なんです

再婚同士のカップル

彼が再婚だと親は「また簡単に離婚してしまうのでは?」「子どもがいると養育費の支払いがあるんじゃない?」とさまざまな不安を覚えてしまうもの。ふたりもそれは分かっていると思うので、どのように切り出すと安心してもらえるのかを考える必要がありそうです。

きーちゃさんの場合

花嫁アイコン1

彼にとっては二度目の結婚。離婚の原因は相手側にあるらしいけど、実は自分自身も再婚なので、この複雑な状況を親にどうやって話そうかと悩みました。

「私の場合はこうやって解決」

彼は再婚だけど子どもがいないことを最初に伝えて、親に安心してもらいました。さらに自分自身も離婚していて子どもを持つ身。そこで「私との結婚を決意してくれて、本当にありがたいと思っている」と論点を少し変えて切り出してみたら、親も確かにその通りと思ったようで、無事に納得してもらえました。

[Case2]彼、実は9歳年上で、マッチングアプリで出会ったんです

マッチングアプリで知り合った彼

この数年、コロナ下で外出が制限され、出会いの機会が減ったこともあって急激に台頭してきた「マッチングアプリ」。価値観や志向が合うもの同士がカップルになるメリットは大きく、実際に結婚に至る人たちも増えてきているものの、親世代にはなじみのないシステムなので、どう伝えたら分かってもらえるのかが悩みの種。

みみこさんの場合

花嫁アイコン3

彼との出会いはマッチングアプリ。さらに年齢差があるので、親がどう思うのか、そこが心配でした。

「私の場合はこうやって解決」

彼は私よりも9歳年上ですが、年齢を聞かれるまでそこにはあえて触れず。共通の趣味があって楽しいことや、社会経験が豊富で頼りになるという点をアピールしました。マッチングアプリで出会ったことについては特に話す必要もないと思い、今のところは何も言っていません。

[Case3]彼、病気を抱えた親がいる上、貯蓄が全くないんです

病弱な親を介護する彼

親に病気があり、若い頃からケアを余儀なくされている人もいます。そんな相手側の事情を気の毒に思いつつも、「結婚するとわが子が苦労するのでは?」と考えてしまうのも親心。とはいえ、ふたりがちゃんと覚悟を持って決めたことなら貫くのみ!まずは彼の人となりを知ってもらい、そこから解決の糸口を探ってみましょう。

ぴなさんの場合

花嫁アイコン1

彼の親は心の病を抱えています。これから両家のお付き合いも始まるし、隠しておくわけにはいかないのでまずは彼と話し合いました。

「私の場合はこうやって解決」

彼の親の病気については、もちろん彼の責任ではないので、深刻にならないようサラリと話しました。とはいえ親の心配が消えるわけではないので、「彼も苦労してきたんだよね」と伝えながら彼のことをフォロー。親も人柄に触れて納得してくれました。

結婚を決めたとき、彼の親に言いづらかった彼女のプロフィール

持病や借金、複雑な家庭の事情といった彼女(自分自身)のプロフィールを、彼の親にどのように切り出そうかと悩む人も。結婚に反対される恐れがあるときは、あえて正面からぶつかるのを避け、伝え方や切り出すタイミングをじっくり考えた方が良い場合もあります。

[Case4]実は私、日常生活に関わる持病があるんです

薬を抱えて悩む彼女と見守る彼

人知れず、病気を抱えている人は意外といるよう。中でも日常生活に関わるような症状だと、きちんと結婚生活を送ることができるのかという点を心配する親も。遅かれ早かれ分かることなので、できるだけ結婚前に話しておきたいもの。

きつねさんの場合

花嫁アイコン3

私はうつ病を抱えています。薬でコントロールできていますが、この先、症状がまた表れないとも限らないので、結婚前に彼の親に話すことにしました。

「私の場合はこうやって解決」

婚姻届を提出する前に彼の親に打ち明け、病気を抱えながらもうまく生活できているところを見てもらうことに。さらに、どうすれば日常生活が支障なく送れるか、気を付けるべき点を伝え、理解してもらえるよう努めました。

実は私、借金(奨学金)を抱えているんです

重そうな奨学金を抱えているイメージ図

大学などへ進学する際、奨学金を利用した人も少なくないのでは?中には無利息の奨学金もありますが、多くの場合は返済が必要で、借金と大きな違いはありません。多額の返済を抱えた状態で新婚生活を始める場合は、家計のやりくりとどう両立させるのか、しっかり計画を練る必要がありそうです。

かなさんの場合

花嫁アイコン1

実は多額の奨学金返済を抱えている私。金額が大きいため、正直に伝えると彼の親に心配されるのは目に見えていました。まずは彼に相談することに……。

「私の場合はこうやって解決」

彼との相談で決めたことは、自分の収入で返済していくということ。そのために、この先の問題点(子どもができたらどうするかなど)と、それをどう解決していくのかを話し合いました。ふたりの中できちんと道筋ができたので、余計な心配をかけないよう、彼の親にはあえて言わないことにしました。

[Case6]実は私、家庭に複雑な事情があるんです

複雑な家庭で育った女性の家系図

家庭の事情もなかなか言い出しづらい悩みの一つ。自分自身に責任がないこととはいえ、自分を知ってもらう前にいろんな先入観を持たれると、つらいものがありますよね。親の尊厳に関わる問題ならなおのこと、彼の協力も得て慎重に話をしたいところです。

ひなたのぬこさんの場合

花嫁アイコン3

私は非嫡出子として生まれ、育ちました。そのこと自体を隠すつもりはありませんが、彼の親御さんがどう思うのか心配だったので、ひとまず彼に相談することに。

「私の場合はこうやって解決」

彼に相談した結果、最初は私抜きでご両親に伝えてもらうことになりました。誠心誠意、ありのままを話すことで納得してくれたそうです。その後、温かく迎えてもらえてとても感謝しています。

From 編集部

まずは「人柄」を見てもらうのが一番!

「再婚」「年齢差」「学歴」「奨学金返済」というようなプロフィールは、言葉にするとネガティブな印象を持つ親がいるかもしれません。それでも実際に会って人柄に触れると、安心してもらえることが多いので、まずは先入観を持たれないよう、お互いのいいところを事前にアピールし、安心してもらいましょう。

構成・文/南 慈子 イラスト/沼田光太郎
※記事内のコメントは、2023年3月に全国の20~40代の既婚女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年4月時点のものです

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