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お金・常識
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先輩夫婦284人が回答!\貯蓄力UP/を叶えた“家計の見直しPOINT6”

貯蓄の見直しポイント

結婚式や新生活準備などに大きなお金が動くのを見ると、将来のお金のことが少し不安になってきませんか?これから先のライフイベントを安心して迎えるために、やっぱり「貯蓄」が大切ですよね。そこで、先輩夫婦284人が「貯蓄力」を上げるために実践した「家計の見直しポイント」を、支持の高かった順に6つ解説。ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんのアドバイスを参考に、彼とよく話し合って家計を見直してみて!

解説するのは……

【丸山晴美さん】節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー
監修者

旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどさまざまなメディアで活動中。

それでは早速、先輩夫婦284人に聞いた“貯蓄力UP”を叶えた「家計の見直しポイント」をランキング形式で見ていきましょう!

<1位>
「固定費(生活費を含む)」の見直し

通信費や光熱費の契約会社やプランを見直した先輩夫婦が多数

固定費の見直し

スマホやインターネット、電気、ガスなど、毎月かかる「固定費」は、契約する会社やプラン内容を見直して節約したという声がたくさん!

先輩夫婦VOICE

具体的に、固定費のどこを見直した?
男性

【スマホ代などを見直し】
スマホ代、保険、光熱費を見直しました。特にスマホ代は、格安SIMに乗り換えることで半分以下に抑えることができ、夫婦で月々数万円の節約になりました(もっしゃんさん)

女性

【通信料・サブスク代を見直し】
Wi-Fiと動画配信サブスクを解約。固定費の削減につながりました(はるさん)

男性

【光熱費を見直し】
電気とガスの会社を前より安いところに変えました。若干ではありますが、何も我慢せずに光熱費が下がるのでうれしい(ちたさん)

女性

【保険料を見直し】
保険のアドバイザーさんと一緒に「必要」「不要」「重複」を整理しました。言われるがまま入った保険や、付き合いで入った保険が多かったのでスッキリ(MYSさん)

男性

【家賃を見直し】
当初は共働きでしたが、途中で妻が体調を悪くして仕事を辞めたので、家賃を再考して引っ越しました。月2万円、年間24万円の削減になりました(MMさん)

【効果持続力★★★】合理的に出費を減らしたい夫婦はまずチェック

毎月かかる固定費は、一度見直すと、翌月も翌々月も節約効果が続くので、ほかの見直し項目と比べて効果持続力の大きい項目です。毎月わずかな節約金額でも、年間で見ると大きな金額になり、貯蓄力のUPにつながります。特に金額の大きい家賃、会社やプランの選択肢が豊富なスマホやインターネット、加入したものの利用していないサブスクなどは見直しどころです。

ただし、料金を下げる代わりに便利さがダウンする会社やプランもあることに注意。例えば格安スマホにした場合、有人の窓口が使えず、トラブル時は自分で対処しなければならないなど、低料金にするための何かしらの理由があるので、自分に合っているかどうかをよく考えましょう。(丸山さん)

<2位>
「貯蓄手法」の見直し

ただの貯蓄ではなく積極的な投資・積み立てを始めた先輩夫婦も

貯蓄方法の見直し

ボーナスをすべて貯蓄する、定期預金を始める、ただの貯蓄ではなく積極的な投資・運用をするなど、貯蓄方法そのものを見直したという先輩夫婦も多くいました。

先輩夫婦VOICE

具体的に、貯蓄手法をどう見直した?
男性

【ボーナスを貯蓄】
ボーナスの6割を貯畜するというルールにしました。決まった金額が着実に貯まっていくので気持ちいいです(北の大地さん)

女性

【つみたてNISAを利用して定期預金】
毎月の定期預金してつみたてNISAを始めました。自動引き落としなので、あらかじめないものとしてお金の管理ができるようになり、知らないうちに貯まっています(マロンさん)

女性

【妻の収入を貯蓄】
妻の収入は全額貯蓄に回して、夫の収入だけで生活することに。使える限度額も明確だし、毎月たくさん貯蓄できるようになりました(スススさん)

女性

【保険商品を利用】
保険商品を利用した貯蓄をスタート。強制的に貯めることで無駄遣いが減りました(Rさん)

男性

【固定額を貯蓄】
夫婦それぞれ、毎月決まった金額を貯蓄用の口座に入金することに。「残ったお金が生活費」と家計のやりくりもシンプルになったし、貯蓄用のお金に手を付けることもなくなりました(ぱもさん)

【貯蓄意識UP力★★★】目標に向かって夫婦で貯蓄を頑張りたいならこれ!

貯蓄方法を見直す際には、まず夫婦で話し合い、何年までにいくら貯めようという目標を決めて、そのための具体的な貯蓄方法を考えていくことが重要です。

例えば数年後にマイホームを買いたい→そのために頭金をいくら貯めよう→毎月やボーナス月にいくらずつ貯めよう、といったことを話し合うことが大事。夫婦で意識を高め合うことで、どんどん貯まりやすくなっていきます。

しっかり目標ができたら、「使って残った分を貯蓄」するのではなく、「貯蓄に回して残ったお金で生活する」という先取り貯蓄にするのが上手に貯まるコツです。また、せっかく目標を決めても、夫婦バラバラで貯蓄するのはNG。ふたりで共通意識を持ち、貯蓄状況をシェアしましょう。(丸山さん)

<3位>
「家計管理方法」の見直し

家計簿アプリを始めた、管理担当を決めたという声も

家計管理方法の見直し

それぞれが自由にお金を使うスタイルから、「一つ家計」として管理する方法にシフトした先輩夫婦も多数。その家計管理方法をさらに便利にしたという声もありました。

先輩夫婦VOICE

具体的に、家計管理方法をどう見直した?
男性

【家計簿つけを開始】
家計簿で支出を見える化し、ふたりに合った月の予算を決めた。無駄遣いが減り、貯蓄のペースが上がった(ムスシプラさん)

女性

【家計簿アプリを活用】
徹底的に支出を見直し、ふたりで家計簿アプリに登録しました。お互いの収支が見えるようになり、夫婦で注意し合って無駄を減らせるようになりました(pansさん)

女性

【管理担当を一本化】
家計は妻の私がすべて管理することにしました。夫が無駄にリボ払いをして手数料がかかっていたのを防げるようになりました(ぽきちさん)

女性

【クレジット払いでデータ管理】
家計簿をつけ、さらに支払いを可能な限りクレジット払いに。支払い日時と金額がデータで管理しやすく、家計簿をつけるのもラクになり、全体が見えやすくなりました(ナナさん)

女性

【項目ごとに予算配分】
支出項目を細かく分けて、それぞれに予算を配分する方法に改めました。丼勘定をやめた結果、無駄な出費を減らすことに成功(らーらさん)

【無駄遣い防止効果★★★】とにかくたくさん貯めたい夫婦におすすめ

家計管理の方法を見直す際には、「貯蓄額」に加えて「使うお金」も夫婦で合算して管理することで、徹底的に無駄を省きながら貯めていく仕組み作りが可能になります。

家計簿をつけることにハードルの高さを感じていた人も、今は夫婦で一緒に管理しやすい家計簿アプリなど、便利なサービスを利用すれば簡単。何にいくら使ったかを記録することにより、使途不明金が減るので、「気付いたらお金がない!」となりがちな夫婦にはとても効果的といえそう。

気を付けたいのは、相手のお金の使い方に口を出しすぎないこと。「これって無駄じゃない?」などとあら探しばかりするのではなく、「これくらいなら許容範囲」と許す努力も、長く続けていくためには大切です。(丸山さん)

<4位>
「口座」の見直し

口座の数を絞った、用途別に分けたという先輩夫婦も

口座の見直し

ふたりの独身時代からの金融機関口座をそのまま使うのではなく、結婚を機に見直したという先輩夫婦も。特に、貯蓄用の口座を分けたというケースが多く見られました。

先輩夫婦VOICE

具体的に、口座をどう見直した?
女性

【用途別に見直し】
夫の口座を生活費用、私の口座を貯蓄用に分けました。どちらも私が管理することにし、さらに夫を小遣い制にしたこともあり、貯蓄用口座のお金が増え続けています(ドラさん)

男性

【口座を整理】
複数の口座を持っていたので、厳選しました。一つの口座にまとまっていた方が、お金の収支をまとめて見ることができるので、家計の管理がしやすくなりました(ぽきちさん)

女性

【不要な口座を解約】
使わない口座は解約しました。口座を持っているだけで維持手数料がかかるので、無駄な出費を抑えることができました(りかさん)

男性

【ネット口座を開設】
ネット銀行に切り替えて紙の通帳をなくしました。データで管理しやすくなり、入ってくるお金と出ていくお金の見える化ができるようになったので、節約の意識も高まりました(K.Nさん)

男性

【高金利の口座を選択】
利回りの高いネット銀行に移しました。利子も以前より付くようになったのに加え、口座を開設することで特典ポイントがもらえました(さとうさん)

【見える化のしやすさ★★★】やりくりの基盤をきちんと作りたい夫婦に◎!

お金の流れを整理したい人、家計のやりくりの仕組みをしっかりと作りたい夫婦におすすめなのが、口座の見直し。基本的には、生活費用・貯蓄用と口座を用途別に分けるのがおすすめです。銀行によっては、一つの口座の中に複数のバーチャル口座を作り、用途別に管理できるというサービスもあるのでチェックしてみましょう。

口座を分けるメリットは、いろんな情報が一緒にならず、お金の流れが見えやすくなること。ただし、用途を分けすぎて管理しづらくならないように注意しましょう。(丸山さん)

<5位>
「投資・運用」の見直し

積極的にお金を運用していこうと見直すケースも

投資の見直し

初心者にも始めやすい投資・運用商品を国がバックアップしていることもあり、預金よりも積極的に投資・運用していこうと考える先輩夫婦が増えてきているようです。

先輩夫婦VOICE

具体的に、どんな投資・運用を見直した?
女性

【つみたてNISAをスタート】
お金はなんとなく普通口座に入れていましたが、つみたてNISAをスタート。ただ普通口座に貯まっていたお金を投資に回すことで将来の不安が解消されました(Kanamiさん)

男性

【iDeCoなどをスタート】
iDeCo、つみたてNISAと投資信託の積み立てを始めました。余裕資金を有効利用できて良かった(AKtさん)

女性

【投資信託をスタート】
ふたりで将来の資金形成のために投資信託を始めました。ただ貯蓄するだけでなく、将来資産が増える可能性があるのはうれしい(ちーさん)

男性

【iDeCoに切り替え】
個人年金保険からiDeCoに切り替えました。個人年金保険と比べて手数料が低く、返戻率が高いので満足です(鬼太郎さん)

女性

【投資について勉強】
投資について勉強を始めました。夫婦どちらも未経験でしたが勉強をして苦手意識を克服。積立投資を継続することができています。ふたりで勉強して始めたのでマイナスになっても納得できます(psさん)

【インフレリスク回避効果★★★】積極的にお金を運用していきたい夫婦に◎

低金利が続いている今、ただ金融機関に預けているだけではお金があまり増えないどころか、物価の上昇に伴って現金の価値はどんどん目減りしていくので、投資・運用でそのリスクに備えることはとても大事です。つみたてNISAやiDeCoなど、国も初心者にとって始めやすい商品を出しています。

気を付けたいのは、投資商品を買ったからOKと放置しないこと。金融情勢の変化だけでなく、運用期間によっても取れるリスクは変わりますので、折に触れて見直しをしながら運用していきましょう。(丸山さん)

<6位>
「趣味・交際費」の見直し

月の上限額を決めた人も、使う機会を減らした人も

趣味・交際費の見直し

家計のさまざまな項目の中で優先順位を下げられることの多い、趣味・交際費。金額の上限を決めてその範囲内で自由に使ったり、使う機会を減らして節約したりと、先輩夫婦たちもさまざまな方法で節約しているようです。

先輩夫婦VOICE

具体的に、趣味・交際費をどう見直した?
女性

【月の上限額を決めた】
ふたりとも飲みに行ったり、買い物するのが好きなため、趣味・交際費の月の上限額を決めました。無駄遣いが減り、大きな買い物はふたりで相談して購入することで無駄遣いを防止できています(あぁあさん)

男性

【お小遣いの中でやりくり】
お互いの月々のお小遣いの金額を決め、趣味・交際費はその中でやりくりすることに。無駄な出費を抑えられました(エティさん)

女性

【お金のかからない趣味に】
お金をかけないように、家でできる趣味を見つけました。外出先での出費が激しいので、ストレスがたまらない程度に家にいるようにしたら、お金が貯まってきました(やのちんさん)

男性

【旅行・外食を減らした】
旅行や外食が趣味でしたが、結婚を機に減らしました。年間10万円ほど浮かすことができ、ほかに充てることができています(たけさん)

女性

【ふたり一緒の外出に絞った】
好きな場所には一緒に行こうと決めました。節約も大切ですが、季節のイベントはその年のその時期にしか楽しめないので、ふたり一緒に行ける外出に絞って行くことにしました(おもちさん)

【見直しやすさ★★★】趣味・交際費が大きい夫婦ほどチャンスもBIG!

この項目を減らすのがおすすめなのは、飲みのお誘いが多かったり、地元に友達がたくさん住んでいたり、お金のかかる趣味を持っている夫婦など。今かかっている趣味・交際費が大きい夫婦ほど、見直せるチャンスも大きいといえます。

気を付けたいのは、お互いの趣味や人付き合いを尊重するということ。夫婦が共通で楽しむ趣味や友人関係の場合、お互い納得できる範囲が大きいのですが、そうでない場合、決めた予算内でのお金の使い方に口出しをしすぎないことが大切です。(丸山さん)

From 編集部

お金を使う優先順位について話し合おう

光熱費、通信費など、結婚してすぐは、毎月どれくらいのお金を使うのかがわからないことも。だからまず、夫婦にとって何の優先順位が高いのかを話し合ってみましょう。その予算をたっぷりと確保するために何を削ればいいのかは自然と見えてくるはず。さまざまな項目を見直しながら、ふたりにとって取り入れやすい見直し項目&方法を探っていき、目標額に向かって貯蓄力をUPしていきましょう。

取材・文/前川ミチコ イラスト/てぶくろ星人 構成/紺矢里菜(編集部)
※記事内のランキングならびにコメントは、2023年1月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー64人が回答したアンケート、および結婚して3年以上たった男女220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年3月時点のものです

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