輝きは控えめ、が私流。「ツヤなし・マット加工」の結婚指輪カタログ

ひと言で「マット」といってもさまざまな種類があり、加工の方法で見え方も違います。ブランドオリジナルの加工などもありますが、ここでは代表的な３つのマット加工についてご紹介します。

【ホーニング加工】
金属の表面に一定方向に細かい粒子を吹き付けて、細かな傷を付けて表面のツヤを消す加工方法です。すりガラスのようなマットな表面になり、落ち着いた優しい風合いが特徴です。ツヤ感のないマットな質感を好む方におすすめです。

【ヘアライン加工】
指輪の表面に髪の毛のような細い傷を一定方向に無数に施す加工方法です。ツヤありとマットの間くらいの上品な光沢感が特徴なので、マットが好みだけど地金の質感も残したい、程よい光沢感も欲しいという方におすすめです。

【スターダスト加工】
ダイヤモンドの「キューレット」というとがった部分を指輪の表面に押し当てて、細かい粒のような凹凸を付ける加工方法です。その名の通り星くずのようなキラキラとした輝きが特徴で、マットな雰囲気と煌めきの両方が欲しい方におすすめです。

マット加工を選びました

30歳を過ぎた大人なので、落ち着いたデザインと質感のものにしようと思い、ツヤのないマット素材の結婚指輪を選びました。（木村モエさん）

私の指輪のダイヤモンドが入っている同じ所に、彼の指輪にはマット加工を施してもらいました。お揃い感が出るし、マット感も強調されてデザインがより際立つので良かったです。（えぃみぃさん）

ここからは、実際に「ツヤなし・マット加工」を施した結婚指輪をご紹介します。

極力装飾は控えめにミニマルなデザインで、地金の質感を重視したいと思っているふたりにおすすめのリングをご紹介します。

ツヤとマットの質感MIXがスタイリッシュ

ツヤのあるアームの中央部分に斜めに入ったホーニング加工のマットなデザインが、シンプルなフォルムの中にスタイリッシュな個性を添えるマリッジリング。プラチナで立体的に表現された斜めのラインが美しく、男性にも女性にも着けやすい雰囲気です。プラチナの純度を99.7%にまで高めた、永遠の愛の証にふさわしいクオリティです。

ザラっとした表面のテクスチャーがおしゃれ

細かに一つずつ点を打ったオリジナル加工のマットなテクスチャーが、装飾のないシンプルなリングに程よいニュアンスを与えてくれています。それぞれ地金の異なるリングでありながら、質感を揃えることでペア感が感じられるデザイン。アームの内側には、ふたりの元へ幸せを運ぶかのように“繁栄”の象徴のミツバチの姿が刻印されています。

マットゴールドの質感がリングに温かみをプラス

どこまでも続く無限を表す“輪”をイメージした結婚指輪。丸みを持たせ形作られたフォルムと、アームの表面にあらゆる方向にマット加工を施したランダムマットの風合いが、シンプルながら温かく柔らかな印象を与えてくれます。マットなイエローゴールドの優しい色みが肌になじみ、男性にも着けやすい。

縦に入った槌目模様とマットな質感の組み合わせがシャープ

薪や焚き火に由来にした、ホーニング加工を施したマットな質感と、職人がハンマーで叩いてつくり上げた縦ラインの槌目模様が特徴的な結婚指輪。鍛造製法によるものづくりの技巧を凝らした、ぬくもりある風合いを感じさせてくれるデザインです。

程よいマット感がシャープなおしゃれ感を演出

ふたりが優しく抱擁する姿をフォルムに表した結婚指輪。ゴールドが優しく指に巻き付くように、リングの正面に小さな隙間があるデザインが特徴。サテン加工を施し程よくマットに仕上げられたアームがシャープで男性も着けやすいリングです。女性用の指輪にはダイヤモンド２石をセッティングして華やかさもプラス。

マットな質感もありつつ、一工夫が施されたクラフト感ある指輪を探しているカップルにおすすめのリングをご紹介します。

マット＆バゲットダイヤの組み合わせがかっこいい

程よい煌めき感を残すスターダスト仕上げと、鏡面仕上げの絶妙なバランスがクールな印象を与えてくれるマリッジリング。マットな質感と、それぞれのリングの中央にセッティングされたバゲットカットのダイヤとブラックダイヤの組み合わせがシャープで、こだわりを感じさせてくれます。

クラフト感ある風合いが魅力の地金MIXリング

カラーの違うゴールドを半分ずつ組み合わせたMIX素材のデザインが、ふたりが一つになった時の美しさを表現している個性的なリング。アームの表面にヤスリをかけてツヤを消したマットな質感もおしゃれ。女性用のリングにセッティングされたダイヤモンドが華やかさを添えてくれます。細身のバンドの、指当たりの柔らかい着け心地も魅力。

ミル打ちとエタニティの異なるデザインを繋ぐマット加工

ヘアライン加工で程よくツヤを抑えたマットなアームの全周に、女性用はエタニティダイヤモンドを、男性用はミル打ちの装飾を施した、さりげないペア感が楽しめる結婚指輪です。またゴールドのぬくもりある優しい色合いがクラフト感を引き立ててくれます。

アームと凸部で異なる加工を施したペアリング

どんな服装にもマッチする程よいマット感と、アームのセンターを一段高くしたお揃いのデザインが個性的なマリッジリング。一段高くなった凸部にはシャイン加工が施されていて、さりげないポイントになっています。女性用リングの凸部にセッティングされた１粒のダイヤモンドが、上品な手元を演出してくれます。

マットなテクスチャーが彫り模様を引き立てる

教会建築の天井模様がモチーフの構築的なデザインが特徴。ホーニング加工のマットなテクスチャーが独特の雰囲気を醸し出す、クリエイティブ志向のこだわりを持ったふたりにおすすめの結婚指輪です。 半円状のリングフォルムに、大胆な彫り模様を施すことで立体感が一層際立ちます。

構成・文／富谷留美子　D／mashroom design
※記事内のコメントは2022年12月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー17人が回答したアンケートによるものです
※文中の略語は以下の意味です。W＝女性用、M＝男性用、Pt＝プラチナ、YG＝イエローゴールド、WG＝ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド、K18＝18金
※価格はダイヤモンドの質や大きさ、指輪のサイズ、地金の相場によって変動することがあります。また、商品クレジット内の＊印は参考価格です
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2023年2月時点のものです

• 結婚指輪
• 結婚式場検討期
• 個性的
• おしゃれ
• シンプルな指輪
• カジュアルな指輪
• プラチナ
• ゴールド（ピンク・ホワイトゴールド他）
• コンビ