提出したら手元に残らない「婚姻届」。先輩夫婦の記念の残し方アイデア
ふたりが法的に夫婦となる「婚姻届」の提出は、人生のライフイベントの中でもひときわ特別感のある大切な節目。でも……婚姻届は役所に出してしまうと手元に残らないのが残念。そこで今回は先輩カップルたちが記念としてどう残したのか?そのアイデアを聞きました。
【IDEA1】写真に撮って残しました
婚姻届を持ってふたりで撮影するのは定番だけど、プラスワンアイデアで、さらに思い出に残る写真にするのがおすすめ!ふたりらしい場所でのロケフォトや物撮り、ふたりの大好きなペットや家族との撮影etc.、自分たちならではの撮り方を考えるのも楽しい♪
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「ふたりの出会いの場であるディズニーランドで撮影。場所だけでなく衣裳にもこだわり、ピーターパンとウェンディをイメージした服装に。撮影時間帯も夜にしたことでロマンチックな背景になり、ピーターパンの世界観により近づきました。」(ももかさん)
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「ふたりとも猫が大好きなので、婚姻届は生まれた瞬間から一緒に可愛がっている愛猫を入れたオリジナルデザインに。ひまわりは初めて行ったデートでの思い出の花だったのでうまくMIX。このふたりらしい婚姻届だからこそ、しっかり残しておきたいと猫をメインに撮影。すごく素敵な記念になったし、今でも撮っておいてよかったと思えます。」(M さん)
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「ふたりで撮影する婚姻届フォトもいいのですが、せっかくなら提出する前に、お互いの家族と一緒に写真で残したいと、お互いの実家の前で撮影。実家ならではの雰囲気も込みで残すことができ、家族にも写真をプレゼントできるのが◎」(ぴーちゃんさん)
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「旧姓から今の名前に変わる瞬間だからこそ、父と母にも見届けてほしいと家族と一緒に婚姻届フォトを撮影。母に撮ってもらったカットは、まるで父と結婚するみたいで(笑)。小さい頃の夢『パパと結婚する』のパロディができ、結婚式にも使えるし、お正月などにみんなで集まったときのネタにもなるしで、一生思い出に残り、盛り上がれる最高の一枚になりました!」(まみこあらさん)
【IDEA2】保存用の婚姻届を用意して残しました
実際に提出する婚姻届とは別に、保存用を準備して記入し保存する方法も。提出用と保存用の2種類があらかじめセットになったオリジナル婚姻届を入手したり、保存用の婚姻届をオーダーメイドで作れるサービスを利用したりと、その方法はさまざまなので、ふたりらしいデザインを探してみて。自分たちで印刷する場合は、婚姻届を複数枚印刷して一枚を提出用、一枚を保存用として残す方法が手軽。
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「婚姻届は提出してしまうと手元に残らないため、オリジナルの記録用婚姻届も一緒に用意。保存用の方には、出会ったときの第一印象や、プロポーズの日のことなどを書き込む欄があり、改めていろいろと思い出して書き込むのも幸せな時間になりました。
どんなときも一緒にと誓った自分たちの気持ちをいつまでも忘れないように、ずっと仲良しでいられるよう、額に入れてよく見える場所に飾っています。」(Mozomiさん)
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「婚姻届の提出が3月の予定だったので『この時期ならではの絵柄はどんなものだろう』といろいろ考え、ふたりの大好きなイエローで季節の花であるミモザのデザインに。
役所に提出する用は事前に、記録用は提出日の当日に記入。お互いの第一印象や、将来どんな家庭にしたいかなど、ふたりであれこれ話しながら書いたのも素敵な時間に。さらに書いている様子は動画にも収め『あれ、この漢字なんて書くんだっけ?』と迷ったり、途中で郵便が届いて焦る様子が映っていて、当日の空気感も一緒に残すことができ、本当にいい思い出になっています。」(Noriさん)
取材協力(1・2)/婚姻届の保存用by水彩画イラストレーター Aikartist(@aikartist.art)
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「私たちふたりが出会った季節が春。特に桜は、思い入れの深い花だったこともあり、桜のデザインにこだわって探しました。婚姻届は生涯の大切な宝物として残したいものなので、提出するものとは別に保存用が付いたものを購入。保存用の用紙は、厚めの紙になっていて、しっかり保管できる台紙付きだったのもポイントでした。」(E.Oさん)
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「人生の節目でもあり、夫婦になった証しでもある婚姻届は、しっかり形に残しておきたいと思い購入しました。記念日にこの婚姻届を見返すと、お祝いの言葉や幸せな気持ちを思い出し、夫婦の会話のきっかけにも。これから何年たっても、ふたりでこんなふうにほっこりした気持ちになれるといいなと思っています。」(S.Hさん)
取材協力(3・4)/婚姻届Labo (@labo0902)
【IDEA3】婚姻届受理証明書を発行して残しました
婚姻届フォトで残したり、保存用を別に用意する以外にも、「婚姻届受理証明書」というふたりが夫婦になったということを証明する公文書で残すのも一つの手。手数料が少々かかるものの、上質紙を使った賞状タイプの婚姻届受理証明書を発行してもらうとフレームなどに入れて保管でき、記念として残しておきやすい。
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「七夕が結婚記念日だったこともあり、せっかくならと黄色や青色の星をちりばめ、額縁を七夕のイメージにしてふたりらしさを出しました。なんと、うちの役所では今まで証明書を発行した方が誰もいなかったようで『第壱号』を頂けたのも思い出に。こうして飾ってあるのを見るたび『あぁ結婚したんだな』と実感できるのもよかった点です。」(akaさん)
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「婚姻届を持った撮影も素敵ですが、提出前の状態ではまだ結婚できていない状態。その点、婚姻届受理証明書は、大切な人と家族になった本当の証しになるなと思い申請しました。撮影ロケーションは賞状タイプの証明書にも合う、京都・随心院の回廊を選び、雰囲気も良くバランスの取れた最高の一枚に。」(上島聡子さん)
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「ふたりが夫婦になった記念は、大切にしっかり形に残したいと思い、婚姻届受理証明書と婚姻届のコピーを部屋に飾っています。特別感のある額縁に入れて、毎日必ず目に入るようにカーテンレール上にディスプレーしたのもポイント。今でも目に入るたびに、結婚したときのうれしさや感動を思い出しHappyな気持ちになれます。」(ずっきーさん)
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「夫婦になった記念になるものが欲しいと思い申請。証明書の発行と指輪の納期がほぼ同じタイミングだったので、同日にふたりで取りに行き、一緒に玄関に飾りました。前の記念日にもらったクマちゃんも並べ、今後は夫婦の写真なども追加して飾っていく予定です。」(hyun_____loveさん)
「婚姻届受理証明書」について気になったらこちらをCHECK!
From 編集部
夫婦となった初心を思い出す素敵なアイテムに
婚姻届をしっかり保存しておくことで、正式に夫婦となった今の新鮮な気持ちも一緒に未来に残すことができるのが◎。この先、結婚記念日などの節目節目で見返すことで、初々しいふたりを思い出すきっかけにもなるはず!ぜひ、未来につながるふたりらしい残し方を考えてみてください。
構成・文/滝 紀子 D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2023年2月時点のものです
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