「撮りたい!」が見つかる【前撮りフォト】#人気&定番6ポーズの魅力編
前撮りで事前に考えておきたいのが撮影時の「ポーズ」。ペーパーアイテムや結婚報告に使いやすいきちんと感のあるもの、今のこの時期にしか撮れない憧れのものなど、撮影必須の人気&定番ポーズが実はたくさん!今回は多くの先輩花嫁が撮影していた、王道6ポーズをピックアップしてその魅力をご紹介。「撮ればよかった……」と後悔しないようぜひチェックして!
1/見つめ合いポーズ
何気なくふたりでおしゃべりしているだけで、HAPPY感が詰まった映えカットが撮れるのが、ふたりで見つめ合うシンプルなポーズ。風景や撮り方によって、ナチュラル、ロマンチック、クールと雰囲気ががらりと変えられるのも魅力。見つめ合うことで、はにかみ笑顔になったり緊張の面持ちになったり……。さまざまな表情が生まれるのもこのポーズならでは♪
写真上:ももゆさん
<見つめ合うことでナチュラルな笑顔を引き出して>
開放感のある緑の中で、普段のふたりの雰囲気を引き出した目と目で会話をしているような幸せカット。「うれしそうな表情も特徴的でお気に入り」という、ももゆさんの感想にも納得の一枚!彼のはにかみ笑顔にもきゅん♪
写真中:室町未希さん
<見つめ合うふたりのシルエットがスタイリッシュ!>
少し甘くなりがちな見つめ合いポーズも、ふたりを影にすることで少し大人なドラマチックショットに。明るいイメージの昼間のビーチ撮影も、逆光を利用することでクールな「青空シルエットフォト」に仕上がる。
写真下:石森唯那さん
<逆壁ドン!花嫁からパターンは写真映えも◎>
男性からの壁ドンならぬ、花嫁からの逆壁ドンが新鮮!人とかぶらないユニークさもさることながら、花嫁が外側に位置することで、ドレスのロングトレーンがしっかり広がり、ロマンチックさも演出できるのがうれしい、新鮮な見つめ合いポーズ!
2/正面向きの立ち姿ポーズ
定番中の定番だからこそこだわりたいのが、すっと立った正面向きの立ち姿ポーズ。「きちんと感がありペーパーアイテムで一番使いやすかった」「衣裳が一番美しく見えた」「実家に飾られているのはこのカット」など、先輩花嫁たちからもっとも熱い支持があったこのポーズは撮影必須!新郎に花嫁が寄り添うポージングなら仲の良さが醸し出されるなど、定番だからこそ美しく撮られたり、ちょっとしたアレンジも効果的なので、先輩たちの工夫もチェックしておきたい。
写真上:Kihoさん
<和装×古都の完璧ロケーションを、美しくまとめる正面ポーズ>
着物が一番美しく見える最高のカットを残したいと、和装の映える京都らしい風景の中、正面向きポーズで撮影。ふたりの表情も角度も完璧な一枚に仕上がった。正面から撮影する場合、真っすぐ向いているつもりでもあごが上がってしまうことが多いため、ふたりのように頭を少し引いてカメラを見るのが◎。顔周りをすっきり感のためには、あごを引いた後に首を伸ばすのも忘れずに。
写真中:竹内絵莉子さん
<前撮りならではの会場撮影は、ボディラインもドレスも美しく残す>
式当日はなかなかゆっくり撮影できない、しかしきちんと残しておきたい会場チャペルでのカットは、式当日のフルコーデをまとい前撮りで叶えて。しっかりと正面から狙いつつ、花嫁が少し体を斜めにするこのようなポーズなら、美しいドレスのトレーンも入りやすく、全体が細くスッキリと見えるのでおすすめ。
写真下:川邊明日花さん
<和装ならではのきちっと感に仲むつまじさも>
ナチュラルなカットもいいけれど、正装だからこそのフォーマル感も欲しいと、正面向きポーズで撮影。ふたりが体全体で正面を向いてしまうと少し堅めな佇まいになるため、花嫁の体の向きだけ新郎側に寄り添うように。そうすることで柔らかな雰囲気、仲の良さが伝わるカットに。
3/密着ポーズ
ハグや鼻と鼻をくっつけるなど、ふたりの密着感がある接近系のカットは「少し恥ずかしかったけど、撮っておいてよかった!」という先輩花嫁からの支持が強いポーズ。照れてしまう気持ちもこのときばかりは抑えて、「こんな機会はもうないっ!」と思いきって撮っておくと◎。きっと後から見返してきゅんとなれる、お気に入りカットになるはず。ふたりならどのくらいの密着度を選ぶ?
写真上:竹内絵莉子さん
<頬と頬♪最高のスマイルが残せるHAPPYポーズ>
「恥ずかしかったけれど、気付けば自然と笑顔になっていた!」というほっぺくっつけポーズは、家族も同行の前撮りで。カメラ目線にすることで、とびきりの笑顔が残せたのがポイント。体もしっかり密着させ、ちゅうちょせずに思いっきり頬をくっつけ合うのがかわいらしく仕上がるコツ♪
写真中:SHIOさん
<その近さにドキッ!鼻を合わせたノーズキス>
スタッフさんたちの盛り上げのおかげで、いろいろなカットに挑戦できたというふたり。会話をしながら撮影したという密着度MAXな鼻と鼻でのキスは、その表情を残せるのもうれしいポイント。新郎のはにかみ顔と新婦のハッピースマイルがいいバランス感で、キュートな一枚に仕上がった。
写真下:樋上可南さん
<ギュッなハグと彼への視線に愛が溢れまくり!>
ふたりとも正面向きで撮るタイミングで、花嫁が思わず花婿をチラ見する表情が愛らしいナチュラルカット。優しく手を回す彼と、花嫁のギュッとしたハグに大好きが溢れ出し、シャボン玉の演出も重なって、見ているだけできゅんきゅんするカットに。
4/ドレス映えポーズ
ふんわり柔らかなロングトレーン、風に舞い光に透けるベール。THE花嫁の象徴ともいえる美しいドレス姿は、素材感やデザイン性などそれぞれの特徴を生かしたポーズで残したい。絵になるドレス映えフォトは、ふたりでだけでなく花嫁ひとりのソロカットも撮影しておくのが◎。ソロもしっかり撮っておくことで、ずっと大切にしたくなる麗しさ際立つ花嫁フォトに。
写真上:鳥井咲菜さん
<重厚感ある建物×白ドレスがベストバランス!>
定番だからこそ絶対撮りたいのが、バックショットのトレーンカット。咲菜さんのバックショットは、クラシカルな風格を漂わせる東京・丸の内の和田倉濠とのコントラストで、ため息が出るほど美しいバランスに。バックショットの際は、少し横を向いて体をねじることでウエストがきゅっとスタイルアップ!より美しい一枚が残せる。
写真中:ayaさん
<ドラマチックすぎる!ベールなびかせショット>
こだわって選んだロングベールが主役のカットは、当日の強めの風との組み合わせで生まれた一枚。白亜のチャペルをバックに、風になびくボリュームのあるベール、雲一つない青空、日の光に透けるロマンチックなルックス……。上半身をひねった振り向きポーズだからこそ、ベールのしなやかな流れや透け感、ロングトレーンの優美さetc.ドレスの映え要素が存分に発揮された、まさにお手本カット!
写真下:ぼにさん
<ベールインフォトもソロカットならアーティスティック!>
丈の短いショートベールの手持ちポーズで、スタイリッシュなソロカットに。窓から差し込む柔らかな光をまとったベールの透け感と、ふんわりとした質感が花嫁を包み、アート作品のような幻想的な世界観を作り上げた。「ベールインしたことで美白見えも」とはぼにさん。確かに!そんな効果も期待できるポーズ♪
5/リング見せポーズ
夫婦の証しとなるリングを収めたカットは、指輪が新しくピカピカな今こそしっかり撮影しておきたい!リングポーズでは、ふたりでいっしょに選んだ思い出や彼からの思いをギュッと閉じ込めることができるのも魅力。手がメインということもあり、ポーズ次第で雰囲気もガラリ。希望のポーズを考えて撮影に臨めれば、満足度の高い、指輪を着け慣れた何十年か後にも見返したくなる、素敵な写真に仕上がりそうです。
写真上:namiさん
<お気に入りの指輪だからこそ、メインとしてクローズアップ>
彼から贈られたお気に入りの婚約指輪は、絶対に前撮りで残しておきたいと事前に依頼した、リングが主役の寄りカット。彼の手のひらにそっと乗せた指&指輪がほっこり温かく、心のつながりを感じさせる愛情溢れるワンシーンに。
写真中:らんさん
<少し引きで撮ることでより温度感のあるリングカットに>
定番リングポーズも手元のアップではなく、少し引きにしてボディや顔の一部を入れると、指輪を引き立てつつもふたりの個性もグッと感じられるとっておきのおしゃれカットに。密着感があり、お互いへの愛情も温度感も感じられる一枚に仕上がった。
写真下:ちなさん
<自然体のシーンの中にそっとリングを写し込む>
指輪をしっかりと見せるポーズではなく、なにげないシーンの中で自然につないだような手にフォーカスしたリングカット。柔らかな光に包まれて、つなぐかつながないか……の絶妙な距離感にドキドキ。初々しさも、手元の表情の豊かさも残せる胸キュンなポーズ♪
6/シーン再現風ポーズ
プロポーズやファーストミート、エスコートなど、花嫁と花婿だからこそ素敵に映えるウエディングシーンの再現ポーズは、ゆっくり撮れる前撮りではマストで入れたいショットの一つ。ロマンチックシーンならではのドキドキ感や喜び、幸福感など、シーンカットでしか撮れない豊富な表情&ポーズバリエはとっても魅力的!ふたりだけのシーンをぜひ再現して♪
写真上:ruriさん
<スイートムードに浸れるプレゼントシーン再現ポーズ>
彼が贈ってくれたガラスの靴を生かしたいと、シンデレラ風にそのシーンを再現。前撮りならではの特別な衣裳&シチュエーションのドキドキ感に、彼にもらったときの幸せな思い出が重なり、思わず全開のHAPPYスマイルが♪前撮りでの再現ポーズだからこそ残せる、とっておきの一枚のできあがり!
写真中:emamamaさん
<彼の後ろで見せる内緒ポーズでキュートな表情を♪>
花嫁を待っている新郎の後ろで、彼に気付かれないよう「しーーーっ」とする仕草がキュートなファーストミート風ショット。人さし指を唇の前に持っていくポーズは、小悪魔っぽくあざとかわいい雰囲気を演出。他のカットとは一味違う表情&ポーズが残せるのも魅力的!
写真下:林 加奈さん
<ドレスだからこそ映える、ファーストミート直前風>
今、まさに彼が振り向く瞬間!というドキドキ&わくわく感を写真にギュッと閉じ込めた、ファーストミート風カット。式でのリアルな瞬間でなく、再現だってやっぱり素敵なシーン♪最初にドレス姿を見てもらったときのシーンが思い出としてよみがえる、素敵な一枚に仕上がります。
From 編集部
人気&定番ポーズだからこそしっかり忘れずに撮影したい!
先輩花嫁のアンケートでは、「人気ポーズだからこそ依頼をし忘れていた」「定番だから撮ってもらえるだろうと思っていたら……」など、後悔の声もちらほら。人気&定番のポーズは事前準備なしでできる簡単なものがほとんど。だから、ぜひ撮影候補の一つに入れておいて、逃さずとっておきを残してくださいね♪
取材・文/滝 紀子 D/ロンディーネ 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2023年2月時点のものです
※撮影申請が必要な場合や時期ごとに利用条件が異なる場所があるので、撮影前に必ず確認をしましょう。また撮影時は自然を傷めないよう最大限の配慮を。
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