【フォトウエディング】大切な人たちと笑顔を残したい!家族&友人も一緒の4実例
挙式や披露宴は行わず、写真で結婚の記念を残す「フォトウエディング」。今どきのフォトウエディングは、素敵なショットを撮影するだけではなく、思い出の場所でロケーション撮影を満喫したり、家族や友人と過ごしたり……とても自由で楽しいイベントになっています。先輩カップルたちの実例で詳しくご紹介します。
01/家族にドレス姿を披露するため“写真で叶える結婚式”に
ロケ中にサプライズで友人たちが登場
出身地が茨城、福岡と遠く、どこで式を挙げるか迷っていたあつしさん&のりこさん。コロナの流行も長引きそうと悩んでいたとき、友人からフォトウエディングを勧められ、家族にウエディング姿をお披露目することが目的だったので、写真で叶える結婚式「フォトウエディング」に行き着いた。
ドレスに着替えて、まずは福岡のマリナタウンへ。撮影中にあつしさんへのサプライズが!実は、のりこさんがひそかにあつしさんの友人とスケジュールのやりとりをし、ビーチ撮影に友人たちが登場。突然のサプライズにあつしさんは大喜び!
チャペルで式を挙げているかのようなショット
のりこさんが撮りたい!と思っていたのは、まるで式を挙げているかのような雰囲気の写真。チャペルに移動し、ファミリーミート、母からベールを下ろしてもらうシーン、実際に父とバージンロードを歩くところなど、イメージ通りの写真を撮ることができて感動。
家族の全員集合写真もたっぷりと!
ウエディング姿をお披露目して、ふたりが予想していた以上に家族は大喜び。のり子さんの父は、のりこさんが普段見たことのないうるっとした目に……。家族もスタッフも妊娠中ののりこさんの体を気遣い、とても和やかなムードで撮影が終了。憧れだった韓国風のツーショット写真も撮ることができた。写真が苦手で、前日までは緊張して不安だったあつしさんも、「楽しすぎた、またやりたい!」と大満足。
フォトウエディングを行って
本当に式を挙げているかのような雰囲気でした。心の底から満足です。念願のウエディングドレスと和装を着て、きれいにメイクアップしてもらって、何より家族が喜んで涙してくれて、本当に嬉しかったです。やってよかったー!!(のりこさん)
撮影スケジュール
撮影日:2022年10月14日
9:10 スタジオ入り
9:15 お支度スタート
11:00 移動
11:30 マリナタウンにて撮影スタート
12:30 スタジオへ移動
13:00 ヘアチェンジ
13:30 チャペルにて撮影スタート
14:30 衣裳チェンジ
16:00 スタジオにて撮影スタート
17:00 撮影終了
撮影/ラヴィ・ファクトリー
(フォトグラファー:kazuki)
02/ウエディングフォトの撮影で結婚したことを実感
ふたりのショットから撮影スタート
式にあまり興味がなく、お互いの希望で結婚式は挙げないと決めた耀さん&美波さん。ただ、美波さんのウエディングドレスへの憧れと「両親と妹に、晴れ姿を直接見てもらいたい」という希望を耀さんが聞き入れて、フォトウエディングを行うことに。
最初のスタジオでは、ネイビーのドレス・スーツ姿でふたりきりの撮影からスタート。結婚式をしていないので、結婚したと実感する出来事があまりなかったというふたり。ウエディングフォトの撮影をしながら「結婚したんだなぁ」としみじみ感じたそう。
チャペルの撮影で両家が初顔合わせ
実は、両親の前で写真を撮るのは恥ずかしいと思っていた美波さん。撮影前に両家の親が会っておらず、初対面での撮影が心配で、家族に参加してもらうことに迷いも。しかし、撮影した写真をただ見るのではなく、直接ウエディング姿のふたりを見て家族が感動する姿に、「家族に参加してもらう決断をしてよかった」と嬉しい気持ちに。
フォトグラファーからのポーズの指示などで、撮影も打ち解けた雰囲気になり、自然な笑顔の家族写真がたくさん!
家族の距離がグッと近くなった
撮影の最後に、横一列に並んで写真を撮ったときには、耀さんの父がみんなを笑わせて全員がとても楽しそうな笑顔!
夫婦ふたりの撮影中も、家族がしみじみと話している声が聞こえていた。撮影後、美波さんの母から「お父さんが静かに涙を流していた」と聞き驚きつつ、「やっぱり家族も撮影に参加してもらってよかった」と感慨深い思い出になった。
フォトウエディングを行って
一日中すごく楽しくて、本当にやってよかったと思いました!撮影の余韻に浸ったまま「楽しかったね、幸せだったね」と言い合ってずっと写真を眺めていました。家族も「きれい!いい写真ばっかりでずっと見ていられる」と言ってくれて、幸せな気持ちになりました。(美波さん)
撮影スケジュール
撮影日:2022年11月4日
9:30 お支度スタート
11:30 スタジオ(1)撮影スタート
12:00 お色直し
13:00 スタジオ(2)撮影スタート
13:30 お色直し
14:30 スタジオ(3)撮影スタート
15:00 撮影終了
撮影/Studio clori.
(フォトグラファー:舛田大樹)
03/ふたりが大好きな海で一生残る写真を
他に人がいないビーチで絶景に包まれて
式をするなら海外で挙げようと考えていたAさん&Mさん夫妻。今はコロナで難しく、国内だとゲスト選びも大変なので挙式・披露宴はしないことに。そこで、気軽にできるフォトウエディングを思い付いた。新郎新婦とも海が好きで、絶対に美しいビーチで撮影したいと石垣島へ。一生残る写真なので、ウエディングドレス専門店に試着しに行き、気に入ったものを購入して準備を進めた。結婚のタイミングで親にも晴れ姿を見てもらいたいと思い、親にも声を掛けることに。
当日はどこまでも青い海と空が広がる晴天。フォトグラファーおすすめの秘境ビーチで撮影が始まった。
水平線に沈む夕日とオレンジ色の光の中で
西表・石垣国立公園内にある底地ビーチでサンセット撮影。今まで見たことがないようなダイナミックな夕焼けの中で撮影が進み、ふたりにとって忘れられない思い出ができた。
圧巻の星空をバックにロマンチックな夜を
ラストは星空撮影。両家とも父は仕事の都合で参加できなかったけれど、母たちは旅行も兼ねて一緒に行けたことをとても喜んでくれた。きれいな景色をふたりだけでなく母たちとも共有できたことで、最高のフォトウエディングに!
フォトウエディングを行って
結婚式はしなかったけれど、本当に素敵な場所で最高の写真を撮ってもらい、形に残せました。母親たちにも参加してもらったことで旅行も一緒にでき、人生の節目で一緒に写真撮影ができて、喜んでもらえてよかったです。(Mさん)
撮影スケジュール
撮影日:2021年9月30日
<日中・サンセット撮影>
11:30 フォトスタジオの提携店でヘアメイクスタート
13:30 レンタカーで集合場所に移動
14:00 フォトグラファーと底地ビーチで集合、車に乗り合わせて秘境ビーチに移動し、ビーチでの撮影スタート
16:00 フォトグラファーおすすめの緑のある場所に移動して撮影
17:00 底地ビーチに戻りサンセット撮影
18:30 日中・サンセット撮影終了
<星空撮影>
19:40 現地集合
19:50 星空撮影スタート
(両家母はハンモックで星空観察)
20:40 撮影終了、現地解散
撮影/Massu Photo Studio石垣島
(フォトグラファー:増田健史)
04/新しい家族との写真を形に残して
撮影中にサプライズで新婦の父に妊娠報告
元々は、ハワイで親族のみ招待して挙式をすることを夢見ていたぽこちゃん夫婦。今のご時世を鑑みた結果、挙式は諦めて、思い出を写真として形に残すことに。新婦なおさんの父母も「挙式をしない分、娘の晴れ姿は生で見たい」と、福井から大阪まで予定を合わせて参加!
スタイリスト、フォトグラファーが明るい雰囲気で盛り上げ、撮影前の舞台裏からリラックスムード。妊娠3カ月目で「赤ちゃん(エコー写真)と一緒に撮りたい」と手作りしたガーランドを出して、なおさんの父に妊娠をサプライズ報告。驚き感動する父の顔を見て、なおさんはあふれる涙をこらえるのに必死だった。
教会のセットで挙式会場の雰囲気を満喫
挙式会場に来たような雰囲気を味わえるようにと、ウエディングドレス撮影のときは教会のようなセットを選択し、父母とも一緒に撮影をお願い。母とのベールダウンの写真や父とのバージンロードを歩く写真も撮ってもらえて、なおさんの父母も「撮影で新婦の親らしいことができた」と嬉しそうだった。
自然な笑顔があふれ出す
夫婦で目線を合わせるシーンや、普段自分たちではしないようなポージングの指示に、ふたりとも少し恥ずかしがりながらも次第にノリノリで楽しく撮影。衣裳も、和装と洋装の両方で撮りたいというなおさんのこだわりで、お色直し可のプランを選び、白無垢・色打ち掛け・王道のウエディングドレス・カジュアルなマーメイドドレスの4着を、予算内で着ることができて大満足!
フォトウエディングを行って
自分たちが主役で撮影してもらえたことが何よりよかったです。時間が許す限り細かい動きや表情も捉えてもらい、さまざまな角度からたくさんの写真を撮っていただけました。写真を見返すと、どの場面も一つの物語となって思い出が詰まっており、その時の情景が全て鮮明に蘇ります。(なおさん)
撮影スケジュール
撮影日:2022年11月10日
8:30 スタジオ入り
8:40 ヘアメイク&衣裳着替えスタート
11:30 撮影
12:30 衣裳着替え
13:30 撮影
14:00 撮影終了
撮影/Studio clori.
(フォトグラファー:井上大地)
From 編集部
撮影したことがふたりにも家族にも素敵な思い出になる
結婚はとても自由なもの。挙式や披露宴をしなくても、みんなで撮影をした日のことが素敵な思い出として残ります。「今は結婚式は難しいかも?でもドレスは着たい!」などと考えているなら、ぜひフォトウエディングを検討してみてください。
Shop list
Studio clori.
https://instagram.com/studio_clori_photo?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Massu Photo Studio石垣島
https://www.ishigaki-photo-tour.com/
ラヴィ・ファクトリー
https://www.la-viephoto.com/
構成・文/竹本紗梨
※掲載されている情報は2023年1月時点のものです
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