自然光の下でふたりらしく。[ゲスト50名以下]のウエディング実例４

Tomokoさん＆Yutaroさん

コロナ下や妊娠により、延期しながらも人数を抑えるため２回に分けて式と披露宴を実施。「笑う門には福来る」をテーマに、笑顔溢れる式を行った。
１回目は2020年9月に親族25名を招いた挙式と会食を。この頃新婦は第１子を妊娠中。

２回目は2022年５月に友人を49名招いて披露宴を行った。１回目と時期も異なるので、会場装花も雰囲気を変え初夏らしい雰囲気に。友人とのパーティでは同室人前式を行い、大切な友人たちに見守ってもらうことができた。

料理やケーキにもふたりらしさを

親族との会食ではおもてなしの料理にもこだわった。料理に新郎新婦それぞれの出身地の食材や調味料を使用。ウエディングケーキはふたりが出会うきっかけとなった「よさこい」の「なるこ形」ケーキに。友人を招いた披露宴では、家族のトッパーをあしらった大きなハンバーガーを用意。ミニハンバーガーでファーストバイトを行った。料理やケーキにもふたりらしさが込められており、ゲスト同士の会話のきっかけにもなった。

親族とは和やかに、友人とは明るくにぎやかに

親族を招いた会食では、ふたりから今までの感謝の気持ちを伝え、ゲスト同士もゆったりと会話を楽しめる和やかな会に。友人を招いたパーティでは、明るくにぎやかな会となるよう、席札にはプレゼントの当たりを仕込み、新郎新婦によるビールサーブで各テーブルを回るなど演出にもこだわった。また、子連れのゲストも多かったため、子どもたちも楽しめるよう、子どもによる乾杯の発声、キッズフォトグラファーやキッズスペースも用意した。

結婚式を終えてどうだった？

ナチュラルな雰囲気の中での式に憧れており、たくさんのぶどうが実ったこのロケーションなら憧れが叶うと思い会場を決めました。

コロナの関係で延期を繰り返し、モチベーションをキープするのがつらいこともありましたが、３年がかりで結婚式を実現。お世話になった方々に感謝を伝え、楽しんで笑顔になってもらえるよう、精いっぱいのおもてなしを考えました。やって良かったという気持ちしかありません。（Tomokoさん）

CHIHOさん＆HIROYUKIさん

家族や友人40名を招いて行ったガーデンウエディングの会場として選んだのは、100年の歴史がある鎌倉三大洋館の一つ。会場を選んだ決め手は「ガーデン、料理など何をとっても理想的で非の打ち所がないと感じたこと」だった。

ゲスト全員に楽しんでもらえる式にと、お色直しの時間を抑えたり、ファーストバイトをしないなどプログラムも取捨選択。ゲストと話す時間をたっぷりと取った。結婚式のテーマは「日常と非日常、自然と人工」。ドレスやヘアメイク、ブーケはもちろん、会場内のアイテムすべてにたっぷりこだわりを詰め込んだ。式当日は、晴天。ガーデンに差し込んだ日差しとグリーン、ゲストの笑顔に包まれた理想の式を叶えた。

ゲストをあっと驚かせるアイテムたち

プロフィールブックやケーキ、リングピローなどアイテムにも新郎新婦のこだわりを詰めた。会場内に置くゲスト用カメラやプチギフトには、白いペンキでデコレーションをするひと手間を加えた。プロフィールブックにはあちらこちらにゲストとの思い出を散らした内容に。ゲストもじっくり読み込んでくれていた。

装花や装飾にもこだわりを詰めて

会場の装花や装飾にも会場プランナーとの相談を重ね、新郎新婦のこだわりを詰め込んだ。高砂席装花は「鬱蒼（うっそう）とした森林の雰囲気の中に、華やかでモダンな真っ白な花を」とオーダー。イメージ通りの高砂席が出来上がった。ゲスト卓に置くナプキンの色は装花と合うようダークグリーンに。ガーデン挙式のゲスト椅子は「グリーン一択で湿度のある感じで」とオーダーし、こちらも理想通りに。装飾にもこだわり、式全体に一体感が出た。

結婚式を終えてどうだった？

「結婚式をするなら絶対にガーデンウエディング」と決めていました。ふたりとも歴史的建築物が好きで、会場見学をしたその日に「理想そのもの」と即決しました。プランナーさんをはじめスタッフの皆さんにサポートしていただき、ふたりが望む自由な結婚式ができて満足しています。ゲストからも「こんな結婚式初めて」「新郎新婦とたくさん話せてよかった」など大好評でした。（CHIHOさん）

mariさん＆moriさん

式のテーマは「海外旅行に来たような海外風ガーデンウエディング」。大好きな仲間と海外旅行のような結婚式を実現するため、軽井沢の非日常を感じる海外風な隠れ家ホテルを貸し切り、２泊３日のステイウエディングを実施した。青々としたグリーンに囲まれたガーデンウエディングが叶った。

コロナ下で式を２回延期。今回も参列できない家族や友人がいたなど思い通りにはいかないこともあったが、参列したゲスト14名へ、感謝の気持ちを伝える演出や、アイテムでおもてなし。ゲストとも記憶に残る時間を一緒に過ごすことができた。

アイテムや装飾、細部まで理想を形に

ゲストへのおもてなしとして、席札やメッセージカードなどのアイテムや装飾にも細部までこだわった。レジンの席札には、女性はドライフラワー、男性はゴールドを埋め込んだ。アイテム類は、ゲストの顔を思い浮かべながら１年かけて準備した。一人一人へのメッセージカードもやりたかった演出の一つ。ミラーにカードをシーリングスタンプで貼り付けた。

ゲストも一緒に楽しめる演出に

ゲスト同士が友達になれるよう、歓談の時間や一人一人の新郎新婦とのエピソードトークの時間をたっぷり設けたり、流しテーブルにすることで新郎新婦、そしてゲスト全員の距離感も近くなるよう工夫した。お色直し後には新郎新婦による中庭でのミニコンサート。小さい頃から歌うことが好きだった新婦。新郎のギター演奏でふたりにとって思い出の歌『アイ（秦基博）』を熱唱し、ゲストにサプライズ。

結婚式を終えてどうだった？

ふたりのイメージに近い海外ウエディング風の会場であったこと、宿泊付きで完全貸切できることが決め手でした。ゆっくりとゲストとの時間をしっかり取り、みんなの宝物になるような式にしたかったんです。

コロナ下で式を２回延期し、何度も式を行うことを諦めましたが、参加できるゲストだけで行いました。結果的にゲストと濃密な時間を過ごせ、一人一人としっかりと思い出を残すことができました。（mariさん）

よしさん＆だいさん

緑豊かで太陽の光が差し込むガーデンをライトアップして使用したいという理由で夕方から式を開催。家族や親族、友人のゲスト36名を招き、「花・旅行・海外バケーション」をテーマにふたりの「ゲストに思う存分楽しんでもらえるよう、自由な雰囲気に」と「型にはまらない式にしたい」という思いを詰め込んだウエディングを行った。

和装でのガーデン人前式の後は、バンケットでの披露宴、最後にガーデンでのケーキブッフェ。ガーデンとライトアップしたイルミネーションとが合わさった雰囲気は最高で、自然光が差し込む時間帯から夕刻の黄昏時までの舞台をゲストと共に楽しんだ。

ドレスコードは「リゾート地でのデート服」

コロナ下でなかなか大人数で集まれない日々が続いているからこそ、結婚式感を少なくし、まるで年末に親族同士が集まっているかのように楽しんでもらいたいと服装のドレスコードは「リゾート地でのデート服」に。多くのゲストがアロハシャツやラフなシャツで集った。

その場にいる全員が常に笑顔あふれる雰囲気に

「ゲストに思う存分リラックスして楽しんでもらえる雰囲気に」と、式ではゲストとの歓談や触れ合う時間を多く設けた。会場の配置も、ゲスト同士のテーブルを近くして互いを移動しやすくしたり、高砂席の段差をなくしてゲストが気ままに新郎新婦のそばに来られるように工夫。「とにかく楽しんでもらいたい！」とガーデンでのケーキブッフェを盛り込み、友人、家族、親族の枠を越えてその場にいた全員が楽しんだ。

結婚式を終えてどうだった？

ガーデンを見た瞬間、「型にとらわれないような挙式をしたい」というふたりの思いが実現できそうだと思い、会場を決定しました。型にはまらない式にしたいと考えていたからこそ、すべてを一から決めるのは大変でしたが（彼が１カ月間海外出張で、遠距離での準備になったことも）、ゲストからも「楽しかった、私もガーデン挙式したいな！」なんて声ももらえてよかったです。（よしさん）

※構成・文／RIE☆　Ｄ／ロンディーネ　取材協力／ぶどうの森ウエディング、ラ・クラリエール
※掲載されている情報は2023年1月時点のものです

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