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[共働きカップル必読] 後から不満が出がちな【家事分担】の盲点TOP10

新婚生活がこれから始まる、または始まったばかりの花嫁さん。毎日の家事を夫婦でどう分担するか、決めていますか?生活のルール決めは最初が肝心。分担をしっかり決めたつもりでも、後から不公平感が出てしまうこともあります。今回は新婚夫婦に家事分担の本音を調査してみました。

夫との分担に不満がある家事ランキング

やることの多い料理と、見過ごされがちなトイレが同率1位に

ランキング発表

129人の新婚女性に聞いた夫との分担に不満がある家事ランキング1位は料理!毎朝毎晩、必ずやらなければならない家事で、手間も時間もかかる上、献立を考えるのも悩みの種。1位も納得の家事です。そして同率1位がトイレ掃除。掃除の頻度に各自の潔癖度も影響するためか、モヤモヤ感が残る家事の筆頭。3位は食器洗い。朝は出勤前で忙しいし、夜は帰宅後の疲労感がある中で面倒な家事ですよね。これらの家事の分担、どんな点が不満なのか、妻たちの声を聞いてみましょう。合わせて新婚男性100人に聞いた、家事を分担している夫たちの声もご紹介します。

1位 料理……27%
(献立決め・調理・配膳含む)

夫にも作ってほしいし、作れなくても手伝ってほしい

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夫との料理の分担は、お互いの出勤&帰宅時間を考慮して決めたいところですが、結局自分の負担が多くなっていると感じてしまう妻が多いようです。分担を決めたつもりでも盲点になりがちなのは、早く帰宅する方が作るルールなのに結局妻がほとんど作ることになるケースや、料理は全面的に妻という場合に夫が配膳の手伝いすらしないケース、献立を考える担当を決めておらず妻が負担に感じるケースなどです。

料理は毎日欠かせない家事だからこそ、ふたりができる協力の形を探って、なるべく彼にも食卓準備に参加してもらうのが不満解消の道のようです。

妻からひと言言わせて!

新婦私服アイコン

「今日の夜ご飯どうする?」と聞いても「何でもいい」と、献立決めに協力してくれません(あーこさん)

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言われないとやらず、座って待ってるだけ。できるよ、と声をかけたらせめて食卓の準備はしてほしいです(にゃんさん)

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夫の方が仕事の帰りが遅いので、平日の夜ご飯は基本的に自分が作ることになっています。せめて私が遅番の時だけでも早く帰ってきてご飯担当をしてくれると嬉しい(MINTOさん)

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料理は平日も休日も私がする流れになっていて、休日はやってもらうなど決めておけば良かったです(Ariさん)

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毎日の料理が大変でしんどい。一緒に住み始めた当初、張り切って「料理は私の担当」って思って頑張っていたのがあだになりました。今はしんどい時は作らず、お総菜を買います(すずさん)

夫だってがんばってます!

「料理を分担している」と答えた夫……55%
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基本、偶数日、奇数日で分担して実施しています(ポレスターさん)

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基本的に早く帰ってきた方が料理をします。主に妻の方が早いですが、私の方が早い日や土日などの休日は私も行っています(soさん)

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全て均等です。共働きのため、ふたりが揃ってから調理を始めます(hkさん)

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朝食作りを担当しています。自分の方が仕事開始時間が遅いため(SKさん)

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献立を夫婦で相談しながら決めて、必要な食材をまとめて買いに行きます(よしよしさん)

【アドバイス】料理分担のヒント
担当日や条件を明確にしておこう

妻の不満の声、実際に担当している夫の声からわかった「料理」の分担方法は「夫婦それぞれが料理する日や条件をあらかじめ決めておく」「調理を担当しない方は、献立や配膳、食器洗いなど別の家事を担当する」ということ。また、悩ましい献立作りは、1週間の献立を一緒に決めて、買い物もふたりでまとめ買いしに行くという夫婦も複数いました。効率アップ、節約にもつながるいい方法ですね。

同1位 トイレ掃除……27%
(補充や交換含む)

汚れたらやるルールにしていると、感覚の違いにいら立つことに……

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トイレ掃除は意外と担当を明確に決めていない夫婦も多いよう。汚れが気になった方がやる、くらいのざっくりルールでやっていたために結局妻の負担が大きくなったというケースや、補充や交換をきちんとしてくれないという不満が続出。トイレ掃除担当を夫にお任せしていたら掃除の頻度が少な過ぎてびっくり、結局フォローで自分が掃除してしまうというケースも。

トイレ掃除は毎日しなくても何とかなる家事だけに、担当決めと、掃除頻度の擦り合わせが盲点となりがち。分担ルールを決めて清潔・快適キープを目指したいですね。

妻からひと言言わせて!

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気になった方がやる、とざっくり決めていたら結局やっているのは私だけという結果に(みそさん)

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日常掃除は気付いた方が、になっていますが、明らかに汚しているのは彼の方でストレスがたまっています(maaさん)

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彼がジョギング後についでに掃除するよ、と言ってくれましたが、ジョギングを毎週するわけでもなく、ジョギングしたからといって毎回トイレ掃除をするわけではなく、あくまで彼の気分次第。頻度をきちんと決めておけば良かったです(MINTOさん)

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トイレ掃除はあまり積極的にやってくれません。トイレの汚れをあまり気にしない様子なので、どのくらいの頻度で掃除するか、あらかじめ相談しておくべきでした(まるちゃん)

夫だってがんばってます!

「トイレ掃除を分担している」と答えた夫……36%
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毎週日曜日、休みで暇な時間があるため、私がやっています。一人暮らしが長かったので、掃除をするのは気にならないからです(あかさん)

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トイレ掃除は自分が担当。汚い所は夫が担当すべきだと思うから(ジェイさん)

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妻がやりたがらないから(ベルさん、他多数)

【アドバイス】トイレ掃除分担のヒント
担当と頻度を決めておこう

トイレ掃除を担当する夫から複数寄せられたのが「妻がやりたがらないから」自分が担当、との声。トイレ掃除は押し付け合いになりがちな家事の一つなのかもしれません。どちらが担当するにせよ分担のポイントは「担当者をはっきり決めること」と「頻度を決めておくこと」。1週間ごとに妻と夫で交代制にしているというアイデアも寄せられました。

3位 食器洗い……25%
(食器の片付け含む)

いつ洗うの?「後でやるよ」にイラッ!

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食器洗いの分担で多くの夫婦が取り入れていたのが、料理をしていない方が食器洗いをするというルールでした。ただし、食後すぐに取りかかってくれるわけではないのが不満につながるケースもあるようで、台所にたまったままの食器にいらいらしたり、結局手を出してしまったりするという妻も。また、食器洗いはしてくれるけれど、その他の台所の片付けはしてくれないなど、分担範囲のあいまいさが盲点となって結局フォローしなければならないと嘆く妻もいます。

キッチンは妻の担当だからと、洗い物を全くしない夫も少なくないようで、食器洗いを担当する夫にはまずは感謝を伝えるべきなのかも。

妻からひと言言わせて!

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料理してもらった方が洗い物をすると決めたのですが、夫はいつも「後でする」と言って一向にやりません。しびれを切らして結局私が洗い物をしてしまいます(トマトさん)

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夫はテレワークでほとんど家にいるので、自分で使った調理器具や皿等は洗っておくようにちゃんと言っておけば良かったです(Mmさん)

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食事の後片付けを、どこまでしてもらって終わりにするか。残った料理を皿に移し替えるか、皿だけでなく鍋や炊飯器まで洗うか、布巾を洗って干すかどうかなど決めておけば良かったです(青い雪さん)

夫だってがんばってます!

「食器洗いを分担している」と答えた夫……60%
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妻に料理を作ってもらうので、食器洗いくらいは自分でやります(伊達巻さん、他多数)

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料理は平日は妻、土日など休日は私が担当し、食器洗いは料理を作らない方が実施しています(たっくさん)

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食器洗いは自分が担当。その他の食卓の片付けを妻が担当しています(ジョニーさん)

【アドバイス】食器洗い分担のヒント
仕事がある日のパターンを決めよう

夫へのアンケートで最も担当率が高かったのが、食器洗い。夫との家事分担を話し合う時には、真っ先に候補に挙げてもいいかもしれません。分担の仕方は「料理をしていない方」「後から食べ終わる方」「平日と週末で分ける」「朝担当と夜担当に分ける」など仕事がある日の生活パターンに合うやり方を考えると長続きしそうです。

4位 キッチン掃除……20%
(床、シンク、コンロなどの掃除含む)

家事への取り組み意識の違いが如実に出る、まさに盲点といえる家事

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キッチン掃除は、夫へのアンケート調査での担当率が28%。食器洗いの夫担当率が60%だったのに比べてだいぶ低いこの数値こそが、妻の不満につながっているといえそう。多かった不満としては、夫が料理をした後はコンロ回りが汚れたままというケースや、食器洗いはしてくれるけれどシンクの掃除はしてくれないというケース。コンロ、シンク、台所の床掃除は、実は盲点になりがちな家事なんです。一方きれい好きタイプの夫からは「妻はコンロやシンクの掃除が雑なので夫の自分が食器洗いついでに担当している」という声も見られ、結局は気にする方がやるという実態があるようです。

妻からひと言言わせて!

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夫の帰宅時間は私よりも早いので料理はしてくれるものの、油はねや飛び散った野菜くずなどはだいたいそのままで放置されているため遅くに帰宅してから食事の前にいったん掃除をしないといけないので疲れます(ぽんさん)

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皿洗いをしてくれるが、シンク掃除はしてくれません(えむさん)

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食器や調理器具を洗った後にシンクを掃除する担当を決めていなかったので、いつも汚いままになっています(わちゃわちゃさん)

夫だってがんばってます!

「キッチン掃除を分担している」と答えた夫……28%
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個人的に洗い物が好きで担当しており、キッチンの掃除も、いつも洗い物のついでにやってしまいます(スモーキーさん)

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キッチンの掃除は気が付いた時に行っています(taketakeさん、他多数)

【アドバイス】キッチン掃除分担のヒント
料理や食器洗いとセットで考えて

コンロやシンクの掃除は、汚れが目についてから掃除する派と、毎日ピカピカにしたい派で感覚に開きがどうしても出がちです。できれば料理や洗い物と一緒に流れでやるのが理想という家事なので、洗い物をするならシンク掃除までやってほしいなど、分担の範囲を明確に仕切り直せるといいですね。掃除への意識がだいぶ違うふたりの場合は、気になる方がキッチン掃除は責任を持つことにし、相手には別の家事を丸ごと任せるなど、ある程度割り切るのも一つの方法です。

5位 お風呂掃除……19%
(補充や交換含む)

床や棚、排水口など細かくて面倒な掃除ほど担当があいまいに

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お風呂掃除は、日常的に行う掃除と、時々行う念入り掃除があり、さらにボディソープやシャンプーなどの補充や交換など、やることが多い上に頻度も内容によって変わるので、分担を決めたつもりでいても、担当範囲があいまいになりやすい家事です。必然的に汚れが気になった方がやることが多くなり、不満につながりがち。浴槽は掃除してくれるけれど、排水口、水あかやカビの掃除、棚のぬめりなどを夫が掃除してくれないために、妻が不満を抱くというケースが多いようです。

妻からひと言言わせて!

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分担を先に決めなかったため、結局私がお風呂掃除をやる羽目に。後で割り振ってもあまり定期的にやってくれないので結局私がやっています(otaさん)

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浴槽の掃除はしてくれるけど、床や溝のカビや棚のぬるぬるを放置されるのがストレス!(なゆさん)

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シャンプーの補充をせずに水を足すのが困ります(yyyさん)

夫だってがんばってます!

「お風呂掃除を分担している」と答えた夫……43%
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毎日の掃除はやっています。浴槽に風呂用洗剤をスプレーしてたわしでこする程度です(ぴーぱんさん)

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最後にお風呂に入った方が掃除をするルールなので、担当は日によって変わります(ジャムさん)

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日常の掃除も念入り掃除も自分が担当。シャンプーなどの補充は日用品管理をしている妻が担当(ジェイさん)

【アドバイス】お風呂掃除分担のヒント
掃除の内容や頻度を決めておこう

お風呂掃除の分担方法には、日常的な浴槽掃除と、時々やる念入り掃除で担当分けをする方法もあれば、部屋掃除・トイレ掃除・お風呂掃除などエリアで担当分けをする方法もあります。ただし念入りな掃除はパワーもかかるので、一度、掃除内容を全部を書き出して、ふたりでどう分担するか、内容と頻度を擦り合わせるのもいいかもしれません。

夫との分担に不満がある家事ランキング
6~10位は?

洗濯、ごみ捨て、家計管理、買い物、部屋の片付け・掃除がランクイン

夫との分担に不満がある家事ランキングの6~10位は以下のとおり。

6位 洗濯
7位 ごみ捨て
8位 家計管理
9位 買い物
10位 部屋の片付け・掃除

洗濯は夫に任せた時の、干し方や畳み方がプチ不満につながっているよう。畳んでくれるがしまってくれない、という声も。ごみ捨ては夫の分別の仕方が甘くて困るという声がちらほら。家計管理については、それぞれ自分で管理していたお金を夫婦として使うことになり、管理方法をふたりで決め切れないまま生活がスタートした場合、不満が出てしまうケースもあるようです。

From 編集部

お互いが求める家事のレベル感はどこまで?擦り合わせつつ協力し合おう

誰にでも苦手で避けてしまう家事、見過ごしてしまう家事はあるものです。新婚生活の中で、不満が出てくることもあるでしょうが、お互いが求める家事のレベル感を少しずつ擦り合わせていって、ふたりなりの協力の仕方を見つけましょう。また、妊娠・出産、介護など、ふたりを取り巻く環境の変化によっても分担の見直しが必要になるはずです。どんな時も、ふたりでサポートし合って、快適な暮らしをつくり上げていってくださいね。

構成・文/河内千春 イラスト/黒猫まな子
※記事内のコメント及びデータは2022年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー77人が回答したアンケートおよび、2年以内に結婚式を挙げた女性52人と男性100人が回答したマクロミル調査によるものです。
※掲載されている情報は2022年12月時点のものです

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