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【引出物】“自宅配送”って、失礼…?ゲストのリアルな本音&注意点

引出物の自宅配送

結婚式の引出物といえば、ひと昔前までは持ち帰ってもらうのが一般的だったけれど、最近は「自宅配送」するケースも増えてきているよう。でも、受け取る側のゲストは、自宅配送の引出物って正直どう思っている?困るとすればどんなこと?ゲスト&先輩花嫁へのアンケートの結果を基に考察します。

引出物の渡し方、ゲストはどっちが嬉しい?

”自宅配送派”が約6割

引出物の渡し方、ゲストはどっちが嬉しい? グラフ

上のグラフは、20代以上の男女へのアンケートで「引出物の渡し方で最も嬉しいもの」を選んでもらったもの。「自宅配送」が57%と、なんと6割近くの人に選ばれました。一方、従来からの「結婚式当日に会場でお渡し」派も26%と、4人に1人が支持。また「どちらでも」という人も。それぞれがどのような理由で選んだのかも聞いてみました。

「自宅配送派」voice

女性ゲスト

以前、素敵な食器を頂いて、とても嬉しかったが、重い上に二次会もあって持ち運びが大変だった。自宅配送だったら荷物にならなくてありがたい(58歳・女性)

男性ゲスト

電車で移動することが多く、荷物がかさばると大変なので(43歳・男性)

女性ゲスト

子どもを連れて結婚式に行ったとき、手荷物が少ないのは助かった(36歳・女性)

「当日派」voice

男性ゲスト

配送の方が助かるけど、その日にもらう方がやっぱり嬉しい感じがする(26歳・男性)

女性ゲスト

結婚式披露宴に参列したという思い出と共に帰宅したい。立派な会場の丈夫な紙袋もありがたい(43歳・女性)

女性ゲスト

その場でもらえた方が参加している意味を感じられるし、参加してよかったと思える(70歳・女性)

「どちらでもよい派」voice

女性ゲスト

会場でお渡しもテンション上がるし、自宅配送だと手荷物が少なくなる。めでたい場なのでどちらでも嬉しい(25歳・女性)

男性ゲスト

新郎新婦の真心が感じられれば、配送だろうと当日だろうと、渡し方は気にしない(41歳・男性)

女性ゲスト

遠方の時は自宅配送が助かるとも思うが、車で行くことが多いためあまり気にしない(59歳・女性)

[当日派のゲストに聞きました]
自宅配送だと困る?なぜ?

「困りはしない」が約半数だけど……

自宅配送は困る? グラフ

「当日にお渡し」を選んだ人の中で、「自宅配送だと困る」と答えた人は合計53.6%。困る理由としては「荷物の受け取りが難しい」(27%)、「結婚式に行った気がしない」(23%)がそのほとんどを占めるという結果に。一方で「自宅配送でも困りはしない」と答えた人も46%と半数近くいました。

自宅配送はちょっと…な理由は?

女性ゲスト

仕事をしていて帰りが遅いので、なかなか希望の日に受け取れなくて困ったことがあります(28歳・女性)

女性ゲスト

現地でもらって持ち帰るというスタイルの定着が強く、それ以外の方法にはどうしても価値が見いだせません(70歳・女性)

男性ゲスト

送られてきた時不在にしており、不在票が入っていた。何とか受け取り保管期間内に連絡できたから良かったが、あと1日遅かったら保管期間を過ぎて返送されるところだった。せっかくのお気持ちを無駄にするところだった(58歳・男性)

女性ゲスト

遠方から来るゲストへの配慮は十分に感じられたのですが、なんとなく段ボール箱で届くのは味気ないなぁと感じました。大きな荷物を持って帰るという身体的な負担は減って嬉しいけれど、心情的には直接持って帰りその日のうちに喜びを感じたい(34歳・女性)

引出物、自宅配送するならここに気を付けよう!

1)受け取れないトラブルをなくす工夫を

受け取れないトラブルをなくすポイント

受け取れないトラブルをなくすため、配送先・内容等をチェック。招待状の住所が間違えていた場合や、引っ越しなどがあった場合の確認は特に入念に。心配な方は後日、きちんと配送が完了したかも確認しておくと、なお良いでしょう。

また、事前にいつ引出物が届くかを結婚式の時にお知らせしておくのもおすすめ。ゲストもその日に受け取れるよう準備ができ、不在の場合でも対応がしやすいかも。

先輩花嫁からのアドバイス

花嫁

住所に変更があったので手配が面倒でした。コロナの影響でギリギリになって来られなくなった参列者の配送を止めるのが大変でした(yukaさん)

花嫁

招待状の住所を間違えている人がいたので、式後にご祝儀袋と照らし合わせて確認をしました(あおさん)

花嫁

プランナーさんにリストを送って配送してもらったが、追加の部分が伝わらず、配送されていなかったことに気付いたのは数カ月後でした。当日に実物がない分、きちんと配送されているのかの確認は念入りにした方が安心。送り状をもらって自分で確認するといいと思います(M.tomomiさん)

花嫁

いつ引出物が届くかを結婚式の時にアナウンスしておくことで、忙しいゲストもスムーズに受け取れるようにしました(フラワーさん)

2)プチギフトなどを持ち帰れるミニ袋を用意

ミニバック

引出物の大きな紙袋は、席次表やプチギフトを持ち帰るためにも使われているのが現実。引出物を配送にすると、その紙袋がなくなってしまうことも考える必要がありそう。先輩花嫁たちに聞いたところ、そのために小さな袋をお渡ししたという人もいました。

先輩花嫁からのアドバイス

花嫁

引出物を配送にすると、席次表やプチギフトを持ち帰るための紙袋がなくて困るゲストもいるかと思ったので、小さめの紙袋を用意してもらえるよう工夫しました(らーこさん)

花嫁

席次表やプチギフトなどは専用の小さいバッグを購入できたので、受付でその袋を席次表と一緒に渡してもらうようにしました。ゲストから好評でした(フラワーさん)

3)ゲスト層によっては贈り分けを検討

引出物の送り分け

例えば、遠方ゲストや年配ゲストの方のみを自宅配送にするという考え方もOK。実際「基本的には当日手渡しがいいけれど、結婚式会場が遠方の場合は自宅配送がいい」という声もあったので、状況によって判断してみるのも良さそうです。

先輩花嫁からのアドバイス

花嫁

遠方者が多い男性ゲストのみ自宅配送にしましたが、贈り分けによって引出物がある卓とない卓が出てしまい、どうかなと悩みました。結果、全員に結婚式会場の紙袋を用意し、見た目を統一。ペーパーアイテムがかなり多かったのとプチギフトなどを持って帰っていただいたので、中身が空ということもなく、重くて荷物になるということもなかったです(rumix1118さん)

From 編集部

受け取るゲストへの配慮をしっかり忘れずに

引出物の自宅配送がアリかナシかは、年代や性別にもよらず、多くの人に受け入れられるようになっていることがわかりました。大切なのは、受け取るゲストへの配慮。引出物が当日なくても、新郎新婦の気持ちが伝わり、小物を持ち帰るのに不便を感じず、受け取りの際にトラブルなく受け取ることができれば、だいたいの人が満足。自分が受け取る側だったら、というのを念頭に置いて準備してくださいね。

取材・文/前川ミチコ イラスト/moko. 構成/紺矢里菜(編集部)
※記事内のデータおよびコメントは2022年10月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー85人が回答したアンケート、および2022年10月に過去3年以内に結婚式に参列した経験のある20代~70代男女220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2022年12月時点のものです

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