結婚式の招待状は「紙とWEBの併用」もおすすめ!費用や口コミetc.徹底比較
ゲストが最初に手にする招待状は、結婚式の印象を左右する大事なアイテム。これまでは、「紙の招待状」という選択肢しかなかったものの、最近では「WEB招待状」もスタンダードな選択肢となってきました。そこで今回は紙とWEB招待状について徹底比較!みんながどちらのタイプの招待状を選んでいるのか、さらに紙とWEB、それぞれのメリットも調査しました。ぜひ参考に。
紙やWEB、花嫁はどの招待状タイプを選んでる?
紙の招待状がやや多め。ただしWEB招待状を選んだ花嫁も約半数いる
半数を超す人が従来通りの紙の招待状を全員に送った一方で、「WEB派」が紙と併用した人を含めて46.4%いる点にも注目したい。セレクトのポイントはゲストの顔触れや結婚式の雰囲気。まずはみんながどのような理由でどちらの招待状を選んだのか、花嫁たちの声を聞いてみよう。
みんなどうした?卒花ボイス
<紙派>
オーソドックスな紙の招待状を用意しました。普段手紙を出す機会がないので、どんな招待状にしようかと紙をじっくり選ぶのも楽しい作業でした。(ちなみさん)
<紙派>
プランに招待状が含まれていたこともありますが、紙の方が受け取る側も「結婚式に招待された気分」に浸れるかなと思ったので。はがきの返信も楽しみでした。(まなさん)
<WEB派>
式に招待するのが普段から親しくしている人ばかりだったので、堅苦しい雰囲気は避けてラフにWEB招待状を送りました。(まこさん)
<紙とWEBの併用派>
スマホ操作に慣れていない親族もいるため紙とWEBを併用。紙の招待状にWEB用の二次元バーコードを付け、はがき・ネットどちらでも返信できるようにしました。(yukiさん)
紙とWEB招待状の両方を使った人は、相手別にどう送り分けてる?
「友人にはWEB招待状を送った」が約9割
「紙の招待状とWEB招待状をいずれも用意した」というケースでは、友人や親族といった間柄に応じて送り分けをした人が目立つ。WEB招待状を送った相手として最も多かったのはプライベートの友人。
日頃からSNSでやりとりをしている同年代の人たちにはWEBを用い、フォーマルさが求められる上司やSNSを使わない年配の親族などには、紙の招待状を送るケースが多いよう。
みんなどうした?卒花ボイス
<友人にはWEB、その他ゲストは紙で>
気心が知れた仲良しの人たちはWEB招待状にしました。同年代の人はWEBに対する抵抗もないと思うし、手間がかからずスケジュール管理もしやすいと思ったので。(ぴかるんさん)
<1度延期した後に、紙とWEBを併用>
コロナで式が延期になったため、招待状は2回用意。最初は全員紙の招待状でしたが、2度目の時は友人にはWEB、会社関係者には再度紙の招待状というように送り分けをしました。(AZUさん)
<基本はWEB、一部事情に応じて紙で>
メールやSNSのアドレスを知らない親戚1名と、ネットを使えない叔母1名に紙の招待状を送り、残りはWEB招待状にしました。今の時代、WEBにしても失礼に当たるとは思いません。(S.Yさん)
迷ったら、「紙の招待状とWEB招待状の両方にして送り分け」がおすすめ!
紙の招待状とWEB招待状にはそれぞれメリット・デメリットが。どちらにしようか悩んだ時におすすめなのが、相手や状況に合わせて「送り分けする」という選択です。
紙の招待状を考えている人の中には、WEB招待状との併用を選ぶことで、準備の負荷が重くなってしまうのでは?と考える方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。友人はまとめてWEB招待状、それ以外のゲストは紙招待状と、紙の招待状を送るゲストの人数をなるべく減らした方が、住所の入力管理などの手間が最低限になりますよ!
招待状の値段、やっぱり紙の方が高い?
WEBは無料の場合もあり、紙と比べると節約になるケースが多い
紙の招待状の制作費用は1部当たり平均375円(郵送料は別)で、一般的に、会場などに発注する場合と比べると材料費だけで済む自作の方がコストも控えめ。
WEB招待状については、「費用は発生しなかった」と答えた人が多く、理由としては無料のテンプレートを利用したケースなどが考えられる。ちなみにWEB招待状は有料の制作会社やサイトもたくさんあるので、クオリティーを追求したい人はぜひ検討してみて。
みんなどうした?卒花ボイス
<紙派/1部当たり1100円>
会場のホテルにオーダーして1部当たり700円。ただし別に切手代がかかる上、宛名書きを毛筆で頼むと1通当たりプラス400円。総額にすると1000円超えしてしまいました。(Hanaさん)
<紙派/1部当たり200円>
ネットで注文したので、会場に頼むよりリーズナブルになりました。自分で準備するのは大変だったけれど、オリジナリティーあふれるものができてよかったです。(T.Sさん)
<WEB派/0円>
無料のテンプレートなのにおしゃれで実用的。とてもハイクオリティーな招待状ができたので大満足です。(中野野依さん)
<WEB派/0円>
無料サイトを活用しながら自作したWEB招待状。浮いた予算を他のウエディングアイテムに回すことができました。(さやこさん)
準備はWEB招待状の方が簡単なの?
時間的な準備負担はWEB招待状の方が少なめ。ただしこだわり方にもよる
手作りなら、封筒や招待状、返信はがき、MAPなどを用意した上で、1人分ずつ封入や宛名書きをしなくてはならない紙の招待状の方が手間も時間もかかるもの。
ただしWEBでもデザインやムービーをカスタマイズしたり、事前受付やご祝儀の振り込みといったオプションを検討したりと、内容次第で準備に時間がかかることも。
みんなどうした?卒花ボイス
<紙派/制作時間:約10時間>
専用サイトのテンプレートを使えば、好きなデザインを選ぶだけで簡単に自作することができました。一つ一つでき上がっていく過程も楽しかったし、記念にも残るのでおすすめです。(あっぷるさん)
<紙派/制作時間:約15時間>
親族のみのリゾート婚だったので「旅のしおり」を兼ねた冊子タイプの招待状をDIY。製本と印刷はコピーなどを引き受けてくれるショップに依頼し、1日2~3時間ずつ作業しながら5日で仕上げました。(中村紗世さん)
<WEB派/制作時間:約2時間>
写真を選ぶのに少し時間がかかった程度。テンプレートを使えば自動的に文字や画像を組み込んでくれるので、かわいいWEB招待状が簡単に作れました。(otaさん)
<WEB派/制作時間:約5分>
前撮り写真などを使って仕上げたおしゃれなWEB招待状。テンプレートに当てはめるだけなので作業自体は5分ほどで済みました。(ななさん)
WEB招待状と紙の招待状、ゲストが嬉しいのは?
WEB招待状は機能的な面で、紙の招待状は感情的な面で支持される傾向に
年配の人も多い親族が紙の招待状を望むのは想像がつくけれど、同年代の友人たちも思いの外「WEBよりも紙」と回答している。これは、まだWEB招待状になじみのない人が多いことを示しているといえそう。また、紙の招待状の丁寧で特別な印象がやはり支持されているのかも。ゲスト側の声もチェックしてみよう。
みんなどう思う?ゲストボイス
<紙派/親族>
紙の招待状の温かさが心地よい。WEB招待状は少々軽すぎる気がします。(マーサーさん/75歳男性)
<紙派/友人>
紙の方が結婚式の雰囲気や新郎新婦のこだわりが伝わります。思い出として手元に残しておけるし、日時の確認がしやすいのも嬉しいポイント。(asu*さん/33歳女性)
<WEB派/親族>
WEBの良い点はすぐに返事ができるところ。一方で紙の招待状は捨てる際に申し訳ない気持ちになるし、費用をかけるのが単純にもったいないと感じます。(なぬぅさん/62歳女性)
<WEB派/友人>
なくす心配がないのと、返信の時の書き方のマナーに気を使わなくてよいのが気が楽です。(ぴーまんさん/37歳男性)
<WEB派/職場の人>
WEB招待状だと返信はがきに記入したり投函(とうかん)したりという手間が省けるし、間違いもなさそうで安心です。(ゆうたろうさん/31歳女性)
[紙・WEB・併用]3つの送り方別メリット&おすすめの式
送り方別のメリットは……
★紙
紙の招待状のメリットは、「特別感があり丁寧な印象がある」「手元に残しておける」「年配ゲストにもなじみがある」などの点があります。
★WEB
WEB招待状のメリットは、「費用を抑えられる」「制作時間がかからない」「送信や出欠管理がスムーズ」「接触を避けられる」「動画や写真をたくさん入れられる」「ゲストの返信が楽」などの点があります。
★併用
紙の招待状とWEB招待状の両方を使うメリットは、「相手に応じて柔軟に選べる」「紙のみの場合と比べて費用を抑えられる」などの点があります。
こんな結婚式をする方におすすめ!
★紙のみ
紙の招待状のみを使用するのは、「家族や親族だけの結婚式」「ゲスト数が少ない結婚式」「格式を重んじる結婚式」がおすすめです。
★WEBのみ
WEB招待状のみを使用するのは、「友人メインの結婚式」「同年代の人が多いカジュアルな結婚式」がおすすめです。
★併用
紙の招待状とWEB招待状の両方を使うのは、「親族や職場関係者、友人など、さまざまな顔触れの人を招待する結婚式」がおすすめです。
結婚式の招待状なら、ゼクシィのWEB招待状(無料)がおすすめ!
「ゼクシィオンライン招待状」は、スマホで簡単にふたりらしい招待状が作成できる無料のサービスです。作った招待状は、オンラインでそのままゲストへ送信でき、回答まで管理できるので、ゲストもふたりも楽しく、手間も少なく準備が可能!ゲストがご祝儀をオンラインで支払える機能も付いています。
無料で選べるデザインも、続々追加中です!サービスの詳細やデザインの確認は下記のリンクからチェック!
※本サービスを導入済み会場のみで利用可能です。興味のある方は会場にお問い合わせください。
※オンライン決済にはシステム利用料が発生します。
※サービス内容が、本記事内容と合致しない場合もございます。詳しくはHPをご確認ください。
From 編集部
ゲストや式の雰囲気に合わせて検討を
紙の招待状とWEB招待状、もしくは2つを併用するスタイル、どれを選択すればいいか見えてきましたか?費用や利便性、ゲストに与えるイメージなどそれぞれが持つメリットを知り、ふたりの結婚式にぴったりな招待状を用意してくださいね。
取材・文/南 慈子 イラスト/別府麻衣 D/mashroom design 構成/小堀そら(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは、2022年8月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー139人が回答したアンケート、過去3年以内に結婚式を行った20~30代の女性110人と、過去2年以内に知人の結婚祝いをした20~30代・50~70代の男女550人が回答したマクロミル調査、および「ゼクシィ結婚トレンド調査2021(全国推計値)」(※)によるものです
※掲載されている情報は2022年10月時点のものです
- 招待状
- アイテム検討期
- 招待マナー
- 安心したい