式当日の“まつげメイク”、マスカラ・まつエク・つけまつげのどれにした？

【ビューラーとマスカラのみ】
特徴と注意ポイント

卒花の皆さんの声にもあったように、ナチュラル志向の人や、普段の自分の姿の延長線上にある花嫁姿をイメージしている人の支持が高い【ビューラーとマスカラのみ】派。

一方で、注意すべき点は、「マスカラやまつげの立ち上がりが汗や涙など、湿度に影響されてしまうこと。泣いたり、汗をかいたりしていつのまにか、まつ毛の向きが下がってしまったり、マスカラが落ちてしまったりといったトラブルの可能性もあり、お化粧直しでも手を入れる必要があるかもしれません。」（ヴィーナス・ラッシュ／吉川みつこさん※以下、吉川さん）

ウオータープルーフタイプを選ぶなど、工夫点はありますので、特に涙もろい、汗をかきやすいといった方は、事前にヘアメイクさんに相談すると安心でしょう。

まつげエクステは、まぶたや角膜を傷つける恐れがあるので専門技術を持つスタッフに施術してもらいましょう

【まつげエクステ】
特徴と注意ポイント

「まつげエクステは接着剤を使用します。初めての方、いつもと違うサロンを利用される方は、接着剤による目元のかぶれや赤味、かゆみといった症状が起こらないかパッチテストを必ずしましょう。もし症状が出た場合は使用をお勧めしません。無理はしないようにしましょう。

また、体調不良や睡眠不足、季節の変わり目などで敏感になり、トラブルを引き起こす可能性も。コンタクトレンズやドライアイの場合も接着剤の揮発成分で充血する場合もあるので、直前の施術は避けましょう。本番前に希望のデザインで試しておくと、イメージと違う……といったことも避けられてお勧めです。

まつげは３週間から３カ月ほどで生え変わります。普段から利用している場合、長さやボリュームのあるエクステを続けていると毛周期と関係なくまつげが抜けてしまい、希望通りにできなくなることも。本番前は無理のないデザインがお勧めです」（吉川さん）

つけまつげはお肌に合わない場合もありますので確認して使用しましょう

【つけまつげ】
特徴と注意ポイント

「つけまつげも専用の接着剤を使用します。エクステ同様、まぶたにかぶれや赤み、かゆみなどの症状が出る可能性があるため事前に試すことをお勧めします。

結婚式当日、涙をぬぐう際には、こすらず、優しく拭くようにしていただきたいです」。（吉川さん）

卒花さんからは、「違和感があるような気がした」「似合っているかわからなかった」といった声も見受けられましたので、事前にトライするのがおすすめ。あらかじめ担当のヘアメイクさんへつけまつげを考えている旨を伝えて、ヘアメイクリハーサルでもお試ししてみると安心です。

From 編集部

まつげメイクはリハーサル前に検討を！

まつげメイクは顔の印象に与える影響が大きい分、思い通りにいかなかったり、トラブルがあったりすると、せっかくの花嫁姿に不満が残ってしまいそう。そのため、１カ月前くらいまでに行うヘアメイクリハーサル時に、どんなイメージにしたいか、どのタイプにするかまである程度決めておくと、プロに相談でき、提案をベースにお試しもできるので安心でしょう。ぜひ注意点も押さえた上で検討してみてくださいね。