スマホでもハイクオリティー!卒花のおすすめアプリ&結婚式ムービー実例
結婚式の演出として人気のムービーは、会場や専門業者に依頼すると意外とお金がかかるもの。自作したいけれど「パソコンが苦手」「忙しくて時間がない」というプレ花嫁におすすめなのが、スマホで使える動画編集用アプリ。「オープニングムービー」や「プロフィールムービー」などを自作した先輩花嫁におすすめスマホアプリを聞きました!楽しく簡単にムービーを作るためのアドバイスもお届け。
結婚式の「自作ムービー」に使うアプリ
先輩花嫁たちはどう選んだ?
【1:使いやすさ】
「使い慣れている」「簡単に編集作業ができる」など、使いやすさを重視して選んでいる方が大多数。
【2:動画テンプレート、フィルター、使用可能楽曲などの種類】
素材を当てはめていくだけで完成する動画テンプレートを活用する先輩花嫁も。また、加工に便利なフィルター機能の種類や、著作権が関わってくる楽曲がアプリに備わっているかもポイントに。使用できるフォントもアプリごとに異なるので要チェック。
「どのアプリにしよう?」と迷っている方は、ぜひ以下に紹介する先輩花嫁の実例を参考に探してみてください♪
先輩花嫁のハイクオリティな自作ムービー&使用アプリをcheck!
実例1「オープニングムービー」
使用アプリ:CapCut
エフェクト機能を活用し、自作でもおしゃれな仕上がりに
結婚式のテーマはpiiさんご夫妻の共通の趣味であるキャンプ!そこで、豊かな自然を感じられる森や湖でのロケーション前撮りやキャンプをしたときの動画&写真素材を使った〈オープニングムービー〉を自作したそう。直感的な操作で使えるエフェクト機能を活用し、おしゃれ感のある映像に仕上げてます。
アプリのおすすめPoint
無料なのに画質が落ちずに動画編集ができるところがお気に入り。美しい風景の中で撮影した動画素材を用意したことで、ゲストへのテキストメッセージをシンプルに組み合わせるだけでも映えるオープニングムービーになったと思います。(piiさん)
制作DATA
使用フォント:明朝体
動画の長さ:1分
使用した写真の枚数:2枚(+動画を複数本)
制作期間:1カ月
費用:0円
実例2「オープニングムービー」
使用アプリ:iMovie
使い慣れた「iPhone」の標準搭載アプリでスムーズに動画が完成
結婚式費用の節約の一つとしてムービーの自作を決意したというs__wd.312さん。普段から使い慣れているiPhoneに入っている2つの標準搭載のアプリを活用したことで、スムーズに動画編集ができたそう。〈オープニングムービー〉は「iMovie」のみを使い無料で制作。〈生い立ちムービー〉は同じく標準搭載のアプリ「Keynote」を使い、別途用意した有料テンプレートを活用して映像を制作し、「iMovie」でBGMを組み合わせたそう。
アプリのおすすめPoint
幼少期の紙焼き写真はスマホのスキャン機能を使って高画質にデジタル化して使用。たくさん写真を使ったことで見応えのある動画に!普段から使っているアプリだからストレスなく作業を進められました。(s__wd.312さん)
制作DATA
使用フォント:不明
動画の長さ:4分
使用した写真の枚数:28枚
制作期間:2週間
費用:3000円(生い立ちムービーのみテンプレートを別途購入)
実例3「オープニングムービー」
使用アプリ:VITA
おしゃれなフィルターが多数あるアプリでレトロ感のあるリッチな動画に
〈オープニングムービー〉〈プロフィールムービー〉を制作したa_wedding_1114さん。今回は〈オープニングムービー〉についてインタビュー。ナイトウエディングのテーマに合わせたという動画は、東京駅周辺で行ったシックな前撮り写真と相性ばっちり。映画風の加工もとてもおしゃれです。BGMは、動画の雰囲気に合うライセンス付きの楽曲を別途購入してこだわったそう。
アプリのおすすめPoint
静止画のみで作成したのですが、大人っぽいフォントやモーション、素材が選びやすく、チープに見えないオープニングムービーに!(a_wedding_1114さん)
制作DATA
使用フォント:不明
動画の長さ:約1分30秒
使用した写真の枚数:10枚
制作期間:3日程度
費用:2000円
実例4「プロフィールムービー」
使用アプリ:Canva、VLLOなど
テロップ、写真加工など複数のアプリを使い分け完成度の高い1本に
お色直しで中座するタイミングで流した〈プロフィールムービー〉。タイトル→花婿・花嫁の生い立ち→ふたりのなれ初め→ゲストとの思い出・メッセージ→ドレス色当てクイズへの導入という盛りだくさんの構成。おしゃれなフォントが使えたり、写真を線画風に加工できたり……異なる特徴を持つアプリを駆使してクオリティーの高い一本に!
アプリのおすすめPoint
シーンごとの画像は「Canva」を使ってテロップやアニメーションを付けました。写真を線画イラストにするときは「Picsart」。その画像を動画にするために「VLLO」を活用。ほか、データをDVDにして配送してくれるアプリ「MERITE」も便利でした。(YURIさん)
制作DATA
使用フォント:MoonTime Regular、IPAex、明朝体など
動画の長さ:7分52秒
使用した写真の枚数:100枚
制作期間:1カ月
費用:0円(+DVD発送料480円)
実例5「プロフィールムービー」
使用アプリ:VLLO プレミアム
多彩な編集機能&BGMで、効率よくクオリティの高い動画に
〈オープニングムービー〉〈プロフィールムービー〉〈サンクスムービー〉の3本を制作したmaopiさん。今回はふたりの生い立ちからなれ初めまでをまとめた〈プロフィールムービー〉についてインタビュー。動画編集のこだわりは、映像とBGMの音ハメなのだそう。大まかに動画を作ってから調整を加えて納得のいくムービーに。
アプリのおすすめPoint
同じアプリの無料版もあるけれど、使用できるエフェクトや素材がぐんと増える有料版が良かったです。ムービーに字幕を入れるときは、ゆっくりとしたスピードを意識すると見やすくなると思います。(maopiさん)
制作DATA
使用フォント:不明
動画の長さ:4分30秒
使用した写真の枚数:不明
制作期間:1週間
費用:450円
実例6「生い立ち&サンクスムービー」
使用アプリ:Vivavideo
テンプレートやエフェクトが豊富なアプリでメリハリのある動画に
お色直し中に流す〈生い立ち&サンクスムービー〉を自作したmoteさん。動画の構成は、花婿の生い立ち→花嫁の生い立ち→親へのメッセージ→ゲストへのメッセージ。思い出のアルバムのページをめくるようなイメージで写真1枚当たりの時間を短くし、たくさんの写真をテンポよく見られるように工夫したそう。
アプリのおすすめPoint
結婚式に合う無料テンプレートが豊富で使いやすかったです。カットをつなぐ際のエフェクトであるトランジションの種類も充実していて、写真をたくさん使っても単調になりません。飽きずに楽しく見てもらえるようにゲスト全員の写真や感謝のメッセージを流しました。(moteさん)
制作DATA
使用フォント:コーポレート・ロゴ(ラウンド)
動画の長さ:5分28秒
使用した写真の枚数:38枚
制作期間:2日
費用:0円
From 編集部
自作でもハイクオリティー!スマホの動画編集アプリは試す価値あり
SNSなどで動画を投稿する人がどんどん増えている昨今、本格的な機能やおしゃれな素材が揃った動画編集アプリがたくさん!しかも無料のアプリも多いので、目指したいイメージに合わせて複数のアプリを使い分けている先輩花嫁も。スマホなら移動時などの隙間時間を利用して動画編集ができるのもメリットです。使いやすいアプリを見つけてチャレンジしてみてくださいね。
取材・文/岸田雅子 D/ロンディーネ 構成/伊藤りつ子(編集部)
※記事内のデータおよびコメントは2022年7月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー32人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年9月時点のものです
※会場によって手作り映像の持ち込み、および使用する音源に制限があるため、事前に会場に確認をしましょう
※アプリや費用に関しては、ご本人のお話に基づいて編集しており、時期や内容によって変わることがあります
- 演出・アイテム
- 写真・ビデオ
- 結婚式準備全般
- アイテム検討期
- 花嫁実例