「撮りたい!」が見つかる【前撮りフォト】#ロケーションバリエ編
美しい海や庭園、雰囲気のある街並みや、夜景など、前撮りで残したいのはやっぱりすてきなロケーションでのワンカット。そこで今回はロケーション別に叶う、前撮りフォトのバリエーションと雰囲気の違いをそれぞれご紹介。「こういう場所いいな」「こんなふうに撮ってみたい」と思うイメージをぜひ見つけて。
1/街中なら……
ふたりの個性を思いきり表現できるシティフォトは、街全体が撮影のセットになってしまうダイナミックさが◎。背景はどこだってOK!レトロな建物なら海外フォトのような雰囲気に、おしゃれなビル群ならクールでスタイリッシュに、ふたりが出会った街ならエモさ溢れる雰囲気に……など。ふたりらしさをどこの街で出すか、考えてみるのも楽しい♪
写真上:麻由さん
<思い出の場所、東京駅を背景に自然な雰囲気で>
遠距離恋愛だったふたりが、いつも再会していたのが東京駅。「せっかくなら思い出の場所で撮影したいね」と丸の内側エリアで撮影。クラシカルな雰囲気の駅舎を背景に、あえてポーズを取らず自然に歩いている様子がナチュラルでおしゃれな一枚に。
写真中:加藤玲香さん
<ここは日本?な異国情緒のある街並み>
外国文化が街並みに残る、神戸の旧居留地エリア。結婚式会場が立地する同エリアで、会場前撮りとともに撮影。会場周辺の街中で撮影することで、結婚式とも重なる思い出深い前撮りに。
写真下:南埜佑紀さん
<雰囲気たっぷりの洋館で大人レトロな一枚を>
実は大阪の街中にある、中之島の中央公会堂。赤レンガの色が映える独特の風合いと、レトロ感漂うおしゃれな外観はドレス前撮りにもピッタリ。あえて目線を外したことで、大人スタイリッシュなムードに。
2/神社仏閣・和庭園なら……
和装での前撮りならやっぱり、衣裳の雰囲気に合わせたロケーション選びが大事。日本が誇る伝統衣裳だからこそ、歴史が刻まれたお寺や神社、風情溢れる和の庭園や公園など、衣裳と背景のバランスを考えて選ぶのがおすすめ。美しい緑や紅葉を背景にするなら、初夏や秋など撮影の季節選びもポイントになるので希望の雰囲気を事前にイメージしておいて。
写真上:ROCHIさん
<趣のある美しい空間を選び、みやびな一枚に>
大好きな京都で撮影がしたいと、美しい回廊のある東福寺での、青紅葉がきれいな初夏を選んだというふたり。淡色のシンプルな着物が美しいロケーションに調和し、趣のある優美なカットが完成。
写真中:岩田伶華さん
<都会の風情ある竹林に映える、モノトーン和装>
新緑が美しい季節だったこともあり、横浜にある自然豊かな公園を選んだふたり。凛とした雰囲気の青々とした竹林に黒紋付きと白無垢、白い和傘を。あえて色みを入れないことでしっとり大人な雰囲気に。
写真下:ゆこさん
<鳥居の色と合った衣裳選びで全体のバランス◎>
「前撮り写真は年賀はがきに使いたい」と、神社での和装撮影を計画。宮崎にある宮崎八幡宮は鳥居が朱色なので、色のバランスを考え、赤系ベースの色打ち掛けは避けて淡色に。新郎もコントラストが強くなりすぎないネイビー系を選んで、一枚の絵として美しく見えるように工夫。
3/海辺・ビーチなら……
青い海と空、白い砂浜が定番だったビーチロケフォトも、最近では岩場や洞窟を絡めて少しクールな印象に仕上げたり、海ならではの抜け感を生かした夕暮れ&ナイトフォトなど、撮影場所や撮影タイミングのバリエーションが増加中。リゾートだけでなく、近場の海でもそれぞれ魅力的な表情が♪ぜひ好みの場所を探してみて!
写真上:u.mstさん
<リゾートムードいっぱいの、映え抱っこショット>
ブルーの海が広がり、リゾート感たっぷりな福岡・糸島のビーチはまるで南の島のよう!南国ムード溢れるロケーションに、躍動感のある抱っこポーズがとってもお似合い♪
写真中:中野野依さん
<空×海×洞窟のコントラストでロマンチックに>
自然がつくり出した荒々しい洞窟をフレームのように使った、沖縄・瀬底島でのカット。洞窟内の暗さを生かしてふたりは逆光でシルエットに、外の背景の空と海の青はより一層鮮やかにくっきりと映え、最高にドラマチック!
写真下:あかねさん
<花火で季節感を演出。都会の夜の海もすてき!>
神奈川・葉山の海岸で撮影したショットは、手持ち花火を用意し夏の魅力たっぷりの一枚に。夕日が完全に沈み切る直前の空色も美しく、花火の火花と相まって幻想的な雰囲気に。花火の光で浮かび上がる、ふたりの表情にもキュン♪
4/花畑・フラワーガーデンなら……
四季折々の花々が咲き誇る花畑やフラワーガーデンは、鮮やかで美しい写真が撮れるだけでなく、花の香りに包まれながらプリンス&プリンセス気分が味わえるというのもGOOD。毎年同じ時季に咲き誇る花々。これからもその花の季節が来るたびに、前撮りをした当時のことを思い出して思わずキュン♪なんて幸せなおまけも。
写真上:hitomiさん
<アジサイ畑に包まれた、幻想的で美しいカット>
多種多様なアジサイが乱れ咲く、長崎・ハウステンボスでのロマンチックな一枚。グラデーションのような色合いが美しいアジサイ畑の中にふたりだけで佇む姿は、幻想的で夢のような雰囲気!思いっきりプリンセスになりきって撮影したい。
写真中:小池知香さん
<満開のローズとともに絵画のような“作品”を>
「大好き、かつ思い出深いローズに囲まれた写真を」と、ふたりの結婚式会場でもある、東京・ホテルニューオータニ内のローズガーデンで。ロマンチックなガーデンフォトの中でも、高貴なバラ×赤一色ならまるで一枚の絵画作品のような世界観に!
写真下:矢崎かれんさん
<花畑といえば!な北海道らしい広大な花の丘>
「昔から憧れだった」というふたりの夢を叶えた、北海道・美瑛での前撮り。鮮やかに色付く、ストライプの花畑が最高にフォトジェニック!この土地ならではのカラフルに咲き誇る花々がどこまでも続く美しい丘には、甘めのポーズも引き立ちます。
5/夜景・ナイトフォトなら……
夜のロケーションフォトならではの美しさは、やっぱり“夜景”。ふたりにスポットライトを当てたようなドラマチックムード、ふんわりした光でナチュラルに、シルエットで浮かび上がるような幻想的なカット……など。光の使い方によって印象が変わるから、好みの雰囲気を探してみて。
写真上:齊藤彩香さん
<夜景にふたりが浮かび上がる幻想的なカット>
横浜・みなとみらい周辺で撮影した夜景フォトは、ふたりの向こう側に高層ビル群や観覧車の夜景がギュッと詰まった構図がおしゃれ。暗闇の中に浮かび上がるようなライティングとあえて外した目線で、より一層ドラマチックなふたりだけの世界に。
写真中:Kasumiさん
<イルミネーションフォトでも、ふたりの表情はしっかり>
ライトアップされた木々を背景にした、東京・丸の内エリアでの撮影。イルミネーションの柔らかな光を生かし、寄りめ撮影することで、ふたりの優しい表情を切り取ったスイートでロマンチックな一枚を作り上げた。
写真下:鳥井咲菜さん
<雨を生かした、しっとり大人クラシカルな一枚>
ふたりの思い出の場所である東京駅で、明かりと雨粒がシンクロした大人っぽくすてきな写真を。ナイトフォトのいいところは、雨天だとよりドラマチックに撮れる点。雨粒や水たまり、街の灯りを生かすことで映画のワンシーンのようなこんな一枚に仕上がります。
From 編集部
好みの写真を残すには、ロケーション選びがカギ!
前撮りの雰囲気を決める、大きな要素がロケーション。どんな雰囲気の写真を残したいかのイメージを膨らませ、この場所だったら季節は秋がいいかな?ここならどんな衣裳が合う?と順番に決めていくとスムーズ。まずは紹介した写真を見ながら、撮影場所選びから始めてみませんか?
取材・文/滝 紀子 D/ロンディーネ 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2022年8月時点のものです
※撮影申請が必要な場合や時期ごとに利用条件が異なる場所があるので、撮影前に必ず確認をしましょう。また撮影時は自然を傷めないよう最大限の配慮を
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