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#紅葉#ススキ#雪景色…etc.「秋冬の前撮り」素敵ショット集

前撮りをロケーション撮影にするなら、背景も重要!そこに季節感が漂っていれば、振り返ったときにそのときの記憶もよみがえりやすいはず。そこで今回は、秋と冬の季節を感じさせる素敵なショットをご紹介!どんな場所で撮影したのか、どんな工夫をしたのか、ぜひ参考にしてくださいね。

ショット01.#コスモス

にしゆかさん

にしゆかさん

秋を代表する花の一つコスモスがどこまでも広がるロケーション。風にそよぎ、揺れるコスモスの可憐さ、そして青空との対比が美しい淡いピンクの色合いは、ふたりの姿を甘く浮かび上がらせる。引きのカットはもちろん、手元などに寄った写真も、優しいピンクの揺らめきに包まれてロマンチックな印象。

季節感をどう意識した?

にしゆかさん

11月に撮影することになりましたが、特に季節感は意識していませんでした。ただ、やわらかい雰囲気の写真を残したくて、淡い色のお花畑を探し、結果秋の花コスモスを背景に撮影することで、秋らしい写真となりました。

結婚式は春だったので、秋らしい思い出とともに、結婚式の時期に飾っても違和感のない写真にできたのが嬉しかったです。

【撮影DATA】

●撮影日:2021年11月11日
●撮影場所:あわじ花さじき(兵庫県淡路市)
●手配方法:SNSで見つけたフォトグラファーに依頼

ショット02.#紅葉

しおりさん

しおりさん

国の特別名勝として指定された日本庭園「兼六園」は、紅葉の名所としても知られる。画角いっぱいに広がる紅葉は、鏡のような池もほんのり黄金色に染める。手前と奥の色みの濃淡が奥行きを感じさせ、まるで絵画のよう!

季節感をどう意識した?

しおりさん

ふたりとも秋が好きだったので、前撮りも秋らしい景色を希望しました。自分たちでポーズや構図の希望を伝えつつ、ロケーションに詳しいフォトグラファーさんに紅葉の映えスポットを提案してもらいました。

紅葉の中でも映えるように、色打ち掛けはあえて赤系を避け、シルバー×グリーンに。余計な小物も用意せず、ロケーションも主役となるような撮影をしていただきました。

【撮影DATA】

●撮影日:2021年11月18日
●撮影場所:兼六園(石川県金沢市)
●手配方法:SNSでブライダルフォトを専門とするお店を探して依頼

ショット03.#イチョウ並木

miiさん

miiさん

結婚式までの1年間、四季ごとに前撮りを行ったmiiさん。秋の撮影は、この時期だけの風物詩、イチョウ並木のトンネルと共に。四季を通して、自然光を効果的に取り入れたのがこだわりで、光が満ちたイチョウは、その黄金色がまぶしいほどに輝いて、漆黒の衣裳をまとったふたりをオーラのように彩った。

季節感をどう意識した?

miiさん

四季それぞれで撮影をしたので、できるだけ季節感がわかりやすいシチュエーションを探しました。秋の撮影は明治神宮外苑前のイチョウ並木。もっと秋感を出すために、ドライのブーケを使用したり、ベロア素材のリボンやイチョウのゴールドアクセを合わせたりしました。

【撮影DATA】

●撮影日:2021年11月28日
●撮影場所:明治神宮外苑前
●手配方法:知人の動画クリエーターに依頼

ショット04.#モミジ

みなみさん

みなみさん

洋館の庭園の紅葉の中、レトロな黒引き振り袖で撮影に臨んだみなみさん。モミジ越しに上から撮影されたふたりや窓に映し出された紅葉など、切り取り方に工夫のある撮影で、紅葉したロケーションを生かしつつ、まるで時代を超えたような世界観が漂う写真に。黒引き振り袖とモミジの赤がリンクしているところも雰囲気づくりに一役買っている。

季節感をどう意識した?

みなみさん

結婚式を挙げた会場の庭園の紅葉が美しく、前撮りではその素晴らしさを収めていただくようにお願いしました。洋館と庭園の雰囲気に合うように、私たちの衣裳をタキシードと黒引き振り袖という和洋折衷のコーディネートにしたのがこだわりです。

【撮影DATA】

●撮影日:2020年12月3日
●撮影場所:神戸迎賓館 旧西尾邸
●手配方法:結婚式会場として申し込んだので、会場を通して専属のフォトグラファーに依頼

ショット05.#秋の夕日 #海

えりさん

えりさん

海外のような雰囲気の写真を求めていたえりさんが選んだのは、ごつごつとした岩肌がダイナミックな印象の海辺。夕日がきれいな季節といえば秋。海辺で日が沈む時間帯に撮影を行い、まるでセピア色のベールを掛けたような質感と、くっきりと浮かび上がる影によって、ドラマチックな仕上がりに。

季節感をどう意識した?

えりさん

特に季節感を意識はしていませんでしたが、秋の初めの撮影だったので夕焼けの時間も長く、フォトグラファーさんからは日の入り時間での撮影を提案していただきました。どの写真もいい雰囲気でお気に入りです。暗めのオリーブ色に染めたヘアもなじんでいたと思います。

【撮影DATA】

●撮影日:2021年10月7日
●撮影日:千畳敷(和歌山県白浜町)
●手配方法:海外のような雰囲気のロケーション撮影ができるフォトグラファーをSNSで探した

ショット06.#ススキ #ニット

shima ai(@wd___by.a)さん

shima ai

秋の七草の一つであるススキ。高原一面を覆う白い綿毛が、風が吹くたびふわふわと揺れて、美しい模様を描く。その中にふたりがたたずむ様子を写した引きの写真、そして、光を受けてキラキラと輝くススキと写る寄りの写真、どちらも幻想的。ドレスに合わせた白いニットが温かみを添えて。

季節感をどう意識した?

shima ai

12月に行う結婚式のアイテムにも使用したかったので、秋冬の季節感のある写真を撮りたいと思いました。ロケーションとして選んだのは、季節的にもちょうどいいススキがきれいな高原。さらに秋冬っぽさを出すために、ニットを羽織り、写真のレタッチも温かみのあるものにしていただきました。

【撮影DATA】

●撮影日:2021年11月16日
●撮影場所:砥峰高原(兵庫県神崎郡神河町)
●手配方法:SNSで募集していた前撮りのモデルキャンペーンに当選した

ショット07.#ススキ #テラコッタカラー

misaさん

misaさん

城ケ島の海辺は自然が豊かで、前撮りをした時期はススキが見頃。少し紅葉したダイナミックな山肌とススキが画角いっぱいに収まる様子は、まるで異世界のよう。くすんだカラーの中で、misaさんのメイクやブーケのテラコッタカラーが、鮮烈な印象。

季節感をどう意識した?

misaさん

ロングスリーブの総レースドレスで季節感を意識しました。ドライな草木のトーンに引き立つように、ブーケやメイクにこっくりとしたテラコッタカラーを取り入れたのもポイントです。

【撮影DATA】

●撮影日:2021年10月10日
●撮影場所:城ケ島公園(神奈川県三浦市)
●手配方法:ドレスのレンタルとフォトウエディングプロデュースを行っている会社にSNSのダイレクトメッセージで依頼

ショット08.#落葉樹 #落ち葉 #公園

Shiho(@___shh.i_)さん

Shihoさん

葉が落ちた公園の並木道には冬の澄んだ光が優しく注がれて、ふたりの表情もすがすがしく。落ち葉に染まる芝生のベンチ、温かみのある色合いのブーケ、革のブーツ……、季節感に統一されて、まるで物語のような一枚に。

季節感をどう意識した?

Shihoさん

撮影そのものには季節感はあまり意識しませんでしたが、小物はその時期に合うものをセレクトしました。写真の色みやテイストを、かわいらしいよりはシックでかっこいい方が好みとお伝えしたのも、結果的に秋冬のトーンにフィットしていたようです。

【撮影DATA】

●撮影日:2022年3月20日
●撮影場所:公園(埼玉県入間市)
●手配方法:SNSで見つけたフォトグラファーさんの世界観が好きで、企画していた公園撮影プランを依頼

ショット09.#森 #落ち葉

KASUMIさん

KASUMIさん

友人夫婦と撮影し合い、招待状用の写真を残したKASUMIさん。自然が好きだから、森の中へ出掛け、まるで散歩しているような自然なシーンをたっぷり収めた。12月だったので、葉を落とした木や落ち葉のじゅうたん、そして時折見えるグリーンがいい味わいを出してくれた。

季節感をどう意識した?

KASUMIさん

長袖のドレスを選び、季節に合った温かみのある装いに。背景は冬らしい景色でしたが、あえてブーケはさまざまなお花を合わせて、カラフルな要素を取り入れたのがこだわりです。

【撮影DATA】

●撮影日:2021年12月26日
●撮影場所:森(山梨県北杜市)
●手配方法:カメラ好きの友人夫婦と撮影し合った。ドレスやブーケは自分で手配

ショット10.#イルミネーション #夜景

みゆさん

みゆさん

東京駅周辺と丸の内のイルミネーションが輝くシーズンに撮影したみゆさん。ビル街の夜景や街頭はジュエリーのようにきらめいて、イルミネーションの光の粒は、花嫁姿をキラキラと輝かせる。

季節感をどう意識した?

みゆさん

イルミネーションの時期を狙って撮影したので、光も主役にした写真で冬の幻想的な雰囲気になったと思います。ブーケの色合いをレッド系でまとめ、アクセサリーはシルバーで統一して、クリスマスも意識しました。

【撮影DATA】

●撮影日:2021年11月12日
●撮影場所:東京駅前、丸の内
●手配方法:SNSで前撮りのモニターを募集していたのに応募、DMでやりとりした

ショット11.#落葉樹 #鳥居 #紅白

みささん

みささん

和装で撮影をするなら冬や春が素敵だと思っていたみささん。葉の落ちた落葉樹と共に、冬ならではの澄んだ空気感までも伝わるロケーションの中で、鳥居や日の丸、そして見つめ合うふたりから漂うぬくもりが際立つ。新春のような華やかさも感じさせる一枚。

季節感をどう意識した?

みささん

葉を落とした木が映り込んだ景色や冬ならではの光の回り方、そして、レタッチによるクールな印象の色に仕上げてもらうことで、冬ならではのひんやりとした空気感が表現されたと思います。

【撮影DATA】

●撮影日:2022年2月23日
●撮影場所:鎌倉市内
●手配方法:和装で有名な衣裳店から声を掛けられ、モニターとして撮影

ショット12.#ゲレンデ #雪景色 #スノーボード

こめちゃんさん

後送

共通の趣味がスノーボードというふたり。ドレスとタキシードという晴れ姿にボードを持った写真はインパクト大!真っ白な雪、そして青空というすがすがしい景色の中で、ふたりの姿もまぶしいほど輝く一枚に

季節感をどう意識した?

こめちゃん

自分たちらしさを出せるし、数十年後に絶対いい思い出になると思い、ゲレンデでの撮影を選びました。

青空とゲレンデを背景にした写真もお気に入りですが、実際にスノーボードで滑走しているシーンを撮影してもらったのもこだわりです。

【撮影DATA】

●撮影日:2022年1月7日
●撮影場所:エイブル白馬五竜
●手配方法:#ゲレンデ前撮り、#スノボ前撮りでSNSで検索し、見つけたプランナーさんにDMして依頼

※取材協力/Marry Blue Rose(マリーブルーローズ)

ショット13.#氷

のんさん

後送

冬の北海道に1カ月だけ現れる「氷の教会」。雪と氷でできた空間は自然光やキャンドルの灯など、その瞬間によって多彩なブルーに染まる幻想的な空間。雪の結晶に祝福された花嫁姿は、まるで氷のプリンセス。

季節感をどう意識した?

のんさん

静まり返った雪の中、ふたりきりという設定に憧れて撮影しました。あとから写真を見せるといろんな人に映画の世界だねと言われます。

当日はブーケの代わりに帽子やコートを着用して冬らしい装いに。コートを脱いだ後のドレスは、アイスブルーの氷の背景に映えるよう立体感のあるレース素材を選んだのもポイントです。

【撮影DATA】

●撮影日:2022年2月11日
●撮影場所:星野リゾート トマム 氷の教会
●手配方法:挙式と共にオプションで依頼

※取材協力/星野リゾート トマム

From 編集部

小物、光のトーン、色みの統一で季節感はグッと高まる

実例で紹介した花嫁さんは、背景となるロケーションで季節感を取り入れただけでなく、合わせた小物、メイクのトーンなどにも配慮している人が多かったです。季節を特徴づけるのは、やはり「光」。その取り入れ方にこだわっていたり、データをレタッチする際に色のトーンまで配慮したという声が印象的でした。季節感は写真に統一された世界観をもたらす軸の一つでもあるようです。ぜひ皆さんも意識してみてくださいね。

Shop list

Marry Blue Rose(マリーブルーローズ)

https://www.mbrnagano.com

星野リゾート トマム

https://tomamu-wedding.com/

構成・文/小松ななえ D/mashroom design
※掲載されている情報は、2022年8月時点のものです

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