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会場、料理etc.「ゲスト目線」で気配り花嫁がこだわった、結婚式実例

ふたりの結婚式のために、会場に足を運んでくれるゲスト。せっかくなら心地よく過ごしてほしいし、楽しかったと思ってほしい。そう思っている花嫁さんはとても多いはず。そこで今回は、「ゲスト目線」に立った、「気配りがしっかりと効いた」結婚式をレポート。卒花さんたちの深い配慮ポイントは要チェックです!

気配り花嫁が「ゲスト目線」でこだわっていたのは……

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気配り花嫁さんに共通したポイントは上記の4つ。それをベースに、さらに意識していたのは、ゲストの顔触れ。どこから訪れるのか、結婚式への参列経験はどのくらいか、ふたりとの関係性、そういったことを考えながら、一人一人の顔を思い浮かべているということ。

そして、自らがホスト役として積極的におもてなしすることを考えること。それによって、より具体的に、配慮すべきポイントが見えてくるようです。

Case1「居心地のよさ」の中で、ふたりの気持ちを伝えたウエディング

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【“ゲスト目線”で理想としたのは?】
「参列経験を振り返りながら、『自分が参列したときにストレスがない』という、私なりの厳しめな基準を設定。会場から料理選びまで検討することで、ゲストが快適に過ごせることを考えました。また、結婚式はみなさんに感謝を伝えるとともに、ふたりの結婚に対する考えを知っていただく場であり、今後の関係性においても大切なステップだと捉えていました。だからこそ、一人一人の気持ちに届くようなおもてなしを心掛けました。」(おこささん)

<会場>アクセス良好でワンフロア完結型。快適な立地・仕様のホテルに

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ゲスト目線でのこだわりは……

圧倒的なアクセスのよさと、「特別感」を感じられるプライベート空間
花嫁

東京駅直結というアクセスのよさと、ホテルでありながらワンフロア貸し切りできる会場をセレクト。移動の負担を軽減し、他の結婚式のゲストとバッティングしないためプライベート感の中でくつろげると思ったからです。
また有名ホテルであることも選んだ理由。ホテル好きなゲストからの「そこ行ってみたかった!」という声がうれしかったです。

<料理>ふたりならではのメニューで、意外性とオリジナル感をアクセントに

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ゲスト目線でのこだわりは……

フレンチに絶品“ちまき”を。オリジナルドリンクは味も見た目も重視
花嫁

以前会場ホテルで味わった、“ちまき”のおいしさとフレンチと組み合わせる意外性に感動!特別にメニューに加え、シェフに紹介していただきました。「また食べられないかなあ」とゲストも大絶賛。
ウエルカムドリンクでは、東京駅をイメージしたノンアルコールのオリジナルカクテルを用意。グラスに添えられたイチゴと刻んだイチゴが浮かぶ様子がおしゃれ!味もおいしく、写真映えもしました。

<おもてなし>“ゲスト一人一人へ”を意識した、メッセージとギフトを

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ゲスト目線でのこだわりは……

「あなたへ」の贈り物として席札は手紙に。アイテム選びは式中、式後も考慮
花嫁

特に力を入れたのはゲストが直接手に取るアイテム。文通が趣味なので、席札は一人一人異なる封筒にし、手紙を同封。「じーんときた」という声がうれしかったです。
また、ペーパーアイテムはすべてポストカードサイズで作成し持ち運びに配慮。ギフトは実用性の高い上質なタオルやブランドのお皿など「もらって困らない」を大切に。夫婦ゲストには贈り分けもしました。

絶妙な配慮でゲストを叶えたおこささん。最大のポイントは、自身の体験や周囲の人の声などリアルな「ゲスト目線」をベースにしたこと。上記以外にも、「料理の次に目に入るのはまずは両隣の人!」と事前に席次についてゲストに直接確認をしたり、「当日の具体的なスケジュールが気になる人のために」と式の専用サイトを作って事前に案内をするなんて気遣いも。
一方、自分たちの式のコンセプトをウエルカムボードや誓いの言葉で紹介するなど、「心地よさ」だけでなく、ふたりらしさも印象付けていました。

Case2 景色や演出で温かさを添えた格調高い正統派ウエディング

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【“ゲスト目線”で理想としたのは?】
「彼の職業柄やお互いの上司も招待していることもあり、安心してゲストをお任せできる。また伝統ある会場、厳かな雰囲気の中で式を挙げたいと思いました。節目にふさわしい空間と料理でのおもてなしに力を入れつつ、自然豊かな景色や一人一人に向けた演出で和んでほしいという思いも。遠方ゲストには、東京らしさを感じてもらいたいとも考えていました。」(SORAFUさん)

<会場>上司や年配ゲストもうれしい、和みもある上質な空間

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ゲスト目線でのこだわりは……

館内はクラシカルで非日常的、窓から望む風景は自然でいっぱいとメリハリを
花嫁

上司や年配ゲストが落ち着く雰囲気を意識して、シャンデリア一つとっても上質感に満ちているクラシカルな会場を選択。一方、窓に広がる皇居の緑も決め手に。厳粛ななかでも心和み、また東京を象徴するような眺めは特に遠方からいらした方は喜んでもらえました。
ゲストに心地よく過ごしてほしかったので、ワンフロアに2会場とゆったりと使えること、館内の動線のよさも重視しました。

<料理・ドリンク>パフォーマンスも光る、洗練された味とサービス

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ゲスト目線でのこだわりは……

会場伝統の逸品をコースに追加。目でも楽しめる料理演出も
花嫁

100年以上の歴史を持つ、知る人ぞ知る会場の名物料理も含むもっとも人気のコースをセレクト。料理は一番のこだわりどころでもあったので、ベースのプランに1人3000円分プラスしました。
中座中には、目の前でお肉のパイ包み焼の切り分けサービスも行ってもらい、味はもちろん見て楽しんでいただける内容に。式中にも式後にも「おいしかった!」という声が続出でした!

<演出>当選者全員へのプレゼントも。笑顔あふれる参加型演出

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ゲスト目線でのこだわりは……

王道の「ドレスの色当てクイズ」で参加型演出ならではのワクワク感を
花嫁

定番ではありますが、カラードレスの色当てクイズを行いました。プレゼントを渡すのは抽選で決めることが多いと思いますが、当たった方全員にカフェのギフトカードを渡すことに。入場時には、「正解したよー!」「色外したけど、似合ってる!」などたくさん声をかけていただき、笑顔いっぱいの写真を残せました。
また、装花を花束にしてお花好きのゲストに渡したのも、とても喜ばれました。

招いたゲストの顔触れに合わせて何が心地いいか、喜んでもらえるかを徹底して考えていたSORAFUさん。正統派で貫いた式は、世代を超えて感動やふたりの決意が伝わる良さがありますね。
また、式当日はコロナのリバウンド期間ということもあり、ゲストには事前に感染対策を案内。式2週間後には感染者がいなかったという報告を行ったそう。まずは安心感あってこその結婚式。その配慮も見習いたいですね。

Case3 力の抜き加減がカギ!友人メインの大人リラックスウエディング

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【“ゲスト目線”で理想としたのは?】
「久々にみんなで集まる結婚式は、大切な友人たちと心から笑い合える時間にしたいと思いました。そのためには、「特別感がありつつ、リラックスできるシチュエーション」が大切。そこで過ごしやすい季節と、過ごし方も持ち込みも自由なリゾート感のある会場をセレクト。すべてのアイテムや演出に力を入れすぎると押し付けられた感じになり、ゲストも疲れるかもと、あえて用意しないものや力を抜いて準備するものなど、メリハリを大切にしました。」(ARILYNさん)

<会場>リゾートに遊びに来たような非日常感の中で、過ごし方も自由に

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ゲスト目線でのこだわりは……

日常とはかけ離れた世界観に浸れる、会場全体で楽しめるリゾート感
花嫁

かしこまらず、リゾートに遊びに来る感覚で参加してほしくて、海に近い開放的な会場を選びました。アメリカ西海岸がテーマの会場は、森のようなガーデン、ビーチなど敷地内でさまざまなロケーションを楽しめます。
ゲストはデザートタイムにスイーツを片手に思い思いのスペースでくつろいだり、絵になるスポットがたくさんあるので場所を変えて撮影を満喫したりもしていました。

<アイテム>こだわりと力を抜くポイントを決めて、肩肘張らず楽しめる工夫

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ゲスト目線でのこだわりは……

ゲストに負担を感じさせない、ふたりからの主張を抑えたものに
花嫁

装花はデザインを描いてオーダー。こだわりは、見たことがないお花で特別感を出したこと。フラワーロスを防ぎたくて、お花は引出物バッグを自分でカスタマイズしたチャームに入れて持ち帰ってもらいました。
一方、自分たちを主張しすぎるようなものばかりだと、ゲストがリラックスをできなさそう……と考え、前撮り写真を飾ることやプロフィールパンフは用意しませんでした。

<演出>ふたりとゲストに繋がる内容で、一体感を感じられる時間に

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ゲスト目線でのこだわりは……

教会式挙式、宣誓書、トスなどの王道演出をアレンジしワクワク感を
花嫁

挙式の牧師役は、私と彼が所属していたラグビー部のムードメーカー的存在の友人に依頼。超間近で私たちを撮るなどふるまいがおもしろく、挙式なのに会場中が笑いでいっぱいに。
また私がファッションを勉強していたことにちなみ、宣誓書はシルクスクリーンでサイン。ゲストになじみのある内容に「懐かしい!」という声も。同じく繋がりのあるラグビーボールでのトス演出など、できるだけ参加型にしたことで盛り上がりました。

「気を張りすぎない、自然体であることが私たちらしさ」と話すARILYNさん。紹介した以外にも、料理では高級食材やネームバリューにとらわれず、一つ一つ「食べてみて本当においしいと思ったものを選んだ」など、自分たちの軸に沿って、本当にゲストに喜んでもらえることを取り入れていたのが印象的でした。
メリハリをつけたからこそ、こだわったアイテムや演出が際立って、それがとてもふたりらしい。でも、押しつけがましさはない。それが特別な雰囲気なのにリラックスできるウエディングの秘訣(ひけつ)といえそうですね。

From 編集部

ふたりが“ホスト”としてどんな気配りができるか、思いをはせてみよう

「気配り」は相手を思いやり、物事がストレスなくスムーズに進むように先回りしてサポートすること。ゲストに、「心地よく過ごしてほしい」「楽しかったと思ってほしい」と考えるみなさんは、すでに「気配り花嫁」の第一歩を踏み出していると言えますね!その気遣いはゲストへ届くはず。3人の卒花さんの事例を参考に、ふたりらしいポイントを考えてみてくださいね。

取材・文/小松ななえ D/mashroom design 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2022年5月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー69人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年7月時点のものです

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