「言えないけど気になる!」ゲスト1000人が回答”式当日の花嫁NG言動”
友達同士のラフなパーティとは違い、新郎の親族や会社関係の方など、初めて花嫁に会うゲストも多いのが結婚式。第一印象にもなる大事な場だからこそ、失敗は回避したいですよね。そこで今回は参列経験がある男女1000人に聞いた「言えないけど気になった」NGな花嫁の言動を、タイプ別にまとめてみました!
新郎や周囲への当たり強め「強花嫁」
新郎への強めな態度、品のない言葉遣い、周囲への自己中な言動など、圧のある花嫁の態度や表情はチェックされているもの。特に新郎側のゲストは、彼のことを大切に思う人たちだからこそ「鬼嫁っぽい……」なんて心配されないよう言動には注意して。
ファーストバイトで大量のケーキを新郎の口に詰め込んで、ゲラゲラ笑っている様子が怖かった……。(新郎新婦友人 30代・女性)
「しっかり飲んで盛り上がっていこうぜ!」など言葉遣いに品がなく、新郎の会社関係の方や親族もいる場ではもう少しきちんとすべきでは?と思った。(新郎友人 30代・女性)
新郎の失敗談を話していたのですが、内容的にも笑えず、責めているように聞こえてしまい、圧を感じました。(新郎同僚 50代・男性)
家族を呼び寄せて長時間ずっと写真撮影。自分のことばかりでなく、もう少しゲストのおもてなしに力を入れたらいいのにと思ってしまった。(新婦友人・まっぴさん)
気をつけて!「強花嫁」になりがちシーン
新郎スピーチ/ファーストバイト/乾杯直後/歓談中/テーブルラウンド中
お酒飲んで酔っぱらい「酔い花嫁」
お祝いの場なのでお酒を飲むこと自体はOKだけど、度を超すほど飲んでグダグダになったり、緊張のあまり飲み過ぎて赤ら顔になってしまう「酔い花嫁」になるのはNG。ドレス姿で酔っぱらうのはちょっと品がない……と思うゲストが多いからこそ、意識して量をセーブするようにして。
ワインを大量に飲みまくって、顔が真っ赤!(新郎友人 30代・男性)
披露宴で酔っぱらうのは、品がなく見えてしまい、印象が良くないです。(新郎部下 40代男性)
自分が主役!という感じで酔ってハイテンションになった姿に絶句。(新郎親戚 50代・女性)
いつも通りに飲み過ぎていて、ドレスの裾を広げて爆笑していた……。(新婦同僚 20代・女性)
日本酒をがぶ飲みしまくっていて、遠目に見ながら心配になりました。(新婦同僚・くーさん)
気を付けて!「酔い花嫁」になりがちシーン
歓談中/食事中/テーブルラウンド中/式後半
内輪ノリで長時間盛り上がる「ノリ花嫁」
仲の良いゲストの参加が多い披露宴ほど気を付けたいのが、内輪だけ盛り上がってしまう「ノリ花嫁」。いくら会場が盛り上がっても、内輪しか理解できない演出やノリはNG。来てくれたみんなが楽しめるようなプログラムを企画し、一部のゲストが置いてけぼりにならないような雰囲気づくりを心掛けて。
一部だけしかわからないノリで盛り上がり過ぎ、家族や他のゲストが取り残されていました。(新婦友人 30代・女性)
バイト先の話で盛り上がっており、大学時代の友人である私は話にまったくついていけず……。
(新婦友人 30代・男性)
花嫁がひたすら自分の友達と盛り上がっていて、新郎が寂しそうだった。(新郎友人 20代・男性)
仲良しの友人グループだけと長時間写真を撮ったりしゃべったりして、他のゲストがないがしろにされていた。(新郎同僚 30代・女性)
親戚や会社の上司もいるのに、終始学生気分で友達とはしゃいでいて品がないなと思ってしまった。(新婦親戚 40代・女性)
気を付けて!「ノリ花嫁」になりがちシーン
ゲストによる余興/歓談中/テーブルラウンド/フォトラウンド/写真撮影中/お見送り
緊張し過ぎで楽しめていない「置物花嫁」
酔っぱらってユルくなり過ぎるのもNGだけど、ガチガチに緊張して、仏頂面の置物花嫁になってしまうと、楽しんでないのかな……と見ているゲストも心配になってしまうもの。緊張するのは当たり前のことと割りきり、完璧にしなくてもいいと発想を転換すると、少し気持ちが楽になってリラックスできるはず。
極度の緊張と、ゲストへの気遣いをし過ぎていて、本人が楽しめているのか心配に。(新婦親戚 20代・女性)
よそ行きの感じでいつも通りの新婦ではなく、あまり感動できなかった。(新婦友人 20代・女性)
終始、緊張でガチガチ。もう少しリラックスしたいつもの様子を見たかったです。(新郎友人 30代・男性)
普段は明るくて陽気な子なのに、飾り物のようにじっと座ってるだけで楽しそうじゃなかった。(新婦同僚 40代・女性)
疲れていたのかまったく笑顔が見られず、大丈夫かなぁと心配でした。(新婦友人40代・女性)
気を付けて!「置物花嫁」になりがちシーン
開宴のスピーチ/ケーキ入刀&ファーストバイト/歓談
ゲストの話を聞いていない「よそ見花嫁」
せっかく来てくれたゲストの乾杯あいさつやスピーチをしっかり聞かない。余興そっちのけでおしゃべりや食事などをする「よそ見花嫁」では、ゲストからの印象ダウン!この日のために準備や練習をしてきてくれているのだから、失礼のないようゲストの方に顔を向け、しっかりと聞いたり見たりする姿勢を示して。
新郎上司のスピーチに、まったく興味を示してない態度はちょっと……。(新郎同僚 40代・男性)
友人スピーチが、新婦のお色直し中だった。完全に聞く気がないんだなと思いました。(新郎親戚 50代・男性)
ゲストがスピーチしている最中にご飯をバクバク。愛嬌(あいきょう)があるなと思わないでもないが、年配の出席者は眉をひそめていました。(新郎親族・A子さん)
乾杯のあいさつが確かに長かったのですが、飽きているのがモロに顔に出ていた花嫁。エンドロールにもその顔がばっちり映っていてかわいそうでした(汗)。(新婦友人・キラキラさん)
気を付けて!「よそ見花嫁」になりがちシーン
主賓あいさつ/乾杯あいさつ/ゲストスピーチ/ゲストによる余興/祝電の紹介
神出鬼没「フリーダム花嫁」
結婚式に出席するゲストは、花嫁との会話や写真撮影も楽しみの一つ。長過ぎる中座、多過ぎるお色直しなどで「全然話せずがっかり」とならないよう注意。いろんな衣裳が着たければ前撮りで着るなど、ゲストとの歓談が取れるか当日のスケジュールを確認して。また、ゲスト卓間を立ち歩くときの姿も見られていることが多いので振る舞いには注意。
中座の回数が多過ぎて、花嫁とゲストとの交流がほとんどなかった。(新婦同僚 50代・女性)
お色直しの時間が長過ぎました。(新郎同僚50代・男性)
新婦の衣裳替えが3回もあり、ほとんど式に新婦がいなかったような気がします。(新郎友人 30代・男性)
歓談中に自分の料理皿を持って友人卓へ行き、立ち食い!衝撃的過ぎてこちらが恥ずかしい気持ちに。(新婦友人・s.c.さん)
気を付けて!「フリーダム花嫁」になりがちシーン
お色直しの中座/歓談中/食事中/テーブルラウンド
From 編集部
注目を浴びる存在だからこそ、見られていることも意識して
結婚式は花嫁が主役になれるスペシャルな場ではあるものの、自分のことしか考えず、配慮のないNG行動にはゲストたちもモヤッ。ゲストに残念な印象を与えてしまう言動をこの記事でチェックして、感謝が伝わるよう振る舞えれば、ふたりとゲストにとって、より素敵な一日になるはずです。
取材・文/滝 紀子 イラスト/別府麻衣 構成/柳 清香(編集部)
※記事内のコメントは、2022年3月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー55人が回答したアンケートおよび、3年以内に参列経験のある男女1100人が回答したマクロミル調査およびによるものです
※掲載されている情報は2022年5月時点のものです
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