彼に似合う指輪って？ [手のタイプ別] メンズ結婚指輪カタログ

まずは、男性が似合う結婚指輪を選ぶ上で大切になるポイントがあります。

＜１、手に合うデザインを選ぶ＞
手の大きさや指の長さ、関節の太さ、水かきの有無などによって似合う指輪のデザインも着け心地も変わります。長く身に着けるものなので、きちんと試着して、自分の手にしっくりくるものを選びましょう。

＜２、肌の色になじむ素材を選ぶ＞
指輪だけが妙に浮いてしまうことを避けるために、自分のパーソナルカラーに合う金属の指輪を選べば、自然と肌になじみ指輪を着け慣れていない男性でも比較的違和感なく着けられます。

肌の色タイプがやや黄みがかっている「イエローベース」ならゴールド系、青白く黄みが少ない「ブルーベース」ならプラチナやシルバー、イエローベースとブルーベースの中間の「ニュートラル」には、比較的どの金属でも合うとされています。

＜３、骨格に合う指輪を選ぶ＞
骨格診断で自分の骨格タイプが、ストレート、ウエーブ、ナチュラル、のどれに当てはまるかが分かると、ファッションとも合わせやすくなり、手に合うだけでなく洋服とトータルコーディネートができます。

＜４、ライフスタイルも考慮して選ぶ＞
着ける頻度やシーン、仕事内容によっても選ぶときに気をつけたいポイントが変わります。力仕事や水仕事など手を使うことが多いなど、どんな状況で結婚指輪を着けるかなども、ショップの方に相談してみてください。

では、実際にどんなデザインの指輪が似合うのか、デザインの特徴と似合う指輪を、「すらっと」「がっしり」「ぽっちゃり」それぞれの手のタイプ別、さらに肌Type別でご紹介していきます。

関節があまり目立たず、ほっそりとした印象の指なので、直線的ですっきりしたラインのフォーマルでシンプルなデザインが似合います。リング幅は太すぎず、細すぎないバランスの取れた中程度のものが◎。個性的すぎるデザインだと指輪だけ浮いて見えてしまうので、ミル打ちなどのクラシカルな装飾や、センターにラインや装飾が入ったデザインなど「さり気なさ」をポイントに選ぶと良いでしょう。

「すらっと指」男性に似合う結婚指輪カタログ

【１枚目】肌Type：イエローベース
全周に直線的に配したミルグレインのデザインが、シンプルだけど洗練された印象を与えます。マット加工でつやを抑えた優しいゴールドカラーがイエローベースの肌になじみ、どんなシーンでも身に着けられます。程よいクラフト感がぬくもりを感じさせてくれます。

【２枚目】肌Type：ニュートラル
翼を広げて飛ぶ鳥のようなデザインが特徴の結婚指輪。指を長く細く見せてくれるV字ラインとプラチナの白い輝きが、すらっとした指をさらにシャープに見せてくれます。サイドからの曲線がセンターで重なるようなデザインがシンプルなリングのアクセントになっています。

【３枚目】肌Type：ブルーベース
リングのセンターに配したバゲットカットのブラックダイヤモンドが、すらっと指男性の手元を引き締めてくれます。手作業で入れられた、両縁の繊細なミル打ちは、エクセルコ ダイヤモンドならでは。さり気ないスタイリッシュさが格好いいリングです。

関節が太くてしっかりした印象の指なので、ある程度ボリューム感のあるシャープな印象の指輪が似合います。平打ちや平甲丸などのシャープな形状で、ラインも曲線よりは、直線的な方がおすすめ。ぼこぼことした質感が特徴のハンマー仕上げやコンビカラー、ハワイアンなど個性的なデザインもOK。関節より指の付け根が細く指輪が回りやすいため、センターにデザインがあるものよりは、全体に装飾が入ったものの方が良いでしょう。

「がっしり指」男性に似合う結婚指輪カタログ

【１枚目】肌Type：イエローベース
あえてリングの片側にだけ施されたミルグレイン、素材感を感じさせるハンマー仕上げ加工がこだわりを感じさせる、おしゃれな男性も納得の結婚指輪。優しく肌になじむゴールドの色みと程よいボリューム感が、男性らしいがっしりした指に合います。

【２枚目】肌Type：ニュートラル
つややかで直線的なプラチナリングの縁にのぞくゴールドが、スタイリッシュな中にどこか温かみを感じさせる結婚指輪。内側にゴールドを入れることで、指輪が自然に肌となじみます。アレンジオーダーにも対応しているので、好みの幅に調整することも可能です。

【３枚目】肌Type：ブルーベース
職人が金づちで叩いて施した、縦に入った模様がぬくもりある風合い。鍛造製法によるモノづくりの技巧を凝らした個性あふれる結婚指輪です。マットなプラチナの輝きは男性にも身に着けやすく、平打ちのシャープな形状は関節がしっかりした指に似合います。

関節が目立たない、ふっくらした印象の指には、光沢を抑えたマット加工などの優しい雰囲気の指輪が似合います。ストレートラインは指が短く見えてしまうこともあるので、S字やウエーブなどの曲線的なラインがおすすめ。華奢なリングよりは適度なボリューム感あるものを選びましょう。ただし、逆にあまり幅がありすぎるデザインは、指に圧迫感を感じやすく、着けていても気になってしまうので注意してください。

「ぽっちゃり指」男性に似合う結婚指輪カタログ

【１枚目】肌Type：イエローベース
360度のウエーブラインに華やかなゴールドの輝きが水面のようにきらめくマリッジリング 。流れるようなラインと、肌なじみの良いゴールドの質感が優しい印象を与えてくれます。程よいボリューム感が、ふっくらした指にバランス良くフィット。

【２枚目】肌Type：ニュートラル
ゆるやかな動きのあるウエーブラインは自然と指になじみ、指輪を着け慣れていない男性でも身に着けやすい。２種類の金属を使用したデザインは、時計などともコーディネートしやすく、ファッショナブルな印象に。金属を１種類にしたり、組み合わせを変更することも可能。

【３枚目】肌Type：ブルーベース
つや消しと鏡面の異なるテクスチャーを１本の指輪に組み合わせた、優しさと華やかさを合わせ持つ、甘くなりすぎない結婚指輪。ゆるやかにカーブを描くラインと甲丸な形状が、ぽっちゃり指男性の優しい印象の手に似合います。

Profile

小俣友里さん ジュエリーコーディネーター

難関のジュエリーコーディネーター１級の資格を持ち、ジュエリーリフォーム専門の「ラトレイユ」の代表として活躍。ジュエリーのリフォームや修理はもちろん、オーダーメイドジュエリーも手掛けている。

構成・文／富谷留美子　イラスト／寺澤ゆりえ　D／mashroom design
※文中の略語は以下の意味となります。W＝女性用、M＝男性用、Pt＝プラチナ、YG＝イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、K18＝18金
※価格はダイヤモンドの質や大きさ、指輪のサイズ、地金の相場によって変動することがあります。また、商品クレジット内の＊印は参考価格で、ダイヤモンドのカラット数・グレード、指輪のサイズ、地金の相場により異なる場合があります
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2022年4月時点のものです

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