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結婚式スタイル
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式でも会食でもない、ふたりの節目になる「結婚お披露目会」実例

ザ・王道な結婚式はちょっと違うかな……。でも結婚自体は人生の大事な節目だし、きちんとけじめはつけたい……。そんな皆さんのために、「結婚式でもない、会食だけでもない、顔合わせ食事会とも違う“結婚お披露目会”」をご提案。実際にこのスタイルを選んだ花嫁さんたちのレポートから、その魅力をお届けします。つくり方のノウハウもぜひご参考に!

「結婚お披露目会」って?

堅すぎないけど節目感もある、セミフォーマルな会食の場

結婚式

「結婚お披露目会」とは今までにない新しい形の結婚式。かしこまりすぎないけれど、ふたりのお披露目の場としてのきちんと感はしっかり備えた、そんなスタイルのウエディングです。

まずはこのスタイルを形作る「3つの要素」をチェック!

■要素1[会場]
食事会の会場にぴったりなのは「ホテル内レストラン」や「料亭」など。普段でも気軽に利用できる場所ながら、結婚のお披露目の場としてふさわしいフォーマル感のある場所がおすすめです。

■要素2[顔触れ]
顔合わせ食事会と似ているようで異なるのが「結婚お披露目会」の顔触れ。顔合わせはふたりと両家の親がメインですが、結婚お披露目会では親だけなく、家族や親戚、友人など、ふたりの大事な節目の日に立ち合ってほしい人たちを招待します。

■要素3[プログラム]
食事や歓談がメインとなるので、プログラムはシンプルでも大丈夫。とはいえノープランだと単なる会食になってしまうので、ケーキ入刀や花嫁の手紙など、結婚式の演出もふたりの希望に合わせて取り入れて場を盛り上げましょう。

ここからは2組のカップル実例をご紹介!結婚式ほどフォーマルすぎないけれどきちんと感もある、素敵な「結婚お披露目会」の魅力をじっくり見てみましょう。

【実例1】落ち着いたきちんと感も忘れない、セミフォーマルなお披露目会

料理にこだわった、アットホームなスタイルに

結婚式

「当初、親族や友人・知人を交えた披露宴を検討していましたが、コロナ下でちゃんと行うことができるのか、その場合どの程度の人数を招待してよいものか迷いました」と語る、たかやさん・ゆりさんカップル。それならば、初めからゲストを親族のみに限定し、ふたりの結婚を報告する場にしようと思い、「結婚お披露目会」というスタイルを選択した。

■会場
会場に選んだのは両家の顔合わせ食事会を行ったホテル。アクセスが良く、料理がおいしかったことから、結婚お披露目会もこちらで行うことに決めた。当日のメニューはフレンチのフルコース。事前に試食会にも参加して、ふたりがおいしいと感じたメニューとゲストの年齢層に合わせたメニューを組み合わせた婚礼料理を用意。

■顔触れ
結婚お披露目会の出席者は、双方の家族のほかに、おじやおば、めいっ子など総勢15名。ふたりの結婚を機に親族となる両家が集まって、食事や歓談を楽しみながら親睦を深めた。「結婚お披露目会という形は取っても、一生に一度のことだし親や家族にドレス姿を見てほしかったので、ウエディングドレスを着ることにしました」とゆりさん。ゲストの服装については、連絡時に「セミフォーマルで」と書き添えた上で、イメージ画像をSNSで送って両家の格を揃えた。

■プログラム
演出はケーキ入刀&ファーストバイト、親族紹介も兼ねた親族インタビュー、親への花束贈呈などプログラムにメリハリがつくものを少しずつ。「派手なものよりも素朴なことを好むふたりなので、演出も装飾も極力シンプルにしました」。司会もプロに頼まず、トークが得意な新郎の父親が務めることでアットホームな雰囲気になったそう。

結婚お披露目会を選んで

花嫁VOICE

花嫁

アットホームで素敵な結婚お披露目会になりました。心配していた感染症対策も徹底されていて、ゲストも安心して出席できたと思います。事前にホテル側と何度も打ち合わせをし、ドレスも料理もプログラムもふたりの納得いく形にしてもらえました。

【実例2】和装で家族・親しい人と穏やかに過ごす、食事メインのお披露目会

「前撮り写真」お披露目をプログラムに盛り込み、和気あいあいとした時間に

結婚式

剛司さん・唯奈さんカップルがこのスタイルに決めたのは、新郎の父からの「結婚を家族、きょうだいたちに報告する記念として食事会をしよう」という提案がきっかけだったそう。「すぐには式が挙げられない中、婚姻届だけを提出することには戸惑いもあったので、こんな機会があって本当に良かったと思います」と唯奈さん。

■会場
食事会の会場は彼の父の行きつけでもある外資系ホテル内のレストラン。お祝い事でもよく利用される格式のあるお店で、当日は会席料理のコースを味わいながら和やかなひとときを過ごした。「個室で行ったので、小さな子どもたちも含めてゆっくり過ごすことができました」と唯奈さん。

■顔触れ
ゲストは両家の家族と、きょうだいがお付き合いしている人、子ども2名を含めて総勢14名。ふたりの服装は振り袖にスーツ、親は食事会の前にふたりと神社へ結婚報告参りに行ったこともありフォーマル服での出席だった。ゲストには特にドレスコードを指定しなかったものの、会場であるホテルの雰囲気に合わせて、きれいめな服装で出席してくれたそう。

■プログラム
会食と歓談中心のプログラムで、ふたりが用意したコンテンツは「前撮り写真」のお披露目程度。タブレットに画像を入れて持参し、食事の合間に回しながら見てもらった。新郎の父親や家族がサプライズで用意してくれた花束やプレゼント、メッセージ色紙などもうれしかった演出の一つ。

結婚お披露目会を選んで

花嫁VOICE

花嫁

この会を通して結婚の実感が湧き、気が引き締まりました。何もしなければ電話やSNSで報告して終わるところでしたが、直接お祝いの言葉が聞けたりと、とてもいい時間になったと思います。大事な区切りの一日となりました。

プロが教える、「結婚お披露目会」のつくり方

「お披露目会、気になる!」「私たちもやってみたいな」と興味を持った皆さんのために、数々の結婚お披露目会を手掛けているプロデュース会社「NOVIC」さんが、実際に叶えるためのハウツーを教えてくれました。準備方法からプログラムのつくり方、ゲストへの伝え方まで知りたいことをQ&Aで確認しましょう。

質問

Q.結婚お披露目会をしたいと思ったら、するべきことは?

質問

A.まずはなぜ「結婚お披露目会」という形式にするのか、ふたりの意思を確認し、共有しておくことが大切です。それからお披露目会で実現したいことを考え、イメージを固めた上で両家の親御さんにも相談しましょう。次にご招待するゲストと予算の検討です。これらが決まるとスタイルや会場選びがスムーズに行えます。またお披露目会に相当するプランを展開している会場やプロデュース会社に依頼するのもおすすめです。

花嫁

Q.ゲストの招待はどうすれば?招待状は必要?

質問

A.ご家族やご親族だけのお披露目会でも招待状は準備した方がいいでしょう。あいさつ文に加え、日時や場所などを記したものがあると招待される側も安心です。もちろん紙の招待状にこだわらなくても構いません。最近では同年代のゲストなどへはメールやSNSを使って招待状を送る方法も。スマホなどで簡単に内容を確認でき、返信の負担も少ないのでおすすめです。

花嫁

Q.当日はどんな流れがおすすめ?

質問

A.ただ会食を楽しむだけでなく、ケーキ入刀や感謝の手紙、記念品の贈呈などを盛り込むと、メリハリのある会になると思います。ふたりの地元の銘菓などをお土産としてお渡しするのもいいでしょう。
また、ふたりからゲストの方々に感謝の言葉を伝える時間もつくるのも◎。ほかにも乾杯の発声を新婦側、結びのあいさつを新郎側とそれぞれの親御さんが行うと、親御さんからもゲストへ直接ごあいさつができるのでおすすめです。

花嫁

Q.かしこまりすぎず、ちょうどいい「ゲストのドレスコード」って?

質問

A.まずはおふたりの衣裳を決め、それに合わせて親御さんのお召し物を決めます。それから他のゲストの方々の服装をご案内するといいでしょう。
ちなみにふたりがドレスとタキシードを着用する場合は、ゲストのドレスコードもフォーマルかセミフォーマルが一般的ですが、あまりかしこまりたくない場合は、招待状に「お気軽に平服でお越しください」と記載しましょう。具体的に伝えておけば、迷わずに済むのでゲストも安心です。

結婚お披露目会を考えるふたりへ
from「NOVIC」香西莉奈さん

従来の挙式・披露宴からカジュアルなウエディングまで、結婚式のスタイルはさまざまです。ここ数年、大人数で集まりにくい情勢や価値観の多様化によって、「結婚お披露目会」など少人数の食事会スタイルを選ぶ新郎新婦も増えてきています。結婚は、ふたりにとっても両家親御さんにとっても人生の大切な節目。さまざまな選択肢の中からふたりらしい結婚式の形を選んでください。

香西莉奈さんーーー
株式会社NOVIC 
オペレーションサービス本部
マーケティング&コンテンツ部 広報&役員サポートチーム

From 編集部

節目、けじめにもなる、自由で魅力的な「結婚お披露目会」を♪

一般的な挙式+披露宴スタイルと比べると、最小限の準備で済み、費用の負担も少ない結婚お披露目会。でも実際に行った花嫁たちの話を聞くと満足度はかなり高めのようです。けじめはつけたいけれど、結婚式を行うかどうか迷っている……。そんな花嫁さんは、ぜひ検討してみてくださいね。

取材・文/南 慈子 D/ロンディーネ 取材協力(1組目)/ホテル ザ・マンハッタン 監修/株式会社NOVIC 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2022年3月時点のものです

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