ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚式・挙式全般
  4. 結婚式全般
  5. 卒花に聞いた!少人数婚ならではの“心残り”って?回避アドバイスも
結婚式スタイル
Share on>

卒花に聞いた!少人数婚ならではの“心残り”って?回避アドバイスも

最近増えているのが家族や親しい友人と行う40人以下の少人数の結婚式。人気が高まる中「興味はあるけど、同じような式に参加したことがなくて参考にできる情報がない」という声も。そこで今回は実際に少人数婚を挙げた花嫁さんから「もっとこうすれば良かった!」というリアルな体験談を集めました。また、最新の事例をフリーウエディングプランナーの荒井さやかさんに伺いました。事前にチェックして大満足の式を叶えましょう♪

余興や演出を控えめにしたら、間が持たなかった……

余興や演出を控えめにしたら、間が持たなかった……

大人数の披露宴では4つ5つと盛り込まれることも珍しくない余興や演出ですが、少人数婚では余興を頼める友人ゲストがいなかったり、少人数でできる演出が限られていたりと演出を最小限にした人も。その中には、「会話が続かず、間が持たなかった」「お祝い事なのにしんみりとした雰囲気になってしまった」と悔やむ花嫁さんもいたようです。

演出をもっと行えば良かった!

(萌香さん)

酒類の提供ができない中、余興も特に行わなかった披露宴。なんだかとっても静かで残念でした(萌香さん)

(平木奈々子さん)

ゲストと話す時間をたっぷり取れたのは良かったけれど、少し時間が余ってしまったのは残念。やっぱり余興や演出を増やせば良かったなぁ~って思いました(平木奈々子さん)

(みさきさん)

テーブルラウンドやキャンドルサービスは実施したんです。でも、いざやってみるとテーブル数が少ない分、微妙に早く終わったのが惜しかった!(みさきさん)

「少人数だからこそ」取り入れやすい演出に注目!

「少人数だから」と派手な演出を控える人もいますが、「少人数だからこそ」取り入れやすい演出もあるんです。人数が多めの披露宴では敬遠されがちな、時間がかかる演出を取り入れてみては?例えば、家族紹介を兼ねてゲスト一人一人を丁寧に紹介したり、逆にゲスト一人一人からコメントをもらったり。各テーブルにあいさつ回りをする、キャンドルリレーを行うなど、全員で楽しめる演出がおすすめです。(フリーウエディングプランナー・荒井さん)

遠慮して衣裳を1点に抑えず、お色直しもすれば良かった……

遠慮して衣裳を1点に抑えず、お色直しもすればよかった……

少人数向けのプランでは新郎新婦それぞれ1点ずつにするケースが多い衣裳。また、少人数での式で「ゲストを待たせたくない」「人数も縮小したし衣裳も控えめに……」などの理由でお色直しを諦めた花嫁さんの中には、残念な気持ちがふつふつと……。友人の式に出席した際に「やっぱりお色直しをすればよかった」と思ったり、親族から「カラードレスも着ればいいのに」「和装姿も見たかった」なんて後になってリクエストされたりした花嫁さんも。

着たい衣裳を着れば良かった!

(よもぎさん)

間延びしないようにさまざまなイベントを盛り込んだ結果、お色直しの時間が作れず断念。ところが後日、親や親戚からお色直ししてほしかったと言われて大ショック。こんなことならカラードレスも着ておけば良かった(よもぎさん)

(村上智美さん)

“どう見られるか?”を気にして、派手すぎないドレスを選んだ私。ところがコロナで新婦側家族と8人だけの結婚式に縮小。家族だけなんだったら、“何が着たいか?”を優先しても良かったかも。ガーデンで歩きやすいシルエットや近距離で美しさが伝わる刺しゅうドレス、それに白無垢も着てみたかったなぁ(村上智美さん)

お色直しも工夫次第で実施しやすく

一生に一度の結婚式ですから、お色直しで迷うならぜひ実施を!晴れ姿のふたりを見るのを楽しみにしているゲストも多いので、お色直しは盛り上がる演出の一つ。もしもゲストを待たせてしまうことが心配でしたら、チェンジのタイミングを「挙式と披露宴の間で行う」のもおすすめ。ゲストを極力待たせないだけでなく、披露宴を離席せずに進められるのでおすすめです。離席している時間が不安なら、その時間をプロフィールムービーや料理演出などに当てても良いでしょう。(荒井さん)

会場とドレスの相性を考えれば良かった……

会場とドレスの相性を考えればよかった……

ドレスのデザインについても経験しなければ分からなかった心残りが。広いバンケットではボリューミーなドレスが映えますが、少人数婚では会場が狭く、ゲストとの距離が思ったより近いことも。バランスを考慮せず、ドレス単体で選んだ結果、「ボリュームを抑えれば良かった」「歩きやすさも重視すべきだった」となってしまわないように注意したいものです。

ドレスが動きにくかった!

(東 早穂さん)

ゲスト約40名を招いての結婚式では2着のウエディングドレスを着ました。マーメイドラインのドレスは動きやすかったけれど、Aラインのほうは踏むし踏まれるしで動きにくかったです。(さほさん)

ドレスはボリューム控えめでも姫感を演出できる

少人数婚で、会場もあまり広くない場合は、ボリュームが大きすぎないドレスが歩きやすく、会場の雰囲気ともマッチします。もしボリュームのあるドレスを希望する場合は、会場でゲストと過ごすときはボリュームを抑えて、前後の撮影の時間にはロングベールを着けるなど、シーンごとにガラッと印象を変えるのもおすすめです。ドレスだけで理想を叶えるのではなく、小物使いでガラッと雰囲気を華やかにするやり方もあります。例えば、華やかなブーケを持ったり、ヘアスタイルで工夫したり。

また、会食の場合は花嫁さんもしっかりお料理を食べたいはず。苦しすぎない、着心地の良いドレスを選ぶことも見逃せないポイントです。ドレス試着やフィッティングの際に、サロンスタッフに希望を伝えておくと良いでしょう。(荒井さん)

料理は一番の楽しみだから、もっと豪華にすれば良かった……

料理は一番の楽しみだから、もっと豪華にすればよかった……

少人数向けのプランで気を付けたいのは衣裳だけではありません。大人数の披露宴では、人数に応じて金額がかさむ項目も、少人数婚なら低く抑えられるので検討の余地があります。その代表格が料理・飲物。「せっかく来てくださったゲストのために、料理をもう少し豪華にすれば良かった」という声が聞かれました。少人数婚は会食がメインになることも多いので、特に料理の重要度が上がるようです。

料理を豪華にすれば良かった!

(kameriさん)

私たちの披露宴は歓談がほとんど。プログラムに余裕があったので、その分、料理の品数をもっと増やしても良かったかも(kameriさん)

料理に関する演出を入れて、会食をより一層楽しい時間に

歓談中心の披露宴の場合は、食事が肝に。できるだけおいしい料理を用意する以外にも、プログラムに「シェフによるメニュー紹介」を組み込むのもおすすめです。例えば、地元の食材を例にあげてもらったり、ゲストの目の前で調理するパフォーマンスを取り入れたり。淡々とコース料理が運ばれてくるよりも、ぐっと会話が盛り上がります。また、料理のみならずドリンクメニューにも目を向けて充実させてみると楽しい会食の場になりますよ。(荒井さん)

引出物にもっとこだわれば良かった……

ありきたりな引出物で、感謝の気持ちが伝わったのかな?

引出物も料理と同じく人数に応じて金額が大きく違ってくるポイント。だからこそ、少人数婚を挙げた花嫁さんの中には「用意数が少ないのだから、せっかくならもっと引出物にこだわっても良かったかも」と思った方もいたよう。また、引出物は「自宅に持ち帰ってもらう」という点も特徴。何を贈るか、ということはもちろん大切ですが、どう贈るか、によっても印象は変わってきますので、想いが伝わる引出物にしたいですよね。

引出物にこだわれば良かった!

(よもぎさん)

引出物は、会場で手配できるものの中から選びました。でも今から思えば、人数が少ない分、持ち込み料もそこまでかからないし……提携外の店舗で印象的な引出物を探しても良かったのかも?
(よもぎさん)

ゲスト全員に寄り添った引出物を

人数が少ないことを逆手に取って、プレゼントのように「ゲスト一人一人に合わせた引出物を贈る」というのもおすすめ。引出物の総数が少ないので持ち込みをしても予算内に収まる可能性があります。披露宴の後半に、ゲスト一人一人に当日の感謝の気持ちや、引出物に込めた思いなどとともに手渡しをするのもよいでしょう。最近では後日自宅に郵送するサービスもありますから、一人一人に選んだものを郵送する方法も少人数なら最小限の手間で実現可能です。郵送のメリットとしては冷凍冷蔵便も選べるので、選択の幅も広がって喜ばれると思います。(荒井さん)

From 編集部

「少人数婚だからこそ」思い切り結婚式を楽しんで!

一口に「少人数婚」といってもその背景はさまざま。中でもコロナ下の影響で急きょ縮小を余儀なくされた場合は、イメージと現実のギャップが大きいよう。少人数婚でも、余興を盛りだくさん取り入れて、お色直しをして……と少人数婚を逆手にとって、こだわりたい部分はとことんこだわってみて。少人数婚だからと遠慮せず、ぜひふたりとゲストがやりたいことを叶えましょう♪

荒井さやかさん
Profile

荒井さやかさん Coco style WEDDING
代表・フリーウエディングプランナー

2011年よりフリーウエディングプランナーとして活動、Coco style WEDDINGを立ち上げ、各カップルに寄り添ったウエディングをつくり上げている。現在もWithコロナ時代のウエディングスタイルを形にするべく日々模索、奮闘中。全国の有志のウエディングプランナーが集う団体「SUEHIRO」の代表メンバーも務め、プロ向けの情報発信も多数。

取材・文/水野康子 イラスト/タテノカズヒロ 構成/伊藤りつ子(編集部)
※記事内のコメントは2022年1月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー61人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年3月時点のものです

  • 挙式
  • 演出・アイテム
  • 式イメージ収集期
  • 少人数ウエディング
Share on>

pagetop