[花嫁には内緒] 「こんな結婚報告にモヤッ」女友達195人の証言
皆さんは友人から結婚報告をされて、モヤッとした経験はありませんか？本当は笑顔で「おめでとう」と言いたいところなのに、なぜか残念な気持ちになってしまう人もちらほら。今回はそんなイラッ＆モヤッの原因を探るべく、実際に報告を受けた女友達195人に大調査！相手の胸の内を知れば、結婚報告のあるべき形がきっと見えてくるはずです。
【モヤる原因１】マウンティングですか？
本人に悪気はなくても、「余計なお世話！」と相手に感じさせてしまう場合が。例えば、「いい報告待ってるよ♪と言われてマウント取られた気がした」（ｍｍさん）、「尋ねてもいないのに結婚相手がハイスペックであることを延々と語られた」（ゴルバチョフさん）というように、不要な発言に対して、モヤモヤスイッチが入ってしまう人もいることを念頭に。
女友達の証言
「私は運がよかったから早かっただけよ」と言われてモヤッ。別に何も言っていないのに。結婚が決まっていない私へのマウンティングに感じられました。（まっぴさん）
やっちゃいました！by花嫁
未婚の友人たちを前に、「ウエディングドレスが若いうちに着られるなんて本当に嬉しい！」と言ってしまいました。ごめんなさい……。（さぁりんごさん）
【教訓】自らノロケや自慢話はしない
聞かれたことに素直に答えるのと、聞かれてもいないのに余計なことを言ってしまうのとでは、受け取る側の気持ちもずいぶん違うもの。「それって単なる嫉妬でしょ？」と片付けず、どんなふうに伝えたら気持ちよく祝福してもらえるのか、何を話すべきではないのかを冷静に考えてみて。
うっかりやってしまった！という人は、とにかく失礼をわびること。「この前はテンションが上がり過ぎて恥ずかしいこと言ったかも。許してね」と素直な言葉で謝りたい。このとき避けたいのは「傷つけてごめんね」という上から目線のコメント。言葉選びは慎重に！
【モヤる原因２】寝耳に水！？いきなりの報告
「付き合っている人がいることも知らなかった！」（マミーさん）という声からも分かるように、唐突感のある結婚報告に戸惑う人は少なくない。ましてや、「普段から頻繁に連絡を取り合う仲でもないのに、急に報告が来て式に誘われた」（ヒロリンさん）と、“結婚式の人数合わせ”を疑う声も。一方で、親しくしているつもりだったのに、SNSでの一斉報告で初めて知ってモヤモヤした人も。
女友達の証言
SNSの一斉報告で知りました。数週間前にメッセージをやりとりしましたが、なぜそのときに言ってくれなかったのかな。（まっぴさん）
前から彼氏がいるのは知っていて、友人３人でランチをしたときに「いつ結婚するの？」と何げなく聞いたら、「もう婚姻届出したよ」と言われてびっくり。水くさくない？（A.Mさん）
「友人への報告は直接会ったときに」と思っているうちに、先に作ったSNSのウエディングアカウントからバレてしまった人がいました。（むーさん）
【教訓】相手との関係性で、伝え方を変えること
仲の良い友人ならこんな問題は起きづらいけれど、気を付けたいのは微妙な間柄の女友達。例えば「たまに連絡を取る程度で深い話はしない」という相手なら、何の前置きもなくいきなり結婚報告をしてしまうと「なぜ私に？」と戸惑わせてしまうかもしれないので、SNSなどでサラッと伝えたい。逆に、時々会ってお茶やランチを楽しむ仲なのに、一斉報告で済ませるとショックを与える恐れが。自分と相手との間に温度差がないか、自分が同じ立場だったらどう感じるのかをイメージしながら、報告の仕方を考えてみて。
【モヤる原因３】もう少し、気配りして！
こちらは幸せMAXでも、友人たちがみんなハッピーとは限らない。例えば彼と別れたばかりの人がいるかもしれないし、お祝い事だから何でも喜んで協力してくれると思うのは大間違い。「まだ彼氏がいない私。申し訳ないけど素直にお祝いできなかった」（mさん）と、幸せな報告を受けながら、心中穏やかでない友人も。さらに「コロナなんて大したことないから、結婚式には来てねと言われてびっくり」（Saoriさん）というように、状況を読まない報告の仕方にモヤッとした人もいる。
女友達の証言
SNSで連絡がきて「結婚式では◯◯の余興をお願いします」と頼まれました。友人のために喜んで引き受けたものの、やって当たり前な態度にはちょっとモヤッ。（C.Aさん）
やっちゃいました！by花嫁
結婚が破談になった友人がいて、気を使ってなかなか報告できないでいたら、他の友人が先に話してしまいました。気を回しすぎて、かえって傷つけてしまったかも。（まっぴさん）
【教訓】人それぞれ抱えているものが違うことを意識しながら報告を
同じグループの友人でも、仕事がうまくいかなくて悩んでいたり、失恋したばかりだったり、病気の家族を抱えていたりと、置かれている状況は一人一人異なるもの。「そんなこと、いちいち気にしていると切りがないでしょ？｣と思った人は要注意。相手の状況を知っているなら、最大限の配慮をするのが友達というもの。相手も大人なので、不満があってもあからさまに態度には出さないけれど、心の中ではモヤモヤしているかもしれないので気を付けて。
【モヤる原因４】中途半端な報告
「一応、報告はされたものの、式に呼ぶのか呼ばないのかを教えてくれなかった」（ももさん）と、中途半端な報告内容に戸惑う人もいる。婚姻届を出すものの、式は未定（もしくは行わない）という場合はさておき、結婚式のことをにおわせながら招待するかどうかに言及しないのは、相手を悩ませてしまうもと。
女友達の証言
結婚報告の後、「SNSで招待状を送るね」と言われてずっと待っていましたが、なんと直前まで連絡なし。確認したら「親族婚に変更した」と聞かされ、言葉を失いました。（mayuさん）
たまたまロッカーで会ったとき、式ではなく二次会のお誘いを受けました。顔を合わせたついでのような感じがして微妙な気持ちに。（Pららさん）
【教訓】「報告のその先」のことにも責任を持つべし
「結婚します」と、ただ伝えるだけでは終わらないのが女友達への報告。相手との付き合いの度合いにもよるけれど、招待するのかしないのか、式が延期になったときにはどうするのか、報告をしたら、その先まできちんとフォローすることをお忘れなく。特に最近はコロナ下ということもあり、少人数での結婚式を計画している人も少なくないはず。そんな場合は、「結婚します。式は親族だけで済ませる予定です」と、先回りしてひと言添えておくとお互いに安心。
【おまけ】その結婚、本当に大丈夫？
中には「本当に大丈夫なのかな？幸せになれそうな予感がしないんだけど……」と、女友達をモヤモヤさせてしまう結婚報告もあるよう。
「“幸せじゃない”と言って結婚した友人がいた」（ひまわりさん）
「浮気相手と結婚が決まったと言われても、素直に祝福できない」（とんさん）
「結婚するつもりはなかったけど、子どもができたから仕方なく、という言葉が悲しかった」（Mさん）
と、友人を心配するがゆえの“モヤッ”。もう決めてしまったことだから仕方がないけれど、それを聞かされる友人の気持ちも考えて、なるべく愚痴っぽくならないよう、ポジティブな表現で報告するようにしたい。
From 編集部
「やっちゃった！」と思っても、あまり思い悩まないで
みんなから祝福してもらえると思って報告したのに、モヤッとさせてしまっては本末転倒。もちろん自分に非がある場合は謝るしかないけれど、相手の心理状態によっては予期せぬ受け止め方をされることもあります。そんな場合はあまり思い悩まないこと。時間がお互いの関係を元に戻してくれるのを信じて、普段通り明るく振る舞いましょう。
構成・文／南 慈子 イラスト／山崎のぶこ
※掲載されている情報は2022年２月時点のものです
※記事内のコメントは、2021年12月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー85人が回答したアンケートならびに、過去2年以内に花嫁の友人として結婚報告を受けた経験がある20～30代の女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
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