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お金・常識
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「恋人→夫婦」に変わるとき”最初に彼と話して良かったこと”TOP4

夫婦として“これからのこと”は話し合わないといけない気がするけれど。ちょっと言い出しにくいし、そもそも何を話したらいいのやら……。そんな花嫁さんに向けて、先輩夫婦220人に “最初に話して良かったこと” を大調査。実際の話し合いレポートもお届けします。

先輩220人が答えた「結婚が決まって最初に話して良かった」4つとは?

結婚が決まって最初に話して良かったTOP4

2年以内に結婚した先輩の多くが「結婚して最初にパートナーと話しておいて良かった」と言っているのは以下の4つ。その理由をチェックしてみて。


【家計】
「最初にお金のルールができていたので、高額な買い物をしてもけんかになりません」(女性28歳・会社員)
「お金のことはシビアなので、最初に話し合っておかないと時間がたつにつれて切り出しにくくなります」(女性28歳・会社員)

【家族計画】
「子どもについて考えがずれていると、仕事の進め方にも影響が出るので、共通認識を持てて良かったです」(女性28歳・会社員)
「もし授かることができなかったときはどうするのか。ゴールを決めたので、もめずに済んでいます」(女性27歳・会社員)

【仕事の続け方】
「結婚後の仕事について話し合うことで、何を優先して生活を送りたいのか擦り合わせができました」(女性28歳・会社員)
「正社員を辞めてもパートでも、どんな雇用形態でもいいよと言ってもらえて安心しました」(女性30歳・会社員)

【家事・育児の分担】
「“気付いた方がやる”だと延々と私だけが家事をしていて不満が募ったので、話し合いを。ふたりでできるようになり良かったです」(女性30歳・専業主婦)
「シフト制の仕事のため、その時々の分担変更まで話し合い。無理しすぎずに過ごせています」(女性27歳・会社員)

「とはいえ大事なこと故に話しにくい……」の意見も

【家計】
「私は貯蓄が少ないので、不安に思われるかと思って……」(女性31歳・パート・アルバイト)
「細かなところまでは聞きにくい。例えば車の維持費とか」(男性34歳・自営業)

【家族計画】
「特に男性からは切り出しにくい話題です」(男性29歳・会社員)
「私自身が、あまり子どもを欲しいと思っていなかったので……」(女性31歳・会社員)

【仕事の続け方】
「私が退職すると、彼の収入に頼ることになるので申し訳ない気持ちが……」(女性28歳・公務員)
「彼女は専門職なので、仕事を優先してあげないといけないんだろうな……というモヤモヤがありました」(男性36歳・公務員)

【家事・育児の分担】
「彼の方が働く時間が長いので、家事をどう分担すれば良いか分からず話しにくかった」(女性25歳・会社員)
「果たして育児をする余力があるのか……。悩んで切り出せませんでした」(男性29歳・会社員)

切り出し方は?本音を聞くコツは?
先輩カップルの話し合いレポート

話した方が良いことこそ、実は言い出しにくかったという人も多いよう。実際、夫婦の決め事はどんなふうに話し合われているのでしょうか。最初は切り出しにくかったけれど、「話して良かった」実例をご紹介。

最初に話して良かった1 お金のこと

身構えず、結論も急がず。日常会話の中でサラリとお金の話

最初に話して良かった1 お金のこと

●お金の話は欠かせない。でも彼は触れたくないようで……
私は看護師で、彼は会社員。収入は私の方が高いけれど、彼もちゃんと働いているので私が多く負担するのも違うなと思って。同じ口座で運用できるよう話し合いたかったんです。でも彼は頼ってほしいタイプ。「男としてこうありたい」の考えもあり、収入差があるお金については触れたくない様子。だから言いにくくて……。

●「そーいえばお金のこと話さなきゃだね」と軽い乗りから
同居を始めるときに、胸の内は恐る恐る、表向きはいつもの会話のトーンでお金の話題を振ってみました。すると「そうだよね」と向き合ってくれて♪タイミングはノンアルの外食やドライブ中など。「結論は出なくてもいい」ぐらいの軽い気持ちで。紙に書き起こしきちんと話し合ったのは2回、さらに細かなことを4、5回会話しました。

●一つ一つぶっちゃけたから、毎日ノーストレス
雑誌やSNSでお金記事を読み、自分と照らし合わせて検討し、お小遣い制が多いことを知ったものの、週末はそれぞれの趣味を楽しむことも多く、「お小遣い制は嫌だね」と同意見。共通口座に10万円ずつ入れて家計を運用し、残りは個人管理に。意見がぶつかったのは車の維持費。彼は車通勤、私は週1、2回乗るだけなのに、折半の提案が。納得いかず、話し合ってガソリン代月3000円負担で決着。しっかり話し合った今、ふたりともお金のストレスはありません。

他の先輩夫婦も「家計」を話し合い!
C.Aさん

「月収が少なくボーナスが多い夫。月収が多くボーナスは無い妻。彼のボーナスをどう共同貯蓄に反映させるかの議論は、少し気まずかったのですが、腹を割って話し合いました(笑)」(C.Aさん)

りぃさん

「ご縁があってFP(ファイナンシャルプランナー)からもアドバイスを頂き、貯金、積立、保険などでも将来の投資をすることにしました」(りぃさん)

最初に話して良かった2 家族計画のこと

“気持ちを話す”は、”気持ちを聞く”から始めよう

最初に話して良かった2 家族計画のこと

●聞いて分かった、ふたりの考えは違っていた
私は2年以内に子どもが欲しかったので、結婚を機に彼の考えを聞きました。話し合いというか、まずは気持ちを知りたくて。彼は「“いつか”は欲しいけれど、子どもがいると子どもが優先の生活になるから今は考えられない」と。当時、私は37歳。婦人科系の病気もあり「“いつか”では可能性はどんどん低くなる」と伝えました。


●3、4回の話し合いはリラックス&全集中の暗闇で♪
以来、子どもについて話題にしにくい気持ちはありました。私の思いを押し付けるわけにもいかないし、意見の食い違いで離婚に発展したら嫌だなと……。それでも定期的に彼の気持ちを確認、寝る前の暗闇の中で(笑)。明るいと視界から情報が入ってしまうから、話に集中でき、リラックスできる環境を選びました。

●意見が割れても、話し合えば寄り添える
互いの思いを言語化し、共有できてとても良かったです。例えば「経済的に今は難しい」と言われ、意見が合わなかったとしても。話し合っていれば、お金を理由に子どもを諦めて後から後悔しないか、補助金など利用すれば負担にならないかも……と落とし所を探っていけます。わが家の場合“いつか”は計画することなく訪れ、子どもを授かりました。

他の先輩夫婦も「家族計画」を話し合い!
(Eiriさん)

「子どもはお金もかかり、終わりのないもの。いつ、どのタイミングで持ちたいか、お互いの考えや意見は早めに話し合う方がいいです」(Eiriさん)

北島絢生さん

「私は子どもを持ちたい気持ちはなかったけれど、彼は欲しがっていたため、少し時間をかけてモチベーションを築いていけるようにしました」(北島絢生さん)

最初に話して良かった3 仕事のこと

「ハードル高っ」は最初だけ。そこを超えれば未来も話し合える

最初に話して良かった3 仕事の続け方

●結婚を妨げる要因にしたくないけど、思い切って!
私は結婚しても、子どもを授かってからもフルタイムで働きたいと考えていました。過去には、妻は専業主婦やパート勤務を希望する男性と擦り合わせができず、結婚に至りませんでした。彼とは居心地が良く結婚をしたかったので、また擦れ違ったらどうしよう……と思って。でも、デート中にやんわりと切り出してみました。

●気持ちを押し付けず、気持ちを打ち明ける
「こんなこと、今聞いていいか分からないんだけど……」とか「答えにくかったら答えなくてもいいので……」と枕ことばをつけて、フルタイムで仕事を続けたいという自分の気持ちを伝えました。「……と私は思っているんです」と、あくまで私の一意見であることが伝わるように。

●彼の意見を聞けて一安心。未来も話し合う約束
彼は「仕事を続けたい意思は尊敬する。自分一人の給料では心もとないのでフルタイムで働いて欲しい」と言ってくれました。ただ子育てをしつつ妻がフルタイムで働くイメージは湧かず、子どもを授かってから改めて話し合うことにしました。最初に彼の意見を言葉にしてくれたので、今は安心してフルタイムで働けています。

他の先輩夫婦も「仕事の続け方」を話し合い!
さーちゃんさん

「お互い実家だったので、このまま仕事をしながら家のこともできるか不安でした。話し合うと“助け合って頑張ろう”という協力姿勢が見られたので、安心しました」(さーちゃんさん)

E子さん

「相手側の親にも聞かれたので、最初に話しておいて良かったと思いました」(E子さん)

最初に話して良かった4 家事分担

ルールは決めなくても、方針が見えたら二人三脚でいける!

最初に話して良かった4 家事分担

●彼も同じモヤモヤ抱えていた!
ふたりとも実家暮らし。今まで家事をほとんどしてこなかったので、話し合った方がいいなと思いつつも、新生活が始まって様子を見ながら……と保留に。ところが彼も不安に思っていたようで、「ふたりとも仕事あるし、家事はどうしようか?」と切り出してくれました。彼は段取りをきちんとしたいタイプなんです。

●話し合いで“負担なく暮らす”スタンスが決まって安心
医療系の同じ職場で出会い、互いの仕事の様子は分かっています。なので、家庭では“負担にならない”を大前提にしようとなりました。食事は外食などし、自炊と半々のイメージ。掃除や洗濯も厳密なルールは決めず、早く帰った方、やれる方がやる。コロナ下で、結局はずっと自炊ですが最初に話し合って良かったです。

●第三者の力を借りて、家事の成果を上げる!
彼は掃除もしてくれますが、「まだ汚れているな……」と気になることも(笑)。でもやってくれたら、文句は言わないように。テレビで家事のことを話題にしていたらチャンス!「うちも、もうちょっと片付けないとね~♪」「週末、掃除しよっか!」とさりげなく提案しています。

他の先輩夫婦も「家事分担」を話し合い!
A子さん

「ゼクシィ付録の家事分担シートを使って話し合いました。彼は掃除、私は料理、洗濯は各自で、とざっくり分担できたので、比較的ストレスなく結婚生活を維持できています」(A子さん)

Eiriさん

「家事は分担し、育児はお互いが一番手で率先して動けるように協力して行っています」(Eiriさん)

From 編集部

話し合いは絶好のチャンス!ふたりの関係がグッと近づきます!

話し合いを後回しにするとモヤモヤが……。先輩カップルの実例を参考に、話しにくいことこそ、早くに切り出してすっきりしてしまいましょう。ふたりが夫婦としてグッと近づくチャンスでもあるので、まずは一つのテーマからでもチャレンジしてみて!

取材・文/千谷文子 イラスト/川合翔子 D/ロンディーネ 構成/柳 清香(編集部)
※記事内のデータおよびコメントは、2021年12月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー64人が回答したアンケートおよび、2021年12月に2年以内に結婚した男女220人が回答したマクロミルアンケートによるものです。
※掲載されている情報は2022年2月時点のものです

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