「そのマナー、OK?」ミサキ&ケンタの結婚準備Vol.11「式前日に大慌て!」
明日は、ふたりの結婚式。最初は分からないことだらけの結婚式準備だったけれど、自分なりに頑張ったと思うミサキ。後は当日を迎えるだけのはずが、やっぱり最後までドタバタで……。ふたりを参考に、式前日の過ごし方をイメージして。
【登場人物】
西野 美咲(ミサキ)
女子校育ちの29歳。英語力を生かして、商社で貿易事務をしている。父、母、妹と横浜で実家暮らし。片付けや料理は大の苦手。ハッキリした性格で天真らんまんが取りえだが、気遣いやマナーは不得意分野。
吉田 健太(ケンタ)
山形県出身の29歳。仕事は、ビールメーカーの営業職。大学時代は奨学金を借りて、バイトを掛け持ちしていた。イタリアンレストランで働いていたので、料理は得意。実家のサクランボ農家は兄が継いでいる。
花嫁の手紙にNGワード乱発!
親への説明、後回しになっていない?!
結婚式の前日は、エステや手作りアイテムの搬入、最終打ち合わせなど、スケジュールが目白押し。ただし緊張で体調を崩すこともあるので、予定の詰め込みは禁物です。ミサキのように花嫁の手紙を前日に取り掛かるのはNG。忌み言葉のチェックもしたいので、早めに書き上げておきたいところ。また当日の進行やゲストとの関係性、ご祝儀を預かるダンドリなど、親への説明は多くの花嫁が忘れがち。親にとっても結婚式前日は、子の巣立ちに思いをはせる日。親に感謝を伝えるなど、大切な時間を共有して。
式前日、バタバタでした……
【手紙の内容で後悔……】
花嫁の手紙を見直さなかった結果、自分の親への言葉とゲストへのお礼だけになっていました。義理の父母や兄弟へのメッセージを入れなかったことを、他の人の結婚式での手紙の朗読を聞くたびに、後悔。(はにぷーさん)
【親族への連絡忘れた!】
式直前は自分たちのことで手いっぱいで、親族の着付けについて、予約確認や連絡をしていませんでした。プランナーさんが手配してくれていて問題はなかったのですが、前日に親族へ電話して予約が取れていることを伝えた方がよかったなと思いました。(suzuさん)
【装飾、頑張りすぎた……】
自分たちで会場の装飾OKだったので、式前日の朝から取り掛かりました。思いの外時間がかかり、プランナーさんの手も借りて、どうにか完成したのは夕方。式前日の過ごし方としてもう少し時間配分を考えるべきでした。(瑛里奈さん)
【花嫁の手紙・親への連絡マナー】
事務作業や連絡は1週間前までに
花嫁や花婿の手紙だけでなく、ウエルカムスピーチや新郎謝辞など結婚式で使う言葉には、「忌み言葉」を避ける慣習があります。ゲストに「あれ?」と思われないよう、文面に危うい表現がないか、ふたりでチェックするようにしましょう。
親への当日の進行の共有は、進行表などに情報を書き加えて、新郎新婦と同じものを持っておいてもらうのが正解。親へは1週間前をめどに説明を。その際不明点があれば、残りの時間でプランナーに確認できます。
▼花嫁の手紙・親への連絡が分かる記事はコチラ
From 編集部
結婚式は前日から始まっている!式前の過ごし方も大切に
結婚式は当日ばかりを意識するけれど、前後の時間の過ごし方で、忘れられない時間の重みが増します。前日は仕上げのエステやゲストへの電話連絡などのほかは予定を詰め込まず、家族の時間を過ごして。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/愛内あいる
※記事内のコメントは2021年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー29人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年2月時点のものです
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