［服装・手土産etc.］みんなの親あいさつ実録vol.27 ～宮城県・彼女親編～
結婚が決まったふたりの次なる関門は、相手親へのあいさつ。服装は？手土産は？どんなふうに本題を切り出す？と分からないことだらけ。ぶっつけ本番で「失敗した～！」とならないように、“先輩カップル親あいさつ”の実録公開。ふたりに当てはめてシミュレーションしてみて。
今回のふたり＆迎える彼女親
真帆さんの親あいさつDATA
□実施日：2018年10月20日
□場所：新婦実家は歯科医院。敷地内にある祖母宅であいさつ→実家→ホテルで夕食
□アクセス：ふたりとも１人暮らしの家から新幹線で2時間
□食事：駅前のホテルレストランで
□手土産：父の好物、えびせんべい
□服装：彼はスーツ。真帆さん、父と母はパーカーやジーンズなど普段着
いざ、親あいさつへ！
名字どっちにする問題どうなる!?ふたりの気持ちは……
マッチングアプリの出会いから１年後に付き合うように。プロポーズはテーマパークのホテルのスイートルームで。母に「私、結婚するわー」と軽く伝えると、「お父さんに事前情報を吹き込んでおくから、少し後であいさつ日の相談をしなさい」との助言が。後日、ふたりが暮らす東京に来た母に、“作戦会議”と称して彼を紹介した。真帆さんは４姉妹の長女で、跡取りとして育てられ、親と同じ歯科医師にもなった。彼の実家も名字を継いでほしい状況で……。
「母との“作戦会議”では彼の紹介にとどめ、名字問題については親あいさつ当日に切り出すことに。まずは彼と何度か話し合いました。ふたりとも考えは同じ。『名字は何でもいいが、両家親の納得いく形にしたい。家の継承問題に左右されず、ふたりの新しい家庭を築いていきたい』。その思いを、どうやって親たちに理解してもらうかが話し合いのポイントでした。
当日の開催場所は、実家敷地内にある祖母宅の仏間。年取りや法要など大事な行事を行ってきた場所です。途中、彼が盛大にお茶をこぼす場面では、母と祖母が見事な連係プレーを見せて（笑）。みんな冷静に話しながらも感情的になりそうな時だったので、落ち着くことができました。最終的に彼の親御さんにも理解していただき、無事に結婚へと進めました」（真帆さん）
ふたりの自己評価は？
全員が本音で向き合い、納得し、大成功！
ふたりの感想は？
［良かったこと］
事前に彼と話し合っていた内容を、親にきちんと伝えられました。私の親との話し合いなので、私主動で話し、彼も一緒に意見を言うみたいなスタイルに。彼的にはやりやすかったそうです。
［反省点］
私は前日から実家で働いていたので、服装のことをすっかり忘れていて普段着に。彼だけずーっとスーツでかわいそうでした。
親の反応は？
当日に結婚を許してくれましたが、名字が決まるまでは不安？不満？そんな印象を受けました。
From 編集部
ふたりの話し合いから始まる円満解決
名字をどうするかについて。まずはお互いの気持ちを確認しふたりの考えを親に伝える、を第一に事前の話し合いを行ったことが成功の秘訣（ひけつ）。当日は事実婚も含め、実現可能な具体的な選択肢を提案したことで、親とも深い話ができたよう。同じような悩みを抱えている人は、ぜひ参考にしてみて。
構成・文／千谷文子 イラスト／pai
※掲載されている情報は2022年2月時点のものです
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